SE女子のタスク管理奮闘記の仕事術で永遠の課題を解決できる?!
「この課題はまた解決できなかったなあ!」
4月になり新しい年度になると、昨年度の目標を達成できたかを報告し今年度の目標を立てる。
■永遠の課題
中には反省をするたびに「○○のやり方が非効率だった」というような、毎年出てくる同じ課題があるものだ。「永遠の課題」となっている。「今度こそ改善しよう」と期初に目標として挙げるものの、内心では「どうせできないだろうなあ」と思っていたりする。永遠の課題が永遠に解決されないのはなぜ?
■緊急度 > 重要度 ?
仕事術の本を読むとよく出てくるのがこのマトリックス。
「重要で緊急性が高いタスク」を誰もが一番先にこなす。次に「重要でないけど緊急性が高いタスク」に取りかかる。これがいけない。「重要だけど緊急性が低いタスク」をやれ、と仕事術の本は言う。
でも、「明日の会議で使う(けどほとんど読まれない)資料を今日中に作っといて」、「(レアケースの)不具合が見つかった。すぐ直せ」と言われては断れない。それが積み重なってどんどん月日が流れていく。重要だけど緊急性が低いタスクはいつまでたっても処理されない。永遠の課題となってしまう。ではどうしたらいいのだろうか?
■SE女子のタスク管理奮闘記
先日、このマンガ(Kindle版電子書籍)を読んだ。
残業を減らし定時で帰る仕事術 SE女子のタスク管理奮闘記
計画をしっかり立てる、タスクの処理時間を記録する、時間帯に適したタスクをする、など書かれている内容はタスク管理のごく基本的なことだ。
だけど多くの人はそれができていない。そんなことやったって永遠の課題は解決しないよ、と思っている。やってもいないくせに(私もね!)。
この本の作者のSE女子「ぞえ」さんは、このタスク管理の基本を忠実に実践した。たったそれだけで、24時過ぎまでやっていた残業が劇的に減り、夜にマンガを描く時間もできたそうだ。タスク管理の基本を忠実に行えばどうやら効果はあるらしい。たかがタスク管理、されどタスク管理。
この本は全てマンガで描かれているので読みやすく分かりやすい。価格も300円とお手頃だ。気になった人は読んでみるといいだろう。永遠の課題が解決するかもしれないぞえ!。
あべっかんでした。