元法学部文系男子が世界で通用するエンジニアになるまでのプロセス

エンジニア歴2年目の出版体験記

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ご無沙汰しております。ひっさしぶりに更新します!前回の投稿から半年程経つので「新キャラ?」と思われるかもしれませんが、一応もう少し前からいますw

突然ですが、この度共著で『ビジネスサイトを作って学ぶ WordPressの教科書 Ver.5.x対応版』という書籍を出版しました!

簡単にこの本を説明すると本の手順通りに進めていくだけで完全オリジナルのビジネスサイトを構築することが出来ると同時にWordPressの導入、構築方法について優しくマスターすることが出来ます。

ログ記事とはまた違った知見を得ることが出来たので、出版までの軌跡や学んだことを簡単に綴っていきたいと思います。何かしらの参考になれば幸いです。

出版のきっかけ

実は今回出版した本は元々会社名義で出版していた『WordPressの教科書』シリーズの最新版なんですが、ある日社内で出版したいメンバーを募集している事実に気付き、立候補して出版プロジェクトに参加することになりました。実は参加することになった時恥ずかしながら私エンジニア歴半年もないぐらいでしたww
また大学時代は法学部で入社するまでHTMLというワードすら知らない状況だったので今思えば本当によく参加出来たなと思います。本当にこれは感謝しかないです!

参加した動機

一番の動機は好奇心です。もちろん文系の人やプログラミングに全く関わりがない人達が学びやすい本を書いて貢献したいとか、セルフ・ブランディングとか細かい他の動機等もありますが、やはり好奇心に勝てる動機はありません。

執筆から学んだこと

個人的に以下の事項を執筆から学びました。

深い理解の定着

正直CMSやフレームワークの場合、既にコアに組み込まれた便利な関数が既に用意されており関数の中身やロジックを深く理解していなくても書けてしまいます。ましてやWordPressはシェア率が高いためネットに膨大なソースコードが落ちておりコピペで実装できてしまったりします。私も執筆に直面することできちんと理解していないと事実を再認識し、ちゃんと説明できるようにWordPressのコアファイルを読みあさりました。以降このような機会がなくてもきちんと深く理解するようにする癖がつき、本当によかったなと感じています。

一番最初が肝心

当たり前と言えば当たり前なのですが、何かモノを作る際に一番時間をかけるべきフェーズは一番最初のルールや構成、仕様決めだと思いました。今回で言うと書籍内の章・節・項の詳細な分解、書籍の中で構築するウェブサイトの仕様、書籍内で使用する用語・話し方の統一した言い回し等です。もちろん大枠は決まっていたのですが、今考えるとまだまだ詰めが甘かったと感じています。そのため途中で大きい方向転換等があり、少し手間取りました。今まで「とりあえず細かいことは考えずに動き出した方が結果的に色々と早い」という考え方を持っていましたが、これについては少し考え方を改めました。

その他色々ありますが、長くなるのでこの辺に。

使用したツール

原稿のやりとりはGoogle ドキュメント、「本番のレイアウト」に「原稿」を流し込んだPDFファイル(ゲラ)のやりとりにはAdobe Acrobatを用いてました。どちらもコメントがつけられたり、リアルタイムで共有できるのでとても使い勝手がよかったです(Acrobatは少し癖がありましたが...)。参考までに。

出版された!?

書籍の執筆には1年程かかってしまいましたが、ようやく出版されました!一番最初本屋で執筆した本を見た時は「ホンマに出版されるんや!」と思いました(笑)もちろん出版されなかったら困るのですが、こんな自分が出版できたのが現実感がなくて、本当にそう思ってしまいました。店頭で見かけた際は是非一度手にとってもらえればと思います。

wpbook.jpg

宣伝

冒頭で若干宣伝しているのですが、改めてここでも少しだけ(笑)

書籍のタイトルは「ビジネスサイトを作って学ぶ WordPressの教科書 Ver.5.x対応版」で、本の手順通りに進めていくだけで完全オリジナルのビジネスサイトを構築することが出来ると同時にWordPressの導入、構築方法について優しくマスターできるようになっています。

また、初心者がつまずきそうな箇所についてはYoutubeに説明動画をあげたり等しており、今後も読者をサポートし続けていきます!
詳細は下記のFacebookページで確認出来ます!
https://www.facebook.com/wordpress5book/

書店に限らずAmazonや楽天市場等でも購入出来ます!

最後に

本当にこんな僕がこのような機会にありつけたのは好奇心と謎の「出来るやろ!」という自信(身の程知らずか楽観的なのか..)のおかげだと思っています。個人的に好奇心がそそられたら、あまり深く考えずに飛び込んでみることをオススメします!次は単著の機会に巡り合うことを願いますw

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