「もふもふした動物」を判定するプログラムを考えよ!
もふもふした動物を飼い始めた
先日、スマホを買い替えました。古いスマホから写真データなどを入れていたSDカードを移しました。新しいスマホには写真データを勝手に整理してストーリーとしてまとめる機能がついていました。
「8月16日のストーリー」とか「10月12日のストーリー」ができました。そのほかに「もふもふした動物」というストーリーもできていました。
私の家では、今年からこの「もふもふした犬」を飼い始めました。何枚も撮っていたその犬の写真が自動的にまとめられていたのです。
犬と猫を区別できないの?
しかし、できあがっていたストーリーのタイトルは「もふもふした動物」です。「もふもふした犬」ではありません。スマホ内の画像解析処理は、犬だか猫だかクマだかキリンだかを区別することができなかったのです。人間は一目見ただけで犬と猫を区別することができます。なのにコンピューターは区別できないのです。まだまだだな!
まあ、最先端のAIなら区別できるのでしょうけど。
「もふもふ」判定プログラムってどんなのかしら?
それより気になったのが、「もふもふした」という形容詞をつけた判定とそのセンスです
「もふもふ」というオノマトペは広辞苑には載っていませんでした(古い版だからかも)。goo辞書には「動物の毛などが豊かで、やわらかいさわり心地であるさま」と書かれていました。
毛が豊かでやわらかいのを、画像からどう判定したのでしょうか? 体と背景の境界線がはっきりしていないとか、毛のようなものがあるとか。もし、ハリネズミやウニだったら、きっと「もふもふした動物」とは判定しないでしょう。触れば明らかですが、画像から判定するにはどうするんだろう。どんなプログラムになっているんだろう? 犬と猫を区別するより難しいんじゃねえの?
そんなことが気になってしまうことで、ITエンジニアであることを自覚した あべっかんでした。
※こちらに関連記事を書きました。「コンピューターは犬と猫を区別できないのか?」
コメント
通りすがり
モフモフした動物の画像をあらかじめいくつか登録しておいて、画像検索エンジンにかけた結果、モフモフ画像が一番ヒットしたからモフモフ判定?