もっと自分に自信をもちたいと思った
こういうことを言うと色々と変なように思われるかもしれないと思いつつ、正直に書きます。
実は最近まで、コラムニストを辞めようかな、と思っていました。
きっかけは、先日のOSC。あの日は僕もライトニングトークをさせていただきました。
この時に限らずエンジニアライフのイベントに出ると毎回のように、他のコラムニストさん達と自分を比較している自分がいました。
会う人会う人みんなすごい方ばかりで。それに比べて自分はどうなんだ、と。他の方々がされているような高いレベルでの技術的な話なんて出来ないし、ライトニングトークも下手。
更に、自分でもよくわからないのは、イベントが近くなり皆さんが一丸となって着々と準備している中で自分は何も手伝えていないと、意味不明な焦燥感に駆られまして。「もっと気軽に参加すればいいんですよ」と色々なコラムニストさんにtwitterで言われていても、どうしても。
この焦燥感は何なのだろうか。どうして他のコラムニストさん達と自分を比較してしまうのだろうか。「自分はエンジニアライフに貢献できていない。コラムニストに向いていないのかも。コラムニストを辞めようかな」と考えてしまうようになったのか。
自分の心に「なぜ」「なぜ」と問い続けた結果、ひとつの結論にたどり着きました。
僕は自分に自信をを持っていないのだろうな、と。
自信がないから、他のコラムニストさんと比較してしまう。自信がないから、技術的な面で劣等感を感じてしまい、「あの人達には勝てないし、ついてもいけない」と思ってしまう。自信がないから、人の目ばかり気にして、人前ですごく緊張してライトニングトークが上手くできない。
自分に自信がないから、イベントに対して変な義務感や焦燥感を感じてしまう。つまり、「手伝わないと嫌われるのに何もしてない。僕はコラムニストとしてダメなやつと思われる」と思っているから、こうなるのかな、と。
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では、もうずっと自分に自信の無い生涯を送ってきたかというと、そうでもないというか。例えば、前の会社で好きで担当させてもらっていた新人研修の講師役。人前で話すという意味ではライトニングトークと同じ。にも関わらず、ライトニングトークだと全然まともに話せないのに講師をやってるときは自分でも饒舌に思えるほど。
他のことでも自信をもって行えればいいのに、なぜかそれが出来ない。先日も仕事でミスを連発してしまいました。連続するミスに、元々なかった自信を更に失って、より一層ミスが頻発する状況に陥っていました。このように自分のしている作業の品質が悪いのも、今している仕事・作業に自信がないことが原因なのかなと、自分自身、感じています。
ひとつひとつの仕事に対する自信もそうですが、一エンジニアとしての自信、更には一人の人間としての自信、そういったレベルの自信すら……あるのかなあ……といった状態です。職業人（エンジニア）として、人間として、誇りと自信をもつこと。「技術力を磨け」「コミュニケーション能力を身につけろ」とよく言われますが、自信をもっていないという状況は、それら以前の問題なのかもしれません。
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最近、「認知行動療法」について、本やインターネットで勉強しています。悪い考え方の癖を治していきましょうね、というものです。今までも色々なメンタルヘルスケアについて独学で勉強してはいましたが、自分がもっている根本的な情報の受け取り方を変えなければ、いつまでたっても自分に自信がもてないままなのではないか、と考えたためです。カウンセラーさん等、認知行動療法のプロの指導を受けるのが一番良い方法ではあるものの、書店では「自分でできる認知行動療法」みたいな本がいくつも売られているので、まずはセルフで試してみたいと思っています。学んだ内容をコラムで書いていけたらいいかな、なんていう風に思っています。
追記：とりあえず、こうしてコラムを更新しているので、今は「コラムニストを辞めよう」とまで思う気持ちは無くなりました。「辞めないで！」と言ってほしくて書いたものではありませんので💦 その点は、ご心配なさらずに。