両親学級から知る、社交性の重要さと訓練方法
皆さん、こんにちは。またしてもご無沙汰のkwappaです。遅筆コラムニストにもかかわらず、先日開催された「エンジニアライフ2周年パーティー LT大会2010秋 in TOKYO」に参加し、LTまでさせていただきました。諸事情により途中で失礼したのですが、コラムニストの皆さんに実際にお会いできたのはとても貴重な体験でした。今度は関西で第2回があるようですので、お近くのコラムニストの方はぜひ参加してみてください。
■ 告知
11/6(土)、オラクル青山センターにて勉強会を開催します。テーマは「LT」(Lightning Talk)。今回は「DevLOVE」「GLT」、そして「とべとべ」の3コミュニティで共同開催します。
●11月6日 GLT×とべとべ×DevLOVE LT祭り ~5分でセカイを凌駕せよ!!~(東京都)
IT系の勉強会・カンファレンスで行われることが多い「LT」について学び、体験する午後です。達人によるワークショップから飛び入り大歓迎のLT大会まで、幅広いプログラムを用意しています。「人前で話したことなんかないよ……」という初心者の方にこそ体験していただきたいイベントですので、ぜひ皆さんご参加ください! お申し込みはこちらから。お待ちしています!
■ 両親学級での出来事
さて、本題。先日ヨメに連れられて「両親学級」というものに参加してきました。
「両親学級」とは、出産を控えた母親(と父親)を対象に、お産までの流れや心構え、沐浴(もくよく)のさせ方などを教えてくれる集まりです。自治体が主催するものと産院が主催するものがあるようで、今回参加したのは産院主催のものでした。
開催されたのは、会社員にとって貴重な日曜日の午後。しかも、今回のクラスは有料(1人1000円だったらしい)。よっぽど有意義じゃないとタダじゃおかないぞ……ぐらいの気持ちにもなろうというものです。そのため、ヨメとはかなり深刻な衝突をしたのですが、今回の本題とは無関係なので触れません。
- [wifehack]:妊娠中のヨメに道理が通じると思うな
● 急募:社交性
両親学級の内容についても、詳細には触れません。思ったより無駄な時間ではなかったけれども、なんとも効率が悪いものだなぁ……という感想を持ちました。
プログラムは、主にワークショップ形式で進みました。ほかの参加者夫婦と同じテーブルに着き、テーマに沿って課題に取り組んだり、ディスカッションをしたりします。
つまり、見知らぬご夫婦と会話をし、話し合って結論をまとめ、しかもグループごとに発表をしなければならないのです。ああ、なんという社交性を要求するのでしょうか……。貴重な休日の午後を費やし、しかも見知らぬ人と会話するとか。わたしのようなコミュニケーション力の低いエンジニアにとっては、大変な試練の場となりました。
● 非コミュの嘆きと挫折、そして克服
この話をすると「えー」と言われることが多いのですが、わたしは社交性が非常に低く、見知らぬ人と会話をするのは大の苦手です。話し掛けていただけるならまだしも、こちらから話し掛けたり議論をまとめたり、それを発表するとか、なんという無理難題なのでしょうか。
それでもまぁなんとか、社会的生命の危機を迎えることもなく、2時間半のクラスを乗り切ることができたのでした。いわゆる「非コミュ」のわたしがそんな局面を切り抜けられた理由は、勉強会に参加していたからに違いありません。
■ 勉強会がくれたもの
はじめて勉強会に参加すると、大体周りは知らない人だらけです。せっかく外の世界を知るために参加しているのに、交流しないなんて損失です。「勉強会に勉強しにくるヤツは素人」という名言もあることですし、初対面の人ともどんどん会話をしたいものです。
そして、勉強会においては「スピーカーをすると後で話し掛けてもらえる」という傾向があります。隣に座って黙っていた人より、何か話した人に興味を持つのは当たり前ですね。
● LTでスピーカーデビューしよう
勉強会で何か話すのに、一番手っ取り早いのが「LT」(Lightning Talks:詳細はこちら)です。たった5分間の発表ですから、失敗しても最悪5分ガマンすればおしまい。話す方にも聞く方にもデメリットはありません。そして、LTで話すだけでも立派な「スピーカー」ですから、あとで話し掛けられる確率もぐんとアップします。
えっ、LTのやり方が分からない? それならちょうど、LT初心者のための勉強会がありますよ! 11/6(土)、日本オラクルで開催されます。
■ まとめ
はいすみません、このエントリは1本まるごと告知記事でした。
でも、勉強会でLTしてきた経験が、両親学級を乗り切る原動力になったのは本当です。勉強会ではたくさんのものが得られる、ということはいろんなところでお話ししていますが、その1つとして「コミュニケーションの訓練になる」ということの実例となった一件でした。
エンジニアとして充実した仕事をするためにも、突然降り掛かる「両親学級」のような無理難題を克服するためにも、まずはLTでスピーカーデビューしてみませんか? 得られるものがたくさんあることは、わたしが保証します。
● 今日のまとめ
- 勉強会に参加することはコミュニケーションの訓練になる
- スピーカーになることには大きなメリットがある
- LTはスピーカーデビューに最適である
■ Links
コメント
gemo
はじめまして。
奥方とのコミュニケーションがうまく取れていないようですね。
そちらの方も主体性と責任感を持って頑張って下さいな。
失礼しました。