これまでの経験で感じたことを、つらつらと述べていきます。

このままではゆで蛙

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高校数学に行列を復活させる可能性も?という話を聞いて、
そうか、今は高校で行列を学習しないのか、
と気づいた次第なんですが。
 
で、復活させる理由が「AI技術者確保の為」とかなんとか。
 
個人的な感想としては、あまりにも泥縄だなと。
 
確かに「今」はAIなんでしょうが、そのムーブメントがいつまで続くのか。
技術革新のスピードが年々加速度的に上がっていることを、
IT技術系の人は実感されていることと思います。
 
にもかかわらず、いざ実施としても、
法案を審議して採決されて施行されて準備期間があって...
からでは遅いんですよね。
本当にやるのであれば、
「AIの先」のコンセプトを国家方針としてデザインして、
それを教育に落とし込む、くらいのことが必要になるかと思います。
それも、今すぐに、です。
現実的には無理でしょうけどね。
 
更に言えば、そもそも教育する側のリソースも不足している現状です。
であれば、全体に一律で教えることを増やすのではなく、
「有望な人材」に限定して、厚く施すということも
考えなければならないでしょう。
 
どんどん人口が減っていくのですから、
効率化を重視せざるをえないと思うのです。
功利主義といってしまえばそうなのですが、
如何でしょうか。

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