客先常駐ITエンジニアが客先や自社内で起きた出来事を綴ります。もっぱら悲しいことがメインです。

客先常駐エンジニアにとって大切なスキル

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 5回目、ケーワイケーです。

 「客先常駐エンジニアにとって大切なスキル」を、ランキング形式でまとめたいと思います。

 まず第3位。

■第3位:演技力

 客先常駐をしているとさまざまな不満を持つことがありますが、客先の担当者の方に悟られてはいけません。

 人間ですから、理不尽な扱いを受けたり、明らかに効率の悪い手法を押し付けられたりすると、不快に感じるのは仕方がありません。

 しかし、心の中でどれほどの罵詈雑言を吐いていたとしても、外側はにこやかに対応できる演技力は必要です。

 そして、第2位。

■第2位:変な自己アピールをしない

 客先常駐をしていると、自分を過剰にアピールする人が出てきます。しかし、実力を伴わない自己アピールは、一緒に働いているエンジニアを苛立たせる原因になります。

 自分の仕事が予定より遅れていても、他人の仕事にまで口を突っ込む人。

 自分の仕事が予定より遅れていても、客先の社員の方の会話に入ろうとする人。

 コミュニケーションを取ることはもちろん大事なのですが、客先が求めているのは友達ではなく、成果を残せる存在です。

 本来の仕事をおろそかにしてまで、自己アピールをしたりコミュニケーションをしたりする必要はありません。自分が求められていることを不足なくやり遂げるために、集中することが大事です。

 もちろん、その過程で必要なコミュニケーションは積極的にとるべきですが。

 そして、栄光の第1位は……。

■第1位:技術的要望に対応できる力

 やはり、技術者なんですから技術力が最も大事です。

 客先常駐エンジニアは特に、客先でさまざまな技術的要望に応じなければなりません。

 今まで経験したことがない技術を使って開発しなければならないことも多々あります。

 そういうときに、いかに早くそれを自分のものにして、客先の要望に対応できるようになれるか。

 そのためにどれだけ努力できるか

 そういった力が、客先常駐エンジニアにとって重要なスキルになると感じています。

 まあ、世の中には技術志向のエンジニアを「単なる技術屋」と蔑む人もいますが、そういう人ほど実力がない場合が多いです。

 コンサルタントやマネージャなど技術を直接使わない立場でも、本当に仕事ができる人は技術力の大切さを理解しています。

 次回は、「新入社員のみなさんへ」を題材に書いてみたいと思います。

 それではまた。

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