Excelじゃなきゃ死んじゃう病

» 2021/12/13

ここ最近、クラウド関連の仕組みを触ることが多くなりました。やっぱり、出始めのころより進化を感じています。Google Spreadsheetなんて、出始めのころはおもちゃみたいなものでしたが、いつしか関数だけでSQLみたいな演算ができるようになってきました。Microsoft 365にしても、機能の整理が雑ではありますが、Accessで仕組みを組まなければできないような演算処理でも、クラウド上で片づけることができるくらいになりました。

ここでミソなのは「クラウド上で」というところです。どこのサービスも、あまりデスクトップで使用するソフトを出さなくなってきました。それにともない、クラウドでのサービスを展開するようになってきました。このことに大きな時代の変化を感じます。クラウドが出始めのころは、なんだかんだでデスクトップのソフトを動かした方が、心境的に安心できました。それが最近では逆転しています。

ただ、M銀行でヤラかすレベルのSIerさんたちは、クラウドでの変化どころか、ローカルのExcelがバージョンアップしても変化に気づかないみたいです。まぁ、時代の変化に鈍感だからヤラかすのだと思いますが。ソフトウェアを誰よりも活用できるべき立場なのに、ソフトウェアの変化に気づかないなど言語道断です。さっさとIT業界から去って、別の仕事をした方がいいんじゃないかと思います。

レベルの低いSIerさんて、いつまでも同じようなExcelの使い方をしてます。非IT系の人でも、最近ではVBAを使ったりクラウドを使う方向に発想が切り替わってきています。事実、Microsoft 365を導入してクラウド上でのやり取りを中心に据える企業さんも増えてきています。客より遅れた発想で、今後ITで飯食ってくつもりなんでしょうかね。もう、「大企業」というブランドや、そのツテだけで食いつないでるも同然です。

実際のところ、データがあれば仕事はできます。書式や保存形式というのは重要ではなくなってきています。ドキュメントなんて、もうWiki形式でいいと思います。リアルタイムに作成状況が確認できるし、レビューみたいな儀式にこだわらず、その場でコメントを付けて対応すれば十分な気がします。そろそろ、Excelを使った古代様式の仕事に限界がきているのではないでしょうか。Excelじゃなきゃ死んじゃうような不治の病みたいです。Ｍ銀行のお祭りを見ていてそんなことを思いました。