JaSST(ソフトウェアテストシンポジウム)について
JaSST(ジャスト)を知っていますか?
JaSST(ジャスト)とは、ソフトウェアテストのシンポジウムで、
東京を中心に、関西、東海など各地域で行われているイベントで2003年から始まっています。
著名な方々の講演、テストにかんする技術やソフトウェア品質、プロセスなどの研究や成果発表、パネルセッションなど、
最も大きいJaSST Tokyoでは1000人規模で2日間に渡り行われています。
シンポジウムと言っても堅苦しい雰囲気は感じず、熱気や笑いもあります。
テストエンジニアは個性の強い人が多いことがそのままイベントに反映されている感じです。
私自身はJaSST'19 Tokyoのテクノロジーセッションで講演する機会があり、
その後関西で行われるJaSST Kansaiの実行委員として2019年から活動しています。
JaSSTに関わり始めて思ったのは、
なぜもっと早くこのイベントに参加しなかったのだろう、という後悔の念です。
それまで自分はそこそこ良いテストができているだろうと思っていたのが、
全く根底から覆されるような技術・意識の差、そして何よりテストの深さを味わいました。
このイベントが自分を変えるきっかけになったと言っても過言ではありません。
最初はやはりJaSST東京がオススメ
そんなJaSSTですが、初めての方にはまずは東京に参加してほしいと思います。
地域JaSSTもそれぞれ個性的で面白いですが、やはり本店と言いますか、
規模だけでなく、内容も先端であり、刺激を最も受けるのはメインの東京会場です。
東京以外の地方JaSSTも関西、東海など広く開催されています。
コロナ禍の影響でオンライン開催が増えており、住まいに関係なく参加しやすくなっています。
JaSST開催状況はホームページで知ることができます。
QA/テストエンジニアを仕事とする人にはもはや必須、間接的に関わる方にもぜひ参加してほしいと思います。