フリーランスになりたてのITエンジニアに勧める半フリーランスという選択肢
フリーランスになるときの最大の不安は安定した収入が得られなくなることです。
その不安を半減する方法として、リソースの半分をエージェントを通じた業務委託に充て、もう半分を個人に充てるを半フリーランスという選択肢を提案します。
こんにちは。先日大手ホワイト企業を辞めITフリーランスで独立したニコです。
前回記事「窓際族に勝つために、会社を辞めたアラサーITエンジニアの話。」へのコメント・いいねありがとうございました!励みになります!
私は1月末からフリーランスデビューをし、現在は複数社と取引をしながら少しずつ顧客開拓を行っています。
今回は私の考える駆け出しITフリーランスの最適解についてお話しします。
駆け出しフリーランスに勧める半フリーランスとは
フリーランスとは、どこの企業にも属さず、業務を自分自身で遂行する人々のこと。
つまり自身で顧客を開拓して報酬交渉を行い、業務を実行、顧客満足を重ねながら生活することになります。
私が駆け出しのフリーランスに勧めるのは半分は「フリーランス」の生き方をし、もう半分はエージェントを通じた業務委託を結び、安定収入を得るスタイルです。
駆け出しフリーランスに半フリーランスを勧める理由
駆け出しフリーランス最大の課題は「どこから顧客を得るか」に尽きます。
会社員を辞めたてで顧客をすでに十分抱えている人はほんの一握り。
自分自身の顧客を得るまでの食い扶持をどうするかが至上命題となります。
この課題を解決してくれるのがITエージェントを通じた業務委託の仕事です。
エージェントは豊富な案件数を持っておりフリーランスは自身のスキルにあった仕事を選択することができるため
汎用性のあるスキルを持っているITフリーランスであれば、仕事をいくらでも見つけることができます。
ITエージェントを通じた業務委託とは
ITエージェントには大手企業~零細企業まで様々な企業からの案件が集まっており
エージェントサイトにスキルを登録することで、担当者がスキルにあった仕事の提案・交渉を行ってくれます。
顧客・フリーランス・エージェントでの面談を通じ、合意がとられたら業務委託契約を結び、
実際に業務が始まるとフリーランスは顧客の会社にて業務を行う。
契約は数カ月単位ですがプロジェクトは長期続くものが多いため、一度契約を結べばそのまま更新が続き、働き続けられるのが一般的です。
※もちろんスキルのアンマッチなど問題があれば契約更新はありませんが...
ITエージェントを個人受注と比較したときのメリット/デメリット
ITエージェントを通じて仕事を獲得するメリット・デメリットは以下です。
メリット
- 営業の手間が省ける
- 金額交渉の手間が省ける
- 一定期間安定した収入を確保できる
- 契約書類作成の手間が省ける
- 未払いなどの問題が発生しづらい
- 会社員より報酬は高いが個人受注より報酬が安い
デメリット
- 営業スキルが上がらない
- 単価を自分で決められない
- エージェント企業の手数料が発生する
- 働く時間が決まっている
- 外部委託は基本的に禁止されている
メリットを一言で表すと、
会社員時代に行っていたことだけ続ければ働けること
デメリットを一言で表すと
「好きな時間に働いて・好きなことを仕事にする」スタイルはとれないこと
です。保証のない会社員のような立場、というとわかりやすいでしょうか。
半フリーランスで、安定を得ながら自分の事業を
本題に戻ると、私は半分は「フリーランス」の生き方をし、もう半分はエージェントを通じた業務委託を結び、安定収入を得るスタイルを駆け出しフリーランスに勧めます。
私自身、現在週3日稼働の業務委託契約を結んでおり、それで会社員時代の年収+αの報酬は担保されているので
空いた時間を使って自分自身のプロダクトを作ったり、個人受注先を増やしています。
この先は個人受注を増やしていき、完全フリーランスを目指せるように動いていく予定です。
月1投稿していきますのでお楽しみに‥‥!