ITエンジニア、格闘家への道(1)
私の独自の思い込みかもしれませんが、ITエンジニアの不健康・ひ弱なイメージを払拭しようと頑張ってます。と言っても、「ついで」なんですが……。^^;
【きっかけ】
多趣味なので、これまで特にディープな趣味がありませんでした。
格闘技に興味があったので、これにのめり込もうと。総合も体験してみたのですが、まずは立ち技オンリーでやってみようと思いました。
【大儀】
健康のためにやってます。
【目的】
- 可能性があればプロの世界にも足を突っ込みたい
- ITエンジニアのイメージを払拭したい
↑私の偏見かもしれません……
【更新頻度】
不定期。試合があったりすると、頑張って更新します。では、今後ともよろしくお願いします。
~まず、私の運動歴?~
どちらかと言うと、私は体育会系に属すると思ってます。クラブ活動では、「軟式ソフトテニス」や「ウエイト・リフティング(期間は短いほうですが)」をやっていましたし、球技は基本的に好きでした。
もともと、喘息持ちで、体はひ弱だったんですが(年に1回入院してるぐらいですが)、中学生の時、運命的な出会いをした人のおかげで、メキメキと体力をつけることができました。
~格闘技を始めよう。でもその前に~
いきなりですが、歯並びが悪かったため、矯正しようと決意しました。噛み合わせがいいと力が出るということだったので、もう2年経ちますが、いまだに続けています(2011年2月17日現在)。
総合か立ち技か、とても悩みましたが、両方とも体験してきました。結果として、立ち技を選択し、キックボクシングを始めました。
総合は寝技がとても難易度が高いと感じてしまい、初心者から入るのはキツイと体験を通して感じました。気に入った技は「三角締め」です(笑)。一方、立ち技はパンチとキックなので、シンプルで分かりやすかったです。即、「立ち技で行こう!」と決めました。
~さっそく痛めました~
博多にあるトレーニングジムに入会しました。基礎レベルをマスターするまでは、段階を踏んで覚えていきます。最初は「構え、ジャブ、ストレート」です。
インストラクターに教えてもらい、シャドウ、サンドバックと進むのですが、さっそくやってしまいました。サンドバックを叩いている時、おもっきし下手くそな右ストレートを打ったせいで、「ビキィ!!」 と腕から音が鳴りました。あまりの痛さに翌日、スポーツクリニックに行ったところ、右手のスジを思いっきり痛めていたそうで、右手は1週間ほど安静が必要でした……。
やる気満々だっただけに、そして入会して1カ月足らずだったこともあり、へこみました。
~すねが痛いです~
順調に基礎レベルを進めていき(仕事が忙しかったせいもあり、間隔は空きに空きましたが)、キックの段階にやってきました。マエゲリ、ヒザゲリは、まぁ問題なし(無論、素人レベルで)。ミドルキックの時、すねが痛くなります。
簡単な説明になるのですが、ミドルキックは「すねで、相手腹部に下から突き上げる形」で蹴ります。サンドバックに対してもすねを当てます。すねを当てることなんて生活の中ではなかなかないものですから、当てる度にダメージが蓄積され、最初のころは4発ぐらいでもう駄目でした。すねが赤くなって「もうやめろ、俺!」ってすねから訴えられていました。
ただ、人間慣れてくるもので、痛めつけているうちに慣れました(マゾではないんですけどね……)。
~ハイキック、届くか心配です~
キックの基礎、最後はハイキックです。正直、あまり柔軟じゃない私の体では、無理だと思っていました。前屈で手がくっつかない、開脚なんぞ開けたもんじゃないって状態なのに。
結果的には、何とか届くレベルでした。ただ、身長差があると、確実に届きません。後、私はつま先立ちになっちゃうので、ふくらはぎがつりそうで痛いです。
~コンビネーション、うーんピンとこない~
基礎レベル1が終了し、コンビネーションを学びました。パンチコンビネーション、キックコンビネーション、複合コンビネーション。いまいち対人がイメージできてないので、呼んで字のごとく、コンビネーションを体に染み込ませてます。ひたすら、往復練習でいきます。人の反射神経を突いて対角で行うことを基本としています。
実践でやるには、まだまだ時間が掛かりそうです。それぐらい、ピンとこない。ピンとこない中、比較的好きなコンビネーションは以下のとおり。
- ワンツーからの左ロー
- ジャブから右ローor右ミドル
- ジャブから左ボディー(対角ではないですが)
~ディフェンス、意識付けが難しい~
基礎の最終段階に来て、ディフェンスを教わりました。イメージでやるのは難しいので、対人での練習となりました。
相手がこれまたガタイがいいので、プレッシャーが半端ない。パンチも1つひとつが重く、これがまたキツイ。足技に対してのガードはしっかりしないと本当にやばいと感じました。個人的には、パーリング(パンチをはじく)がしやすかったです。
ここまでガードの意識がなかったので、パンチ、キックの最中、戻り際のガードががら空きでした。意識付けの大切さを感じて、これ以降気を付けるようにしています(が、完ぺきではないです)。
~基礎過程、終了~
ミット練習を重ねながら、基礎課程が終了しました。ここからは、「マススパーリング(要は寸止め)・スパーリング(軽/強)」が可能となります。ITエンジニアとして、ここからが勝負です。悪戦苦闘しながらも、基礎課程を修了できました。
まだ矯正が取れてないので、基本はマススパーリングを重ねながら経験を積んでいくようにしようと考えました。そして何よりも(どの業界も)基礎が大事だと考えているので、シャドウ・ボクシングでの動作確認はしっかりとやっています。対人となると、またいろいろと変わってくるのですが、それは次回にお話できればと。
ひとまずの目標は、「試合」です。ITエンジニア、挑戦し続けます。