世界一を目指す楽天の技術部門から、旬な声をお届けします。

旅は続くのです

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 こんにちは、楽天技術研究所の西岡です。この連載コラムも、もしかしたら僕が最後かもしれないそうです。このコラムが終わっても、僕ら楽天エンジニアの熱い思いは終わりません。そう、僕ら楽天エンジニアの旅は続くのです。

 ということで「旅」というテーマで、エントリーを書きたいと思います。

■ 1周目の旅

 僕は、好奇心旺盛です。興味を持ったことに対しては、とことん探求します。科学、歴史、そしてコンピューターに関すること、今までさまざまなことを探求してきました。

 2、 3 年前に「本当に地球は丸いの?」という疑問を持ちました。

 興味をもったら、実際に調べなければいけません。楽天に入社する直前に、1カ月の時間がありましたので、この疑問を解決する旅に出ました。世界一周の旅です。あまり知られていませんが、最近ではそれぞれの航空連合から、世界一周周遊の航空券が手頃な値段で売られております。宿と食事をケチれば、そこまで高くなく、世界一周ができます。

 その時は、「日本、マカオ、ドバイ、トルコ、スペイン、チリ、イースター島、メキシコ、ロサンゼルス、日本」と旅をしてきました。飛行機は常に西に進んでいましたが、日本から出発して、日本に戻ってこれたので、やはり地球は丸いことが分かりました。

 この旅には、他の目的もありました。その1つは、イースター島に訪れることです。

 東アフリカから始まった人類の旅は、ユーラシア大陸を越え、ベーリング海峡を越え、そして、アメリカ大陸最南端まで行き、その後に、太平洋の島々に拡散したといわれています。そうなるとイースター島は人類の最終地点ではないかと思っています。

 そのイースター島に着いた時に、やはり、感慨深いものでした。飛行機も大型船もない時代に、人類があんな孤島まで来たことに胸にジーンときました。以下はイースター島で撮影した写真です。

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 地球を一回りして、人間的にも一回り大きくなって、楽天に入社することができました。

■ 2周目の旅

 楽天に入社して、必死に仕事を頑張っていました。ところで、この世で一番速いものは光です。1秒で地球7周半するといわれています。と考えると、わたしも死ぬまでに地球を7周半したくなりました。

 昨年、おそるおそる会社から12日休みいただきました。ここにマジックがあって、シルバーウィークと10月の3連休を合わせると、24連休になりました。そのため、金曜日の夜に出発すると、25 日間の旅になります。

 今度は、「日本、香港、ヨルダン、ギリシャ、チェコ、ハンガリー、ジャマイカ、コスタリカ、ニューヨーク、日本」と旅をしてきました。その模様は、@nishiokamegane で「xx なう」と叫び続けました。

 最後に、ニューヨークで、「これ、絶対に違うよね?」という着ぐるみが、街中を徘徊していました。

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 無事に、2周が終わりました。本当に楽しかったです。

 会社勤めの人は、こんな旅は絶対にできないと思っていましたが、楽天という会社の中でさせていただくことができました。休みの間ご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした。そして、いろいろとサポートしてくれてありがとうございました。

 しばらくは全力で仕事に集中していきます。

■ 楽天の旅

 僕は、今、楽天という船に乗せてもらっています。僕の仕事は、2、3 年後に使える技術を作ることです。これは、楽そうに見られることもありますが、簡単に答えがなく辛い仕事です。ただ、得意の探求心で、「最高のデータとは? 最高のアーキテクチャとは? その先にお客様の笑顔はあるのか?」と、いつも考えながら、必死に頑張っています。

 こんなに必死に頑張れるのも、仲間がいるからです。技術研究所のメンバーもそうですし、開発部全体でも素敵な仲間がいます。このブログに登場した人たちのように個性豊かな人たちばかりです。

 楽天の船長は、「世界一」という港を目指しているようです。だから、開発部も世界一のエンジニア集団にならなければいけないでしょう。そのためには、僕らはもっともっと成長しなければいけませんし、新しい仲間も加わって欲しいです。そして、この楽天という面白い船にのりながら、楽しい旅を続けていくのです。

 最後に「おれたち世界一になれますか?」というブログ題名に「なりたいし、なれるし、なろうよ。」と答えたいです。

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