いろいろな仕事を渡り歩き、今はインフラ系エンジニアをやっている。いろんな業種からの視点も交えてコラムを綴らせていただきます。

想定外とはこういうことだ。

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■これが想定外というものだ。

 エンジニアライフにこういう投稿のが載ると想定できた人。いましたか?まぁ、普段のコラムから何かやるだろうと予想した人はるだろう。しかし、こういうふざけた画像が載ることを予想できた人はいるだろうか?

 何となく分かってても、意表を突かれる。それが”想定外”だ。

■エンジニアの仕事に想定外のトラブルはない

 なぜこういう事を言うか。簡単です。最近じゃ無茶が普通になっていて、炎上が簡単に予測できるからです。炎上すると分かっていて炎上するのは、もはや想定外とは言えない。どちらかといえば、来るのは分かっていても避けられない”天災”だ。

 想定外と言っている人は上の立場の人だけで、現場は常に煙臭い。きっかけは想定外でも、炎上は想定内である。しかも、自分たちの思うより被害が大きくなる事は、ほとんどの場合で的確に予想されている。

■理屈で想定外に対処するのは無理

 そもそも、理屈を超えた出来事を想定外という。そんなものに理屈で向かおうというのも無謀だ。理屈だけでなんでも解決できる訳ではない。どちらかと言えば、事実を理屈でひん曲げるから想定外が起きる。

 じゃ、想定外には何を持って対処すればいいのか。それは、自分の潜在能力だ。潜在能力といっても、超能力とか、非現実的なたぐいのものではない。積み重ねたが、まだ発現していない能力の事だ。

 人間って、自分で認識できないところにも、多くの長所や欠点をもっている。自分の目に見えないもの、認識できないものもたくさんあるという事を、きちんと認識しよう。それが、想定外へのベストな対応だと思う。

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