コラムニストは出たがり屋 -エンジニアライフ勉強会にて
「あっ、出てない人たちに先にネタを書かれた！」
エンジニアライフ勉強会が先週開催された。
■新しいビルのきれいなセミナールーム
会場は東京銀座にあるドワンゴのセミナールーム。ここは最近できた歌舞伎座タワーの上にある。新しいビルなのできれいだし設備は万全。窓からの景色がいいのもうれしい。
このビルは歌舞伎座タワーの名の通り、下の階は歌舞伎座。正面入り口や地下の土産売り場は歌舞伎の客でにぎわっている。
この日登壇したコラムニストは私を含めて7人。
■コラムニストは出たがり屋
このイベントが企画されたのは直前。にもかかわらず登壇者はすぐに決まった。当日参加可能なコラムニストは「私もしゃべる」とみんな手を挙げた。コラムニストが集まる他のイベントでも、講演とかLT（LightningTalk）があるとみんなやりたがる。そもそも人前にコラムを公表したがっている人たちだから、言いたいことがあるのだろう。というよりも、言いたいことが特になくてもスピーチはするものだ とこの人たち（私も含む）はハナから思っているようだ。サトマモさんにいたっては、子育てで忙しいのに2歳の娘を抱っこしながら登壇してスピーチした。
これが一般の勉強会になると違う。やる気があって集まって来た人たちなのに、会の中では意見を出すのに、「次回にホスト役をやってくれる人？」と聞かれるとみんな下を向いてしまう。決して引っ込み思案ではないベテランが集まったときでもそうだ。このほうが普通なのかもしれない。だとするとやはりコラムニストたちは異常な集団なのか。
■話し出すと生き生きとする
会が始まった。登壇者はみんな場馴れしている。Ahfさんなんて、人の話を聞いているときにはすごくおとなしい人に見えるのに、前に立つと水を得た魚のように生き生きとしている。楽しそうだ。
普段はコラムニストとして気持ちを文字にぶつけているコラムニストたちにとっては、人前で話をするというのはストレス解消になるのかもしれない。文字だけではものたりなくなって。
私も数えてみたら今回このコラムが102本目。知らないうちに100本を超えていた。私もすっかりそんな異常な人たちと一緒になり、人前でしゃべるのが好きになってしまった。
今回は直前に決まったこともあって参加人数が少なかったけれど、次回は人数を増やして武道館か東京ドームでやりたいものだ。
いやいや、東京ドームのブルペンの面積があれば十分だろう。
abekkanでした。
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