細々と働くエンジニアが、細々と何かを書いていきます。

ネットワークど素人がCCNAを受験する(3)Cisco Learning Networkがアツい

»

 CCNAの受験料割引キャンペーンが7月末まで期間延長とのことです。詳細はこちら

 本連載は、以前のキャンペーン期間である4月末までに合格を目指すことではじめました。今のところ、その予定は変更せず、4月末までの受験を目標に勉強していきます(※予定が変更することがありますので、予めご了承ください)。

 さて、本題です。

 Cisco Learning Network(日本語版)
 https://learningnetwork.cisco.com/community/connections/jp

 こちらのサイトを皆様はご存知でしょうか。簡単に言えば、さまざまなCisco認定試験を受験したい方々向けのコミュニティサイトです。公式のアナウンスやいろいろな方の受験記、掲示板などのコミュニティ機能が充実しています。利用にはユーザー登録が必要(無料)ですが、受験の際にはどのみち登録が必要になりますので、早い段階でユーザー登録を行い、コミュニティを利用してみてはいかがでしょうか。

 ただ、今回の記事では、英語版をオススメしたいんです。

 https://learningnetwork.cisco.com/community/certifications/ccna/ccna_exam

 上のページは、CCNA試験(640-802)に関する情報を掲載しているページです。ここにあります「Study/Learn」、こちらをクリックすると、CCNAの知識を得るために非常に有益なコンテンツがたくさんあります。そのほとんどは無料で利用できます。英語に抵抗がない方、英語学習も同時に行っている方に是非、使っていただきたいです。今回は、こちらをご紹介致します(※当初はICND2に関する記事を書く予定でしたが、変更いたしました)。

 ■Quick Learning Modules

 スライド+音声形式のeラーニングです。1科目の時間は約15分です。最後には簡易的なチェックテストもあります。もちろん音声は英語ですが、英語が聴き取れる方が聴くと、分かりやすく解説されていると感じると思います。

■Mobile Learning Modules

 iPhoneやAndroidといったスマートフォン向けのラーニング機能だそうです(有償のため、今回の企画の意図に反するので、買っていませんが^^;)。非常にたくさんの内容がありますが、基本的には1科目4.99ドルで購入できるようです。

■IPTV Videos

 動画形式で、内容を紹介してくれます。

 ■WebEx SME Sessions

 Cisco認定のエキスパートの方が講義(60-90分)をするラーニングコンテンツです。視聴には、専用のソフトをインストールする必要があります。

 ■Cisco e-Lab Simulations

 ルータやスイッチの簡易的なシミュレータです。IOSをバージョンアップするなど、指示された内容に沿ってコマンドを入力するという形式です。

 ■Study Documents

 シスコ社で出している本の一部分をサンプルとして読むことができます。もちろんサンプルなので全てではないですが、一部分だけでも勉強に役立つと思います。

 Study/Learnコンテンツとしては以上です。他にも、試験のシミュレーション動画もあります。やはり英語版ですが、それでも受験前に確認しておくと良いかと思います。

☆★☆

 実は他にも、CCNAの試験内容に関連した「ゲーム」もあります。こちらも意外と面白くて、勉強になるので、ご紹介致します。

 ■Cisco Mind Share

 ICND1の試験を、よりゲームらしくした感じのゲームです。43ドル程します(体験版もあります)。

 ■Binary Game

 左右対称に動くペンギン2匹をゴールに導くゲームではなく、2進数と10進数の変換がテーマのゲームです。時間内に、示された10進数を2進数に変換したり、逆に示された2進数を10進数にすると何になるかを答えていきます。

 ■Multiplayer Challenge

 オンライン対戦クイズゲームです。別に対戦ではなく、ひとり(シングルプレー)でも出来ます。各試験内容の問題を答えていきます。早く答えるほど高得点です。

 ■Subnet Game/Subnet Rescue Game

 色々な施設にて、クラスCのアドレスを用いてネットワーク設計を行うゲームです。各施設に複数の部屋があり、各部屋で必要とするPCの数が示されます。それを基に、適切なサブネットを設定し、各部屋のルータ等のアドレスを指定します。一から設計をするのが「Subnet Game」、既に設計されてはいるものの、間違っている箇所が多々あるのを修正していくのが「Subnet Rescue Game」です。

 他にもゲームがありますので、息抜きや英語学習を兼ねて遊んでみると、楽しいと思います。

☆★☆

 充実したCisco Learning Networkのコンテンツ、使ってみない手はないと思いました。次回こそはICND2に関する記事を書く予定です。

Comment(0)

コメント

コメントを投稿する