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エンジニアの入院~術後とまとめ~

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 術後、2~3日してから痛みが取れはじめ、入院とはいえ、久しぶりに暇な時間をすごしました。目を使えないのでラジオを聞いたり、音楽を聞いたり、おいしくない病院食を楽しみにしたり、考えごとをしたり、結果的にはいいリフレッシュになりました。そして、あの苦痛の手術を受けてから4日後に、無事退院できました。

【退院後】

  退院後は前職の職場にすぐに仕事復帰し、残タスクなどをこなし、術後から2週間たった頃に目から糸が出てきて、3週間後には現職の職場に転職するという、精神的にも体力的にも少々しんどい思いをしました。その後の経過も問題なく、目に異変もなく過ごせています。また、目の充血や腫れが取れるのには約1カ月ほどかかりました。

網膜剥離の誤解

 網膜剥離という病名自体は有名ですが、誤解している方が多いなと感じることがたびたびありました。そのため、よく受けた質問をまとめたいと思います(ただし、わたしは医者ではありませんので、ちゃんと知りたい方はお医者さんに直接聞かれることをお勧めします)。

・「ボクサー以外でもなるのか?」

 外傷性が原因の場合、ボクシングのように眼球に衝撃を受けやすい格闘技などもなる可能性があります。わたしのように、サッカーが原因のケースも存在し、野球やテニスでもボールが当たったことによりなる可能性があるようです(もちろん、完治すれば復帰が可能です)。

・「職業病なのか?」

 「開発中にPCをずっと眺めていて、目を酷使するからなるのか?」 とよく聞かれましたが、目の酷使で発症するということはなく、ましては開発者がなりやすいということはありません。

・「失明するのか?」

 放置しておくと、失明する可能性があります。網膜剥離は剥がれた分(例:上がはがれると下が)だけ症状としては視野が欠損しますので、視野が狭く感じたりする場合は疑いがあるので検査をおすすめします。

・「痛みはあるのか?」

 剥離自体に痛みはありません。

・「視力は戻るのか?」

 剥離が進んだ状態にもよるそうですが、発見と処置が早ければ早いほど戻りやすくなると言われています。

・「再発の可能性はあるのか?」

 再発の可能性はあるので術後も半年から1年毎に定期検査を行う必要があります。わたしはこれを怠ったせいで左目の発見が遅くなりました……。

・「コンタクトは使用できるのか?」

 問題なく使用できます。

・「レーシックは受けられるのか?」

 病院にもよりますが術後半年や、1年以上経っていれば問題なく受けられるようですが、わたしにはもう受ける度胸はありません。

【まとめ】

 網膜剥離は適切な手術を施せば、9割以上が治ると言われています。また、わたしのようにすぐに仕事に復帰できますし、普段の生活に支障が出るようなことはありません、精神的にはまた強くなった気もします。

 最後に、当コラムで同じ診断を受けた方が、少しでも手術と入院への不安を和らげたらと思います。

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