いろいろな仕事を渡り歩き、今はインフラ系エンジニアをやっている。いろんな業種からの視点も交えてコラムを綴らせていただきます。

ヒャッハァーー!! クリスマスだぜ、おまいらーーーー!!!

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■音速のサンタクロォォォッス!!

 おまいら、不思議に思わないか?サンタのソリって、トナカイが浮いてるのか?ソリが浮いてるのか?どっちなんだ。もしトナカイが浮いているなら、ソリは下にぶら下がっているんじゃないか。もしソリが浮いてるなら、凧揚げみたいな感じでトナカイが引っ張る形になる。

 そこで私は一つの仮説を立てた。あれは、トナカイがかなりの高速で空中移動しているんだ。サンタが太っている理由。あれは冬以外に働かずにバカンスしてるからじゃぁぁないっ!日々、音速のトナカイが引きずるソリに振り落とされないよう、鍛え上げられた筋肉なのだっ!そして音速の衝撃に耐えるための肉の鎧なのだぁぁっ!

■紅蓮に染まるサンタクロース

 そしてお前たち、サンタクロースの真実を知っているだろうか。だって、都合がよすぎないか?ただで世界中の子供たちにプレゼント配りまくるんだぜ。しかもわざわざ、真夜中に煙突から侵入するという告知までしておいて、一般家屋に浸入までやってのける。まるで怪人二十面相ではないか。考えてもみろ。不自然じゃないか?普通にAmazonで発注すれば一発、確実に届くんだぜ。

 そう、実はサンタには血塗られた伝説があるんだ・・・・。

 昔、サンタクロース一家は平和に過ごしていた。そんなある日のクリスマス、サンタクロース一家は、秘密結社のエージェントに惨殺された。そこで一人生き残った幼きサンタクロースは、復讐を誓ったのだ。

 サンタクロースが世界の子供たちにプレゼントを配る理由。それは、己の力を秘密結社に無言で誇示するためだ。おまえが一家を惨殺した手口と同じやり方で、どこの家にでも侵入できるんだと。そして、サンタの服が赤いのは、今まで始末してきた秘密結社のエージェントの返り血だったのだ。

 秘密結社が滅びるまで、サンタはプレゼントを配り続ける。世界に本当の幸せが訪れるまで、もう一つの顔で戦い続けているんだ・・・。

■だからウルトラマンは紅と白なんだ

 エージェントの返り血で染めた紅は、いかなる悪にも屈しない、正義を突き通す燃えるような心の象徴だ。その髭と赤い衣装に縁取りされた白は、雪のように白い、潔白な己の心の象徴だ。その魂を全身で受け止めて、継ぐものがいる。

 そう、ウルトラマンだ。

 サンタクロースは、己の復讐を、子供たちに夢を与えながら実現した。そもそも、トナカイが音速近くで飛ぶとかありえなくないか?それを可能にしたのがウルトラマン(異星人)だ。トナカイを生体改造することでそれを可能にした。トナカイの鼻が赤い本当の理由は、一般のトナカイに混ざっても、どれが生体改造したトナカイかを見分けるためだ。

 サンタクロースの復讐劇に力を貸し、一部始終を見ていたウルトラマン(異星人)は、その真摯さに衝撃を受けた。そして自らも戦う事を誓い、赤と白のフォームをとることになったのだ。ウルトラマンの戦っている怪獣。実は秘密結社が生体改造した動物の成れはてだったり、結託した悪の宇宙人だたのだ!

■なぜエンジニアライフにこんな事を書くのか

 己をエンジニアと語るなら、このくらいの想像力を発揮してみてはどうだろう。想像力。それは何かを生み出す源だ。想像から発想へ、そして実際の形を持った物へ実現していく。アホな発想と君は笑うかもしれない。しかし、そのアホな発想を、Appleは自社のプロダクトで形にした。日本人は、焼け野原に近代都市をぶっ立てた。

 子供たちに与えるべき夢とはかくあるべきだ。想像力をはぐくむべきものだ。サンタを信じる信じないではない。その先の何かに繋がっていくかどうかだ。サンタという人物は存在しない。しかし、その暖かい心は、誰かの中に確実に存在する。人物は存在しないが、心は存在する。サンタは本当にいるんだ、というのもあながちウソでは無いとも言える。

 子供たちに楽しいひと時を与えるのもいい。しかし、夢や想像力は与えているだろうか。私はそれを問いたい。何十年後の未来、時代を担うエンジニアたちに、たくましい夢や想像力があることをクリスマスの夜に願う。

Comment(1)

コメント

sa

「人物は存在しないが、心は存在する。
 サンタは本当にいるんだ、というのもあながちウソでは無い」

なるほど・・・
そうかもしれませんね。

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