ふつーのプログラマです。主に企業内Webシステムの要件定義から保守まで何でもやってる、ふつーのプログラマです。

冷たい方程式(22) 不都合な真実

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 12月6日、木曜日、午前10時。

 渕上マネージャが、突然、緊急ミーティングを招集した。勤怠管理システムリプレイスプロジェクトに関わる全員が参加を求められた。

 「急になんですかね?」会議室に向かう途中、亀井くんが訊いてきた。

 「さあねえ」あたしは首を傾げて、隣を歩いていた磯貝課長を見た。「課長、ご存じですか?」

 「さあねえ」と課長はあたしと同じ言葉で答えた。「本社から何か言われたのかなあ」

 そういえば、12月に入ってからというもの、渕上マネージャは離席中のことが多かった。毎日の進捗報告には、きちんと現れるものの、それ以外はほとんど姿を見せていない。理由まで気にしていなかったけど。

 「どうせスケジュールが遅れているから、どーのこーのって言うに決まってますよ」亀井くんが軽蔑したように囁いた。「それで、片寄さんたちのせいにするんです」

 あたしは肩越しに後ろを見た。ホライゾンチームの3人は、ムツミさんを先頭に黙々とついてきている。一様に疲れ切った表情で、うつむきがちだ。ムツミさんを含めた全員の1日の平均睡眠時間は、4時間を切っているらしい。ムツミさんが常駐するようになった直後は、ランチのときに60分ぎりぎりまで食堂にいておしゃべりをしていたものだが、ムツミさんがダウンする直前までは、できるだけ早く食べ終えて、自席に戻ることにしていた。ムツミさんが少しでも仮眠を取れるようにするためだった。もちろん、そんなことで軽減される疲労度はごくわずかだったようで、ムツミさんがダウンしてしまったわけだけど。

 復帰してから、ムツミさんはほとんど臨時開発室にこもりっぱなしだった。ランチもコンビニもので済ませているようで、顔を合わせるのは朝と夕方の数分間だけ。このままでは遠からず身体機能に異常をきたすのではないかと心配でならない。強制的に休みを取らせる権限があれば、と痛切に思う。

 会議室に入ると、すでに先客がいた。渕上マネージャは当然として、ホライゾンの八木社長、サードアイの黒野さん、東海林さんが席を埋めている。スケジュールの話だとしたら、八木社長は分かるとしても、サードアイの人たちがいるのはなぜなんだろう。サードアイの担当はシフト管理機能で、そっちの完了は2月末だ。

 あたしたちが目礼しながらそれぞれの席に座ると、渕上マネージャは口を開いた。

 「知っての通り、このプロジェクトのスケジュールは、相当、遅れを出している」渕上マネージャの視線は、主に八木社長とムツミさんのあたりに向けられていた。「その原因はいろいろあるが、今ここで、それを追及することは建設的ではない。これからその遅れを取り戻す方策を考えていきたいと思う」

 へえ、とあたしは少し期待して耳を傾けた。ひょっとすると、ばかげた進捗報告や作業日報から解放され、残業時間制限も緩和されるかもしれない。

 渕上マネージャは、用意していたA3サイズのプリントアウトを全員に配った。実装部分のスケジュール表だ。管理系、一般系に別れている。

 「それを見てもらうと分かるが、実装中の画面数が5本、手つかずの画面が18本となっている。残りの日数は24日、1月の3日間を入れても、27日しかない」

 明言しないだけで、これではムツミさんたちに、一方的に責めを負わせているようなものだ。隣で、亀井くんが不快そうに顔をしかめているのがわかった。

 「これまでのペースで計算すると、どう考えても、10本以上が手つかずのまま残ることになる。年明けからは、社内でテストが開始されるが、そのとき未完成の機能があるような事態は、絶対に許されない」

 10本というのは、希望的観測だろうなあ、とあたしは思った。もともと4人でこなしていたタスクを、今や3人で回しているのだから、その結果は推して知るべきだろう。今のところ、数字上は誤差の範囲内で収まっているだろうが、近いうちに目に見える単位になってくるのは間違いない。

 「そこで、ホライゾンシステムさんの未着手の18本を、サードアイシステムさんにお願いすることにした」

――え?

 「ちょっとお待ちください」八木社長が青くなった。「そうすると弊社は?」

 「ホライゾンシステムさんは、現在すでに実装中の5本を仕上げていただく」冷徹な声が答えた。「その後は、12月末までテストとドキュメント作成にあてるが、常駐していただく必要はない」

 「でも、その……」

 「当然のことだが、御社への支払いは、これまで完成した分のみとなる」

 要するに、渕上マネージャは、ホライゾンシステムさんはお払い箱だ、と宣言しているのだった。

 八木社長もムツミさんも、茫然と渕上マネージャを見ている。残りの2人のメンバーは、死闘から解放されることを喜んでいいのか、仕事がなくなることを悲しんでいいのか迷っている様子だ。

 サードアイの2人は、事前に聞いていたようで、渕上マネージャの言葉に驚いている様子ではない。ただ、ホライゾンシステム側がどうしてそんなにうろたえているのか、いぶかしく思ってはいるようだった。

 「先に言ったとおり、スケジュールには相当の遅延が発生している」渕上マネージャは淡々と続けた。「これまでの御社の技術力と人的リソースを考慮しても、この遅延を残りの日数でリカバリできるとは考えにくい」

 聞いていると、何とも言えない複雑な思いが、腹の底から沸き起こってくる。遅延の大きな原因が、ホライゾン要員のスキル不足にあることは確かだろうけど。

――遅延の原因の何割かは、自分のマネジメントにあるとか、そういうことを考えないのかね

 「従って、考慮を重ねた結果として、これ以上、御社に実装をお任せするのは妥当ではないと判断するに至った」

 渕上マネージャは言葉を切ると、あたしと磯貝課長に鋭い視線を突き刺した。

 「ホライゾンシステムを選定した磯貝課長と日比野くんの責任も重いと言わざるを得ない。特に日比野くんは、今回の選定において私的な事情を介在させているとの情報もある」

――私的な事情?

 何のことか分からない、と言いかけて、ハッと気付いた。そもそもホライゾンシステムに声をかけたのは、前の会社の上司の紹介を断り切れなかったからだ。その部分だけを取り上げれば、私的な事情と言われても仕方がないかも。でも、選定に関しては私情を交えてはいない。

 不思議なのは、何でそんなことを渕上マネージャが知っているのかということだ。その事情を知っているのは、磯貝課長だけだ。あたしが横に顔を向けると、同じことを考えたらしい課長は、あたしの視線をサッと避けた。

 課長を追及するのは後回しだ。あたしは手を上げて発言した。

 「選定に関して”私的な事情”とやらを考慮したつもりは一切ありません」あたしは八木社長の方をちらりと見た。「確かに、ホライゾンシステムに見積もりを依頼したのは、前職の上司の紹介ではありますが……」

 「そのことが」渕上マネージャはあたしの弁解を遮った。「選定に影響しなかったと証明することはできまい。磯貝課長が役員会に提出した説明書を読ませてもらったが、技術的に最適だとする理由も根拠もくみ取れず、あいまいなテクニカルタームの羅列にすぎなかった」

――チッ、あれを読んだのか

 あたしは心の中で舌打ちした。見積もり金額だけで決めました、とは書けないから、適当な技術用語を並べただけの報告書だ。一応、つじつまが合うようにはしてあったが、知識のある人が読めば内容のなさはバレてしまう。

 「このことは、外注先選定規定に抵触している可能性があり、内部監査委員会への報告要件に該当する。いずれ何らかの連絡があるだろう。また、今期の評価への影響も避けられないと思いたまえ。もちろん、それを黙認した磯貝課長の責任も重大だ」

 あたしと磯貝課長は顔を見合わせた。課長の顔は、まずったなあと言いたげな、しかめっ面になっている。きっとあたしの顔も同じ表情になっていることだろう。

 「私情をはさんだことで、技術力が決定的に不足しているSIerを選択することになってしまい、その結果、現在のような致命的なスケジュールの遅れが発生することになった。今からでも、その状況を是正したい」渕上マネージャはサードアイの2人を見た。「サードアイ社にご足労願ったのは、この後、ホライゾン社の担当者から引き継ぎを受けていただきたいからだ。よろしいかな?」

 サードアイの営業の黒野さんが口を開きかけたとき、あたしの隣で、ガタンと大きな音が爆発し、あたしは飛び上がりそうになるぐらい驚いた。反射的に身体を反らしながら向けた視線の先では、亀井くんが勢いよく立ち上がっていた。

 「ざけんなよ!」怒りで顔を紅潮させながら、亀井くんは怒鳴った。「ぜんぶ人に責任押しつけて、てめえだけ涼しい顔かよ。そんなことが許されるわけねえだろうがよ!」

 突然の怒りの噴出に、その場の全員が戸惑ったように固まっていた。あたしもぽかんと口を開けたまま、後輩の顔を見た。

 「何もかも、あんたのせいだろうが」怒鳴るのはやめたものの、渕上マネージャへを糾弾する言葉は止まらなかった。「めんどくさい作業日報や、意味のない進捗報告なんかで、オレらの時間をどんどん削っていったのは、あんただろうが。スケジュールが遅れたのは、全部あんたのせいなんだよ。口にしないだけで、オレらそう思ってるんだよ。そこんとこ、分かってるのかよ」

 渕上マネージャは、顔色ひとつ変えずに、自分への非難を受け止めた。

 「君にはまだプロジェクトマネジメントというものが分かっていない」亀井くんとは真逆の冷静な声だった。「私が行っていることは、プロジェクトの目標を達成するために、どれも必要なことばかりだ。これまでまともに進捗管理さえ行われていなかったらしいから、君たちはその怠惰な方法に慣れきってしまっているだけだ。冷静に考えてみれば、私が正しいことがよく分かる」

 「その管理が現実的に時間を奪ってるじゃねえか。片寄さんたちが、そのせいでどれだけ苦労したか分かってるのかよ」

 「君は私的な感情で発言している」渕上マネージャは冷静に指摘した。「いつまでも学生気分でいるから、そのように後先考えずに行動することになるのだ」

 「私的ってなんだよ。事実を言っているだけだろうが」

 話にならない、というように、渕上マネージャは肩をすくめて、会議室の中をぐるりと見回した。

 「君が好意を抱いている人間がいることは分かっている。君の発言は、その人間を擁護するためのものだ。それが私的な感情でなければ、なんだというのか」

 亀井くんは虚を突かれたように絶句した。まあ、あれだけ露骨にアプローチしてればバレバレだろうが、まさか渕上マネージャがそこを突いてくるとは、思いもよらなかっただろうから。あたしだって、渕上マネージャは、そんな下世話なことには関心がないだろうと思い込んでいたのだから。

 一方の当事者であるムツミさんは、誰とも視線を合わせたくないようにうつむいていた。亀井くんと同じように頬が赤いが、その理由は怒りによるものではないにちがいない。

 渕上マネージャの指摘が、亀井くんの怒りに水を差す目的でなされたのだとしたら、それは非常に効果的だった。亀井くんの顔から血の気が引き、歪んでいた表情が平静さを取り戻しつつあった。

 「まだ何か言いたいことがあるのかね」渕上マネージャが、心なしか勝ち誇ったような声で聞いた。

 あたしは、そっと手を伸ばした。シャツの裾を軽く引っ張り、亀井くんの注意と視線を捉えようと試みる。そして、それに成功すると、唇を動かして『座れ』と伝えた。亀井くんはあたしを見てくれたものの、腰を下ろそうとはしなかった。

 「はい」亀井くんは応じた。「ありますね」

 一応、敬語を使ってはいるものの、まったく敬意のこもっていない口調だった。不穏な兆候を感じたあたしは、一方で、亀井くんを応援する矛盾した心情を抱えながら、次の言葉を待ち受けていた。

 「今の勤怠管理システムの導入、渕上さんが指揮したらしいじゃないですか。あの使えないシステムのことですよ」亀井くんはゆっくりと、その場の全員に印象づけるようにはっきり話した。「それまで順風満帆だったキャリアに、付けられた唯一の汚点ですってね」

 「何が言いたいのかね」渕上マネージャは抑制された口調で聞いた。

 「私情をからめて仕事してるのは、あんたの方じゃないか」嘲笑とともに、また口調が変化した。「あんたが自分の失点を帳消しにしようと、片寄さんに、ホライゾンの皆さんに過酷なノルマを強いているんだ。そうじゃないのかよ」

 渕上マネージャは沈黙した。この人が即座にリターンを返せないシーンは初めて見た気がする。

 「あれ? どうしたのかな」亀井くんは高笑いしながら、たたみかけた。「あんたにとっては都合の悪い真実だったかな。何か言ってみたらどうなんだよ。言い訳でも弁解でもいいからさ」

――もうそれぐらいにしときなよ

 亀井くんの言っていることは、だいたい正しい。それをあたしは知っている。だけど、世の中は正しさばかりで回っているわけじゃないって、前に言ったよね。渕上マネージャみたいな人を、最後まで追い詰めちゃダメだ。

 あたしは必死で亀井くんの視線を、再び捉えようとしたが、どうにも目力が足りなかったようだ。亀井くんは、破滅的な言葉を口にしてしまった。

 「あんたのマネジメントとやらは三流だよ。ない方がいいぐらいだ。スケジュールの遅れの原因は、クソの役にも立たない似非マネジメントだ!」

 たまりかねたあたしは、亀井くんの腕をつかんで強引に引っ張った。言いたいことを吐き出して力が抜けたのか、亀井くんは驚くほどすんなり座り込んだ。

 会議室に沈黙が降りた。かすかに聞こえるのは、亀井くんの荒い呼吸音だけだ。他の人々は、しわぶきひとつ立てることもできず、痛いような緊張の中で渕上マネージャを凝視している。次に何かのアクションを起こすとしたら、この人しかあり得ない。

 渕上マネージャは、怒りで顔をゆがめることも、恥じ入って顔を背けることもせず、は虫類のように感情のない視線で亀井くんを見ていた。睨むのではなく、凝視するのでもなく、ただ見ていた。

 沈黙の時間がどれだけ過ぎ去ったのか分からない。やがて、渕上マネージャは、小さくふっと息をついた。この人が表した唯一の感情表現らしきものが、それだった。

 「君の処遇については、後ほど通知する」事務的そのものの口調で、渕上マネージャは告げた。「他に意見がなければ、これで終了とする。ホライゾンの八木社長と片寄さん、サードアイのお2人は残っていただきたい。引き継ぎについて、すりあわせをしておく必要がある」

 渕上マネージャは立ち上がると全員を見回した。内心はどうあれ少なくとも表面上は、最後までその冷静な態度が崩れることはなかった。

 「以上、解散」

(続く)

 この物語はフィクションです。実在する団体名、個人とは一切関係ありません。また、特定の技術・製品の優位性などを主張するものではありません。

Comment(150)

コメント

さくら

非現実的ですがすっきりしました^^;サードアイとホライゾンとの違いは渕上さんが関与する前と後ということでしょうか。コストカットはもう関係なしなのか気になります。

Dice

まさか亀井くんが爆発するとは……この展開はかなり予想外でした。
来週が楽しみ!

lefty

面白いです。

主人公、渕上マネージャ、ホライゾン、
それぞれに落ち度があった中、
どう軌道修正してPJTを成功にもっていくか
楽しみです。

しかし、亀井君の口調がリーマンとしてはあるまじきwww

abc

プロジェクトマネジメントってプロジェクトの規模とか内容に応じてそこそこカスタマイズするものだと思ってたけど違うのかな? ゲンミツにしようと思えばそれこそ天井なしだろうし……。

ついでに重箱の隅をつつくと、『今回の選定において私的な事情を介在させている』ことを証明するのはそっちの責任であり、「あたし」が潔癖を証明する必要はない。まあ会社なんてよっぽどでなければ治外法権だし、そんな言い分は無駄、かな。

WhiteBall

遂に堪忍袋の緒が切れましたねー
亀井君に私的感情があったことは否めませんが、事実を言っているとも思います。
だからこそ、ここのコメント欄も盛り上がってるワケですしね。

主人公や亀井君、片寄さん等、登場人物大半の心理描写は何となく読めますが、渕上さんだけが見えない。
渕上さんが何を考えているのか、色んな方面に推測できますが、著者がどこに落とし所を持っていくのでしょう。

今回の亀井君の指摘に対して「痛いところを突かれた」のか「小物がほざいてる」とあしらうのか、はたまた別の感情を持っているのか、続きが楽しみです^^

ななしんぼ

有能なサードアイ様が主力部隊になっちゃうと渕上氏のアレなマネジメントが霞んでしまわないかしら?

fgn

>有能なサードアイ様が主力部隊になっちゃうと渕上氏のアレなマネジメントが霞んでしまわないかしら?

むしろアレなマネジメントによる対立が激しくなりそう・・

saboten

サードアイはドン引きだろうなーwww
しかし残り27日の引き継ぎありの画面18本とか、よく請けるなあ。
黒田さんは東海林さんに借りがまた一つできるのか…。

しかし、私情を理由に責任を全て部下に押し付けた挙句、
部下にマネジメント3流って言われるとかどんだけwww

sage

ホライゾンもありがちなダメ外注って感じもするから
一方的にどこが戦犯って決めつけられないのが面白い。

Edosson

ネズミは、こういう感じで、これまでも部下を食い物にしてきたんですかね。
エライ人って怖いなあ。

これからどうなるんでしょう。
これまでの「高度なマネジメント(笑)」が、厄介払いのための圧力だとしたら、
サードアイに対しては手のひらを返す可能性もある。
が、ストーリーとしては、これまでの描写をドブに捨てるような
流れは考えにくいですけど。

なんとか、東海林さんとひともめしてほしいです。

それにしても、現行の勤怠管理システム導入時には、何が起きたんでしょうね。
逆に、エースシステムは自分を守ることに成功した、という言い方もできます。
高杉上級SEががんばったのかな。

regc

他社(ホライズン、サードアイ)がいる場面で、自社社員の瑕疵を指摘しちゃう
あたりはまずいのでは? 普通はやらんと思うなぁ。まして責任問題まで。亀井
君の爆発もその辺に端を発しているみたいだし
確かに、デスマーチ化しそうなプロジェクトを立て直すには、ホライズンを外し
てサードアイに投げちゃうのが現時点ではベターだと思うけど、やり方がなぁ

名無し

>>Edosson

現行の勤怠管理システムって
エースシステムが作ったて記述何処かにありましたっけ?

名無し

>現行の勤怠管理システムって
>エースシステムが作ったて記述何処かにありましたっけ?

エースシステムの高杉が、に訂正ね。

名無しの素人

>現行の勤怠管理システムって
>エースシステムが作ったて記述何処かにありましたっけ?

冷たい方程式(1)に、エースシステムが作ったて記述がありますね
高杉の件は、ただの皮肉でしょ

さそうたける

この一件で、主人公達とサードアイの関係が悪化しそうですね。
主人公達に関係悪化させる意図が無くても、
サードアイ側から「信用ならない顧客」として警戒されそう。
なにせ、サードアイから見れば、
主人公達とホライゾンは癒着関係にあるわけで、
サードアイが邪魔者扱いされる恐れが出るわけで。
もちろん癒着関係なんてのは事実無根ですけど、
状況証拠が揃ってますからね。。。
東海林さんがホライゾンのスキル不足を指摘してる際も、
主人公はひたすらホライゾン擁護の発言を繰り返していたし。。。

まさと

とうとう爆発しましたね。

ところで、地の文はすべて主人公の主観で書かれていますが、どれくらい正しいのでしょうね。
主人公は、本人が知ることのできた情報で判断したり印象を抱いているので、信頼できる語り手なのかという疑問があります。
(例えば、亀井くんが指弾した渕上マネージャの前歴は、主人公が他部署の同僚から聞いてきた話だけが根拠だと思うのですが。
前作から読んでいる我々読者と、主人公が間違いなく対立するのは、サードアイと東海林さんに対する印象でしょう)

まだ予断を許さないように思えるので、ハラハラします。

はんぺん

なんとなんと、いきなりふっちー株急上昇じゃありませんか。今回の彼の振る舞いはどこをとっても妥当だと思います。ってか、かっこいいぜふっちー。

ほったて

亀井君の指摘に対して説明もないまま懲罰? を匂わせるあたりがいかにもな人物ですな。香ばしすぎてもう。

(その場にいたらオシッコちびっちゃいそう)

匿名志望

亀井君は弱いものいじめをするだけのダメ野郎だと思ってたら自分の上司にも噛み付く狂犬だったでござる…
正直株はあがったけど、実際はこんなことできないよなあwww

rurie

それが亀井君の言う所のプロ魂なんでしょうwww

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主人公は、責任の一端が自分にあるとはつゆほども思ってないみたいですね。
外注先を決定したのはほぼ主人公だし、一旦ホライゾン製フレームワークでも良いと言ったのも主人公。外注先決定に関する書類を適当に書いたのも主人公。
「わたしに何か責任があるとでも?」って感じですか。

elseorand

渕上マネージャーはやっぱり人格破綻・サイコパス的意味でおかしい。

「亀井君は好意という私的感情があるから擁護している」なんて、
自己の無謬性をここまで信じ切っている上に、
相手の怒りを理解することなくこう言い切ってしまうとは、
典型的な共感性の欠如に見える。

はやちね

渕上マネージャー、今更ホライゾンの選定理由を持ち出すなんて、下に責任を押し付ける気ありありですね。ホライゾンの技術力が低いのは、結構前に分かっているわけですし、そのときに調査なりして対策は打てたと思いますが。
こうなる前は「高度な管理」をしていたら、安かろう悪かろうな協力会社でも問題無いだと思っていたのかもしれませんね。DB、OS、バックアップ装置をコストカットした程の人ですから。

しかし、新人の亀井君の指摘に何も返せない、渕上マネージャー、情けないですよ。(しっかり、懲戒処分なんかで仕返ししそうですけど)

ヤミ

亀井君、サラリーマンとして駄目駄目ですが、こういいたい。
グッジョブ!!

404

渕上マネージャー、あんなひどいこと言ってごめんなさい、なドンデン返しがありそうで面白&怖い・・・ますます目が離せないです。
ホント、書籍化できますよ。この物語、もっと多くの方の目に触れてほしい。

別の通りすがり

コメント欄にゲンナリ

でじゃぶー

同僚によく似た完璧主義者がいます。木を見て森をみずと言うか。
何かある度に喧嘩してますが。

他人や細部に完璧を求めることと完璧なマネジメントは別の話なんですが、残念ながら一緒くたに考える人は少なくないですね。

細川

結局、淵上って「ぼくのかんがえたさいきょうのぷろじぇくとまねじめんと」は全くの不発だったわけだけど、その結果を「ホライゾンガーZ」「グレートイソガイガーZ」辺りを連発して逃げに入る辺り、「ぼくのかんがえたさいきょうまにふぇすと」を掲げて政権取ったもののなしのつぶてでちょっと突っ込まれるとジミンガーZ発進させてる今の政権並みのクズだったって事ですか。

あれだけ毎日のように進捗報告させといてこのていたらく、一体淵上は毎日毎日何をチェックしてたんですかね?句読点とか、たまたま自分が突っ込める技術的な重箱だったんですかね?ホワイトボードまで新規購入して進捗を「見える化」しておきながら、進捗なんてまったく見えてなかったと。

後、淵上が日比野とか亀井に処分をちらつかせるけど、淵上にそんな権限有るの?淵上はあくまでもこのプロジェクトのために来た助っ人外人でしょ?開発チームにとっては。開発チームのメンバーの賞罰の査定なんて、課長の磯貝にしか直接の権限無いんでないの?

まあ、次が楽しみにはなりましたけどw。「ぼくのだれにもしられたくない黒歴史」を暴露された淵上が、翌日から来なくなったりしてw

まずは。笑顔の行方が天国とかじゃなくてよかったです。
あまりよい幕切れではありませんが、今後は人間らしい生活を送れることでしょう。
安心して正月も取れますね。
まあ、これが原因でホライゾンが倒産とかならなければ。

しかし。
今回の亀井さんの活躍で、
渕上さんが完全に改心するエンディングはなくなったような気がしますね。
残念です。

だって、これから東海林さんが本格的に活躍し始めるというタイミングで、
亀井さんがこんなことを言っておいて。

活躍し始める東海林さんが、亀井さんの言うことが正しいんだ、
と暗にでも言い出すような展開は、あんまりありえないでしょう。

まあ今までのや今回の伏線からして、
実は素晴らしい人だという話にもならないとは思いますが。
最悪、前作の橋本さん程度の立ち位置は確保してしまうかもしれません。

こういう、物語の結論としていったい誰が正しいことになるのか、
いつまでたっても読めない話は、
普通に本で読んでいる分には、
先が気になって一気に読んでしまえる上に、奥が深くて大変よい話だ、
で済むのですが。

連載で読んでいると、大変胃が痛くなりますね。

わかめ

渕上マネージャーは、何話目あたりから、自社の社員とホライゾンが、使えない連中だと気づいたんでしょうか?
もしかして、登場する前ってことはないですか?
別なちゃんとした外注を探し始めたのがいつなのか?
サードアイと契約にこぎ着けるのには、社内の調整とか含めてどのくらいの時間がかかるのか?
自社の開発担当部門には知られないように、全部一人でやったんですよね?
ホライゾンじゃダメだってことを納得してもらって、もっと偉い人にハンコをついてもらうとか、大変な仕事のような気がするけど。
今回の件も、サードアイは事前に知っていて、自社の社員とホライゾンは知らなかったんですよね?
ホライゾンはともかく、自社の開発担当部門の課長以下みんな知らない(知らせない)なんて、完全に自社の社員を見限っていますよね。そして課長以下、見限られていることに気づいてませんよね?
なんか、登場する前から、切り捨てる気満々だったんじゃないですか?

k

無能のすくつ(何故か変換できない)と化した社内システム部門に、一波乱、二波乱も起こすべく渕上的な人材を派遣するサービスとかあると面白いな、とか考えたあたりで「それなんて企業戦士YAMAZAKI?」とか思いました。
作者さんの発想の起点はそのあたりなのかなぁ。
この話を渕上視点で書いた場合、夜な夜な悪のサイボーグとの戦いが繰り広げられる感じになるのかしらん。

今回の話は「まあそりゃそうなりますよねー」という、なるべくしてなったみたいな話で、ここまで来るとむしろ「なんやかんやで渕上が居なくなってなんやかんやで進捗が劇的に回復して『渕上さんいなくなってよかったね♪』で大団円」的な展開のほうがお話としては意外性を持つようになりますね。

亀井の発言内容の無茶苦茶さは若気の至りってことで置いといて、キレるタイミングが悪すぎますねー。
何故こうも現実が「動かしがたいもの」となってからキレるのか。
つまりアフターカーニボー。
キレるならキレるでもっと早くからキレておくべき。

ついでに亀井に何らかの処分が下されるとしたら、小川(でしたっけ?)への暴言の件でしょうねぇ。

Fu

さて、推測しおいてなんですが、この道にすすんでしまったかぁというのが正直な感想です。
まぁフィクションですから...
現実にこの道に進むとその先には契約(法務)と政治が待っていますので...
それを考えると胃が痛くなるので、あくまで小説として楽しむことにしましょう。

わかめさんが既に書いていますが、渕上マネージャーから見た外伝が読みたいと思ったのは、渕上マネージャーがいつからこの策を考え、根回しを始めたかなんですよね。
私は登場直後からだと思っています。
この一見むちゃくちゃなマネージメントは本当に僕の考えた素晴らしいマネージメントだと思って実施していたのかも気になるところです。
(本人的にも最善の策とは考えていなかったのではないかと推察します)
結果的には、サードアイに引き継がせることができる状態になったときに、何ができていて、何ができていないのかが明確になっており、おそらく引き継ぐための材料はそろっていたのでしょう。そういう意味ではマネージメントとしては最悪ではなかったと考えます。
あのぐちゃぐちゃな趣味作業のまま放置したら、何ができていて何ができていなくて、何が問題かすらわからないまま12月を迎えていたことでしょう。
当然ながらサードアイのような外注を見つけても引き継ぐことはできなかったはずです。
(まぁ1から作るのであればありかもしれませんが)
これだけ使えない(スキル的にも、リソース確保的にも)外注でも簡単には切れないわけで...
この後、どのようにリカバリし、スケジュールの遅れを最小に抑え、費用超過をどこまで抑え、政治的、法的に問題ない形(これは小説には表現されないかも)で最終話を迎えるのか、まだまだどんでん返しがあるのか、楽しみです。

orchis

まさか開発部門自体をコストカットするためにわざとしてたとか・・・?

別の通りすがり

> Fuさん
遅れないんじゃないですか。
18画面で1画面4日だとすると72人日。残り27日なので3人アサインすれば済みます。1画面3日で終わらせれば、54人日で二人で終わります。

ふっちーLove

>まさか開発部門自体をコストカットするためにわざとしてたとか・・・?

最初からそのつもりならひどすぎる。

切るなら磯貝課長一人で十分。
主人公も亀井君も成長する余地は十分ある。
会社として育成する努力もせずに切るというのはひどい。

それにホライゾンに対しても非情すぎる。
かれらなりに一生懸命頑張った。
その頑張りに対しては十分敬意を払うべきで、「ホライゾンのチームリーダの体調も考慮してサードアイの力を借りたいと思います」ぐらいの柔らかい言い方をしてもよかった。

すべてがITマネジメント課を切るための材料集めだったとしたら、ふっちーはひどいと思う。

Fu

別の通りすがりさん
私は昔はOS屋、今は基盤屋、運用屋なのでうわものの開発はさほど詳しくはないのですが、コーディングだけならともかく、単体テストとか含めてもそんなもんなのですか。
であれば、間に合ったという結末なのかもしれませんねぇ。

しかし、これだけバックボーンがしっかりしている小説をこんなところで無償で読めてもいいのだろうか?
普通の素人さんの文章だと、あちらこちらに矛盾があってコメント欄のこういう議論に耐えられないです。
であるからこそ、背後にある渕上マネージャ視点の外伝が読みたいと切望している次第です(しつこいな俺w)

加納

>は虫類のように感情のない視線で亀井くんを見ていた。

基本的に、この渕上氏は「サイコパス」なんでしょうね。
「他者に対する冷淡さや共感のなさ」や、「罪悪感が全く無い」
「過大な自尊心で自己中心的」なんてのは渕上氏の枕詞そのもの
のように思いますし。

「慢性的に平然と嘘をつく」性質も、嘘を言っているとは判定できませんが
嘘っぽい「主人公への責任のなすりつけ」や、嘘八百の「高度なマネジメント」を見ると、
さもありなんと思ってしまいます。

「サイコパス」はマネジャにしちゃいかんだろ。。。

ちなみに、作業員が交代したので、あっさりとプロジェクトは無事終了する可能性も出てきましたね。

サードアイレベルの技術力の業者使って
この程度の案件で終わらないとか普通はないですしね。。。

あとは渕上氏の政治力での「値切り」ぐらいですかね。。頑張れ黒野さん。。

というかこういう案件では、単価を上げないんですかね。
どうせこれで終わりなわけだから単価を割り増しとかを検討してもいい思うのですがね。

はんぺん

これでホライゾンはデスマーチが回避できましたし、ふっちーの進捗報告が短かくなった片寄さんも眠れるようになるでしょう。サードアイは、ホライゾンのシロートが書いたコードに頭を悩ませる危険がなくなりましたし、ふっちーは突っ込みどころ満載(おそらく)の定時報告にイライラさせられることもなくなるでしょう。

みんなが幸せになる道のりだと思うのですが、どうしてふっちーに批判的な人が多いのでしょう?

LFR

淵上さんがは虫類のような目=感情のない目をしたのは、自分の感情制御で精一杯だけだったのでは?
自分が悪くないと思ってる・人格破綻・サイコパスとか短絡的になぜいえるのか?

あと、今回の一件は淵上さん的には回避したかったことかもしれないが、自身含めた関係者全員のスキル・会社都合的に如何とも出来なかったための苦渋の決断かもしれないのに、主人公や亀井くんはよく簡単にあしざまに言えるなぁ。
~課長・主人公は初動から悪手しか打ってないし、亀井君なんて協力会社にパワハラかまして退場させてるし、プロジェクトを良い方向に進めるため何かしたっけ。

今回のような案件だと会社上層部や別部署と相当政治的なやりとりをして、主人公たち以上に理不尽な思いもしているだろうに、主人公たちに恩着せがましく言ったり、愚痴ったりしていない淵上さん。
納期と現状を考えたらこうなることは容易に想像できるだろうに、想像することを放棄して本気で動かない、完全な指示待ち人間の主人公たち。
・・・悲しいですね・・・。

と、いろいろ想像の余地があるので、どういう状況でどういう決断をしたのか、淵上さん視点の話があったら読んでみたいと思います。

PG

サードアイが不憫過ぎる…
自分たちに落ち度は一切無いのにこんな修羅場に立ち会わされてしかもこれだけ破綻した関係の現場で明日からやっていかないといけないとか地獄過ぎて想像もしたくない

しかしこの会合、全員立ち会わせる必要あったのかな
サードアイへの受注を増やすのもホライゾンを切るのも主人公&課長を糾弾するのも全員が一同に会した場で言うものじゃないと思うんですけどね

BEL

巣窟「そうくつ」

亀井君の発言は「ナマ言うんじゃないわよ、このクソガキが」以来の
意外な発言でした。こんなこと言う勇気ないと思ってた。
リアルでこんなことする人いないよなあ・・(まあ居たには居たかな)。
でも敬語じゃなくなるまではいかないよな普通。

こんな会議、現実にあったら伝説化するわw 後で入社した人にも語り草になる。

いずれにしてもこの会議全体がダメすぎる。全員同時に会議する必要なかったし。
議事録とかとってないのかしら。

でも、サードアイが入って順調に終わったら、
悪いのは渕上じゃなくてホライゾンでした、って流れにもなり得るよね。

Fu

はんぺんさん
そうですねぇ...
現実社会では、ホライゾンはへたをすると不渡り出します。

加納

>感情のない目をしたのは、自分の感情制御で精一杯だけだったのでは?

「あの」渕上氏が、ですか?このときに、感情制御がいっぱいいっぱいな人が、
主人公に責任をなすりつけるような「苦渋の決断」を出来るというのは
矛盾してませんかね。

>自分が悪くないと思ってる・人格破綻・サイコパスとか短絡的になぜいえるのか?

「サイコパス」というのは言い過ぎかもしれませんが、少なくとも感情が希薄
とはいえると思います。

>納期と現状を考えたらこうなることは容易に想像できるだろうに

その言葉をそっくりそのまま渕上氏がかみ締めるべきですね。。。
私から見ると、渕上氏から見た視点は、かなり苦しいと思いますが。

>淵上さん視点の話があったら読んでみたいと思います。

私は、ですが、あまり渕上視点というのは意味がないと思います。
結局は、感情過多の主人公から感情をすべてフィルタリングして
立場を逆にしたものが渕上氏だろうと「想像」するからです。

マネジャの立場で、使えない部下をすべて非難すれば
渕上氏の出来上がりでしょう。その意味では主人公と同じなのでは。

もちろん読んでみたいと思うのを否定するものではありません。

とむ

サードアイが実装することで、実装は完了すると思われる。
なのでプロジェクトとしては、QCDのうち、QとD は満たすかもしれないが、
C はみたさない可能性が高い。(追加予算取ってる時点ですでに駄目?)

そして、もともとのプロジェクトの目的「カットオーバー以後、絶対に発生する機能追加やささいな修正ぐらいは社内でできるようにしておくべきだとのこと」「経営戦略本部から「丸投げは絶対に、繰り返すが絶対に不可」」((1)より)の二つは明らかに満たさない状態になっている。

さらに、この後ホライゾンから訴えられ、時間とお金を消費するのではないか?
そして、「ホライゾンシステムに発注することに決めた。この決定を、その後、あたしは何度も後悔することになる。」((1)より)のではないか?

量産型バグ

ムツミさんへの感情まで調査済みなら亀井君の不満感情の
爆発も当然想定の範囲内じゃないの?っていうか全員集めたのは
わざと?これでまた一つ、リスクが消えた。

~渕上マネージャは、怒りで顔をゆがめることも、
恥じ入って顔を背けることもせず、は虫類のように
感情のない視線で亀井くんを見ていた(←内心ガッツポーズ)。

WhiteBall

> ~渕上マネージャは、怒りで顔をゆがめることも、
> 恥じ入って顔を背けることもせず、は虫類のように
> 感情のない視線で亀井くんを見ていた(←内心ガッツポーズ)。

ま、まさか、、、
亀井君も使えないから、どうにか処分したくてあえて亀井君が爆発するように仕向けて、予定通り爆発したからクビとか、、、

さすがにそれはいきすぎですね^^;

通行人A

> 渕上マネージャは離席中

これって本社の経営陣もPJ遅滞をかなり気にしているってことですよね。
そして渕上Mは「原因は課長以下のメンバーです。」キリッ
って答えていると。なら

a.経営陣は渕上Mの答弁を信じている。
b.経営陣は渕上Mのマネジメント能力や部下をスケープゴートにする性格をとっくに見抜いている。

aなら渕上Mの計画通りで大勝利。bならサードアイ以外全員痛み分け。(渕上Mの大自爆w)
最後まで出番のない本社の上層部が鍵を握ってそうで楽しみです。

ななしんぼ

おお、ふっちー策士だ

元PM

日に3回の定期コミットって、ホライゾンの無駄な時間・工数の使い方をあぶり出すためだったのかなぁ。

今回の判断(支払い削減)を出すためには、法的にも争える材料必要だろうから。

あのマネジメント手法が策士ふっちーの罠だったと思うと怖すぎる

saboten

>日に3回の定期コミットって、ホライゾンの無駄な時間・工数の使い方をあぶり出すためだったのかなぁ。
クソワロタwww
そんなことよりシステム開発しようぜ!

ぬいぐるみ

残り27日になるまで放置した渕上Mのほうがよっぽどおかしいと思うが。

へろへろ

ふっちー陰謀論ネタで、余剰人員を抱えた不動産会社が要らない社員を
新設の部署にまとめて放り込み、達成できない目標をあたえたうえで、
達成できないとまとめてクビにするっていう映画を、昔見たのを
思い出した。
柴田恭兵主演だったかな?
その映画だとその「要らない社員」が奮起して、創意工夫やら捨て身の
営業やらでなんとか目標を達成しかけてたけど、この作品ではまあ、
そうもいかないということみたいで。

さて、どうなることやら。

Fu

うーん、一部の方はこの物語が主人公という視野の狭い、スキルの低い社内SEの視点から執筆されているということを忘れているような気がします。
主観丸出しな表現は割り引いて読み取ったほうがよろしいかと...
あと、前回さりげなく書かれていましたが、主人公たちはこの管理下でスケジュール通りタスクをこなしたようなんですよね...

元PM

コミットを強要することで、むつみさんの手直し入る前後のソースがはっきり履歴に残って、リソースの無駄な消費がエビデンスとして提示できるんだから、八木社長に対する強い交渉が可能になる。

ところで、こういう請負開発を受けるときって、小さなソフトハウスだとPMというか、管理責任者はアサインしないものなんでしょうか。むつみさんはリーダーであって管理者という位置づけではないような気がします。正確な規模の記述を忘れましたが、4-5人x数ヶ月なら20人月は超えるだろうから、半専任のPMアサインが常識と感じるのは、私がぬるま湯体質だろうか。

わかめ

プロジェクトはGW前から始まっているみたいなので、4月には始まっていますよね。渕上マネージャーが実際に登場するのは8月25日、来るよって話が出るのは8月20日ですよね。この5〜7月の間に、主人公の外注先選定規定に抵触する書類やら何やを見て、このままではヤバいと考えて、準備を開始。で経営を納得させる資料をそろえるためには「高度なマネジメント」が必要になって、というのが私の予想です。Fu さんいかがでしょうか?
登場前から作戦開始じゃダメですか?
でも、現実にここまでダメな人達っていますか?(幸い私の周囲にはいませんけど)
渕上マネージャーが、碇ゲンドウに見えるんですけど、亀井くんは14歳の子供丸出しの碇シンジ君で(でも亀井くんは、ちょっと太っているんでしたっけ?)ひとつよろしくお願いします。

とおりすがり

>渕上マネージャーは、何話目あたりから、自社の社員とホライゾンが、使えない連中だと気づいたんでしょうか?

たぶん、今でも気づいてない。
かなり初期段階からイロイロと突っ込みを入れてるけどツッコミはすべて的外れだったし、技術的なことを分かって突っ込みを入れてれば、もっと早い段階でなにがしかの対応をしていたはず。タスクの割り当てにしても、何も考えずに丸投げしていただけなので、技術的な問題を理解していなかったのはほぼ明らか。
そもそもバージョン管理のコミットログも見てない管理職に、技術のことが分かってる奴なんていないってば。

>このままではヤバいと考えて、準備を開始。で経営を納得させる資料をそろえるためには「高度なマネジメント」が必要になって、というのが私の予想です。Fu さんいかがでしょうか?

おそらく大ハズレだろう。なぜなら「高度なマネジメント」はなんの資料にもなってないから。判断材料が必要だったらソースコードを見れば一目瞭然。それを見ても判断できなかった人間が、選定資料を見てどうこうなどできるわけがない。(選定で技術力を判断するのが難しいのは、ソースコードを見せてもらえないから。ソースコードを書いてもらうには仕事を依頼する必要があり支払いが発生する。ソースコードが見られるなら判断するのはそんなに難しい話ではない。)
いったい何をどう判断したらそんな判断が出るのか不思議なレベル。ひょっとして「わかめ」さんの知性は淵上マネージャレベルということだろうか。

それと「外注先選定規定に抵触する書類」というのも単なる言いがかり。
淵上マネージャは「そのことが選定に影響しなかったと証明することはできまい」と言ってはいるけれど、「そのことが選定に影響したという客観的証拠」も存在しないんだよね。状況証拠さえない。

わかめ

とおりすがりさん、いいじゃないですか、もう、もともと作り話なんだから。
楽しみましょうよ。おとぎ話に向かって、何熱くなっているんですか? 渕上マネージャーはじめ、ぜーんぶ架空の人物ですよ。実在しないんですよ。分かってますよねぇ?

わかめ

すいません、ちょっと質問なんですけど、ソース書いてもらったとして、「本当にそこの会社の人間が書いた」ってどうやって分かるんですか?
「書きました!」って言ってるのを疑いもなく信じるんですか?
もしも「本当にそこの会社の人間が書いた」として、仕事発注する時まで、そのコードを書いた人がその会社に残っている保証もないですよね?
ソース書いてもらったって、「その会社の」実力はやっぱりわからないんじゃないのかなぁ?

元PM

>ソース書いてもらったとして、「本当にそこの会社の人間が書いた」ってどうやって分かるんですか?

請負の場合、成果物責任というものがあり、実際に書いたかどうかではなく、それを担保する責任のあるなしが判断基準ではないでしょうか。
委託側からすれば、委託先が成果物として納品されてきたものがその再委託先かどうかはあまり関係ない。
でも、オームvs防衛省の事件以降、再委託先も委託契約前に申告してもらうのが当たり前とは思う。

k

今回の話で一番解せないのは八木の反応かなぁ。
彼はここんとこしばらく週1ペースで渕上に呼び出されていたにもかかわらず、こうなることを全く予想できていなかったような反応を見せています。
いくらなんでもそりゃないなぁ、と思いますよ。
仮にも彼は経営者ですし、少なくとも主人公よりは渕上という人間についてわかっていると思うのですが。
呼び出されている間、一体渕上とどんな会話をしていたんでしょうね。

さらにホライゾンはこの案件を元々「格安」で請けていたわけで、今更そのうちの数%を取りっぱぐれた、となったところでそれが経営に与えるインパクトなんて割と知れてるんじゃないかと。
今回のような場面での八木の反応として一番しっくりくるのは、聞いた瞬間「うなだれる」程度じゃないかと思いますし、要はリアクションがオーバー過ぎる。

わかめ

元PMさん。素早いご回答、どうもありがとうございました。

Fu

>わかめさん
さっきも書きましたが、自社社員はこの「高度なマネージメント」のもとで、ちゃんと成果を出しているようですよw
主人公は担当としては普通のレベルだったのでしょう。
ホライゾンは耐えられなかったようですがw

>とおりすがり 2012年6月12日 (火) 22:57
書いている内容が支離滅裂であることに気づくことができればいいのですが....
仮説と事実を区別できないといろいろと迷惑ですよw

>元PMさん
請負であるならば、チームリーダ的な窓口が必要で、それがムツミさんであるようなのですが...
リソース管理等の権限は与えられていないようです。
(メンバが一人減っても社長に放置されていたことからの推測)
初期のまだまだぬるい管理ですらクリアできず、さらなる管理を強要され、そのまま流されていったムツミさんは、担当としては有能(かどうかは語られていませんが)だったとしてもリーダーとしては力不足だったのでしょう。

わたしが渕上マネージャを評価しているのは、こんなぐだぐだなホライゾン相手によく進捗を把握し、12月末までにどこまではまかしてもなんとかなると想定できたところです。
そして、新たな外注と契約することに関する稟議をちゃんと通したと思われるところです(これ簡単にできないですよね?)

最悪のバッドエンドではすべてが中途半端で、ごみだけが横たわる可能性もあったわけですから。

さてさて、この小説は、契約、政治の分野まで踏み込むのでしょうか?
それともサードアイの技術的な側面まででとどめておくのでしょうか?
そして、ホライゾンがどのような見積書、契約書でこのプロジェクトを請け負ったのかまで語られるのでしょうか

興味深いですね。

素人思考

結構皆さん渕上マネージャに対して辛辣なんですね。

少し前まで私も人的リソースを食い捲くる無能マネージャという印象でしたが、
最近の話を含む今回の話で見方が逆転し、
会社にとって極上に近いマネージャなのではと思うようになりました。

今回契約に関する流れも問い詰められてるので、
実は主人公の元上司と八木社長のコンビが
あくどいやり方をすることで有名だったとか
いろんな妄想が出来ますね

いろいろ考えさせられる本当に面白い物語です。

としろう

会社員としてはアレだけれど、亀井君の叫びは内容は比較的まともでは。
疑わしきは罰せず、ではなく、推測で私情扱いが正等化されるなら
渕上氏の私怨疑惑だろうが、話の中には出ないがワザとプロジェクト破綻で
サードアイへ乗り換え、部下の切捨て疑惑だろうが何とでも言える。

「御社への支払いは、これまで完成した分のみ」これって簡単に認められる事かね?
最近のどこぞの銀行との話みたいにいくのか?

ホライゾン選定理由に本音の「安いから」が書けない事もある意味問題じゃないのか?
「安いから」であればOKだったのかね?
オープンソースDB選定みたいに、「安いから使えないという理由が見えない」と言えば。

それにしても、普通はマネジメント側が取るべき責任が大きいでしょ。
あれこれ注文つけて色々かき回した(契約後にハードル上げる他)し。

さて、サードアイとしては残りの日数で一応仕上げられるとして
※きっと既に着手していた(こんな事もあろうかとではなく、本来こう作るべきだという事で)
結果はどうなるのだろうか?

昔々のエンジニア

ふっちー、実は取締役会でかなり苛められているノダ。

「渕上クン、またぞろ汚点を残すつもりかね」
「御自慢の高度なマネジメントは役に立っていないようだね」
「コストカットは当初設備だけじゃないか。追加投資が多いのは積算ミスじゃないのかね」等等。

言い訳として、下請けのスキル不足、下請けを選定した社員の無能を、ことさら誇張して、いまから「部下への責任転嫁、その刷り込み」に入っている。
腹いせに、自分と一緒に沈ませるつもりだろうか。

さてさて。
当初は、シフト管理機能は二次開発だったし、DBはオラクル、実装はホライズンに持ち帰りでお任せだった。
それほどハードルは高くないから、品質はともかく、とりあえず動くものが出来上がっていただろう。
これはこれで「現実解」なのだ。

ふっちー降臨は明らかに「彼自身が望んだリベンジ・マッチ」。
プロジェクトへの参加を経営者層へ直訴したのだろう。
「シフト管理への執着」などから察するに、自分のクビをかけているかもしれない。
「高度なマネジメント技法」は、不安を鎮めるオマジナイかもなぁ。

八木社長は、技術者の養成は二の次、いけいけドンドンの営業主義。
実際はムツミさんにお任せ。
いずれはババを引く運命にあった。
ホライズン社員の給料、出ないかもしれないよね。
「そして誰も居なくなる」のかねぇ。

東海林氏、進捗管理は週一回とか、契約に当たって「明らかに過剰なPMの介入」をはねつけている。
自社の管理くらい充分可能です、と平気で言ってのけているのだろう。
ふっちー以外のパイプラインがあるから、ふっちーが直接的に手を出せないのかもしれない。

亀井君は見事な「トリック・スター」役でした。
彼の情報ルートは、もしかすると、ふっちーの上司。
その後ろ盾があっての発言でしょう。
直接、管理職に言えないですよ。こんなこと。
ふっちーが沈黙したのは、その辺りの裏事情を考えていたのではないかなあ。
当然、その上司はサードアイを推挙した人だろうね。
他人のミスに付けこんで点を稼ぐのは、よくあることだし。


それとですね、書籍出版してもそんなに売れませんから、デジタル出版の方がいいですよ。
コスト・パフォーマンスで考えると、そちらが「現実解」ではないかと。

別の通りすがり

> Fuさん
ムツミさんが自社チームの「マネジメント」をするのに権限なんか必要ないよ。ただ単に、誰かがやらなきゃならないってことを知らなかっただけでしょ。なので、結果偽装派遣的な扱いにあまんじることになる。

あと、プログラミングスキルもたいしたことないような記述があった気がする。なにより、まともなドキュメントも書けないど素人だし。

まさと

亀井君に喝采を叫んでいる人がいましたけど、今までに「おっ亀井君やるな」と思わせる実績あったでしょうか?

作中の亀井君の描写って、ムツミさんにでれでれして、ムツミさんにいいところを見せたいためにパートナー社員を怒鳴り飛ばして、新しい女の子が来ないかなと色気を出して、本業の開発はそれなり…

他人事で見ている分にはいいけど、一緒に働ける人物としては「ちょっと、どうかな?」と思います。
新卒間もない社内SEで世間知らずなので、しかたないですが…

言い換えると、亀井君のたった一つの活躍に喝采が浴びせられるほど、渕上さんが嫌われているのは興味深かったです。

私は、主人公たちに対するマイクロマネージメントは疑問だけど、他の面では「渕上さんはやり手なのでは?」と思っているので。

まさと

渕上さんがどうしても非難されるのは、主人公たちと交流しないことですね。

多くの人は普段会話のある人間に感情移入しますから、渕上さんのように壁を作っている人間は、なかなか信頼されません。

読者に読ませるフィクションとして見るなら、わかりやすい悪役の作り方ですが、現実に渕上さんのような態度をとる人物がいたとして、それはどういう理由だろう? と考えます。
今回のようなプロジェクトだと、主人公たちのペースにひきずりこまれて本筋のプロジェクトを破綻させないように、とかでしょうか?

主人公や亀井君や磯貝課長だけの時の空気は居心地良さそうで、少しあこがれます。

BEL

「亀井くんと同じように頬が赤い」これは脈がないわけではないと?
半分冗談だが、物語の最後で成就すると見せかけて
「ナマ言うんじゃないわよ、このクソガキが」ってフラれてほしい。

LFR

>とおりすがりさん
>>渕上マネージャーは、何話目あたりから、自社の社員とホライゾンが、
>>>使えない連中だと気づいたんでしょうか?
>たぶん、今でも気づいてない。

いや、気づいているのではないかと思います。
なぜなら最初の納品ドキュメントが目次もなければ、誤字脱字が簡単に見つかるレベルだったから。

SIerにとっての納品ドキュメントは互いの責任範囲を明文化する物でもあるので、体裁&内容に誤りはなく、誤字脱字は許されないものだったりします。
~なので、納品直前は二重・三重でチェックしたりします。

作成したホライゾンはもとより、自社社員もそんなドキュメントを問題視することなくするっと受領していたので、このときに完全にこいつら駄目だ~と思ったんじゃないかと。

まあ、官公庁やきちっとしたお客さんに納品の経験がないと、ここらはわからないところだったりしますが。

saboten

>SIerにとっての納品ドキュメントは互いの責任範囲を明文化する物でもあるので、体裁&内容に誤りはなく、誤字脱字は許されないものだったりします。
~なので、納品直前は二重・三重でチェックしたりします。

で、今回のドキュメント納品先は官庁じゃなくて自社なわけですね。
仕事のできない人ってTPOわきまえず、
こういうどうでもいいことにこだわって、大局的な判断ができないよね。

fgnplo

納品物の体裁内容がどうこうというか、
それ以前に「どういうフォーマットでどういう粒度のものを出してほしいのか」というのを詰めてないというのがありえんと思います。
主人公はなぁなぁだったし、淵上マネージャは要求する水準をあらかじめ提示せず小出しにするし、そもそもホライゾンもそこらへん確認せずに成果物作ろうとするし
3者3様でダメだった気が。

error401

別に500ページの仕様書が届いて、その全ページにだめ出ししたわけじゃなく、最初の20ページ分で指針を示したわけだから親切じゃないですか?
まさか、表紙も目次もページ番号もなく、句点がばらばらだったりアルファベットに全角を使ったりなんて思ってなかったのではと思います。

でじゃぶー

やっていることは自体は渕上さん本人にとっては確かに合理的かもしれないが
合理的と考えている部下は独りもいない。そればかりか負担に感じていた。
にも関わらずトップダウンで押し切ったわけだから、亀井君の発言に共感するのは
ある種当たり前じゃないのかなと。

こういう人に限って間を取り持ってくれる人が皆無だから、意図が伝わってないだのなんだのと大騒ぎになる。
とは言え部下に歩み寄れというには、渕上さんはあまりに独断専行しすぎた。

さて、次回渕上さんはどう動くのかな。
解ってくれない部下に絶望するのか、自ら改善しようと動くのか。

tui

なぜ、この状況で渕上さん批判が続くのか、理解に苦しむ。

亀井くんの発言は、感情をぶつけているだけで、
なぜいけないのか、
どうすれば良かったのか、
が全くない。

スケジュールの遅れは全部渕上さんのマネジメントのせいと言いつつ、
ホライゾンメンバーのスキル不足は認識済み。

この状態で怒鳴り散らした所で「私的感情」の結果と、切り捨てられるわな。

何をどうすれば、共感しているのかしら?

g

この期に及んでも渕上批判を続ける人達は、事象の把握能力がなさすぎですね。絶対に裁判員とかになってほしくない人達です。

この物語は、全て無能社内SEの視点から描かれています。
彼女に同情し、渕上マネージャー批判をする人は、事象を性格に捉える能力がないか、もしくは自らが無能SEであって彼女に共感しているに過ぎません。


渕上マネージャーの悪い点は、愛想だけです。それ以外は至極真っ当な仕事をしています。

定時コミットや、タスク交換禁止に文句を付ける程度の低い人達もいるようですが、そういう人達のレベルではやはり理解しがたいのでしょう。
何故サードアイが常駐じゃなく週次進捗報告で済んでいるかが、全てを物語っています。


渕上マネージャーのやり方が気に入らないと思っている人は、本気でSE辞めることをお勧めします。
今後SEやプログラマ続けても、社会の役には立ちませんよ。

g

>で、今回のドキュメント納品先は官庁じゃなくて自社なわけですね。
>仕事のできない人ってTPOわきまえず、
>こういうどうでもいいことにこだわって、大局的な判断ができないよね。

納品先が自社だろうがどこだろうが、最低限水準の仕事もできないやつが、まともな成果を出せるわけがないのは世の常ですよ。
金もらって仕事してるのに、成果物に誤字脱字、体裁不良が混じってるとかあり得ないですよ。
仕事ができないやつは、たいがい誤字脱字が多いです。

「TPOをわきまえれば、今回の場合はこの程度でも大丈夫」
みたいな言い訳をする人は、間違いなく仕事ができない屁理屈野郎です。

細川

ホライゾンの連中が、当初予定に無かった詳細設計書を書くに当たってネタにしたのは、淵上が作ってホライゾンに渡したExcel方眼紙wのテンプレだった件

淵上が作ったExcel方眼紙wのテンプレに表紙も目次も無けりゃ、そりゃ表紙も目次も
付けねーよなぁ、ましてやExcel方眼紙wだと、Wordと違って目次も全部手打ちになるし

ま、そのテンプレが淵上が後でケチるための地雷だったとして、それの確認を怠ったのは、ホライゾンと日比野や亀井の失点かな

個人的には、登場直後、当初予定していたOracleやRHELを「コストカット」の名目でサポートも
なんも期待できないオープンソースのOSやDBに切り返させたのに、いざ詳細設計書を詳細にw書けって言う段に
なって、オープンソース全否定でExcel方眼紙のテンプレ強制したところで、淵上にすげー違和感を感じてて、今に至るって感じ

まさと

> fui さん、g さん

渕上さんの評価が分かれるのは、人によって、この物語に見ているものが違うからだと思います。

現実のうさを晴らすような勧善懲悪の物語を期待する読者は、主人公/語り手=正義、渕上さん=悪 という構図がわかりやすく受け入れやすいので、それにのっとった展開を期待して、主人公側に声援を送る。

私のように、現実の延長のような苦い物語を予感する読者は、主人公/語り手に同化しきれず、どこかに語られていない問題点があるのではないかと疑い深くなる。

作者さんがどちらを狙っているのか、まだわかりません。読者の対立は続くでしょう。
とても巧妙な物語だな、と舌を巻きます。

細川

http://el.jibun.atmarkit.co.jp/pressenter/2012/05/16-2452.html

11/1時点で、淵上の「ぼくのかんがえたさいきょうのぷろじぇくとまねじめんと」は完成してたんだよな。実装者に一日三回のコミットを要求し、一日置きの進捗報告、そして新品ホワイトボードでのタスクの「見える化」

それが生み出したのが、二人の脱落者と一人の負傷兵

一体、この「ぼくのかんがえたさいきょうのぷろじぇくとまねじめんと」を通じて、淵上は何を見てたんだ?

Fu

もう少しいうと、DBやOS等これまで決めたことに対して、明確なメリット、デメリットを示せれば、渕上マネージャの言うとおりにする必要はなかったということも忘れてはいけませんね。
「OSをRHELにしたのはなぜだ?」から会話が始まっているのは、実は重要。
主人公の問題点が当時から明らかにされていて、今その問題点が顕在化しているわけです。
外注決定も同じ、進捗報告も同じ...

最初のほうを読み返すといろいろ伏線がはってあって、今まさに回収中なのであましネタバレもなぁと思いながら小出しにしつつ書いてたりしますw

k

今回の会議の間中、皆の会話を東海林は一体どんな面持ちで聞いていたのかが非常に気になります。
できることならカメラを東海林の真ん前に設置して、誰かが何か言った時にどんな顔をしたか、どアップで見てみたい。

始終退屈そうにあくびでもしてたかもしれませんが、それはそれで面白そう。

tui

>一体、この「ぼくのかんがえたさいきょうのぷろじぇくとまねじめんと」を通じて、淵上は何を見てたんだ?

見た結果のホライゾン切りでは?

elseorand

>>細川さんの仰るように
渕上マネージャーが何を見ていたのかは、実に不思議ですね。

マネージャーに対して「恐怖」をメンバーが抱いてしまうと、
マネージャーに対しては、ほぼ確実に情報が取り繕われるようになり、
マネージャーの状況把握環境が一気に悪化します。
これはおよそプレイングマネージャー・現場指揮官にとっては常識でしょうが、
渕上マネージャーは理解できているようには見えない。

まして、全メンバーが揃っているような会議の場で「好意を持っているから擁護している。「高度な」マネジメントを分かっていないだけ」と怒りを逆撫でする発言をする時点で、サイコパス的な共感性の欠如も認められ、
ますます「マネージャー」としては適正のない人間にしか見えない。

「高度なマネジメント」とやらを行い状況が見えたとしても、メンバーが改善のために動いてくれるとは限らないわけですが、「プロならやって当然」と甘えているのでしょうか?

「プロだからやって当然」という意識はおよそ人には求められません。
何せIT業界では冗談抜きで「肉体・精神両面での死」と隣り合わせですし、必要となる継続的学習量も極めて多い、しかも薄給。
(業界外の人に「火消しに行った時は、月600時間労働を半年やったわ」「今も、休日放棄・睡眠時間を4時間まで削って、一日3時間は研究・検証している」なんて言うと確実に引かれますからね・・・・)

結局、渕上マネージャーはこういったただでさえ恐怖に対して敏感な人間を上手く使うのは極めて難しいことを理解せずに飛び込んでしまったのでしょうね。

※私自身は主人公やホライゾン程度は「よくいる普通人々」認識のため、論ずるほどの興味が湧かず話題にしないだけで、擁護する気は特にありません。

elseorand

>>tuiさんの仰るとおり
そうなんでしょうね。
「高度な」マネジメントとは、適用できる相手にかなり高い下限があるのでしょうね。
つまり「マネジメント=人を上手く使う」という目的としては汎用性が低く、
「高度な」なんて自称をするには噴飯物ですよね。

(そもそも自分自身の行為を「高度な」なんて言ってしまう異常性も、ずっと気になっていましたが。)

加納

>彼女に同情し、渕上マネージャー批判をする人は、事象を性格に捉える能力がないか

事象を「性格」にね。お里が知れるというのはこういうことを
いうのでしょうな(苦笑)

ちなみに正確な事象はどこにも書いてないんですよね。。
主人公があまりそういうことにこだわらないせいか、ちゃんと書いてない。

書いてあるのは、とにかく「ホライゾン」のせいで遅れていると渕上氏が思ってることぐらいで
原因の真因がはっきりとは分からない。
具体的に何がどのぐらい低いのかよく分からない。もともとの「7掛け」工数分の仕様であれば実装できたのか、
あるいは出来なかったのかの判断材料が書いてない。渕上氏が「7掛け」から追加した分の仕様がどのような分量かも書いてない。

管理工数が多かったと亀井氏が怒鳴っていたが、それも無根拠な発言で、
実際にどのぐらいの工数であったか書いてない。

>渕上マネージャーのやり方が気に入らないと思っている人は、本気でSE辞めることをお勧めします。

本気でそう思ってる人がいるとすれば、そういう人には管理者をしてもらいたく
はありませんね。決定権はないわけですが。

理由は、部下に責任を負わせるなんていう「最低」の行為をしている管理者
を支持する人に、管理者にはなってほしくはないからです。

>定時コミットや、タスク交換禁止に文句を付ける程度の低い人達もいるようですが、
そういう人達のレベルではやはり理解しがたいのでしょう。

「定時コミット」の効果に関しては、まだよく分からないはずですが。
なにせ何に使っているか、書いてませんからね。主人公が履歴として使用して
いますがそれは本来ではないでしょう。

タスク交換を禁止したのは、タスクを勝手に交換すると見積もりがおかしくなるのでそうしたのでしょうが、、
あまり評価できる手法とは言いづらいと思いますね。

>何故サードアイが常駐じゃなく週次進捗報告で済んでいるかが、全てを物語っています。

残念ですが、その程度で何かを物語ってると思っているのであれば、明らかに底が浅いですね。

何故って、、それはタスクの分割が正常で見積もりもある程度正しいことを
あらわしているに過ぎませんから。

管理者の頭の中だけで考えたとおりに、考えた順序で人が動いて仕事が終わるなら誰も苦労しない。。

管理者の頭の中で考えたことは、常に実現「しない」。それが現実です。

実現しないからこそ、物事をいろんな角度から見て、少しでも実現しようとします。

渕上氏みたいに他人にだけ、しかも部下にさえ責任を押し付けて、他の可能性を見ないのであれば、
何も見ていないという点で、管理者失格だと思いますね。

別の通りすがり

目次くらい、VBAでサクッと自動生成すればいいのにー。

>定時コミットや、タスク交換禁止に文句を付ける程度の低い人達もいるようですが、そういう人達のレベルではやはり理解しがたいのでしょう。

タスク交換禁止とかは、主人公がわからない高度なマネジメントなんだ、
という解釈も確かにできるのですが。

定時コミットもいっしょくたに肯定してしまった時点で、
レベルがばれてますねえ。

それはバージョン管理ツールの使い方を知らない人じゃないと出てこない発想です。


「自分がやっているのは高度なマネジメントなんだ」と言う人って、
小説の中だけかと思っていましたが、現実にもいるのですねえ。

ホラー映画だと思って安心してみていたら、画面の外側にあふれてきた、
という心境ですね。


主人公が絶対に正しいことを疑わない人は、
たしかに事象を正確にとらえる能力がないかもしれませんが。

だから渕上さんに落ち度がないんだ、という人は、
事象を正確にとらえる能力のほかに、小説を読む能力もないというだけなんじゃないですかねえ。

Fu

加納さん
うーん、ちょいと野暮です^^;

ごく一部の人を除いて、この小説の登場人物の誰かがすばらしくて完璧だと思っている人はいないのではないかと思います。

そんな中で、誰が一番ひどい奴なのかを論じたい人と、この制約条件下でマネージャはどうすべきでそれは効果があるのか?を論じたい人等が議論をしているので若干かみ合わないことがあるように思います。
あと単にかき回したい人や、某chと勘違いしている人が紛れていますが、相手にしないほうがよろしいかと。
ここにコメントしている方々はそれくらいできる大人だと思います故

作者があえて隠している点や伏線、主人公の主観を通した描写をいろいろ推測しながらこの先どうなっていくのかを楽しみましょう。

でじゃぶー

うーん、gじゃなくて亀井だったらシュールなギャグになるんじゃないかと思いました。まる

saboten

>gさん
>納品先が自社だろうがどこだろうが、最低限水準の仕事もできないやつが、まともな成果を出せるわけがないのは世の常ですよ。
要求される水準は納品先によって異なるし、官庁が誤字脱字のあるドキュメントを全く認めない一方で、ほとんどの納品先では致命的な話ではない。優先順位としては、最後にチェックすればいいレベル。まして自社であれば、後で直しますですむ。工期を圧迫してまで行うことではない。

>「TPOをわきまえれば、今回の場合はこの程度でも大丈夫」
みたいな言い訳をする人は、間違いなく仕事ができない屁理屈野郎です。
状況に応じて対応を変える必要があるからTPOと言ったんですが、
gさんは常に同じ手段でプロジェクトがうまくいくと思うんですかね?
私はそんなに単純ではないと思うんですが。

BEL

>それ以前に「どういうフォーマットでどういう粒度のものを出してほしいのか」というのを詰めてないというのがありえんと思います。
>主人公はなぁなぁだったし、淵上マネージャは要求する水準をあらかじめ提示せず小出しにするし、そもそもホライゾンもそこらへん確認せずに成果物作ろうとするし
まったく。「こことここ、誤字あるからなおしといてー。あと目次つけといてー」
って言って内容は先に確認することだってできるのに。
ドキュメントはプロジェクトの最終的な成果物の一つであって、
渕上が読むためだけのものじゃないのになあ。
ある意味自分も一緒にドキュメントを作成しているって意識はないのかしら。

渕上本人も、渕上のどこにも悪いところがないと思っている人も
絶対にボスにしたくないが、そうなることはないので考える必要ないや。

>作者さんがどちらを狙っているのか、まだわかりません。読者の対立は続くでしょう。
>とても巧妙な物語だな、と舌を巻きます。
ですね。"渕上が悪い"という印象を残すような話の展開だが、冷静に考えると
悪かった点は限定的なものだ、という展開もあるのかな。

暁 紫電

ところで、渕上ってホライゾンにスキル・技術力は要求しないとか
意味不明なこと言ってなかったっけ?

とむ

たぶんですが、タイトルの「冷たい方程式」から推測すると、この物語のプロットの元は、SFの「冷たい方程式」から取ってきているものと思われます。
だとすると、この物語は舞台がソフトウェア開発プロジェクトの「方程式もの」であり、以下が推測されます。
(SF冷たい方程式・方程式ものについてはググってください)

『「スキル・技術・時間などに余裕のないソフトウェア開発プロジェクトに、外部のPMがやってきた。PMのために作業超過となりプロジェクトは目的を達成できなくなる。どうするか?」という設定』

なので、「渕上マネージャがやってこなければ、プロジェクトは、なんとか目的を達成できていた。」と明確には書かれていませんが、仮定したほうが良さそうです。

であれば「主人公/語り手=正義、渕上さん=悪 という構図」と見えやすいのは、しかたないと思います。

ポイントは、「渕上マネージャ=悪」ではなく、「この状況で物語ではどうしたか/自分ならどうするするか?」を、それぞれの立場で読み、現実に反映するのが良いような気がします。

個人的には、誰が悪いというわけではありませんが、プロジェクトの目的達成のために権限を与えられているので、最終的には、渕上マネージャが責任を取るべきプロジェクトだとは思います。

(主人公たちが受身(指示待ち)になっているのも、渕上マネージャの問題と思います。)

どりみ

落ち度として洗い出せば主人公サイドにも渕上マネージャーにも結構大きな落ち度があって、
どちらの落ち度が大きく感じるかはどっち視点で見るかで変わってくる。
んでもって、物語は主人公視点で描かれるからどうしても渕上叩きな流れになる、と。

ふっちーは最初からサードアイを使うつもりだったのだよ
でさらにコストカッターとして社内部門ごと切り捨てるために「高度なマネジメント」を実行し、彼が入る前の既定方針が確実に失敗するよう、フレームワークやDBを変更し、過度な管理でホライゾンと主人公らのやる気をそぎ、プロジェクトを危機的状況に追い込み、さらに残業禁止でリカバー不能にする
実際今回で課長、主人公、亀井君を切る口実は用意できた
追加投資のコストアップ分くらい人件費に比べれば安いもんだ

年末進行

主人公はそれなりに優秀な部分もあるから、今回は始末書程度では?
亀井君は、ほぼ移動確定。そもそも主人公が移動したら話が終わっちゃうし。

ななしんぼ

主人公はメンテ要員ぐらいには使えそうだし残しておかないと。

わかめ

Fu さん、ちょっと間があいちゃいましたが、私が「ダメ」と感じているのは、主に、主人公が「会社の決まり」を無視して「フリーダム」になっている(と読める)ところです。
今回明確になったのは、会社として外注先を選定する決まりがあるのに、無視して、「なんか安い値段言ってるし」で、勝手なことしちゃったのが明らかになりました。
ドキュメントの体裁が話題になっているみたいですが、普通、一見してそれが自社の文書であることが分かるように、体裁は規定されていますよね。大枠が決まっていて、文書のタイプ別に詳細なんかも決まっているでしょ。それなのに、主人公は、それをホライゾンに教えていないか、教えたけどチェックもしなくて「そんなのいいじゃん」的なのも、自分ルールの「フリーダム」過ぎると思いました。
自社が外注に発注した「外注の」仕事を、勝手に手伝おうと画策もしたみたいです。もしも手伝っちゃったら、ホライゾンは、その手伝ってもらった分のお金を主人公にバックするんですか? あり得ないですよね?
で、まあ、会社勤めをしている人としては「ダメ」な人〜って感じています。
主人公が、亀井くんに「自分で気づいて欲しかった」とか思っていたようなのもありましたけど、亀井くんが延々と「気づかない」可能性を無視しているのもいただけないですよね。即、指摘して指導しなきゃダメじゃないですか? なんかフリーダムで仲良しクラブっぽいんですよねぇ、主人公さん。(まあ現実には、こんなダメな人はいないでしょうけれど)
ホライゾンは、スキル以前に、自社のフレームワークじゃなきゃダメなのに「ウソをついて」なんでも大丈夫とか言って、後になって「実は」とか言い出した時点でアウトだと思っていました。
ウソをつく相手と、まともなビジネスなんかできませんよね。
正直に「自社のフレームワークでお願いします」ってはじめっから言っておけば、外注先の選定で、値段の安さと引き換えにどうしたこうしたで、契約しないか、契約したらしたで、別な展開になりますよね。
(でも自分ルールで外注決めちゃう主人公じゃダメかな?)
というのが、わたしの「ダメ」ポイントでした。

わかめ

とむさん、私の「冷たい方程式」の理解は、ちょっと違っています。
もともとは、海難事故で、1枚の板きれに2人の体重を支える浮力はない(という物理法則)から、1人が1人を蹴っ飛ばして溺死させても罪じゃない(緊急避難)という奴の発展型で、何人かの命を救うために(物理法則には逆らえないから)1人の少女を殺すのは、やな気分だけど正しいよね、という話が「冷たい方程式」だと「私は」思っています。(とむさんが指摘されているのは、やな気分だから、なんとかして少女を助けようって書かれた、制約条件の中でなんとかするっていう「方程式物」ってやつのことで、「冷たい方程式」じゃないんじゃなのかなって思いました)
で、もしも、みなさんで盛り上がっているこのお話が、「冷たい方程式」に触発されているとしたらですが、逆らえない物理法則って、碇ゲじゃなくて、渕上マネージャーなんじゃないのかなぁって(私は)思います。でもでも、「冷たい方程式」というタイトルで、読者のミスリードを誘う作者の高等戦術かもしれなくて、よくわかりません。

ふっちーLove

>逆らえない物理法則って、碇ゲじゃなくて、渕上マネージャーなんじゃないのかなぁって(私は)思います。

目からうろこですね。。。

ふっちーLove

>優先順位としては、最後にチェックすればいいレベル。まして自社であれば、後で直しますですむ。工期を圧迫してまで行うことではない。

とか言っている人がいましたが、優先順位やレベル感を決めるのはふっちーの権限。
ふっちーの要求がオーバースペックというのは物理法則にクレームをつけているようなもの。
作者の意図のみならず、コメント欄に漂う違和感を喝破した気がします。

へろへろ

>優先順位やレベル感を決めるのはふっちーの権限。
>ふっちーの要求がオーバースペックというのは物理法則にクレームをつけているようなもの。

毎度の燃料投下、ご苦労様です。
PMとしてプロジェクトを完了させることを最大のミッションとするはずのふっちー
が、かえってそれを阻害するように優先順位やレベル感を決めてしまっている
ことに反発しているのが、コメント欄の反ふっちー側ですね。

そういう人たちはベンダーの実力以上のものは逆さに振っても出てこない、
という法則を質量保存則並に硬いと感じているので、ふっちーはそれにたてつく
トンデモ学者(それも自称)にしか見えないという。

ふっちーLove

さてさて、システム開発を行う会社のマネージャーであるふっちーが、プロジェクトにとって良しと判断したこと。

その良し悪しを主人公が判断できるものか、
まして、ただの読者に判断できるものか。

ひとつ冷静に考えて見ましょうよ。

Fu

わかめさん
最初のほうの話を読み返すと当時気がつかなかったり、重要と思わなかった伏線がいくつもはってあることに気がつきます。
わかめさんが指摘している主人公の契約、文書管理、社内規定にうといか気にしないいい加減な性格もそうです。
契約面は課長レベルがちゃんと教育して守らせないといけないはずが、課長がそもそもいい加減な性格のように描写されてたりしますしw

渕上マネージャもあるべき論にこだわったり、担当が理解できない進捗管理を説明なしで実施したり、担当のモチベーション管理に無頓着な様子で、ラインの上司には向いてなさそうです。
政治力はありそうですが、あえてなのか描写をひかえてるようですね。

まぁそれでも社内SEは結果的には12月にはだいたい終わって定時で帰れるようになっているので、スキルにあった進捗管理をされていたのでしょう。

ホライゾンはもう最初から論外。典型的な地雷外注にしか見えません。
社長が一番のデスマ教教祖のようですが... 成果物完成の遅れを取り戻す努力が皆無ですし、むしろできないことが分かっている担当を常駐にだすわ、人が減っても補充しないわ、病み上がりのリーダーにさらなる負担をかけるわ...

さてさて、まだまだ伏線が残っている気がしますし、どこまで回収されるかも楽しみなポイントです。
このまま銀の弾丸(サードアイ)がさくさくと終わらせてしまうような話では終わらせないと思いますのでw週明けが楽しみです。

さて、作者は全部書いてから連載しているのか、じつはまだ最終話を書いていないのか?コメント欄を見ながらどんなことを考えているのか?
こちらも興味深いです。

わかめ

へろへろさん、そこなんですよ!

 ベンダーの実力以上のものは逆さに振っても出てこない

だから普通は、バッタもんをつかまないように、会社毎に、経験値を積み重ねた、外注を選定する手順があるでしょ。主人公さんは、そこを丸っと無視こいて、「値段安いし」ってやらかしたんですよ。でも、そんな人、現実にはいないっていうか、普通は上司のチェックとかで引っかかるでしょ。でも上司もダメで、どんどんとすり抜けちゃう。なんかリアリティーが感じられないんですよねぇ〜。

Fu

>ベンダーの実力以上のものは逆さに振っても出てこない、という法則
???ベンダーは実力以上の契約を取ってはいけない。では?
逆さに振っても出てこないことが分かったからサードアイとの契約をすすめたのではないかと推測しています。
次善の策としてはやむを得ない選択でしょう。

主人公の視点のレベルだけから物を考えると、制約事項であっても、渕上マネージャの視点から考えると制約ではなく、対策をうつことによって解決できる問題だったりします。
当然ながら、小説内ではどのような対策をうったのかは不明で、その結果しか書かれていません(主人公の視点で書かれているから当然です)
今週の話でその結果のかなり大きな部分が明らかにされました。

ということでしつこいですが、渕上マネージャの視点で、いったい何をやったのかという外伝が読みたいと...
あれです、ひぐらしの解答編みたいなもん^^;

おそらく作者は裏設定で各話での渕上マネージャの思考、行動を作成しているはずと信じています。
(でなければ、整合性がとれなくてリアリティが失われていたでしょうから)
次回作(外伝)の執筆よろしくです^^

わかめ

すみません。いろいろコメントを読み込んでみたんですが、作り話を作り話として楽しんでいなさそうな人が、けっこういるみたいなんですけど、なぜですか?
これって作り話ですよねぇ?
全登場人物にリアリティーない(私的にはですが)のに、なんでそんなにヒートアップするんですか?

ふっちーLove

そりゃ現実がイマイチだからだよ。
フィクションでも自分と似た立場のひとが非難されるなら救われない。
せめてここではね。。。

はんぺん

最初の方の話を読み返すと、主人公がホライゾンを選んだのではなくて、「知らない会社だけど、知り合いがプッシュするから、とりあえず課長に紹介しよっか…」という消極的なスタンスでしたよ。
 しかしあまりにも見積額が安かったので、課長がホライゾンを選んだんです。
 ホライゾンを選んだ理由は、なるべくコストを抑えろとヨソの部署から圧力がかかっていたからと、他社比較をしても見積額以外の違いがよく分からなかったからでした。

 そんな感じで、こうなってしまった原因が誰にあるのかっていうのがちょっと曖昧というか、なあなあになってしまってるのが何とも歯がゆいんですよね。「こういうのってあるよね」みたいな親近感?があるので尚更です。

 このなあなあ加減のような、明示的に語られない部分のリアリティが堪りません。作者の筆力を感じます。

>とか言っている人がいましたが、優先順位やレベル感を決めるのはふっちーの権限。
>ふっちーの要求がオーバースペックというのは物理法則にクレームをつけているようなもの。

なるほどー。
自分の権限は物理法則だ、っていうフィクションみたいな世界で仕事したいってことですね?

なかなか心中お察しします。

ふっちーLove

まりもさんへ

一時でも貴方に何か期待感を持ってしまった自分を心底恥ずかしく思っている。

>一時でも貴方に何か期待感を持ってしまった自分を心底恥ずかしく思っている。

自分がケンカを売ったら、
相手の態度が変わるのは当たり前だと思いますが。
いつまでもやさしい態度で居続けるはずがないでしょう。

自分の言動に責任を持つ気がないのですかね?

別に紳士的に対応しているつもりですけど。
別に理不尽なことを言ってあなたを責めたりはしていないはず。
普通に反対しているだけですよね?

というかマネージャーの人が、
マネージャーの言うことは物理法則みたいに逆らえないもの、
という言葉に目からうろこが落ちたとか言っているのを見て。

憐れんでしまうのはそんなにおかしなことなのでしょうか?

お客様が大切だという話はどうなった。

なんか私おかしなこと言ってます?

LFR

>sabotenさん

>官庁が誤字脱字のあるドキュメントを全く認めない一方で、
>ほとんどの納品先では致命的な話ではない。
今までの経験ですが主人公たちのような工場系のメーカも同じですよ。
納品時に社内の品質保証系部門の受け入れチェックで、なぜこんなのを受け取ったんだ!って鬼のように突っ込まれたりするし。
ほとんどて致命的じゃないっていうけど、ゆるいのって開発スピードが速いWeb系とか自社サービスの会社くらいでほかはあまりない気がしますけど・・・。
明示的に納品という行為をするところは結構NGじゃないかと。

>優先順位としては、最後にチェックすればいいレベル。
>まして自社であれば、後で直しますですむ。
これって設計書を作成した会社が後できちんと直すことが確実な場合のみ、成立するんですよね。
ホライゾンは初の取引先で実績・信頼共にないし、経営規模が小さいので急に倒産するかもしれない。
~信じられないかもしれませんが後でやりますと言ってうやむやにして逃げる会社って、ちょこちょこいるんですよ。

なので、この件に関しては淵上さんの対応は至極まともだと思いますよ。

まあ、ここらはfgnploさんの言葉に全て集約されるんだと思うんですけど。
>それ以前に「どういうフォーマットでどういう粒度のものを
>出してほしいのか」というのを詰めてないというのがありえ
>んと思います。

まあ、淵上さん~主人公~ホライゾンのみんなはちゃんとそれぞれの役割を自覚して、会話しろよというこで。

別の通りすがり

ドキュメントに関しては、あの程度の指摘でも過度な要求と取ってしまうここの人たちに違和感ありまくり。まあ一回で全部指摘しろよとは思ったけど。
しかもこれ最初の成果物だよ?なんで最初から許容できないレベルのものを受け入れるという譲歩しなきゃならないんだよ。

別の通りすがり

> ふっちーLoveさん
物理法則の件、心中お察しします。
てなこと書くと自演とか言われちゃうのかなw

まさと

> まりもさん

> すみません。いろいろコメントを読み込んでみたんですが、作り話を作り話として楽しんでいなさそうな人が、けっこういるみたいなんですけど、なぜですか?
> これって作り話ですよねぇ?

それを問うなら、「なぜ作者さんがここでこんな作り話を連載しているのか」も問うべきではないでしょうか。
技術系のサイトで、他のブログの多くは、仕事のことや人生のことなどを語っているような、一種、お堅いところです。
さらに作り話の内容は、作者さんがよく知っている世界とはいえ、読者にとっても業務などで関心ど真ん中の話です。

作り話でも、作中の技術などでいいかげんな記述をすれば、読者の指摘を浴びることは予想していたはず。
今のところ、読者のあら探しに耐え切れているようです。

ここまでしっかり書かれていれば、読者も自分の経験にひきつけて読まずにいられないのではないでしょうか。
まりもさんも、「全登場人物にリアリティーない」と言いつつ、物語の描写にはあれこれコメントしていると思うのですが…?

作り話は、伝えたいことが本題なので、本題をわかりやすくするために登場人物やその行動がカリカチュアになるのはよくあります。
なので、私はあまり気にしません。
まあ、アニメやラノベのようなムツミさんの啖呵(それと、「キター!」と喜んでいるような一部コメント)や、今回の亀井君の逆ギレにはちょっと引きましたけど(笑)、物語を進めるために必要かな、とも思います。
そこが駄目で、作り話に醒める読者もいるのでしょうね。

まさと

長文になってしまいました。ごめんなさい。

Fu

>ふっちーLoveさん
推測ですが、もうちょっと言葉を捕捉されるとややこしいことにならなくてよろしいかと。
「行間を読めと思う人は説明が足らない」と思います故

はずしてたらごめんなさい。

下請けから見ると、よくある発注元の無茶な注文みたいな感覚で、ここまで酷いのは無いだろうと思うが、
もしかしたら、似たような話はどこかであるのかも?ぐらいなリアリティw
違う業種だから特にそう思えるのかもしれない、こーなんていえばいいんだろう、イメージする現実と近いみたいな?

哀れなホライゾンのために、ホライゾンの独自フレームワークは最初に語られていた通りの性能であってほしいなぁ。
ホライゾンで後からやってきた人達は、あからさまにIT系としては低い技術力だったわけですよね?
そんな人でも開発ができるぐらいなんだから、実は高性能だったのではないかとw

優秀な駒であったホライゾンの使い方を間違えてしまった・・・という救いがあればむくわれるかなとか思ったりw
私は、渕上マネージャよりも八木社長のほうがよっぽど苦悩していると思うんですがねぇ。
これも視点の違いでしょうね、面白いです。

渕上マネージャは最初にホライゾンに仕様が変わったことを、謝らないといけなかったと思うんだけど・・・
マネージ側の人達からみたら、「なんで謝る必要があるんだ?」ってなぐらいに感覚がズレてるのかなとも思ったり。

あぁ、あと、最初に1日分の費用で作れと急に言われたもので、内容とは関係なさそうな部分を元につき返されたらー結構キツイですね(^^;
中身を確認した後の話なら、まぁ、わかるんですが(^^;
順序が逆なだけですが、気持ちの上では大分違うんじゃないかなぁ。

>それ以前に「どういうフォーマットでどういう粒度のものを
>出してほしいのか」というのを詰めてないというのがありえ
>んと思います。

結果だけみると、細かく決めようとしたら、その時点で、ドキュメントが完成しているような気がしますw
まぁ、話をみると、フォーマットも必要なものも提示されていたようですが(^^;
テンプレまでもらっているから、そこから大きく外れるようなことはしないと思うんだけどなぁ。
表紙とか目次とかはテンプレの影響のような気もしないでもないw

>まさとさん

私?
わかめさんだとおもいますよ。

BEL

権限があるのに正しい判断を下せない人は、その権限を剥奪されるべき。
権限がないのに勝手に判断を下そうとする人もだめだけどね。

作り話を作り話として楽しんでいないのは、この話がかなりリアルで
感情移入しているからでしょうね。それぞれ立場も現場も違うでしょうから
「こんなわけねーよ」「こんなヤツいねーよ」って思ってる人と
「あるある」「いるいるこんなヤツ」って思っている人がいることでしょう。

過去作からしても、作者さんは、こんな現実があるんですよってことを
言いたいという側面もあるのかなあと思います。もっとも、
「あるある、まさにこれね」っていう意味で楽しめる点も多々ありますが。

「冷たい方程式」のタイトル自体はほぼ間違いなくトム・ゴドウィンのやつから
とったのでしょうが、これが"方程式もの"かどうかはまだわからないですね。
"大した罪じゃないと思っていたけど重罪だということがわかり自分が犠牲になる"
もし方程式ものだとすれば、誰が犠牲になるかですが、最初はキャラ的に
片寄さんかと思っていましたが、渕上さんの可能性も出てきた感じですね。
(もっとも、広義の方程式ものだとすれば解決方法は"犠牲になる"だけではないのかもしれませんが)

まさと

まりもさん、指摘ありがとうございます。
はい、先の私の文章はわかめさんへの返信でした。
わかめさんのコメントをコピペした時に名前を確認せず取り違えてしまい、申しわけありません。

saboten

>ふっちーLove氏
>ふっちーの要求がオーバースペックというのは物理法則にクレームをつけているようなもの。
ふっちーの要求が物理法則とかwwwマネージャーは神様だったのかwww

>さてさて、システム開発を行う会社のマネージャーであるふっちーが、プロジェクトにとって良しと判断したこと。
>その良し悪しを主人公が判断できるものか、
>まして、ただの読者に判断できるものか
じゃあ誰が判断できるの?
というか、なんで読者が判断できないと思うのに、ふっちーを擁護するの?
たぶん、ふっちーLove氏がだめだめなマネジメントしてたら、
周りの人はみんなこいつ使えねーと思ってるよ。
あと、自演乙

>LFRさん
顧客がドキュメントを見て「システム納品を受理しません!」っていうのが、私の考える致命的な状態。
誤字脱字や、表紙の有無程度でこんなことを言われた経験はないです。
より致命的なのは、些細なことに工期を費やして、
現行の勤怠管理システムのような、使いにくい間に合わせのものを納品し顧客の信頼を損なうこと、これが優先順位です。

>今までの経験ですが主人公たちのような工場系のメーカも同じですよ。
ここからは推測の範疇ですが、
仮にそうだとしたら、
①ふっちー以外がドキュメントに対して大した危機感を持っていない
②ドキュメントをチェックする人数・修正する工数が足りない
③なぜかフォーマットが存在しない
といった違和感を感じます。
ちなみに私が官庁向けのシステム開発に携わった時は、
ラスト3週間を全てドキュメントチェックに費やしました。

>>まして自社であれば、後で直しますですむ。
>これって設計書を作成した会社が後できちんと直すことが確実な場合のみ、成立するんですよね。
自社で直すという前提です。納品した以上再度修正は依頼しません。
つまり、いつでもできるということです。

匿名志望

前々作の三浦さんや前作の高杉さんと比べて渕上さんへの擁護が多い気がするのはなんでだろう。
個人的には
・三浦さん 政治力○ マネージ力? 技術力×
・高杉さん 政治力○ マネージ力△ 技術力×
・渕上さん 政治力○ マネージ力× 技術力△
だと思ってるんですよね。みんな政治力は高いんだけどそれ以外のところに欠損があるイメージ。

error401

> sabotenさん
> より致命的なのは、些細なことに工期を費やして、

渕上マネージャの指摘点を全部取り入れてから次からのドキュメントを書く場合、仮にドキュメント作成の見積もりが2人日×50画面=100人日がどれくらい増えるとお考えですか?私はたいして増えないと思います。

逆に、山のような修正点入りの数百~千ページのドキュメントを後から修正する方が大変だと思いますが。

主語が明確でないあやふやなドキュメントの場合、それを書いた人が実装するとは限りません。そのようなドキュメントの場合、他メンバーがその仕様書を元に実装するときに、勘違いして実装する可能性があります。

何をするにせよ、前工程で修正しておくのが最もコストが低いのです。

error401

そうそう、物理法則云々は、原作『冷たい方程式』における逃れられない物理法則が、この物語においては渕上マネージャであってだと考えることができるということだと思いますよ。そして、その物理法則を前提にこの物語が作られている、と。
本当にそうかどうかは作者でないのでわかりませんが。

saboten

>渕上マネージャの指摘点を全部取り入れてから次からのドキュメントを書く場合、仮>にドキュメント作成の見積もりが2人日×50画面=100人日がどれくらい増えるとお考えですか?私はたいして増えないと思います。
標準を決めてから作成するのであれば、100人日とほとんど変化ないでしょう。
以降の意見もほぼ同意です。

問題はドキュメントの品質を細かく追求するあまり、
工期を圧迫しているという点であり、
標準を決める程度ではここまでの遅れは発生しないでしょう。

すぷらっしゅ

いろいろ考えさせられる物語で、コメント欄含めて毎週楽しみにしています。
「冷たい方程式」は、原作では物理法則ではなく、偉い人が決めた非情なルールとそれをはじき出すコンピューターの計算を指していたと思います。
物語が始まったころは、冷たい方程式=渕上マネージャかなと思っていたのですが、最近はそうでもないように思えてきました。
犠牲者の女の子は誰になるのか?この流れだと主人公になっちゃうような?

わかめ

まさとさん、作者さんはプロフィールで「ふつーのプログラマです」とおっしゃっていますので、このような物語を考え出して、執筆するだけの十分な余暇を持つ状態が、作者さんの考える「普通」だと、私は理解しています。私も、普通の才能とスキルを持つプログラマなら、それくらいの余裕は、当然あると思います。ですから、作者さんの周囲には、この物語に登場するようなピーキーな人々は、作者さんを含め、いないと思っています。(もちろん私の周りにも、こんなファンタジーな状況はないです)
コメントでは、ものすごく大変な状況みたいな感じの方もいらっしゃるように取れますが、半分、ウソでしょって思っています。もしもウソじゃなかったら、絶望的に(本人と周囲を含め)何かが不足していているんじゃないかなって、心配になります。(でも、ここにコメント書いているんだから、十分に余裕があるハズですね)
で、作者さんが、なぜこのようなお話を書いているのかというと、それは趣味で、暇だからだと理解しています。特に疑問に思うところは、私にはありません。
私が不思議に思ったのは、例えばファンタジーであるところのハリーポッターに向かって、多くの方が「そこでそんな魔法を使うな!」と、ヒートアップしているように感じたからです。私が物語の中のハリーの行動に感想を述べるのは、単純に物語を楽しんでいるからです。
私にとっては「魔法使い」と同等に実在しない登場人物達を、多くの方がまるで実在するかのように扱い、ヒートアップするのが、なんというか良く理解できないんですよね。すみません。

Fu

>わかめさん
このお話は極端ですが、すぐ近くに正月から2日しか休んでない奴とかはいます...
まぁそいつのプロジェクトの後始末で被害をうけてたりしますw

わかめ

Fu さん、なんか大変そうですね。
正月から2日しか休んでいないとなると、労基法的にアウトじゃないですか?
その方は「運」も含めて、この手の仕事に向いていないなんて事はないですかね?
その方も早くリーベルGさんのように、仕事もこなして、余暇に趣味を楽しめるようになるといいですね。
Fu さん、フォロー頑張ってください。(でも頑張り過ぎて、体をこわさないようお気をつけください)

Fu

今やれば1ですむところを今忙しいからと言って放置してあとで10やらないといけなくなって、10やらにと行けなくなったから、今やらなければいけないことができなくなって後回しにするの繰り返しの奴の末路で...
その10を肩代わりさせられているというw
運用屋はいつもそう... 作りっぱなしで逃げたやつの後始末w
だから、この主人公を見るとイラッとするのかもしれないw

ko

私が感じたこの作品のテーマは、プロジェクトの参加者はそれぞれの立場でプロジェクトマネージメントの視点を持ってちゃんと行動しないとSFの古典的名作の方の少女のように宇宙船から宇宙服なしでエアロックから外に出なければならなくなるような非道いことになる、ということですね。
リーベルGさんのお話の方の主人公の女性はエアロックの外に出る少女と重なって見えます。渕上Mは、しっくり解釈できていませんが方程式もしくはマネージメントの原理原則の象徴のようなものという見方もできるのかなあ。それ自体に善悪はなく、価値を与えるのは適用する人次第。
もちろん、私の勝手な見方であり、自分の中でもまた別の見方もあります。
エピローグでの種明かし?が楽しみですね。(^ ^)

BEL

作者さんは前作の最後で次回作(つまりこの"冷たい方程式")について
「年末にかけて仕事の方がちょっと忙しいのと、区切りがよいので、
来年からになるかもしれません。」とおっしゃっていたので
めちゃくちゃ暇というわけではないと思います。
「ふつーのプログラマ」というのは、プログラマとしては普通だったとしても
間違いなく、一般的なプログラマにはない文才をお持ちですね。

私は、作者さんは過去にあるいは間接的になど何らかの形で、
物語に出てくるような人々を見たことがあるのだと思います。
そのくらいリアルに感じます。そういえば前作には毎回最後に書いてあった
「似たような行動や言動があったとすれば偶然の一致でしかありません」は
なくなりましたね。

ハリーポッターの状況が実在する可能性はほぼゼロですが、この物語の状況は
実在しうると感じます。実際このくらいの状況は見たことがないわけではなく、
私にとってはそこまでファンタジーではありません。
もちろん"絶望的に何かが不足して"います。(場合によっては"何もかも"が)
(片寄さんのクソガキ発言とか亀井君のブチ切れは少しファンタジーでしたが。)

ただ、現実は物語になるようにうまくできた話にはなかなかなりません。
(久々に会うたびにネタになる、とかその程度の話にはなりますが)

前作"人形つかい"も、原作の"人形つかい"のような展開でもなかったし、
"冷たい方程式"はあくまでもタイトルを取っただけなのかもしれませんね。

昔々のエンジニア

>@自分戦略研究所:こんなPMはがっかりだ
http://el.jibun.atmarkit.co.jp/densol/2012/06/pm-2759.html

業界スラングに「ふっちー」が定着するのだろうか。

進捗会議の帰りにメンバーが呟いた。
「ふっちー、だな、あいつ」
「そうだな」
「ふっちー、だ」
「ふっちー、かぁ」
「ふっちー、だってよ」
「うわぁ、ふっちー、かよ」
「ふっちー! ねぇ(溜息)ハァ~~」

「あの・・・いいクスリあるんですが」
「え。」
「腹痛で二週間入院くらいの」
「聴かなかったことにするから」
「万事よろしく」
「ふっちー、ならば、仕方ねぇよなぁ」

ふっちー、それは禁断のPM(笑)

別の通りすがり

渕上程度を最悪だと思ってるなんて、なんて幸せな人たちでしょう。
PMじゃないけど、元請けのチームリーダーレベルにこれより数倍ひどいやつがごろごろいるわ。NTTデータ最高とか、さすがNRIとかやっぱNEC日立富士通やるねとか聞いたことないしw

山無駄さん、どうも

いくらでも使ってください。
彼も無表情に喜んでいることでしょう。

BEL

おゎ、まさかの他コラム登場ww

Z

>別の通りすがりさん
そんなこと書くとまた大手SIerさんが出てきますよ。
大手っていうからにはそのへんでしょうから。

>彼も無表情に喜んでいることでしょう。

これは本編の人物理解のヒントとして使っていいのですかね。

なんとなく。

実は家に帰ったら、
幸せな家庭に囲まれつつ、
和気あいあいとしているのかなあ。

とか想像してしまいましたが。

まさと

> まりもさん

> 実は家に帰ったら、

(4) で独身と言ってます。弁当のシーンが印象深かったから覚えていました。

>(4) で独身と言ってます。弁当のシーンが印象深かったから覚えていました。

なるほど。
それは残念ですな。

これだけ奥深い物語になってくると、
悪役にも、悪役として活躍するために生まれ育ってきたような人物描写ばかりではなく、
もうちょっと人間的な複雑さを感じさせるエピソードがほしくなってくるというものです。
たとえば愛犬のために毎日鶏肉を買いに行くとか。

今のところそういうエピソードがなかったので、
コメントとは言え作者様の発言にちょっと期待してしまいますね。

今回の描写からすると、
今後ちゃんとそういうエピソードは用意されているのかもしれませんけれど。

通りすがり

初回から磯貝課長、主人公、亀井君にはSEとして嫌悪感を感じていましたが、
やっと意味がわかりましたよ。
社外には口外できない様な不適切な取引をしてコンプライアンス違反を
査問会議で問われたときに「規則だとかコンプライアンスだとか煩いんだよ。
SEは結果出すのが仕事で、ルール守るのが仕事じゃないだろうが!」という様な
発言もして、結局懲戒解雇になった課長とSE2名と思考回路や発言がそっくり。

しかしココまで似ていると作者がその取引先と何か関係があったんじゃないかと
勘ぐってしまいますね(苦笑)

快諾ありがとうございます。

>山無駄さん、どうも
>
>いくらでも使ってください。
>彼も無表情に喜んでいることでしょう。

tom

>たとえば愛犬のために毎日鶏肉を買いに行くとか。
オーベルシュタインかwww

aaa

>>その事情をを知っているのは、磯貝課長だけだ。
~~~

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