プログラミングスキルを取得した経緯 その1
■ 同期がどんどんスキルアップしているのに……
新入社員の時は、隔月で目標を立ててその成果発表がありました。同期は「オブジェクト指向について理解してきました」や「バッチ3本作りました」といった発表内容で、私だけ「サイトデザイン作成しました」「提案書作成しました」という発表内容でした。
自分だけ置いていかれる不安があり、またプログラミングをやりたい気持ちがあったため、結構悩んでいる時期でした。
■ 上司の提案
その時、私が悩んでいることを察知した上司が、ある提案をしてくれたわけです。
その名も「チームで使うWebアプリを作ってスキルアップ作戦!!」
チーム内で使うWebアプリを.NETで作成して、プログラミングスキルを身に付けるという内容なのですが、ただ課題を与えるだけでなく、上司は「セッションって何?」「ADO.NETって何なん?」と、何も知らない私に対してホワイトボードが真っ黒になるくらい説明してくれました。
見本で作成してもらったソースコードはわざと汚いソースコードにして、リファクタリングのノウハウを得られるようにもしてくださいました。上司だけでなく、先輩たちにもサポートしてもらい、私の作ったソースコードのレビューをしてくれました。
■ そしてスキルアップへ……
仕組みが分かってきた私は「.NETって面白い!」とやりがいを感じ、最終的にはMCPの資格を取ることに成功しました。
正直、学校や新入社員教育で受けた授業より分かりやすくスキルアップできたし、この取り組みがなかったら、私は今のプロジェクトですんなりとプログラミングができなかったと思います。
上司も先輩もただでさえ忙しいのに、私のために時間を割いてくださったことに、とても感謝していています。ずっと忘れないと思います。
なので、今頑張っている理由の一部に「上司と先輩に恩返しがしたい」「自分も同じように後輩を育てられるようになりたい」というものがあります。
今、後輩の育成をしている方に、参考にしていただけると幸いです。
さて次回は、「サイト管理者は重大任務!」をお送りします!
コメント
iPon
同じように悩んでいる後輩を見つけて育成してあげましょう。人に教えることでsakkoさんのスキルも更にアップしますよ。