Main) 3年目・4年目 何でも屋スキル習得! そしてまた転職へ。
カルボナーラ大好きなヒスです。
中学生の時に「なんじゃこりゃ!」と衝撃的な出会いをしてはや12年。いまだに愛しています。カルボナーラ。
さて、転職を決意しました。さまざまな要因が絡み合って、Uターン転職でした。しかし、甘い考えだったため、家計をとても苦しめていました。
それを打開しようと、また転職を決意するのでした。
~Uターンになっちゃった~
実は、2人目の子供ができて、「核家族じゃやってらんねぇ」という理由もあり、親がいるところの近くに住もうということで、地方での就職を決意。リクナビやインテリジェンスといった転職サイトの存在を知らず、ハローワークでひたすら職を探していました。
市営住宅に当選し、何とか安い家賃を確保。車も中古で購入し、生活できるようにしました。
そして、見つけたのがOA機器販売の会社。履歴書に「給与18万以上」と記載し、うまく採用されました。
~やっぱり転職して良かった!~
職業としては、「ヘルプデスク」です。といっても地方なので、車で移動してお客さまのところまで行き、現場で対応するタイプです。電話で可能であれば、電話で解決させます。
転職前では知り得なかった情報を知ることができました。恥ずかしながら、「バッファロー」「アイ・オー・データ機器」といったメーカーを知らなかったのです。
マイクロソフトのソフトウェアでも衝撃が走りました。「SharePointServer」、Office製品の「Publisher」「InfoPath」も知りませんでした。
OA機器の小売業なので、複合機やプロッタ、ドットインパクトプリンタなどの知識も得ることができました(基礎知識や、付属のソフトウェアの使用方法レベルですが)。
~いろんなことやりました~
その時期はWindows XPが主流で、ちょうどVistaが出始めようとしていた時期と被っていました。XPに関しては、かなりのノウハウをためることができました。LANケーブルの作成は難しいものと考えていましたが、そう難しくありませんでしたし、LANネットワークの構築業務も結構多かったので、小規模LAN環境であれば、私1人でもできるレベルになりました。ヘルプデスクとは関係ない、モールの設置などの諸業務も非常に多かったです。
臨機応変が大事なので、一般家庭で使用される各メーカーのPCの特徴やソフトウェアの特徴、付属品など、常にチェックしてました。よく「PC買いたいんだけど」と聞かれましたので、システム営業? 的なこともやって、売り上げに貢献できるよう、頑張ってました。
その場で初めて触るソフトウェアなんてものもざらでした。「使い方がよく分からないんだけど……」と聞かれ、実際に触ってみて「ここは、こういう風に使います」といった感じで対応していました。
基本、お客さま先での作業となりますので、お付き合いが大変でした。ここで、教訓になったことが、「社長夫人と仲良くなれば、提案が通りやすい」です(笑)。やはり、権力をお持ちの方が多いので。社長と仲良くなり、よくPCや工事現場用カメラを購入してもらいました。
一番の思い出といいますか、経験できてよかったなと思うのが、提案~納品までの流れを1人で行ったことです。LAN工事があり、施工業者のと打ち合わせや発注、設定などいろいろ学習させてもらいました。
だいたい、1年間で約500件ほどの対応でした。
~お金がたまらない~
履歴書に「給与18万以上」と記載して採用されましたが、入社して2週間後、支店長から言われた言葉があります。
「すまんけど、1万減らしていいかね?」
まぁ、仕方ないとは思いました。ここで解雇されるわけにはいかない理由がありましたので、泣く泣く、その条件をのみました。でも、それはささいなことで、それよりも大きな問題がありました。
月、手取りは大体「14万」ほどです。1人暮らしなら問題ありません。ですが、4人暮らしです。しかもまだ2歳と生まれたばかりの子供です。妻は専業主婦です。私はタバコやお酒を好むことがなかったので、基本お小遣いなしで大丈夫でした。食費、子供のおやつ、おもちゃ、車の維持費/保険、家賃、通信費、光熱費です。
子供の服はすべてお下がりでしたし、携帯代は妻と合わせても6000円ほど。やっぱり、光熱費と食費と車維持費がしんどかったです。
肉は基本、胸肉オンリーで、野菜も100円以上だと手を出しませんでした。しかし、離乳食やミルク、おむつがしんどかった。さすがに布おむつは買えませんでした。
ここで、「主夫」スキルを手に入れることができました。
あれこれやりくりして、どうにか月1万は貯金できるくらいにしました。しかし、それを吹き飛ばす現象があることを知りませんでした……。
そう、車検や自動車税です!!!!
それを払うと、コツコツためた貯金はすべてパーになることに気付いたのです!
もう、これは貯金なんぞ絶対できへんわ!ってことで、新たな気持ちを決意します。そう、「転職」です。地方都市への転職を目指します。
家族のため、甘いかもしれませんが、転職をします。
とにかく、家族を楽にするために、給与アップを急ぎました。