ITエンジニアとして時流に乗って高年収を掴み取り、勝ち逃げ人生謳歌に特化した戦略コラム

拝啓、小学生の頃のぼくへ

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拝啓

お久しぶりです。お元気ですか?

小学校の卒業文集に、20年後の自分に手紙書いたよね。君から見たら20年後の今から10年前のぼくは、過去を振り返る余裕が無いほど器の小さい男だったから、その代わりに30年後のぼくが君にお手紙を書くね。

君の将来の夢は、「エンジニア」になることだったよね。しかもロボットを作るエンジニアになりたかったんだよね。喜んで!その夢は叶うよ。今ぼくはお仕事でロボット作ってるんだよ。

ただ、君が思っているようなロボットとはだいぶ違うかもしれないな。ぼくが作ってるロボットはかっこよくないし、強くもないし、不思議な道具も出してくれない。というかそもそも形が無いから見ることさえ出来ないけれど、、、でもこれはロボットだ。正確にはRPAって言うんだけど、これは誰がなんと言おうとロボットなんだよ。

「目に見えないなんて、そんなのロボットじゃないや」って言われたら何も言い返せないけど、いちおう面倒なことを代わりにやってくれる便利なロボットなんだよ。君は夏休みの宿題を代わりにやってくれるロボットを作ろうとしてたよね。あれと同じ発想だ。

ところで、夏休みも半分終わるけど宿題は順調に終わってるかな?宿題は出来るだけ早めに計画を立てて終わらせるんだよ。計画を立てるのは大人になっても苦手な人が多くて、いつもみんなギリギリで仕事を終わらせてるんだよ。だから、きちんと計画通りに仕事を進めることが出来る人は重宝されるから、君も今のうちに計画通り宿題を終わらせる努力をするんだよ。って君に言っても無駄なのはぼくが一番知ってる。。。

君はいま、学級委員長やってるよね。正義感強くて、クラスの問題を解決するためによく学級会を開いていたね。エサやり当番を決めたり、掃除当番を決めたり、真面目に掃除をしない奴には、ボール遊び1週間禁止のルールをみんなで作ったよね。

今ぼくは、会社で起こる色々な問題を解決するお仕事をやってるんだ。会社がもっと良くなるための工夫をしてるんだよ。さっき出てきたロボットも、この会議でどういうロボットを作ればみんなが喜ぶのかを考えて、どのような役に立つロボットを作るかを決めてるんだよ。

このお仕事は学級会の進行と似てるんだ。学級会の議論をまとめるのって大変だよね。議論中に騒ぎ出したり、いきなり泣いたりする子がいたりするからさ。さすがに大人で議論中に泣く人はいないけど、突然怒ったり威張り始めるめんどくさい人はたくさんいるよ。大人も子供も一緒だね。たくさんの意見をまとめるのは大変だけど、どうやったら学級会を上手く進めることが出来るのか?もっともっと工夫してごらん。頑張って工夫した分だけ、大人になったらお仕事で活躍できるようになるよ。

君は早く大人になりたいって思っているよね。今ぼくは子供に戻りたいと思ってる。不思議だね。面白いよね。だけどね、君はいつか大人になれるけど、ぼくはもう子供には戻れないんだ。だから今まだ子供のうちに、1日1日を大切にして一生懸命頑張るんだよ。また20年後に手紙書くね。 

敬具

追伸

10年後にネット関連株がバブるから、いまのうちに買えるだけ買っとけって親父に伝えといて。あと、タイムカプセル埋めた場所おしえてくれない?こないだみんなで掘りに行ったら、目印の木がなくなってたよ。君の予想通りヘッドロココは高値で売れそうだけど、それ入れたタイムカプセルが見つからないや。

提供元:処世術で高年収を勝ち取るITエンジニアの戦略 kachinige.com

Comment(2)

コメント

みおちゃん

追伸のヘッドロココ、知らなかったので調べました。これカッコイイ。

名無し

ヘッドロココなつかしいw

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