ITエンジニアとして時流に乗って高年収を掴み取り、勝ち逃げ人生謳歌に特化した戦略コラム

会社員を辞める理由が見当たらない

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ぼくは社会人になってからいままで会社員として過ごしています。いわゆるリーマンってやつです。自由に輝いているフリーランスに憧れて会社員を辞めたいと思ったことは何度もありますが、結局今ものらりくらりと会社員をやってます。そんなぼくが会社員を辞めない理由を一言でいうと、「会社員を辞めるべき理由が見当たらなくなったから」なんです。見当たらなくなったと書いたのには訳があって、昔は辞めるべき理由がたくさんあったのですが、歳を重ねると共にそれらの理由が一つずつ消えていき、いまでは会社員を辞める決定打がなくなってしまったのです。

ぼくが会社員を辞めない理由を語る前に、なぜ昔は会社員を辞めたいと思っていたのか?そちらからのアプローチをしていった方が伝わるかもしれません。ぼくが駆け出しエンジニアの頃は、オフィスに出勤していました。その時代はリモートワークはありません。満員電車に揺られて往復2時間頑張ってましたが、やはりストレスでしたね。リモートワークが浸透してからは、週に1日天気の良い日だけ出勤してます。昼頃に家を出て、夕方には帰る感じです。雨降ったらその日は在宅です。これで1つ、会社員を辞めたい理由が消えました。

昔は上司との人間関係から開放されたいというのも、会社員を辞めたいと思った理由の1つにありました。ぼくにも上司と馬が合わない時期がありまして、逃げ出したくもなりましたが、今思うと逃げ出さなくて正解だったと言えます。なぜならば、上司よりもクライアントの方が厄介だからです。上司との人間関係すら上手くコントロール出来ない人材がクライアントと対峙出来るわけがありません。脱サラしたら、常にクライアントと向き合わなければいけませんからね。当時のぼくは浅はかでしたが、勢いに任せて脱サラしなくて良かったと思ってます。ぼくの中で、上司との人間関係が会社を辞める理由にはならなくなりました。

会社員は自分のやりたい仕事が出来ない。仕事量を調整出来ない。。そんな悩みは尽きませんね。やりたくないことでもやらないといけないのは会社員の宿命ですが、フリーランスになったら開放されるのかといえばそんなことはありません。やりたくない仕事から逃れていては収入が減るので、その辺は会社員よりもシビアです。もちろん好きな仕事を選んで、仕事量も調整しているフリーの方もいます。それは実力があるから仕事が選べるのであって、その点はフリーなのか会社員なのかは関係ありません。会社員でも実力があれば好きな仕事を選べるし仕事量だって調整出来ます。厚生省からのガイドラインで副業が追い風になってるし、時短という選択肢だってあります。脱サラする理由としてはかなり弱くなりました。

結局の所、成果を出し続ければ発言力は増してくるので社内で自由に振る舞えるし、実力がなければフリーになっても不自由です。両者の働き方には多少の差はありますが、真の実力が問われるビジネスゲームの世界の中では誤差範囲です。その事実に気がついたとき、ぼくは会社員を辞める理由を見失いました。会社に所属しているからこそ大きな仕事にチャレンジ出来ていますし、失敗を恐れずにチャレンジさせてもらっています。世の中フリーになった方たちの方がセルフブランディングがうまいので、そのキラキラエピソードに目がくらみフリーに憧れる気持ちは理解出来ますが、自由に輝くことに、働き方や雇用形態は一切関係ありません。真の実力が備わっていれば会社員であっても自由に輝くことは出来るのです。

提供元:処世術で高年収を勝ち取るITエンジニアの戦略 kachinige.com

Comment(4)

コメント

匿名

久しぶりの投稿ですね。興味深い内容でした。引き続き更新を楽しみにします。

1+1=1

自由が効くかどうかは会社の規模や社風によるんだと思います。
お金の面では実力があればフリーランスの方が稼げる可能性があり節税などの観点からも会社員より自由な気がします。
・・・自由にできる会社にお勤めのようで羨ましいです。

勝ち逃げ先生

匿名さん


ありがとうございます。前回投稿したあたりから、不定期に色んな方と会話してるので、コラムを書く時間が無くなりました。。。ただ、色んな方の知見を仕入れることが出来ているので、めちゃくちゃ有意義な時間を過ごしています。

勝ち逃げ先生

1+1=1さん


確かに会社の規模や社風の影響はありますね。
ちなみに、ぼくは会社員にはこだわってますが、会社には全くこだわってません。何度も転職して自分に合う社風の会社を見つけたので、そういう生き方もありだと思います。


お金に関しては、あえて今回のコラムでは言及していませんので、コメントも控えます。

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