あ、いいよーん♪
■まっ黒っす。
そういえば、ブラックな会社に勤めたことはありますか?
1つ特徴として、経営者の権限が暴走気味というのがあります。
そんな経営者のコネで入った方と仕事をするとなると……。社長も、彼が何をしても“あ、いいよーーん♪”で済んでしまう。
“あ、いいよーーん♪”ですよ。
そんな感じのシュチュエーションに遭遇したことがあるのですが、明確に書くとどこかバレるので、かなりぼかしを入れて綴ってみます。
■仕事まわせ。
会社の真ん中で。
たばこ吸えば、どこかの部署で換気扇。
キミが書いたドキュメント、デタラメ。
明らかなミステイク隠したって、知らないに近い。
仕事してくれ、仕事してくれ……。まだ勤務時間だ。
社長のコネだけで今、会社にいる。
仕事してくれ。途方に暮れて、時間過ぎてゆく。
まともな仕様書き上がるまで、
私、帰れない。
■風はやがて私へ向かうだろう
不整脈、この胸に不安が襲う。
誘い話、飲んだ胸がつらい。
遠まきないい話、しゃぶられる、骨の随まで……。
……。
何しにここに来た?
何しにここにいる?
仕事してくれ、埋まらない溝。
空気読んでない。
許されぬ態度が今、引かれている。
気力が果てて、君と離れて気持ち鎮めたい。
本気で仕事してくれるまで、
私、帰れない。
仕事してくれ。崖っぷちだから。
キミに頼んでる。
とぼけた言葉が今、カチンときた。
狂気に代えて祈り捧ぐよ、マジで仕事して。
社長の導きで……(略)
仕事してくれ、まだできてない。君のやる業務。
本気で仕事してくれるまで、
私、辞めれない……。
■私の話を聞けぇーーーー!!
経営者の親戚という理由で、まさに社内でわがもの顔。
しかし、仕事は仕事だ。結果は必ず求められる。そんな事で、私の頭にふとよぎった。
「俺は見た、あいつの正体を。あれは仕事じゃない! 甘やかしを断てっ!」
根拠のない信頼と人間関係のため、誰の話も聞かなくなっていた。社長も甘んじて、それを認めている。結局は何ひとつ変わることなく、現場を去ることになったが……。やはり本音は一言伝えておきたい。
私の話を聞けぇーーーー!!