自分の名刺を机に置く
こんにちは。
連続シリーズ明け1発目ですが、今回はエンジニアライフの6月の特集テーマ、「オフィス」について書きたいと思います。
■その前に、前回の補足
本題の前に、前回までの連続シリーズに関して補足的なことを少々。実は、自分の中である点に気をつけながら文章を書いていました。それは、
「すべきだ」などの強制する表現は極力使わない
ということです(努力はしたつもりですが、そういった表現の箇所があったらすみません)。
陰でこっそり、はてなブックマークを検索して自分のコラムがブックマークされているか、というのをチェックしていまして(ブックマークしていただいた方々、ありがとうございます)。前回のストロークの記事のブックマークコメントで「“いつもプラスのストロークを使わなくっちゃ”と思うと自分を抑圧しそう」というコメントがありましたが、まさにそれが理由です。
いろいろな手法をここで書きましたが、せっかくの手法を義務感を持って実践しても、結局精神面にプラスにならないと思っています。ストロークでいえば、自分がもらえないのにプラスのストロークを与え続けても、結果的にストロークの破産状態になります。ストロークをもらう・与えるのバランスが重要だと思います(相手からプラスの無条件ストロークをもらおうとするなら、まずは自分から相手に与えましょう、というだけの話です)。
「いつもプラスのストロークを使わなくちゃ」というのは、イラショナル・ビリーフです。
そういった意味で、強制するような書き方は控えるように努力しました。「○○すると良いのではないでしょうか」といった表現を使うようにしていました(あまり変わらないですかね……)。もし、いろいろと実践してみたいと思ってくださった方がいましたら、その方々にお伝えしたいです。「無理をしない程度に実践してください。」と。
■自分の名刺を机に置く意味
さて、本題の「オフィス」に関する話題です。
といっても、最初は書くネタが思いつかず、「メンタルヘルスケアの連続シリーズ中なので書けませんでしたー。ごめんなさーい(笑)」という体にしようと思ったら、締切までに間に合ってしまったので、今回の記事を書くことにしました。
ただ、自分もまだまだ下っ端のエンジニアなので、理想のオフィス論を持っているわけもなく。自分の机に関する話でも良いのかもしれませんが、それ以前に散らかっているので……。片付け出来ない男なので、机も家も……。恐らく一流のエンジニアの方が見たら「お前は一生、四流エンジニアだ!!」と怒りそうなくらい。それでも最近は、インテリアに凝り始めたこともあり、家の部屋を整理整頓して少しは綺麗にするようになりました。オフィスの机も、働きやすいように、つい最近整理整頓をしてみました。
そんな自分ですから、オフィスについて、なんやかんやと語れる資格はないんですが、1点だけ、自分の机に関してこだわっている点があるので、それを今回の話題とさせていただきました。それは、自分の名刺を机に置くということです。
置くと書きましたが、厳密にはディスプレイに貼るか立てかけているかしています。1日の作業の中で、1番見ているのはディスプレイですから。
よく見ている場所(の周辺)に置くというのがポイントです。「ここは自分の机だから」という意味で名刺を机に置いている方もいらっしゃると思いますが、自分の場合は、それ以外にも理由がありまして。
1番の要因は性格上の問題ですが、自分は結構、肩書きというか帰属意識というか、そういうものにこだわるタイプでして。例を挙げますと、今の部署に異動する前、この部署で「他部署からのヘルプ要員」として働いていたころ、この部署でずっと仕事をしたいなあと思ったときに、部署の先輩方に言っていました。
「この部署の一員として、この部署で仕事がしたいんです」と。
念願かなって、今はその部署の一員として仕事をしています。
よく目にする場所(の周辺)に名刺を置くことで、会社名(ロゴ)、所属部署名、自分の名前が目に入ってきます。そのことで、「あずKは、この会社のこの部署のメンバーとして仕事をしているんだ」というアイデンティティを再認識できて、「よし、仕事を頑張るぞ」という気になれるんです。自分だけでしょうか、これ……。
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連続シリーズ明け早々、メンタル的な話になってしまいましたが、そういうわけで、アイデンティティを理由に自分の机に名刺を置いています。怒られない範囲であれば、自分の好きなものを置くこともアリだと個人的には思っています。それこそ、萌えな人形とか。自分も、LPIC君のぬいぐるみを机に置いているので(オープンソースカンファレンスに行った際にLPI-JAPANの展示ブースでいただきました)。
「こういうのが好きなのが僕なんだ!」というアイデンティティの表現を自分の机で表すのは、仕事への意欲の向上という点で効果があるのではないでしょうか。といっても、自分がそうであるだけの話ですが……。