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参加しやすい勉強会は、どのようなものか? - 勉強会初心者のための勉強会(第1回)レポート -

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 2011年12月17日(土)、「勉強会初心者のための勉強会」(study4bg)を開催しました! たくさんの方にお集まりいただきました。この場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございました!

 今回は、そのレポートをお届けします。大変遅くなりまして申し訳ございません。師走なものでバタバタしてたものですから。いや、決して、iPadなるおもちゃを手に入れて、jubeatやREFLEC BEATといったゲームに夢中になっていたわけでは……。

 ■本勉強会の趣旨

 「勉強会はハードルが高い。ハードルを低くして、勉強会に慣れていない方でも参加しやすい勉強会ができないか」という意向ではじめた勉強会ということで、「では、どういう勉強会であれば参加しやすいのか」を参加者の方々と考えていきたく、第1回目のテーマにしました。メインをワークショップ形式(グループディスカッション)としたため、苦手な方もいらっしゃったかもしれませんが、 自分が見た限りでは、どのグループも議論が盛り上がっていたように感じました。

 ■勉強会に参加するメリット

 議論の前に、勉強会のメリットを簡単にまとめました。

  • 無料(安価)で学べる
  • 独学では得られない
  • 知識・経験談を吸収できる
  • 同じものに興味をもつ人と知り合える
  • モチベーションを維持しやすい
  • 参加側、主催(運営)側など関係なく、立場は全員フラット

 ただ、「そうは言っても……」というのがあるわけでして。この勉強会を企画した理由の1つに、「精神論で片付けたくない」というのがありました。「こんなにメリットがあるんだよ。だからITエンジニアは勉強会へ行こう」とか、「頑張って1回、参加してみれば、変わるから」とか。それができるなら苦労はしないっていう話で、エンジニアのマインドに委ねるのではなく、勉強会の方で、勉強会に慣れていない方でも参加しやすい工夫ができるのではないか、と思いまして。

 ■勉強会に尻込みする原因

 参加しやすい勉強会について考える前に、グループ内で自己紹介をしてもらったあと、「なぜ勉強会に尻込みしてしまうのか」、その要因を見える化する議論をしてもらいました。主な意見としては、

  • 事前に勉強会の内容が把握できない (ターゲット、形式、規模、空気など)
  • 回数が重なるほど出にくい
  • 勉強会のレベルが高そうだと「自分が出ていいの?」と思ってしまう
  • 内輪的な雰囲気が出てると参加しにくい
  • 自分の求めている勉強会がない

 といったものが挙がりました。

 ■参加しやすい勉強会は、どのようなものか

 そのあと、参加しやすい勉強会について考えてもらいました。そこで挙がった意見としては、

  • 過去の内容を公開する(写真も)
  • 「2012年 冬」などと銘打つ
  • 事前に形式や規模、レベルなどを詳細に告知する(当たり前のことでも、暗黙の了解にしない)
  • 常連さんは運営スタッフ側にまわる
  • 告知サイトを複数つかう

 といったものがありました。

 ■ありがとうございました

 ディスカッションは以上になります。僕が仕切らないといけないのに、つい議論に夢中になり時間をオーバーしかけたため、きれいな形で勉強会を終了できず、申し訳ありませんでした。

 会場を片付けたあと、有志で懇親会( 打ち上げ)に行きました。二次会まであり、大変楽しいひとときを過ごせました。皆様、ありがとうございました!

 ■次回予告

 次回は来年の2月に開催予定です。何と! あの! エンジニアライフで僕なんかより全然有名な「雲(クラウド)の隙間から青空が見えた」の粕谷大輔さんをゲストスピーカーにお迎えし、勉強会についてお話をお伺いしたいなと思っております。第1回に参加していなければわからない内容ではなく一話完結の内容となりますので、今回は参加できなかった方も、ぜひ次回ご参加ください。お待ちしています。

 ■参考資料
 http://www.slideshare.net/azk0305/study4bg1
 http://jgsdf.me/study4bg/

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