好きを仕事に -一度くらいは本気で自分を分析してみよう!
好きなことわからん、でいいの?
「好きを仕事に?」のKyonさんのコラムで、「好きなことわからん→OK」と書いていたのがちょっと気になりました。
自分史を振り返ってみた
私は何年か前に、「自分軸を探す」というプログラムに参加しました。
そこではまず、自分のこれまでの人生を振り返りました。いろいろな質問に答えたあと、自分史を書きました。子どものころから現在に至るまでを書き出しました。喜んだこと、怒ったこと、哀しかったこと、楽しかったことなど、喜怒哀楽を伴ったことを中心に書きました。
私は電子書籍を何冊か出しています。そのときは何万字も書きました。でもその内容の多くはブログに書いた記事の焼き直しでした。ところが今回の自分史には下書きはありません。記憶を頼りにして思い出して書くしかありません。1万字以上を頑張って書きました。これはハードでした。
自分が好きなことを分析してみた
その次に、自分史を何人かのアドバイザーにも見てもらって対談をしました。そしてそこからキーワードをいくつか見つけ、『私にとって重要なもの』を4つ挙げてもらいました。
その重要なものの一つが「エクセルVBAのプログラミング」でした。私は大きなシステム開発でやったプログラミングはあまり楽しく感じませんでした。割り当てられた処理を決められた形でコーディングするのは面白くないのです。それに対して、エクエルVBAでショボイ処理を作るほうが、表をどう使うかなど自分で自由に構成を組み立てられるので楽しいと感じていたのです。
2つ目の重要なものは「コラムやブログを書くこと」でした。オチをどうするか、具体例をどうするかなど、文章の構成を組み立てるのが楽しいのです。
そこで、「あれ? これってVBAが好きな理由と同じだ!」 と気づきました。さらには他の重要なものも根本は同じところにあったのです。それでわかりました。「私は構成を組み立てるのが好きなんだ」。これが私の自分軸なんだ、と。
長い人生で一度くらいは、時間とお金と労力のコストをたっぷりかけてでも、「自分を分析する」ということを本気でやっておいたほうがいい。それをみなさんにおススメします。
あべっかんでした。
※ということで、先日も「ウケるブログの書き方講座」を行いました。
※さらに「エクセルVBA講座」も行いました。