とある医療ドラマのセリフ「私、失敗しないので(キリッ)」の件(くだり)
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年末、結構な視聴率を稼いだドラマだそうで、・・・その主人公の女医さんが「私、失敗しないんでっ」という台詞があり、それがこのドラマの売りだという事くらいは承知しています。
ですけど、システムエンジニアの仕事では、技術的に未熟なエンジニアほど、「完璧」「パーフェクト」最近は、「100%の証拠はありませんが、200%の覚悟はあります」(ドラマ小さな巨人の小野田義信捜査一課長かっ!)という台詞を使うと思いませんか。
そういった仕事が、完璧だったためしはなく、出来栄えは悲惨なケースが多い事を読者の方々はよくご存じでしょう。
私も若いころは、そうでした(汗。
最終回では。「私、失敗しないんでっ!」の件が、主人公があらゆる事態を想定して対応検討していたので・・・という種明かし的な物語が挿入されていたらしいですね。
私は思うのです。エンジニアの「プロフェッショナルの条件」とは、その知識は当然ですが、過去に多くの失敗を経験や見分で知っている人だと思うので、その怖さも自覚していれば、「私~」的な台詞は吐けないかなと。
所詮、お芝居の世界なんでしょうけど・・・誰か「それ、ちょっとないと思います」と止めなかったのかなぁ。
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