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IT系夫婦……ちがうなぁ、システム屋夫婦。結婚するなら同じシステム屋がおすすめ

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こんにちは!……お久しぶりです。

 こんにちは! ……と言いましても、前回のコラムが「2010年4月28日」なので、ほぼ2年ぶりでございます。どうもお久しぶりです。はじめましての方、はじめまして! ちあき(c_c).6と申します。とあるSIer子会社にて銀行様システムを担当しています。

 コラムの自己紹介に、「立場は、リーダー的現場担当者(笑)」とありますが、この2年間のあいだに、PMを経験しました。パッケージのバージョンアップによる制度案件対応でしたが、基盤更改、サイト(ロケーション)変更などの要素も踏まえた16カ月という長丁場のプロジェクトに、これまで経験しなかった立場で参画できました。

プロジェクト期間中、いろいろ感じたり、考えさせられたりしました。感じ過ぎ、考え過ぎがたたったのか、今年に入って、ガス欠です……ガッツがなくなっていましたが、少し復活してきました。

■13年目になりました。

 2000年4月に新卒でシステム屋になりましたので、この仕事に携わり今年で13年目に突入しました。勤務先は13年間同じですが、2回の単身赴任を経験したり、勤務先の出資構成変更に伴い会社の環境が変わったりと、さまざまな変化を経験しています。

 仕事の内容も、1年目の配属先で主要業務だった「機械室の床はがし」「ケーブリング」から、設計、プログラミング、テストはもちろん、お客様との要件調整、提案、そして、夜間・休日のトラブル対応……などなど、褒めて、褒められ、しかって、しかられ……それはもう幅広く経験しています。

■システム屋というお仕事

 最近では「エンジニア」という呼称をよく聞きます。このコラムも「エンジニアライフ」ですしね。笑 エンジニア(技術者)というのを調べてみると……。

日本では「技術者」というのは呼称であり、その名称を定義し、その名称を名乗るための法的規制などは存在しない。フリー百科事典「Wikipedia:技術者(エンジニアから転送)」

とのこと。「エンジニア」だと思えば「エンジニア」を名乗っても何ら問題ない! しかし、私自身の仕事内容を振り返ると、いわゆる「モノづくり」をしている割合は少なく、「エンジニア」を名乗ることに少し抵抗を感じています。うーん、抵抗というよりは、恥ずかしい……ですね。

 同じように、昔は、「SE」というのが恥ずかしく、「えすい」とごまかしてました。(なんじゃそら)「マネージャー」って響き嫌いだし……「リーダー」にもあまりいい印象がない。そんな私が最近ごまかすために使っている呼称が「システム屋」というものです。

■システム屋として……

 「システム屋」として、やってきたこと、考えたこと、習得したいこと、共有したいこと……そんなこんながいろいろあります。少し期間が空きましたが、気持ちを入れ替え、そんなこんなをコラムに、いろんな現場で頑張る「システム屋」さんとコミュニケーションをしていきたいと思います。と、決意表明です。

■システム屋の結婚相手はシステム屋がオススメ!

 最近、コラムニストの「あずKさん(It’s Party Time!)」「第3バイオリンさん(オブリガート ~感謝されるテストエンジニアになる~)」がご結婚されました。エンジニアライフがきっかけで出会われたということで、おめでたいことです!

 何を隠そう、私の妻も「システム屋」です。しかも、コラムニストです笑。

 うちの夫婦は、もともと同じ会社の同期でした。私は新卒で入った会社にまだ在籍していますが、妻は、Web企業への転身を目的に転職し、数社経験して、今の会社に 至ります。妻の肩書きは「Webサービス会社のプロデューサー」ですが、フロントだけではなくバックのシステムまでが範疇らしく、広い意味で今でも「システム屋」に入ると思います。

 2000年に入社して付き合い始め、2002年9月に結婚しましたので、今年の9月には結婚10年目を迎えます。早いものですね。この10年、いろいろありました。結婚、新婚旅行、単身赴任、妻の転職、親会社の経営危機、単身赴任、妻の転職、私の病気、妻の転職……などなど。

 この10年、心から思うことがあります。それは、「妻よありがとう」と「同じ業界の人間でよかった」ということです。前者はシステム屋に限らずだと思いますが、後者はシステム屋なら思うはずです。

 少し前ですが、こんなまとめページを見ました。

 これらのページの前提は「夫=システム屋、妻=非システム屋」だと思います。そういった場合、奥様が理解されるまでの努力と忍耐は想像を絶するように思えます。恋人同士のときや、新婚の時は、結構もめたのではないでしょうかね。それを乗り越えた結果だと思います。

 ここらへん、特に泣かせますね……。

「今日は飲んできた」という言葉が安心要素。ああ、お酒の飲む時間確保できて良かったねって。

 しかし、これが、「妻もシステム屋」であれば、壁が低くなります。初めから理解できていますからね。大変なのは、「妻=システム屋、夫=非システム屋」でしょうね。結構、システム屋さんは男女平等……と聞こえはいいですが、性別に関係なく過酷勤務なケースが多いですが、非システム屋である夫には、「電話が掛かってきて、女性が夜間出勤する」とか「ごめん、トラブルで帰れない」とか理解できないでしょうね。

 ですから、システム屋さんには特に、男女ともに結婚するなら同業者をオススメします!

追伸

 先日、妻がとある勉強会で「タスク管理」についてプレゼンしたのですが、結婚式までの間、ToDoをWBSで管理したって話をしたら、喝采を浴びていました笑。

Comment(2)

コメント

同業者なら同業者同士のほうが夫婦のコミュニケーションは多くなって夫婦仲に亀裂が走ることもないよ、って感じでしょうか…(笑)
状況理解が早いから楽とか。まぁいろいろありますね~。

あ、逆にコミュニケーションしすぎて、本業の仕事の話とかになったら意見対立とかして喧嘩になるので、そこまで足を突っ込まないようにご注意(笑)

ちあき(c_c).6

コメントありがとうございます。

確かに、どんな業界でも同業者同士がいいのでしょうね。
でも、システム屋さんに限らず、普通じゃない仕事は特にその方がいいかもね。

家で仕事の話は、一緒事業してない限り、深入りせず、理解できる範囲の話がいいでしょうね。

、、、と、こんな感じですかね?w

とうとう、解禁!?

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