静観志向
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■あんた、いい。
実際に友人に聞いた話です。職場にすごい人がいたそうです(悪い意味で)。
変に信頼を得ているが、実は内容がめちゃくちゃ。たまに私のところに“どうしよう”とメールで相談が来ました。そんな彼ですが、一緒に働いていた時は、“静観志向”でした。
よほどのことがない限り、場を荒立てない彼に、“あんた、いい。”とまで言わせたそうです。そのすごい人のエピソードをつづってみます。
■プロジェクト揺らぐ!
ゴシップが拡がる。
折り合った客先で、青い戦慄。
見直しただけで、独自な理論値が一瞬に砕け散る。
これじゃ駄目だよ……。
透明なクラゲのように、宙に浮く理論。
虚勢だけでかまわずに、あなたは逝くのか!?
(うゎ。)
雰囲気に流されて、信用急降下……あぁぁ。
濃厚な言い訳に、私たちピンチみたい。
心が折れそうな気を放つ。
■会話などなしに
内側に籠もって、言うことが読み取れず不穏な夜。
“While”をClassみたいに、無限のリピート。
やりきれずにコメントに“ボツ”とつけてみる。
(うぁ。)
最後までしらを切り、目線だけ漂う……ぅぅ……。
けし粒の虚言でも、私たち見逃さない。
言うことに矛盾、雪崩れてく。
■みんな、書きためて! 納期の先まで!!
その友人は静観志向だ。しかし、きちんと生還した。一緒に働いていた時から思っていたのだが、彼は納期が終わっても、きちんとコードを書きためていた。
あんな状況に合っても静観(生還)できたのも、日ごろの積み重ねがあったからだろう。
そんなことで……
みんな、書きためて! 納期の先まで!!
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