第2回 機能じゃありません、大切なのは企業文化です
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こんにちは。株式市場がなかなか落ち着きません。
こんなにドキドキしながら仕事できるのは、株式会社に勤務するビジネスマンの特権だなと、強がっているK.Iです。
さて、そんな株式市場とはちょっと離れた現場のお話。いまさら感が漂う、グループウェアの導入について書いてみます。でわ。
「機能じゃありません、大切なのは企業文化です」
いまから数年前、グループウェアを導入しました。
導入以前は、社内でのコミュニケーションツールに、メールを使用していました。
社外用とは別に、社内用のメールサーバを立てて運用しており、社外のメールも、社内のメールも同じアプリケーションを使い、添付ファイルを違和感なく開く姿に、わたしは恐れおののきました。
「添付ファイルは危険ですので、気をつけてください」と言っても、社内メールに添付されているファイルを開く習慣がある以上、怪しげなファイルを警戒せず開いてしまうユーザーがいてもおかしくありません。社員はメールでの情報交換に不便も疑問も感じていなかったようですが、これは怖いことです。
しかも、社内での情報交換がメールのみでは、プラットフォームとして発展させることが難しいのではないかと思い、グループウェアを導入しました。
……ここから続く導入後のつらいお話は、長くなるのでまた別の機会にします。
グループウェア、最近では製品も出尽くした感がありますが、導入に失敗する企業の話を、たまーに耳にします。
機能てんこ盛り、使いこなせばかなり便利ですが、社員全員が使わなければ何ら効果を発揮しません。
大切なのは機能ではなく、まずはグループウェアを使う企業文化を育てることなのです。
まぁ、当然っちゃー当然ですが。
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