いろはにほへと順で我慢しているのはなぜ?
いろはにほへと順?!
こんな記事を見つけた。「いろいろイロハな皆様へ」。
この記事によると全国の年金事務所の半数以上は名簿のファイルが「あいうえお」順ではなく「いろはにほへと」順に並んでいるらしい。
いったい何のために? いろはに順では「た」がどこにあるのか、「あ」がどこにあるのかすぐには分からない。非効率極まりないではないか。
アルファベット順
私がOxford大学、じゃなかった、国内の某大学に入学したとき、出席番号は「あいうえお」順ではなかった。2番が藤川で3番が藤田。すぐには気づかなかったがアルファベット順だった。きっと留学生を考慮していたのだろう。
外国から来て日本に帰化する人が増えたから、役所で名前のファイルをアルファベット順に並べる、というのなら納得できるけれど、いろはに順をいうのは納得できない。
余談になるが、アルファベット順だと、AbekkanのAbeは国内では無敵だ。他の名字に抜かされることはない。スウェーデンのABBAには負けてしまうけれどw。
古い非効率な方法はまだまだたくさん使われている
IT業界にどっぷりと浸かっていると忘れてしまいがちだけれども、日本ではまだまだ古いやり方がたくさん使われている。古いやり方しか使えない人がいる。
パソコンを使ったことがない人は当然ながら多数いる。メールを使えない人がいる。スマホや携帯電話を持っていない人がいる。いまだに縄文式土器で食事をしている人がいる(いや、いないって!)。いまだにLPレコードを聴いている人がいる(いや、それは好きで聴いてるだけだって!)。
最先端技術をさらに進めることばかりを気にするのではなく、未だに古い方法を使っている最後尾を進めることが必要だと思う。
そして、いろはにほへと順もそうだし残業時間が多いこともそうだが、日本人には平気で効率が悪いことをやってしまう人、効率が悪いことをしていても全く気にならない人が多いと感じる。我慢強いからなのだろうか? でもこれはよくないことだ。これを改めていくべきだろう。これだから日本の職場は嫌なんだよなあ。
と言いつつ、日本でしか働いたことのない あべっかんでした。
コメント
仲澤@失業者
いまだに「かな入力」している老人プログラマの仲澤です(泣)。
電子データ化してしまえばソートの条件なんぞ、なんでも良いのではとは思いますけどね。
昔、過去帳の電子化に携わったことがあるのですが、当たり前の様に「和暦」でソートできなければなりませんでした。
実装はけっこう大変でした。
ところで、技術はわけわかな進歩もします。
たとえば「てにみしらてと」は日本語的には意味がありませんが、
Googleではちゃんと正しく検索できます(合掌)。
abekkan
>仲澤さん
「てにみしらてと」? なるほど!
以前に関わっていた会社で、その手のパスワードがシステムに使われていたことを思い出しました。外国人からは攻略されにくいパスワードになりますね!
h
PCを使ったことがないという人は近年増えてきましたね。
弊社では東北出身の高校生を毎年新卒で雇っているのですが、
数年前までは授業でPC触ってても、今年は触ったことが無いと言っていました。
話を聞くとタブレットに変わったという事らしく、PCでカタカタ打つのはもはやタブレット操作のための裏方作業になっているという事なんでしょうかね。。。
abekkan
>hさん
コメントありがとうございます。
PCを使ったことが無いという新入社員が増えてきたのはITエンジニアにとっては嘆かわしいというか、悲しいな、と思います。
まあ、私も高校生のころまではPCを使ったことはなかったですけどね。別の意味で。
ワープロ(専用機)なら買ったけど。w