エンジニアとオサレ(13) 清潔感! その2
清潔感について何回か書いてきました。
はっきりいって、清潔感を漂わせなくとも死にはしませんし、突然職場でクビになることもないかもしれません。でも、少しずつでも清潔感を気にするようにし、実際に清潔感漂う男子に変身していったら、100%人生変わりますから。もちろん良い方に。極めて良い方に。
有名な「7つの習慣」に書かれていた、「緊急・重要の4領域」のうちの「緊急ではないが、重要なこと」に該当すると思うのです。IT業界においてはほぼ全員の方が、今のところ、清潔感を気にすることについては「緊急でもないし、重要でもない」にカテゴライズしていると思うわけですが、「重要」のハコに入れていただければ幸甚です。
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今現在、仕事に自信の持てない人はまず、清潔感あふれる外見になるよう注力してみればいいと思うのです。それと、外見だけでなく振る舞いも、です。
これはリフレッシュの意味もあります。例えばスポーツ選手がスランプに陥ったときに、さらに死ぬほど練習して追い込んでスランプを脱出する人もいますが、ほとんどの人は何かしらのリフレッシュをします。つまり、そのスポーツからは離れます。
仕事がうまくいかないときに同じ手法で仕事にのめり込んでもドツボにはまるだけです(多くの方は経験済みでしょう)。そういうときは異性と食事するのが一番です(笑)。いや冗談ではなく。
まぁ異性が出席する飲み会に参加するのでもいいですが、そうであれば率先して異性の隣に座る気概がほしいです(笑)。
それにあわせて髪を切ったり、スーツやネクタイや靴を新調したり、香水を変えたり…… 「清潔感」を作り込んでいくわけです(ここの努力を小ばかにする方が多いのが、困りものなんですよね)。
あるいはジムに集中的に通って身体をシェイプしたりでもいいんですよ。つまりキーワードは、「動機は不純」(笑)。それでいいんです。最初は。
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最初はそれでよくって、その後はイベントがなくともだんだんと清潔感を出す(出せる)ようにしていけば、時間はかかるかもしれませんが少しずつ日常で「モテ」の状態になり、仕事も周りが助けてくれるようになり、やがていつの間にか仕事ができるようになるのです。
その過程で、例えばヨレっとしたスーツを着ているのが恥ずかしくなって常にパリっとした着こなしになっていったり、ちょっとオサレな小物をセレクトしてみたくなったり(あるいは、理想型は異性にオサレな小物をプレゼントされたりとか!)、身だしなみを気にするようになったり…… そういう感じで、人生は変わっていくのです。
いや、違いますね。人生はこのように「自分で変えていく」ものですね。良い方に。
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前々回だったか、年齢が上がっていくほど清潔感のある男性がいなくなると書きましたが、完全に逆張りで、はなっから清潔感は捨てて、マッチョに、ギラギラさせていくのももちろんアリです。その辺りは、好みですから。
どちらを選択するかの違いだけであって、前者の方がオサレに思われる率が高いと私は信じていますので、そちらをおすすめしています。要は、「変わっていこう」という気概、そして具体的な行動が大事。
でも、IT業界に生息するわれわれは、清潔感を漂わせていく方が簡単だと思いますけどね。スペック的にマッチョになるのは難しいです……。
「清潔感漂う」を実現するためにも少しはお金がかかりますけど、われわれがマッチョになるための投資よりは相当安上がりでしょう。
と、私は考えているのですが、マッチョに憧れる(思想のみマッチョの)男子は「清潔感」とは思想信条的に相いれないと思いますので、まず外見からマッチョになってみればよいと思います。頭でっかちにならないように。
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読んでいただきありがとうございました。