ふつーのプログラマです。主に企業内Webシステムの要件定義から保守まで何でもやってる、ふつーのプログラマです。

冷たい方程式(21) 笑顔の行方

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 フォローはします、と八木社長には言ったものの、実際にあたしができることは限られていた。

 12月にすべての実装を終える、というスケジュールには1日の変更もないのに、あたしや亀井くんは、相変わらず30分以上の時間外労働を許されていなかった。あたしたちが担当する設計などは、ほぼ完了していて余裕ができたので、ホライゾンチーム分のタスクを少しでも引き受けようとしたのだけど、それは渕上マネージャに拒否された。

 仕事を自宅に持ち帰ることも許されていない。こっそり持ち帰ろうにも、うちの会社のPCはUSBメモリなどの接続をデバイスロックで制御していて、あたしたちのPCも例外ではない。ロックフリーになっているのは、管理職以上の社員のPCだけだ。メールで自分あてにソースなどを送ろうにも、社外宛のメールはすべて記録され、定期的に内容をチェックされている。渕上マネージャが、その記録に目を通していることは首をかけてもいいぐらいだ。

 社内からのインターネット接続は、ファイアウォールでかなり厳しく制限されているので、ネットストレージサービス経由で持ち帰るという手も使えなかった。ホライゾンチームは自社に戻った後も実装を続けるために、退社時に渕上マネージャに申請して、ソース一式をUSBメモリにコピーしてもらい、翌朝、また読み込んでもらう、という手順を毎日繰り返している。

 母親の介護などもあるので、早く帰宅できるのは喜ぶべきことなのだけど、日に日に悪くなっていくホライゾンチームのメンバーの顔色を見ていると、どうしても後ろめたい気分になってしまう。亀井くんなどは、少しでもムツミさんの手助けをするためか、何度か渕上マネージャに残業時間の延長を申し入れては、その都度、にべもなく却下されているので、憎悪をたぎらせているようだ。

 「だいたい片寄さんがダウンしたのだって、もとはといえば、渕上さんのせいじゃないですか。先輩もそう思いますよね?」

 「まあね」あたしは否定しなかった。

 「手元にデスノートがあったら、一瞬も迷うことなく渕上さんの名前書きますね」亀井くんは物騒なことを宣言した。「あの人のフルネームって、何でしたっけ?」

 「いいから、仕事しろ」

 少しでもこの行き詰まりの状況を改善しようと、あたしはTeedaやS2Daoの知識をホライゾンチームのメンバーに教えようと試みたが、それを知った渕上マネージャに禁止されてしまった。

 「君の仕事は彼らの教育を行うことではない」渕上マネージャは当然のことを指摘した。「開発に直接関係ないことに時間を費やすことは許されない。君が消費する1分1秒は、うちの会社のリソースだ。無駄なことに時間を費やすな」

 「あのチームのスキルを少しでも上げることは、システムのクオリティを上げることでもあると思いますけど」

 あたしの反論は、当然のように無視された。

 業腹なことに、渕上マネージャの「無駄なこと」という言葉は、別の意味で当たっていた。ホライゾンチームのメンバーは、新しい知識を得ることにまるで興味がないようなのだ。あたしや亀井くんが、Teedaのidの意味や、S2Daoのアノテーションの意味を説明すれば、一応わかったようにうなずきはする。なのに、1時間もしないうちにまったく同じ質問を平然と聞きにきたことも、一度や二度ではなかった。温厚なあたしも、何度、声を荒げかけたことか分からないし、あたしよりはるかに温厚さに欠ける亀井くんなどは、実際に怒鳴り声をあげていた。

 おそらく、彼らにとって、今後、使うかどうかも分からないフレームワークの知識など、真夏のセラミックファンヒーターと同じぐらい無用な存在にちがいない。とにかく、この常駐期間をやり過ごすことしか頭にないのだろう。

 結局あたしは、ムツミさんと同じことをやるしかなかった。ホライゾンチームのメンバーが書いた、見るも無惨なコードを、少しでもまともなコードに書き直し、渕上マネージャのチェックを通るように祈るのだ。幸いなことに、現行の勤怠管理システムの修正に必須なので、お祈りの方法は心得ていた。システム開発というデジタルな仕事に、祈りというアナログな技術がここまで必要だとは、思いもしなかった。

 一方、サードアイシステムに回したタスクの方は、見積した工数内でしっかり上がってきていた。渕上マネージャは、こちらも同じようにチェックしていて、不備だと――渕上マネージャが――考える部分は、差し戻していたが、その数はホライゾンのそれに比べると大幅に少なかった。

 先日、週に一度の進捗確認で来社した東海林さんは、報告が一通り終わった後で、ホライゾンチームの仕事をこう評した。

 「しかし、こういっちゃ何ですが、サンデープログラマみたいな書き方ですね」

 東海林さんが言っているのは、もともとホライゾンチームに割り当てられていたタスクのうち、サードアイに回された中の1画面のことだった。

 「はあ、そうですかね……」

 「ほら、これなんかそうですけどね」東海林さんは裏紙として使っていたA4用紙の裏に印刷されたソースを指した。「項目の必須チェックを、わざわざロジックの中でやってるんですよ。アノテーション付ければ済むのに」

 あたしは黙ってうなずいた。ムツミさんフィルターが適用される前のソースだ。

 「日付の妥当性チェックも、わざわざ文字列を分解して、いちいちチェックしてますよね」東海林さんの容赦ない指摘は続いた。「こんなの、@DateTimeConverterで一発なのに」

 「……」

 「PageクラスからEntityへのコピーも、わざわざ1行づつ書いてますしね。PropertyUtilか何か使えばいいのに……」

 「まあ、それぐらいで」あたしは遮った。「ムツミさん……メインのプログラマが病欠しているんですよ」

 「それにしたって、業務システムの実装をやるレベルじゃない気がしますけど」そう言った東海林さんは、あたしの顔を見て、口調を緩めた。「まあ、それぞれの会社のやり方というものがあるんでしょうけど」

 あたしにしても、ムツミさん以外のホライゾンチームメンバーの実装スキルの低さについては、海に向かって大声で叫びたくなるぐらい、腹が立つことが少なくない。だけど、それを別の会社から指摘されるのは、自分のマネジメント能力の低さを暗に批判されているようでいい気分にはなれない。まあ、実際のところ、あたしにマネジメント能力が不足しているのは確かなのだけど。

 「それでは、また来週、お願いします」

 帰っていく東海林さんを見送りながら、あたしはため息をついてしまった。サードアイシステムの参加によって、スケジュールの遅延と、ソースの品質が劇的に改善されたのは確かだった。名ばかりのテクニカルアドバイザーの磯貝課長より、よほど的確なアドバイスをしてくれることもありがたいと言えばありがたい。それでも、一緒に仕事をするのなら、ムツミさんの方が気楽だ、というのが率直なところだった。

 「ったく、もう」自分の狭量さに自己嫌悪を感じずにはいられなかった。

 

 12月4日、火曜日。

 およそ2週間ぶりにムツミさんが出社した。亀井くんは狂喜して抱きつかんばかりに歓待し、ムツミさんを困らせていた。

 あたしもホッとしていた。ハードスケジュールのプロジェクトだと、1週間以上休むと、そのままフェードアウトしてしまうエンジニアも少なくない。世の中にはこんな平和な人生も存在するんだ、ということに気付いてしまうと、激戦の中に自分を戻すことができなくなる。あたしも似たような状況で、前の会社を辞めることになった。ムツミさんが同じ結果になることを秘かに懸念していたのだけど、彼女のリソースはまだ尽きていなかったようだ。

 一通り、社交辞令の応酬が終わると、あたしはムツミさんをミーティングスペースへ連れ出し、ホライゾンチームのメンバーのスキルについて、あたしの推測を話した。

 ムツミさんは否定しなかった。

 「すみません」ムツミさんはうなだれた。「いずれは分かってしまうと思っていたんですが……」

 「今からでも、Teedaを勉強させたら?」あたしは提案してみたが、ムツミさんは悲しそうに首を横に振った。

 「彼らのレベルだと、たぶん今からだと、1週間ぐらいはかかってしまうと思います。もう12月ですし……」ムツミさんは、少しためらってから続けた。「……それに、渕上さんにどう話せばいいのか見当もつきません」

 それには激しく同意だ。ここで学習コストをかけることは、渕上マネージャが許さないだろう。2人目の脱落者が出て、補充はされていないのだから。

 「とにかく、少しでも遅れを取り戻さないと」そう言って、ムツミさんは臨時開発室へ向かっていった。

 その小柄な後ろ姿を見送りながら、あたしもITマネジメント課を出た。今日は、これからF通のエンジニアとの打ち合わせが予定されている。

 昨日、勤怠管理システムの本番環境用サーバが納入、設置されていた。立ち会ったのはインフラグループで、OSの起動やネットワークの設定も完了している。今日はパーテーションや、LVM、サーバ監視ソフトなどの説明を、簡単に受けることになっていた。

 予定の会議室に入ると、インフラグループの社員と、F通のエンジニアがなごやかに談笑していた。

 「すいません、遅くなりました」

 名刺交換を行い、F通のエンジニアが用意してきたレジュメを基に簡単な説明を受けた。基本的にはデフォルト設定のままで問題ないはずなので、あたしはろくに質問もしなかった。それよりも開発状況の方が気になる。

 説明は1時間ほどで終わり、あたしがそそくさと礼を言って自席に戻ろうとすると、F通のエンジニアが呼び止めた。

 「よろしければお使いになってください」

 そう言って紙袋を差し出してきた。中を見ると、円筒状に丸めたカレンダーが5つほど入っていた。

 「ああ、ありがとうございます」そういえばもう師走だったんだなあ、と気付かされた。「使わせてもらいます」

 「今後とも、よろしくお願いします。不具合などありましたら、サポートにご連絡ください」

 ITマネジメント課に戻って、1本を広げて見ると、線路の上をのんびり――という印象があった――走る、蒸気機関車の写真が印刷されていた。亀井くんが隣から覗き込んで笑った。

 「世界の車窓から、ですね」

 「そういえばそうね」

 「ティディディディディディーディディーディーディー♪」亀井くんが聞き覚えのあるメロディを口ずさんだ。「1本、もらっていいですか?」

 「いいよ」

 この会社に来てから、壁掛けにしろ、卓上にしろ、カレンダーには困らなくなった。12月になると、いろんな取引先から一斉に届き始めるからだ。いいものは担当者が自分のものにしてしまうけど、それ以外は入り口付近にある段ボール箱に入れておいて、欲しい人が持っていくのが暗黙のルールになっている。前の会社でまったく目にしたことがなかったのは、誰かがさっさと確保してしまっていたのか、それとも届けてくれる相手がいなかったのか。

 あたしは列車には興味がないので、段ボール箱に入れようかと思ったが、ふと考え直して、残りのカレンダーを持つと、臨時開発室に向かった。

 開発室では、ムツミさんが険しい顔でメンバーの1人に、何かを説明していたが、あたしの顔を見ると表情を和らげた。

 「サオリさん、おつかれさまです」

 「おつかれさま。よかったら、これ、使わない?」あたしは紙袋を差し出した。「たくさんもらったから」

 受け取ったムツミさんは、中を見てうれしそうな顔になった。

 「来年のカレンダーですね。ありがとうございます」そう言いながら1本を取り出して、包み紙を外している。「あ、世界の車窓からですか。まだやってるんですねえ、あの番組」

 「そうね。なんだか子供の頃からずっとやってる気がするね」

 「サザエさんと同じぐらい、息の長い番組かもしれないですね」

 ムツミさんの屈託ない笑顔を見て、あたしは少し安心した。てっきりスケジュールや実装方法の件で、ピリピリしてるんじゃないかと思っていたのだ。

 「今日、お昼はどうする?」

 そう聞いたのは、病み上がりのムツミさんの体調を心配してのことだった。ムツミさんは申しわけなさそうな顔になった。

 「すみません。まだちょっと固形物が食べられなくて。ウィダーinゼリーで済ませます。こっちの開発も遅れてますし」

 「ん、そうだね」あたしはうなずいた。「じゃあ、あまり無理しないようにね」

 「はい。ありがとうございました」

 ドアのところでちょっと振り返ると、ムツミさんはカレンダーを見ながら、メンバーと楽しそうに話していた。

 このときは知るよしもなかったが、あたしがムツミさんの笑顔を見たのは、この日が最後だった。

(続く)

 この物語はフィクションです。実在する団体名、個人とは一切関係ありません。また、特定の技術・製品の優位性などを主張するものではありません。

Comment(159)

コメント

feel

すでに過去の回で、「富士通」と出ているのに、何で今回はF通とかなってるのか不思議。

しかし、ムツミさんはどうなってしまうのか。

通りすがりの元PG

このあとどうなるのか怖い・・・(((゚□゚;)))
でも早く続き見たいジレンマ。

foobar

どうなっちゃうんだ・・・・・・

あとカレンダーはみんな喜んでもらっていくものではなかったなぁ・・・
押し付け合いになったり机の下に堆積したりで結構酷い扱いになってた記憶が。

さそうたける

どうやら渕上さんと東海林さんの間では、大きなイザコザは起きてないように見受けられます。
細かいところまで妥当な理由を求めるマネージャーと、
細かいところまで妥当な理由を以って技術・方式を取捨選択・適用する技術者。
両者はわりと相性が良いのかもしれません。

Edosson

いや、ホライゾンのコードに突っ込みを入れるよりも、
ネズミのマネジメントに突っ込みを入れてほしいんだけどな。
1日3回のコミットとか。
まあ、常駐じゃないしな。

それにしても、こんな杓子定規なことで、何とも思わんのでしょうか。
都合の悪いことはスルーする、という点で、主人公とネズミは似てますね。

>結局あたしは、ムツミさんと同じことをやるしかなかった。

俺だったら、他人の怪しいコードを手直しなんて、やだ。(>_<)
それなら、最初から俺に書かせてくれ。

悪役も順調に復帰したようなので、
またコメント欄が盛り上がりますかね。

しかし東海林さんはまだ活躍せず。
というか本格的に活躍する日が来るかどうかもちょっと怪しく。

そして。状況はこの期に及んで悪化の一方。
引っ張りますねえ。

胃が痛いといいつつ読んでしまいます。
話はどちらに進んでいくのでしょうか。

そろそろ書籍化の話とかも出ているに違いない。
出たら買います。

aa

東海林さんはこのまま脇役でおわり、渕上Mとの対決は無い気がする。
邪推ですが、渕上Mの隠された本音として、使えないホライゾンをペナルティ覚悟で自分からリタイヤさせて、サードアイに全面移行させるとか・・・。
既出な想像かな。

大手SIer

忙しかったのでまとめて読みましたが、ホライゾンのダメダメさがボロボロと露呈していますね・・・

渕上氏は東海林さんとはうまくいっているということを見ると、信頼のおける優秀なメンバー、組織とは
うまくやれるけど、仕事は成果報酬であることを理解していない様なプロになりきれないSEや
プログラマーをどう扱っていいのか四苦八苦しているのが、これまでの経緯だったのでしょうかね。
執筆者には今後背景を明確にしてもらいたいところですが、これまでの流れを見ると、執筆者は
発注者やマネージメントする側に回った経験が不足しているような書きっぷりなので、今後も
期待できないかもしれませんが。

また、主人公は、スキルだけでなく、マネージメント経験、人間としての度量も不足していることに
自覚が出てきたことは大きな前進。コンプライアンスとかコストに関する意識が希薄なのは、
「このご時世でまずいのでは?」という気がしますけど、プロフィールを見る限り作者は小規模案件が
主な役務に見えますので、そういった世界では普通なのかもしれませんね。

あと、私も書籍化されたら買うかもしれません。
駄目マネージャーの本はあってもダメSEやダメプログラマーがフォーカスされた本って少ないんですよね。
そういう傾向のある人たちに読んでもらうことで「ここは東海林さんのような仕事をするのが当然の世界。
無理だと思うようなら君たちも主人公やホライゾン同族だよ」と指導するためのいい教材になりそうですから。

別の通りすがり

大手SIerとか名乗る人から上から目線で書かれると、マジでムカつくわw

反渕上派が気炎を上げる展開かと思ったら、
なぜか親渕上派が先に復活してきてますな。
盛り上がりそうという予測は当たりそうですが、経緯がなかなか予測不能。

>無理だと思うようなら君たちも主人公やホライゾン同族だよ」と指導するためのいい教材になりそうですから。

真面目に言っているなら、徹底的に指導の才能がないのでやめたほうが良いと思います。
ちょっと指導される側がかわいそうすぎる。

同じ事例が現実にあって、それを反面教師にするというなら可能かもしれませんが、
これは渕上さんを悪役にした小説。
これを読んでプログラマーが、そうだ自分たちが悪かったのだ、
と反省するだろうとか言う能天気な発想が浮かぶのが信じられません。

うちの上司はプログラマーを倒れるまで使いつぶすつもりだと平然と言う人だったのかと、
社内に要らない不和をまき散らす結果になるだけでしょう。
関係者がかわいそうすぎます。

大手SIerさんはなんだかんだ言って部下とはうまくやっている人なのかと思っていましたが。
そうでもないみたいですね。
コメント欄では都合のいいことを書いていただけでしたかね。

としろう

ホライゾンも動きが不自然ですよね。
いくら新人だとかいっても最低限のフレームワークの使い方他を教える事も無いし
そもそも覚える気も無いような人材を雇っている。

派遣で勉強しに来る様な使えない人間が送られてくる事は有るが
これは受注案件だろう。
それにムツミさんが死んでしまいます。

しかし、サードアイは信頼されているのか常駐とか強制コミット地獄は無いようですな。
同じように扱われると東海林さんもブチ切れるでしょうけど。

やはり仕組まれたデスマーチで渕上氏の成果として建て直し実績作りに
主人公達のリストラ計画発動中なんだろうか。

そしてムツミさんはウツで退場コースということか。

別の通りすがり

ひょっとして、コミット回数が1日3回は多すぎって思ってる人多いのかな?
俺の感覚だと少なすぎなんですが。新規プロジェクトで、書くコードは全部新規コードだよ?何時間もコミットせずにコーディングしてたら、気軽にrevertできないじゃんか。

名無し

上から目線で・・・と突っ込んだら、ほんとに鳥瞰してるだのとかえしてくる。
まさにエースシステムの人だと思うよ、ほんと。

加納

>ホライゾンチームのメンバーは、新しい知識を得ることにまるで興味がないようなのだ。

10年ぐらい前は、「エンジニアが新しい知識に興味がないなんてありえない」
と思っていましたが、「ホライゾン」の立場に近くなってみると興味がない
という立場もあるのだろうな、と思うようになってきました。

要するに「サラリーマン」なのですから言われたことだけやればいいわけです。
以下の状態なら、まぁそう思っても無理はないでしょうね。

(1)給料は安く、これ以上上がる見込みはない
(2)仕事のやり方が「裁量労働」のように見えるのは、単なる思い込みで、
実際には言われたこと以外のことは出来ない
(3)技術を得たら、片寄さんのように、こきつかわれて倒れるだけ

なんというのでしょうね、、コンピュータ技術への熱意?執着心?が
なくなってみると、倫理的には「ホライゾン」の状態を、非難する理由は
何もないことに気づくのですな。。

もちろん「ホライゾン」の状態になるべきだ、とかにはならないのですがね。。

>ホライゾンも動きが不自然ですよね。

書いていないんで推測ですが、そもそもSuperControllerフレームワーク?
を採用して、それ以外の教育費、人件費含めた工数を削減するビジネス
モデルなんじゃないですかね。

7掛けで受注するってそういうことですよね。

可能かどうかはともかく、SuperControllerフレームワークが、それこそTeeda
っぽくなれば、別のビジネスにもなるだろうし。

でSuperControllerについてない機能は片寄さんが実装すると。

どなたかが、工数をこれでもかと浪費することを想定しなければ
成功する可能性は多少あったと思いますが。

片寄さん以外の要員も、サンデープログラマな感じの、Javaのクラスは
実装出来るようなので、何とかなったのかなとは思います。

>それにムツミさんが死んでしまいます。

今の12月時点で何もしないのは、単に中小企業の場合、ひとかけらも
余裕がないからかと。

加納

>ひょっとして、コミット回数が1日3回は多すぎって思ってる人多いのかな?

渕上的「高度な管理業務」では「1日3回コミット」とは以下のことのようですが。
(1)管理業務に使うため作業進捗をチェックする目的
(2)管理簿にコミット時の状態を記述する

いわゆる「作業履歴」的に使用してはいないはずですが。
主人公が「作業履歴的なものですか」と聞いたときに、渕上氏は「違う」
と返していると思います。

コミットした際にログに書くならともかく、管理簿に書くのは、まぁあまり
聞かない管理方法だと思いますね。しかもチェックなんぞしていないわけです。

それとも「1日3回コミット」は1日5回コミットが普通なわけですかね。

「個人的に何度か作業履歴的にコミットする」ことと、「1日3回コミット」とは無関係です。

別の通りすがり

相変わらず斜め上のコメントで、困惑するわ。
渕上が定時コミットを要求する理由なんて話したくないんですが。

もの

先読めた。ムツミさんに自分の立場をわきまえていない東海林がなにか侮辱的なことを言うな。
そしてホライゾンがある程度外される流れになる。だが実は防波堤(矢面)になっていたホライゾンを外されたことにより、
今度はサードアイが同じ目に合う。間違いなく自分のやっていることは間違いでは無いと渕上は革新しているだろうからだ。

 過剰なマネジメントで今度はサードアイがいかれる。これは良く見る。本当に現実でも良くみる。
 その人物やら会社が防波堤になっていることに気づかず、調子にのってたたいて、防波堤が崩れた後に自分がおぼれる人。
 自分(渕上)に問題がなく絶えず相手に問題がある人物というのは、こうやって次々と外注、アウトソーサーを変えていくのだ。
 当然、どの会社でもうまくいかない。こうしてプロジェクトがさらに崩れていくのだ。

もの

間違いなく、ホライゾンとサードアイは同レベルですよ。まだボロを出していないだけでね
 (というか読み取りにくいだけですでに本文にサードアイの問題点は書かれています)
 同程度の金額で契約したのであればかならず別の欠点を持っているものです。
 高いものを買ったからといって必ずしもいいものとは限りませんが、
安いものにはいいものは混ざっていないということです。

saboten

ムツミさんフラグ立ってる…

現状のホライゾンに対してふっちーが何の対策もとらないのは何故だろうか?
1:ホライゾンが悪いから我関せず
2:現状の生産性で問題ない
3:既に見切りを付けており、別方面で対策を考えている

1:はプロジェクトを成功させることが基本のPMとしては、かなり無能な部類。
2:はメンバーが次々脱退してる現在、リスクが高すぎる。
3:が濃厚なのかなー。
一番ありそうなのは、コスト無しのデスマでできる範囲をやらせて、
できない部分をサードアイに追加依頼かなぁ。
ただこの方法は美学がないですね。下策も下策。

書籍化したら私も買いますよー。
ただ、コメント見ながら読むのが面白かったりするんですけどね。

まさと

> 同程度の金額で契約したのであればかならず別の欠点を持っているものです。

サードアイは渕上さんが見つけてきましたが、「ホライゾンと同程度の金額で契約」というのはどこにありましたっけ? サードアイが登場した(18)を読み返してみましたが、見当たらないようです。

語られているのは「渕上さんはコストカッターである」「主人公たちは契約金額の安さでホライゾンと契約した」だけでは?

コメントを読むと、皆さんのいろいろな“常識”を知ることができて興味深いです。
私は「これが普通」と言えるほど自分の常識に自信がありません。

Edosson

>別の通りすがり氏
>ひょっとして、コミット回数が1日3回は多すぎって思ってる人多いのかな?

作中に、コミットの回数が3回未満だったという描写もないし。

そもそも、回数の多寡など、誰も問題にしていません。
必要なら100回でもやるし、必要なかったら1回もしませんよ。
問題は最初から「定時であること」です。

もの

>>サードアイは渕上さんが見つけてきましたが、「ホライゾンと同程度の金額で>>契約」というのはどこにありましたっけ? サードアイが登場した(18)を読み返>>してみましたが、見当たらないようです。

>>語られているのは「渕上さんはコストカッターである」「主人公たちは契約金>>額の安さでホライゾンと契約した」だけでは?

無いですよ。推測。
 でも話の内容からしてリアリティを出そうとするとほぼ間違いなくそうなると
思いますよ。

理由は細かいことは書きませんけど。

1.渕上も会社組織の一員でなにかやるときは説明しなければならない人がいる。
2.これまでの話からわかる渕上がもつ予算の大きさ(格安に飛びつく等)
3.小さなことでも自分の間違いを認めようとしない渕上の行動原理。

などなどでわかる。

まさと

> ものさん

ありがとうございます。
フィクションですからものさんの推測通りの可能性が大きいのだろうと思いますが、私は、以下の点が釈然としないのです。

・主人公たちは、データベースに商用ソフトの Oracle を購入しようとし、一方、協力会社は安いところ(結果的に開発能力の度外視)と契約しようとしていた。

・渕上さんは、データベースを、ソフトそのものは安価にすむ OSS に変更させた。

残るは、渕上さんが協力会社についてどのような契約方針かです。
データベースは、主人公たちと真逆の方針でした。
協力会社についても、真逆の方針(高くついても、開発能力の確かなところ)という可能性はありませんか?

この物語は主人公たちの視点から描かれているので、主人公たちに感情移入しがちですが、主人公たちの感情はともかく、行動ぶりはうなずけません。
どこかで印象がひっくりかえされるのかも、と思っています。

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コミット問題の一番の問題点は、それがムツミさんに対しての作業指示にあたることですね。まあ拒否しずらかったんだとは思いますが。

> ものさん

前作『人形つかい』を読んだ上でのコメントですか?

saboten

> 間違いなく、ホライゾンとサードアイは同レベルですよ。まだボロを出していないだけでね
 (というか読み取りにくいだけですでに本文にサードアイの問題点は書かれています)
 同程度の金額で契約したのであればかならず別の欠点を持っているものです。

ホライゾンは他社に比べて契約金がかなり安いという特色があるので、
サードアイの営業が同じくらいの金額で受注するとは考えにくいですね。
また、サードアイの実力については前作である程度示されていますね。

もの

皆えらいサードアイの肩持ってると思ったら、前回の連載の主人公ですか。そら、悪い役やりそうも無いなあ。
 東海林の出方なんていかにも新たなトラブルメーカー発生の雰囲気出してたんで、全滅エンドかと思ったら、このままだとホライズンのみ沈んでエンドか。

もの

>>残るは、渕上さんが協力会社についてどのような契約方針かです。
>>データベースは、主人公たちと真逆の方針でした。
>>協力会社についても、真逆の方針(高くついても、開発能力の確かなところ)]
>>という可能性はありませんか?
 なくもないよ。ただし協力会社に対する方針ではなくて、自分が決めた協力会社に対してという条件ならね。渕上は自分のやりたいことに関しては結構金は出すようだからね。
 そもそもの動機が私怨でしょう。冷静に見えるのは表向きだけ。サードアイに関しては自分が選んでつれてきた以上、早々に大量な文句も言えないだろうし、ホライズンに関しては自分で決定できなかったことが最初から気に入らなかったんだろう。
 ホライズンに関しては自分のところで簡単なJavaがかける程度の人員でWebシステム作れるようなフレームワークを作れるのだからここに書かれているほど酷くなく、本来はサードアイと同レベルだと思うよ(人形つかいは読んでみた)。渕上の後付け無茶な要求がホライゾンの本来のパワーを落としているのは間違いない。サードアイはなぜ常駐ではないのかを見れば、最初からホライズンに厳しく、(自分で決めた)サードアイに甘々なのはこんなところですぐにわかる。サードアイが入って、その扱いの違いで明らかにホライゾンにイビリが入ってることがわかる。

別の通りすがり

この人、ホライゾンとサードアイが同じレベルじゃないと困るんだろうなぁ、という感想しかないよ。

別の通りすがり

自分の推測が間違って無いことにしようと一生懸命になってるとしか読めないよ。説得力ゼロ。

tui

>もの様
全体的に根拠が不明です。

>渕上は自分のやりたいことに関しては結構金は出すようだからね。
きっちり、予算落としてきてますし、マネージャーとして、明確な目的があるのであれば、妥当ではないですか?その結果が評価対象になるので、間違った事はしていないと思います。

>そもそもの動機が私怨でしょう。
噂話の域のはずです。動機が何であれ、冷静に仕事をこなしていれば問題ないのでは?

>簡単なJavaがかける程度の人員でWebシステム作れるよう
アサインされた作業員の実績は書かれておりません。追加要因は「フレッシュ」な人材なので、それについては、無いと言う事が予想できます。フレームワークは社長が作ったとあった気がします。

>サードアイに甘々
指摘は入るが少ないと言う記述があったはずです。「甘々」の根拠が不明です。

>明らかにホライゾンにイビリ
推測に対して、明らかはおかしいと思います。

tui

失礼しました。
追加要因→追加要員

誤字があると、説得力がだだ下がりですね。

k

や、「初見の東海林」への評価としては割と的を射てるんじゃないですかね。
実際、初見ならこんなもんでしょう。
同様に、物語中の渕上が東海林をどう評価してるのかが気になるところですが。

> そもそもの動機が私怨でしょう。
そもそもの動機かどうかは不明ですが、まあ気に食わないのは気に食わないでしょうねぇ。
ぬるい部下が出したぬるい要件をぬるい見積とぬるい要員で受けやがった下請けですから。
こと「自社フレームワークの使用」の経緯については渕上でなくともPM的にブチ切れてもおかしくないレベルだと思いますし。

> サードアイはなぜ常駐ではないのか
これはサードアイの交渉能力は真っ当だった、ってことなんじゃないかと。
個人的には、八木(及び片寄)の交渉能力はあんまりだと思って見てます。

大手Sier

私はマネージメントする側もされる側にも側にも立つので、変に感情移入せず
「今回はどっちもダメだ」と普通に見ていますけど、コメント見る限り実生活も
絡めて感情移入しすぎているのか、片方の立場に偏って物を見ており
冷静な判断に欠けている人が多い気がします。
実際ダメマネージャーの数以上に、サンデープログラマーのような仕事しか
できない主人公達の様なダメSEやダメプログラマーも結構多いのが現実
なので、上か目線だとか変に尖らず第三者の立場で、「他山の石」だと思って
冷静に見た方が自己成長にもつながって建設的な気がしますけどね。

>まりもさん
色眼鏡で読んで勘違いしていませんか?
ご存知だと思いますが、ダメマネージャーにフォーカスされた本は
腐るほどあります。
でも、このコラムの様にダメSE、ダメプログラマー『にも』フォーカスした本は
数えるほどしかありません(ほとんどない)ので、そういう傾向にある人たちに
読んでもらえば、SE/PG側の悪いところの参考になると書いただけですよ。

nns

サードアイと渕上氏の関係やタスクの消化具合を見るに、1話の段階で渕上氏が
着任してたならばプロジェクトは泥沼化を免れたんだろうなあ。
渕上氏もなまじ自分のマネジメント能力で駄目っぽい部下でも扱えると過信して
しまうもんだから、(そしてそっちの能力は残念ながら実際には低いから)ひど
いことに。切り傷は鋭い刃物によるものの方が治りやすい、という話ですなあ。

saboten

>大手Sierさん
>サンデープログラマーのような仕事しか
できない主人公達の様なダメSEやダメプログラマーも結構多いのが現実

サンデープログラマーと称されてるのは、Teedaを使用した、
ホライゾンのムツミさん以外のメンバーですよね。
他人の視点を気にする前に、
自分が色眼鏡じゃないか自問自答したほうがいいんじゃないですかwww

別の通りすがり

> 大手SIer
プログラマやソフトウェアエンジニア向けの本には、大抵「ダメ」が書かれてたりするんだけど。読んだことない?
マネージャ向けの書籍で言うデマルコ的な、プログラマ向けの今まで読んだ本を4,5冊あげてみて。有名な奴で。

BEL

東海林さんのキャラは前作から違和感なく引き継がれているなあ。
若干感情的というか短絡的というか我慢が聞かないというか。

ま、どんなに合理的な推測をしても、事実の設定は唯一作者ができて、
それが絶対ですからね。今後明かされる事実もまだまだありそうですしね。

「ムツミさんの笑顔を見たのは、この日が最後だった。」って
心臓に悪い引っ張り方するなあ。

うとぅん

何やらあらぬ方向へ議論が盛り上がっている気がする・・・。
ので、便乗して横から少しだけつつかせて頂きます!

私はサンデープログラマーですが、今まで出てきた限りのホライゾンのソースを見るに、
サンデープログラマーの域にも達していない気が致します。
「俺、プログラムできるんだぜ!」って粋がってる大学生くらいな香りがしてなりません。
(それでも色々なレベルの方が居ますが)

「汎用性が低いフレームワークだから勉強しない」なんて姿勢自体も、
職業的な技術者としては正に失格です。
お金もらってんだから・・・。
趣味でやってるなら、使い辛いフレームワークを使わないのは当然ですがね。

あと、大手SIerさんの仰る事も一理あると思います。
主人公含め、彼ら技術陣には大きく欠けている物があると思います。
具体的に言えば「プロ意識」です。
自分の書いたソースがいくらになって、それに自分がいくら費やしたのか。
各担当が細かい数字を把握する必要はありませんが、
ざっくりとした価格感は把握しておくのがプロというものでしょう。
まぁ、新卒入社で一つの会社にずっと居られる方にはあまり理解されない考えではありますが。

もちろん渕上さんに大きな問題がある事には同意ですが、
これはどちらも問題を抱えている状況であると感じます。

fgn

皆さんの意見を見てると淵上さん・ホライゾン・主人公全員に問題がある、というのは共通認識なようですが、違うのでしょうか・・?
どなたか「この人は悪くない」みたいなことおっしゃってましたっけ。
発言の一部だけを解釈して盛り上がっちゃってる気がするのは私だけでしょうか・・。

elseorand

ホライゾンさんが崩壊後は、
サードアイさんが巻き取ってプロジェクト終了となり、
サードアイが今後、元請け・自社開発をしていけるようになれば、
とても納得のいく流れで終わりそうですね。

ただ、うちも苦労していることですが、
「人材の育成」との戦いをどうこなしていくか、
特に新人を雇って育てていかないと、結局人手不足が解消しない・・・

elseorand

>>fgnさん
少なくとも誰もが万能ではなく、欠点は抱えていると認識した上で、
一番悪いのは誰だ論争は盛り上がりましたね。

私自身は、安かろう悪かろうのホライゾンみたいな会社を上手く使うことを放棄して、実績もない未開拓の我が道を暴走する渕上マネージャーが一番酷いと思っています。

さそうたける

この小説、最初は「開発者 vs 冷酷PM」という構図になるのかと思ってたんですが、
だんだん「アマチュア vs プロフェッショナル」という構図に見えてきました。
もちろん
 ・アマチュア:主人公、ホライゾン
 ・プロフェッショナル:渕上さん、サードアイ
という構成。

今後の展開が楽しみですが、自分の勝手な想像だと
 ・主人公:ホライゾン崩壊、渕上さん・サードアイがきっちり結果を出すのを目の当たりにし、癪に障るもプロフェッショナル側を認めて意識を変えていく
 ・ムツミさん:ホライゾン退職、SI業界から足を洗う or 主人公の様に社内SEの道を選択

という感じ。

みなさん、個人的な経験から各登場人物に感情移入して
「あいつが悪い」「こいつが悪い」
と思い思いにコメントしてますが、
楽しみ方としてはアリなんじゃないでしょうか。
スポーツ観戦でもそうですが、こういうのって感情移入して、
えこひいきしまくった方が断然面白いですから。
もちろん、感情移入しすぎて白熱する余り、
フーリガンみたいに現実世界での争いを起こすのはNGですけど。

自分も敢えて感情移入させていただくと、
ホライゾンの人たちは同業者として嫌いです。
スキルも意識もアマチュアで、市場から退場して欲しい。

渕上さんはわりと好感を持ってます。友人としてではなく仕事人として。
以前、お客さん先で渕上さんみたいなマネージャーがいて、
その方の下で仕事した経験なんですが、
こういう人って味方にすると非常に頼もしい存在になったりするんですよね。
報告や交渉などはツッコミが細かく厳しいので辛いんですけど、
こちらの説明がスジが通っていて妥当だと認めてくれれば、
こちらの言い分をちゃんと受け入れてくれるし、
こちらで対応が困難な政治的・予算的な問題があったとしても、
政治力を発揮して即座に対応してくれるし。

Fu

ここまでくると、渕上マネージャーの細かい管理は彼の本意ではなく、このまま放置するととてつもなくひどいことになると察知して、なんとかしようと四苦八苦した結果と感じます。
渕上マネージャーはやりたくて毎日進捗をしているわけではなく、どうしようもない連中相手だからしかたなく、なんとか管理しようとしているのでしょう。
さそうたけるさんのコメントは私も同感です。
逆にホライゾンは最悪です。
こういう輩がプロジェクトに交じると、全体の品質が落ちて、周りが迷惑します。
ちゃんとできていないにもかかわらず、人がいない、時間がないという言い訳で事態を悪化させ取り返しのつかない状態にするのは決まって目先の楽を求め、先を見通さず、発生したトラブルは運が悪いと言い訳して、なぜそうなったのか、もうやらかさないためにはどうすればいいかを考えない連中です。
渕上マネージャーの業務遂行は筋が通っており、ホライゾンと主人公相手以外の話を読むと、交渉、費用、人材すべてにおいて問題なくこなしています。
そして、サードアイには同様の管理を要求せず、かつ問題が発生していないように読み取れるところもそれを裏付けています。
ムツミさんには同情しないわけではないですが、もう無理な状態であることははるか前にわかっていたはずなのに、ずるずるとここまで来てしまった責任の一端はあると思います。
が、このような会社にいたら正直私も似たような状態にならざるをえなかったかもしれません。
社長に直訴しても、人がいないんだがんばってくれと言われるのがおちでしょうし...さすがに発注元にこのままでは無理!と言うのはクビをかけないとだし。

別の通りすがり

ホライゾンがどんどん株を下げているのは事実ですが、
ネズミが、まともにマネジメントをしているとは、
とうてい思えません。
「進捗報告」にしたって、ムツミさんだけを相手にするだけでも、
ずいぶんと、ムツミさんにかかる負荷は減るでしょう。
ま、そんなやり方をすると、下請法に触れるようですが。(笑

それにしても、擁護派が息を吹き返してますが、
ドキュメントひとつに2日もかけてるとか、
Excel方眼紙とか、オートシェイプのイチとかサイズとか、
定時コミットとかは、あいかわらずスルーですか。

Edosson

よくわかんないのは、
「ホライゾンはひどい。だからネズミはがんばっているのがうかがえる」
って、やつなんだな。

ホライゾンは確かにひどい。そして、これはプロジェクトとしての失点になる。
しかし、それが、即座にネズミの得点につながるわけではあるまいに。

別の通りすがり

> Edoなんとか
俺の名前を使ってここを混乱させるのやめろよ。
うざいわ。

Fu

>ネズミが、まともにマネジメントをしているとは、
>とうてい思えません。
結果的にまともでないマネジメントになっているが、それは、彼の力でなんとかなるレベルをはるかに下回るホライゾン相手であるからではないか?
というのが私の推測です。
だんだん進捗の把握方法が悪化していったのがそれを物語っているのではないかと...
初日からホワイトボードを持ち出したわけではないですよね?
毎日進捗でもなかったはずです。
まぁ結果的には深みにはまる速度が加速しましたが、それはホライゾンの責任が大です。
渕上マネージャーの心の中を察するに、あまりのひどさ、いい加減さにどうやればいいのか、試行錯誤するさまがうかがえます。
そして、渕上マネージャーのスキルではホライゾンのようなレベルの低い連中を使ってプロジェクトをなんとかすることはできなかったのでしょう。
まぁできる人がいるかどうかは謎ですが...
来週以降のサードアイの暗躍が楽しみですね。
どこまでプロジェクトにからんでくるのか...
最終話
「サービスイン当日、システムにはホライゾンの作成したコードは1行も使用されていなかった」
でしめくくられるんじゃないかと想像していますが、もっと意外な結末を期待しています。

k

小規模なプロジェクトは炎上しやすい。
元々の予算が小さいが故に、緊急事態発生時にリソースを確保することさえままならなくなるからです。
今のホライゾンが陥っているのがまさにそれで、例え社内にちゃんとした技術者が残っていたとしても、もうそういう人をこの案件に回す判断などできないわけです。
資本の小さな会社では赤字確定の案件に経営者がのめり込む/社内のリソースを惜しげもなく投入する、なんてのは禁じ手もいいところ。
ちゃんとお金の稼げる技術者は他のプロジェクトに突っ込んで、他でマトモな利益を上げてもらうようにしないと会社が持たない。
そして経営者たる八木はこんな赤字案件にのめり込むことなく、他でどうやって稼ぐかに意識を集中せざるを得ない。

で、なんでホライゾンにとってこの案件が小規模になっちゃったのかと言えば、主人公から提示された要件がしょぼかったから。
「え?うそ?ほんとに?そんなんでいいの?んじゃこいつとこいつとこいつでいけるな…」
で、出来上がる「頭片寄/下新人」の格安体制。
これねぇ、出来上がった体制を眺めて「この面子で一体何が作れるというのか」ぐらいは一考すべきだったのではないかと思いますし、「え?そんなんでいいの?」というような要件を真に受けて事を見積もるのは一般的に「危険な賭け」と言えるのではないかと思います(実際他社はそんなことしなかったからホライゾンが『格安』になる)が、まあとりあえず八木は賭けた。
で、その後渕上が登場することによってホライゾンは賭けに負けちゃうわけですね。

逆に渕上が登場しなかった場合は恐らくホライゾンの一人勝ち。
仕様書もないようなロクでもないシステムに自社フレームワークを突っ込めるんだから、長々と美味しい思いができたことでしょう。

なのでホライゾン「社」に技術力がない、ということではなく、この案件にはもう使い物にならないような人材しか投入できない、というだけ。

圧倒的に足りてないのは交渉力。
折れなくても良いところ、折れちゃいけないところで折れすぎてしまった結果としての死屍累々。

elseorand

「全員の欠点が見事に裏目に出ている」なんて状況で「誰が悪い」論争は、
各位の考え方がわかりとても楽しいですね。

特に「社員教育」をあきらめた日銭稼ぎな会社はたくさんある世の中で、
「ホライゾンが悪い」と言ってしまう方々は、
普段どういった協力会社とお仕事ができているか伺いたいですね。

>>kさんの
「渕上マネージャーの登場によってもくろみが外れて、しかも交渉に失敗し筒桁しまったホライゾン」という見方もおもしろいですね。

いや渕上マネージャーは無能すぎる「素人・半可通」ですから何もしていませんが、普通こういった状況になる前に、改善策打てて当然なんですけどね。
馬鹿をうまく使えない純粋培養で、今まで生き残ってしまった不運には同情します。

別の通りすがり

ど素人集団でも、マネージャさえしっかりしてれば、まあそれなりのものができる派がけっこういる気がするけど、まあホライゾンチームには無理だね。多分俺々フレームワークもできの悪いもので、それを使って何かが出来たとしても使いづらく遅い、そしてメンテしづらい代物になると思うよ。
逆にどんなに駄目なマネージャでも、エンジニアがまともなら少なくとも要求された仕様のものは出来上がる。
渕上さいあくーとか思ってる人は幸福だよ。ぬるいわ。現実世界じゃこれ以上の最悪がごろごろ転がってるよ。

>色眼鏡で読んで勘違いしていませんか?

マネジメントされる側にも立っているというのは想定していなかったので、
多少は偏見が混ざっていたかもしれません。
それはすみません。

が、大局的に言うことがそんなにずれたとも思えません。
発言を見ていると、マネジメントする側に立って話していることが多いようですし、
この小説を見せるのも、自分をマネジメントししている偉い人に対して、という話ではないですよね?

そうだとすると、いうことはあまり変わりません。
この小説が、ダメプログラマーにもフォーカスしているというのはその通りだと思いますし、
私もプログラマーとして他山の石としようという気持ちで読んでいますが。

ただ、ダメマネージャによりフォーカスした小説であることもまた確かです。

プログラマーが、この小説を自分よりマネージャ寄りの人から渡されて、
これを見て反省するようにとか言われたら。

この小説を見てまず目に付くのは、マネージャーがダメだからみんなひどい目に合っている、
ということですからね。
それだけとは言いませんが、まず目に付くのはそれですから。

自分は反省する気が一切ない、お前らが反省しろ、
というメッセージにしかならないんじゃないですかね。

よほど深い信頼関係があればそういうとられ方はしないでしょうが、
それだけ信頼関係があるなら、小説渡して勉強しろとか言う局面にはならないんじゃないでしょうか。

ということで、大手SIerさんがひどい上司である可能性はかなり高いと判断して、
非難させていただきましたが。
違ってますか?

>ご存知だと思いますが、ダメマネージャーにフォーカスされた本は
>腐るほどあります。

そんなにありましたっけ?
有名どころを考えてみても、
「人月の神話」とか「ピープルウェア」とか、
素晴らしいマネージャーになる方法を書いた本がまず思い浮かぶような気がしますが。

対比としてダメな方法も書いてありますけど、
それを指してフォーカスされたといっているのですかね?

そういう意味でいうなら、プログラマーのダメな部分について書いた本もいろいろあると思いますが。
「コード・コンプリート」とか素晴らしい本はいくらでもあるので、
それを渡したほうが良いように思えます。

より政治的な面も含めた意味で言っているなら、
「プログラマが知るべき97のこと」とか「Being Geek」なんかが、
読みやすくて示唆に富んでいてよかったと思います。

別の通りすがり

あー、読んでもないのにそんな本ほとんど存在しませんとかいっちゃってんじゃ無いの疑惑があったんで、じゃー書名あげてみそ的な流れにしたかったんですが、良書を紹介しちゃいましたか。
達人プログラマー以降、ダメストーリーを書いて、それに対する対処法的な本がかなり出てます。技術よりの本としてはアンチパターンがまさにそれですね。あと、情熱プログラマーとかリファクタリング・ウェットウェア、プログラマが知るべき97のこととかが良いですね。最近でたClean Coderもお薦めです。

saboten

ホライゾンの生産性が低い一番の問題は、
ムツミさん以外のメンバーがフレームワークを理解していないから。
ふっちーの何が悪いかというと、
問題を改善するどころか、改悪するマネジメントをしているから。

優秀なパートナーを使えば、誰でもそこそこの成績は出せるので、
主人公 + サードアイ の組み合わせでも問題ないでしょう。
ふっちーの美点は政治能力で、マネジメントスキルは3流。
プロフェショナルと呼ぶには程遠いですね。

名無しさん

ホライゾン切って代わりを探すってことはできないの?

TT

そもそもこんな状態になってるのは途中から入ってきた渕上さんが後付けで締め付けすぎたという点が大きい気がしますけどね。
渕上さん以前のモリシタ精機とホライゾンの間でコンセンサスがとれていた成果物のレベル感や作業のボリューム感と現在要求されているそれは明らかにかけ離れています。
(渕上さん以前の状態で要求が満たされてるのかという疑問は確かにありますが、磯貝課長だって上との調整は行なってきているはずなので満点ではないにせよ及第点レベルのものではあったはずです)
そこに渕上さんが登場して満点の状態を追い求めた結果、作業増える⇒素人投入⇒クオリティがどんどん下がる⇒手戻し等で作業が増えるの悪循環に。

ホライゾンに落ち度があるとすれば、渕上さんのマネージメント下になりレベル感のずれが顕在化してきた段階でレベル感のすり合わせなり再見積もりなりをしなかったところくらいじゃないですかね。
技術力が足りない等の部分は追い詰められた結果もう出せるリソースがなくなったからであって、当初のレベル感ならムツミさん+αでなんとかなったんじゃないかと考えています。

としろう

>逆にどんなに駄目なマネージャでも、エンジニアがまともなら少なくとも要求された仕様のものは出来上がる。

これは嘘だね、勝負事で、采配で勝つのは難しいが、負けるのは簡単と同じ。
何もマネージしなければ、エンジニアが変わりに自己最適化(マネージ)して
何とかなる事はある。
だが、軍隊的に指揮命令で強制して迷走させれば幾らでも簡単に崩壊する。
引用部を正とするなら、プロジェクト成功の必要条件として
・優秀なエンジニア
が一番重要であり、マネージャーは実際不要という事になる。

本当に日本のIT業界駄目にしたのは間違った「お客様は神」の運用に
エンジニアにマネージャーなどの育成や運用を致命的に間違って
質の悪いエンジニアの安売りで勝負するようにした事だろう。
人を使う側こそ責任の重大さを知るべし

しかし、実質兵卒程度だったムツミさんを軍曹に仕立てて
敵の渕上氏と戦っているのに、間違った戦略を立て、役立たずの新兵を与えている
ホライゾン社・・・。現在の最大の被害者はムツミさんだね。

hoge

最初から香ばしい香りを充満させてたEdossonが複数HNで自演してたことに壮大に噴いたwww

> > Edoなんとか
> 俺の名前を使ってここを混乱させるのやめろよ。
> うざいわ。

やっべーwwwハライテーwwww
こんな程度の奴がプログラマ気取りでマネージャー批判してるとか、現実を想像したらもう腹痛くてヤバすぎwww

多分こいつは渕上マネージャーでもどうしようもない程度のサンデープログラマーだろwww指摘したら泣きながら会議室出ていくんじゃね?www

本にするなら

「……それに、渕上さんにどう話せばいいのか検討もつきません」-->見当
疲れているんですね・・・ムツミさん。

>検討

うう、失礼しました。修正しました。

k

> そもそもこんな状態になってるのは途中から入ってきた渕上さんが後付けで締め付けすぎたという点が大きい気がしますけどね。
そうそうまさにこれ。
現状進行しているのは所謂「ちゃぶ台返し」であって、結局のところそれが正しいのか間違ってるのかってとこが争点なんだと思います。

まあ私はちゃぶ台返し食らって当然だと見てますが。
旧システムでは、改修が発生する度にいちいちエースシステムに依頼しなければならず、その反省を経て新システムに!という話なのに
・仕様書なし
・独自フレームワーク
で「とりあえず何か動けばいいじゃん」で突き進もうとするとかもうお話にならないレベル。
この状況でちゃぶ台返しを食らうのは、腹が減ったら腹が鳴るよね、ぐらいの、最早自然現象と呼べるものだと思います。
で、ホライゾンはそれに全く対応できませんでした、という。

あと、ここのコメント欄で興味深いのは、渕上式管理手法を嫌う人に限って「タスクをこなせば充分」とか「言われたことをやればよし」とか公言して憚らないことですね。
私も渕上式管理手法は嫌いですが、この手の管理手法ってまさに「言われたことをやればよし」とする人を管理する為の手法であって、つまりそんな考えをしてる人が存在する限り渕上式管理手法がこの世から消えることはないわけです。
だってねぇ、「言われたことしかやらない人」を、短期的に、最大の効率で稼動させる為には「言う回数を増やす」「細かくチェックする」ぐらいしかないでしょう。

> うう、失礼しました。修正しました。
作者さん早すぎふいた。

別の通りすがり

> としろうさん
なんでプロジェクトマネージャが駄目だったら、誰もマネージしないことになるの?不思議。
チームリーダーがマネージすべきでしょ。というか、機能するマネージャがいたとしても、自社チームは自社チームでマネージすべきでしょ。
みんな常駐して仕事したことないのかな。
ムツミさんがマネージすべきだったとか書いたら、猛烈に反撃くらったけど、意味がわからない。

としろう

>なんでプロジェクトマネージャが駄目だったら、誰もマネージしないことになるの?不思議。

・駄目なマネージすれば居ない方がマシになる(負けるのは簡単や崩壊の部分)
※エンジニアが挽回し、要求に合わせるのは極めて難しい
・マネージャがマネージしない場合、エンジニア側がマネージして挽回出来ない事は無い。

誰もマネージしないことになるなんて一言も言って無い。

ムツミさんはリーダー能力が多分足りないのもあるが、
本来言う事を聞かなくても良い渕上氏の命令?に縛られているし、
ホライゾン側の後方支援(不合理と判断すれば拒否する権限や使えるメンバー)も無い。
この読み物でのムツミさんの状況(立場・権限)で、
渕上氏に逆らって交渉事に加え、自社マネージ出来たら凄いと思うけど
1人に各種能力を求めすぎじゃね?
技術はまだまだだが、ある意味スーパーエンジニアではないか。

だから、そんな無茶を要求する采配をしたホライゾン上司と渕上氏が悪いとなる。

加納

>ずるずるとここまで来てしまった責任の一端はあると思います。

片寄さんに責任の一端があるように思うのは、わからんではないのですが。

この期に及んで片寄さんに出来ることは何もありません。
なにせタスクの洪水に押し流されてるだけなのですから。

何も出来ない人が持っている、責任の一端ってなんなんですかね。。
権限が一つもないのに、責任だけ持つ、、それって
「責任」足り得ない気がするのですが。。

加納

>渕上式管理手法は嫌いですが、この手の管理手法ってまさに「言われたことをやればよし」とする人を管理する為の手法

「渕上式管理手法」が「言われたことはきちんとやる」人用の管理ではありません。全くの誤解でしょう。

そもそも「人」のことをひとかけらも見てはいないのですから、誰用の管理にも
なってません。渕上氏が「自画自賛」として「開発のことを知らない部下を高度
に管理」していると言っているに過ぎません。

管理の重要な部分はすべて、ことごとく間違ってて
全く管理になってないのは、もうあげつらうのも面倒なぐらいですね。

「渕上式管理手法」は渕上氏脳内にだけ存在する人員用の管理手法でしょう。

誰かを管理する用の手法ではありえません。

面白いことに人が絡まないところ、
管理としてはどうでもいいところに関しては間違ってないんだな、これが。

例えば、片寄さんが倒れたところでホライゾンからサードアイに
タスクを移すところなどの計算、および決断は早いわけだ。

PMやらずにオブザーバーか、あるいは責任だけ取って口出ししなきゃいいのにとは思いますがね。

別の通りすがり

> としろうさん
何話か前にやるべきだった項目をコメントしたけど、普通にすべきことを普通にやればいいだけで、別に渕上に逆らったり許可を求める必要なんてないですって。
とういうか、4人も常駐して誰も自社マネージメントしない状況なんて、全くさっぱり全然理解できません。派遣じゃないんですよ?
なんだか渕上を悪い意味で過大評価しすぎな人多いけど、俺に言わせりゃ雑魚ですよ、雑魚。

ホライゾンの技術者が悪いという話の流れになって、
今までの話の流れを忘れている人がいるような気もします。

もともとホライゾンの人員は、
もっとましだったことを忘れている人がいませんか?

渕上さんが来て、
当時の状況が絶対に我慢ならないと自分の責任で行動して、
読者の誰もが当然こうなるという予測が立つようなことをやらかして、
そして当然の帰結として、、こういう状況でやる羽目になってしまっているわけです。

現状のホライゾンの人員の質にしても、
そういう人員を送り込む以外の選択肢を、
渕上さんが強引にすべて刈り取ってしまったため、
渕上さん以外の誰もがむちゃくちゃだと誰もが思いながらも、
唯一残ったその選択肢を取らざるを得なくなっているのですよね?

ホライゾンがそういう人員を雇っていたこと自体は、
別に悪いことでも何でもありません。
ちょっと昔にちょっと優秀だったプログラマのライブラリを利用して、
単純作業だけでそこそこだけれども安いシステムを構築するという仕事があるので、
それにふさわしい人件費と技術を持った人間を雇っていただけです。
無理やり合わない現場に引っ張ってこられなければ、給料分の仕事はできていたわけですし。

技術者なら技術を身に着けるべきだ、という話が出ていますが、
技術を身に着けてそれにふさわしい給料を要求するようになったら、
少なくともホライゾンにそういう仕事を要求する顧客にとっては、
役立たずの人材になってしまうわけですよね。

大局的に見て、
そんな仕事で食いつないでいたら、
業界全体がじり貧だ、とかそういう議論はあるかもしれませんが。
それはそんな仕事で雇われている本人を責めることではありません。

別に業界がそうなったら彼らはまったく別の職種でフリーターでもやって生きていくだけのことです。
我々技術者が偉そうに彼らの人生についてダメ出しできる理由はどこにもありません。

ということで。
それなりにうまくやってきたのを、
自分の責任で動き回って、自分の責任で崩壊させたのは、
渕上さんだというのを、皆さん忘れてませんよね?

それなりというのをそれじゃ全然足りないんだ、と渕上さんが思うのは勝手ですが、
それは、それなりをはるか下回る現状を生み出した言い訳には、
まったくなりませんからね。

最初からホライゾンや主人公の立場に東海林さんがいたら、
すべては丸く収まっていた、という流れに今後なるのかもしれませんが。

この人は、隣にすごい人材が補佐についていたら優秀なんだ、というのは、
つまりその人は無能だということですし。

まあ技術者としては、
すごい技術を身に着けた人材になれば、こんな現場に放り込まれてもちゃんとした成果があげられるんだ。
よし、すごい技術を身に着けよう。
と思うべきで、渕上さんが悪いで済ませたらいけない、というのはありますけれど。
でもそれは、だから渕上さんが悪くないという理由にはなりません。

まあ、渕上さんも自分の得意分野で仕事をしていたら、
すごい優秀な人材だとは思うんですけどね。
本質的に無能だというのは言いがかりだと思うんですが。
でも、現在の立場では無能で、その責任で現状が作られているのは、
動かしようがないでしょう。

BEL

ホライゾンのプログラマの質がどうでも、元々はどうでもよかったんですよね。
受注したものをちゃんと納品してればよかったわけだから。
それこそ「御社の都合」だった。
それをいきなり、常駐とかの要求を受けて、まさかの常駐受け入れしちゃった
もんだからおかしくなった。条件が変わったなら再見積りすべきだった。

自社(発注先)のダメマネージャ+発注元のダメ会社のコンボでプロジェクト崩壊、
自社のプロジェクトメンバー+関係なかったのに手伝った人
(=零細なので会社の全員)がとばっちりをくらったという例は見たことある。
しかもマネージャはダメ会社のせいだと思ってるしダメ会社は発注先のせいだと思ってる。

名無し

Edossonって人は有名なんですな。偽者も含めて
知らなかった

k

> そもそも「人」のことをひとかけらも見てはいない

> 管理の重要な部分はすべて、ことごとく間違ってて

> 「渕上式管理手法」は渕上氏脳内にだけ存在する人員用の管理手法でしょう。
相変わらず根拠が何も示されてないなぁ。
大した根拠もなくそう思いこむのは勝手ですけどいちいち返信の形を取らないでもらえませんかね。
チラシの裏で充分。

Fu

初日から毎日進捗でもホワイトボードでもホライゾン全員常駐ではなかったということを忘れていませんか?
見ていてダメダメだから管理を強化していっただけでしょう。
その方法はあまりいいとは言えませんが、このまま管理せずに放置していたらそれなりに動くものができていたというのはあまりに楽観的です。
挙句の果てにど素人を投入するというのはホライゾンはプロジェクトを捨てると宣言しているに等しい。
(ど素人を教育のために裏でこっそり使うことは否定しませんが、常駐に投入するのは桜花で特攻といっしょ)
しかたなしに、次善の策として、コンテンジェンシープラン(だっけな)としてサードアイ投入というのが今なのかなぁと思っている次第です。

>見ていてダメダメだから管理を強化していっただけでしょう。

管理手法を強化したらどんどんダメダメ度が上がっていった、
という描写はちゃんとありましたよね。

管理手法を強化してよくなったなら下請けいじめの言い訳にもなりましたが。
製品品質を悪くするという結果を出しているのですから、何の言い訳にもなりませんよ。

Fu

おそらく、ホライゾンを捨てる時にこの管理の訳が明かされるのではないかと邪推していますが(笑)
製品品質が悪くなっていったのはたんに人的リソースの不足と技術力が伴わなかっただけではないですか?
そして、ちゃんと設計し、記録を残す仕事をしていればサードアイのように週1の管理しかされません。

ふっちーLove

製品品質が悪化したという記述がどっかにあったけ?

むつみさんが他のメンバーのフォローができなくなった事が品質悪化で、それがふっちーの管理の責任ということ?

それともスケジュールの遅れと混同している?

z

・丸投げ不可、自社のみでのメンテを言明されているにもかかわらず、得体の知れない中小企業のフレームワークを許可。
・要求仕様に有った機能を勝手に削る(渕上が態々聞くんだから何処にも同意は得てないはず)。
・後輩のコードミスを判っていながら「彼の勉強のため」とか言って見過ごす、基本自分のコード以外はどうでも良い。

こんな奴にまともなシステムが作れるとか、渕上がいなかったら~とか言ってる奴は永久にPGだけやってろ。 部下も持つな。

さそうたける

>管理手法を強化したらどんどんダメダメ度が上がっていった、
>という描写はちゃんとありましたよね。

うーん、気になってもう一度読み返してみたのですが、
「冷たい方程式(13) 女には向かない職業」(※ホワイトボード導入以前、かつホライゾン常駐以前)を見ると、
この頃からすでに品質が悪いんですよね。
「管理手法を強化したらどんどんダメダメ度が上がっていった」というより、
「元からあったホライゾンのダメダメ度がどんどん露呈していった」というのが適切では。
膿を早期に検知して取り除く事ができているのを見ると、
渕上さんのやっている事は正しかったんじゃないか?
と思わされます。

自分も過去のコメントで
「渕上さんのマネージメントは間違っている」
とか言ってましたが、自分の考えは甘いんじゃないかなーと考えさせられます。

tui

> そもそもこんな状態になってるのは途中から入ってきた渕上さんが後付けで締め付けすぎたという点が大きい気がしますけどね。
そうそうまさにこれ。
現状進行しているのは所謂「ちゃぶ台返し」であって、結局のところそれが正しいのか間違ってるのかってとこが争点なんだと思います。

まあ私はちゃぶ台返し食らって当然だと見てますが。
旧システムでは、改修が発生する度にいちいちエースシステムに依頼しなければならず、その反省を経て新システムに!という話なのに
・仕様書なし
・独自フレームワーク
で「とりあえず何か動けばいいじゃん」で突き進もうとするとかもうお話にならないレベル。
この状況でちゃぶ台返しを食らうのは、腹が減ったら腹が鳴るよね、ぐらいの、最早自然現象と呼べるものだと思います。
で、ホライゾンはそれに全く対応できませんでした、という。

あと、ここのコメント欄で興味深いのは、渕上式管理手法を嫌う人に限って「タスクをこなせば充分」とか「言われたことをやればよし」とか公言して憚らないことですね。
私も渕上式管理手法は嫌いですが、この手の管理手法ってまさに「言われたことをやればよし」とする人を管理する為の手法であって、つまりそんな考えをしてる人が存在する限り渕上式管理手法がこの世から消えることはないわけです。
だってねぇ、「言われたことしかやらない人」を、短期的に、最大の効率で稼動させる為には「言う回数を増やす」「細かくチェックする」ぐらいしかないでしょう。

> うう、失礼しました。修正しました。
作者さん早すぎふいた。


>kさん
>渕上式管理手法
「言われたことしかやらない人」を稼動させられる手法であって、「言われた事すら出来ない人」が稼動する方法では、無いんじゃないでしょうか?
何を指示されるのかわからない状態で、「言われた事をする」って事は、結構難しいと思います。
「タスクをこなせば充分」とか「言われたことをやればよし」といってる限り、目標としている「言われた事が出来る」レベルに達するのは稀なはずです。
渕上式管理手法はそういう人たちにとっては、「出来ない事」の見える化が行われるので、都合が悪いのでしょう。

>まりもさん
>製品品質を悪くするという結果
管理手法を強化した結果、品質は上がったが、スケジュールが遅れたんじゃないのかな。想像の域を出ませんが・・・。


どーでも、いい事かもしれませんが、そういえば
IT業界のマネージャーってエンジニアでは、無いんですかね。

tui

度々申し訳ありません。上記コメントの訂正です。

>kさん
>渕上式管理手法
「言われたことしかやらない人」を稼動させられる手法であって、「言われた事すら出来ない人」が稼動する方法では、無いんじゃないでしょうか?
何を指示されるのかわからない状態で、「言われた事をする」って事は、結構難しいと思います。
「タスクをこなせば充分」とか「言われたことをやればよし」といってる限り、目標としている「言われた事が出来る」レベルに達するのは稀なはずです。
渕上式管理手法はそういう人たちにとっては、「出来ない事」の見える化が行われるので、都合が悪いのでしょう。

>まりもさん
>製品品質を悪くするという結果
管理手法を強化した結果、品質は上がったが、スケジュールが遅れたんじゃないのかな。想像の域を出ませんが・・・。


どーでも、いい事かもしれませんが、そういえば
IT業界のマネージャーってエンジニアでは、無いんですかね。

saboten

>見ていてダメダメだから管理を強化していっただけでしょう。
>その方法はあまりいいとは言えませんが、このまま管理せずに放置していたらそれなりに動くものができていたというのはあまりに楽観的です。

ご自身で書いてる通り、
方法が良くないので、まだ管理しない方がましだったという感じでしょう。
管理が機能していれば言うことなしです。

あと、ここのコメント欄で興味深いのは、「渕上式管理手法を嫌う人に限って「タスクをこなせば充分」とか「言われたことをやればよし」とか公言して憚らないことですね。」とか言ってる人が、渕上式管理手法は嫌いとか言ってることですね。
この手の管理手法ってまさに「言われたことをやればよし」とする人の足を引っ張る為の手法であって、つまりそんな考えをしてる人が存在する限り渕上式管理手法がこの世から消えることはないわけです。
だってねぇ、「言われたことしかやらない人」を、短期的に、最大の効率で稼動させる為に「言う回数を増やす」「細かくチェックする」ばかりしてたら、作業する時間が無くなっちゃうでしょう。

saboten

>・要求仕様に有った機能を勝手に削る(渕上が態々聞くんだから何処にも同意は得てないはず)。
要求仕様にある機能を勝手に削るなんてことは普通しない、
というかできないでしょうwww

>・後輩のコードミスを判っていながら「彼の勉強のため」とか言って見過ごす、基本自分のコード以外はどうでも良い。
逆じゃないですかね。
後輩の能力を伸ばすために黙ってたんだから、自分以外のコードがどうでもいいわけないでしょう。

ふっちーのマネジメントがよいとか言ってる奴は永久にPGやってろ。
部下を持つな。

error401

コメント欄、壊れてるの?カオスなんですg。

elseorand

「誰が悪いか」論争以外の観点も。
「このプロジェクトにおいてどういうマネジメントをすれば良かったか?」という観点で。

1.ホライゾンの独自フレームワークを蹴るのは、そのままでOK
本来の要求と異なる上、メンテに響く。

2.マスタメンテまで厳密な単一責任の原則やStrategyパターンを使うのはNG
→ 適切にインターフェース設定する程度で十分
マスタメンテなんて基本テーブル依存のため、変更理由などテーブルカラム追加などのため、クラスを分けたところで大抵同時に修正・拡張が発生する。
(本来ホライゾンはマスタメンテだけのタスクだったんですよね。だから、技術が低くてもOKだったんですから)

3.シフト管理機能などの前倒しはNG その1
→ メンバーが「できる」と思えるスケジュールにしましょう。無理なスケジュールでメンバーのやる気を維持するのは至難の業です。
結局、システムのコアの開発を外注にしてしまったのは、上からの命令違反。しかも外注先を渕上マネージャーが安易にホライゾンにしてしまっている。
コード読めるのに適材適所に仕事を振れないのは機能性文盲とでも言おうか・・・

4.シフト管理機能などの前倒しはNG その2
→ 社内調整してユーザーに待ってもらえるよう、納得を取り付ける。
メンバーが開発に専念できるように、時間と手間のかかる社内調整して同意をとるのはマネージャーの重要な仕事です。それをあれもこれもと取り入れるのはガキの使いですね。

5.定時コミットはNG
→ こまかく進捗管理したければ、メソッド単位にでもしてください。
動かないバージョンだらけにしてどーする気だ?
巨大なメソッドを作らせないために、この手法をとりコミット数が少ない人を検出する人は居たりします。

6.部下・パートナーの反発を買う言動はNG
→ プロジェクトの開発マネージャーはメンバーのやる気を引き出すのが最重要な仕事です。
人月の神話・ピープルウェアを頭にたたき込んでこい。

みなさんお忘れかもしれませんが、ホライゾンは本来、マスタメンテだけでした。そこを渕上マネージャーが、断れない形でホライゾンにねじ込んでおります。
この経緯でホライゾンに「御社の都合」などと言ってしまうのは、プロジェクトの成功の責任を負っている人間として、無責任・無能の一言です。

ふっちーLove

それがプログラマの考えるマネージメントですか。
勉強になります。

error401

> elseorandさん
少し異論があるのでコメント。

> みなさんお忘れかもしれませんが、ホライゾンは本来、マスタメンテだけでした。そこを渕上マネージャーが、断れない形でホライゾンにねじ込んでおります。

ここは私の理解と異なります。
業務処理をお願いするときの渕上マネージャの話の持って行き方が少々ずるい所もありますが、決定したのは八木社長です。あの時点でできないと思えば断れたと思います。

> 2.マスタメンテまで厳密な単一責任の原則やStrategyパターンを使うのはNG
> → 適切にインターフェース設定する程度で十分

MaintenancePositionMasterLogicの初期設計を見ると、ModelがViewを参照する形になっています。そのような設計方針だと、一画面で複数のModelを使う場合、その画面のViewの実装はどこにあるのか検索しないとわかりません。
クラスが増えることは、必ずしも管理が複雑になることには繋がりません。
(余談ですが、実はこの設計内容の箇所は、フィクション故のごまかしがあると思っています。それは、要求された設計文書はTeedaやS2Daoをある程度知らないと書けないと思います。)

また、私自身勤怠管理システムを作ってるので痛感するのですが、RoleをStrategyパターンで実装しないと大変なことになる可能性があります。いろんなクラスにif-elseやswitchが何十箇所もちりばめられることを想像してください。それ、メンテしたいですか?
そして、Strategyパターンを適用することは決して難しいことではなく、コードはシンプルになります。

error401

・・・と書き込んで、もう一度MaintenancePositionMasterLogicの記述部分を読んだら、これはビジネスロジックのクラスでしたね。

ModelとViewが云々という部分は取り消します。

さそうたける

elseorandさんの「このプロジェクトにおいてどういうマネジメントをすれば良かっ
たか?」、
一部納得しかねる点があります。

>1.ホライゾンの独自フレームワークを蹴るのは、そのままでOK

どこぞの零細企業が作った独自フレームワークを採用するなんて、
信頼性・サポート面など危険がいっぱい。
独自フレームワークだから先々に渡ってホライゾン頼りになってしまい、
メンテナンスに響きます。
これは独自フレームワークを蹴るのが、ユーザー側としては真っ当な判断と考えま
す。

>3.シフト管理機能などの前倒しはNG その1
>→ メンバーが「できる」と思えるスケジュールにしましょう。無理なスケジュール
でメンバーのやる気を維持するのは至難の業です。
>4.シフト管理機能などの前倒しはNG その2
>→ 社内調整してユーザーに待ってもらえるよう、納得を取り付ける。

開発側のコストを増やさないように調整するのがマネージャーの仕事、という考え
には賛成できないです。
マネージャーが考慮すべきは初期開発コスト・運用コストを含めたトータルコスト
です。
機能開発を前倒しにする事で開発側のコストが膨らんだとしても、
それによってユーザー側の運用コストが下がるのであれば、
マネージャーとして妥当な判断だと考えます。
それに、前倒しした機能については、
別途予算を獲得してスケジュールどおり開発できる外注先を調達しているし、
リソース調達の点でもマネージャーとして文句無い働きと思います。

それ以外の部分については概ね同意ですかね。
ただ、

>2.マスタメンテまで厳密な単一責任の原則やStrategyパターンを使うのはNG

これマネージメントの話じゃなくて、アーキテクチャーの話ですね。
マネージャーがアーキテクトの範疇に首を突っ込むのは確かにNGですね。
こういうことするから、渕上さんは開発者から反感を買うんですよね。

elseorand

>>error401さん
はい、ホライゾンの社長さんが断れたと思いますが、
私の話のポイントに起きたいのは、渕上マネージャーが「相手の力量をはからずに、相手のできますを信頼したこと」を問題にしています。
もちろん本格的な開発開始前ではありますが、
初取引のやたら安い協力会社に、重要な部分を任せる時点で博奕です。

Strategyパターンの件ですが、
役割が2~3種類ということですから、現時点ではStrategyパターンの採用は時期尚早という判断をしました。
渕上マネージャーが「役割は爆発する可能性が高い」という理由込みで最初から、Strategyパターンにすべき根拠を出していれば、別ですが。
「if switchを使うのが恥」なんて理由では、さすがに理解を得られるはずもない。

elseorand

>>さそうたけるさん
3.4.の箇所ですが、
もちろん、前倒した箇所自体は、予算確保・上との調整・新規の協力会社と完璧です。
しかし、社内SEリソースの枯渇から、
前倒しによってコア部分を初取引のやたら安い開発会社に回した点を問題視しています。
これはいくらなんでも動くものすらできあがらなくなるハイリスク・ローリターンな博奕だと。

error401

> elseorand
> Strategyパターンの件ですが、
> 役割が2~3種類ということですから、現時点ではStrategyパターンの採用は時期尚早という判断をしました。

なぜStrategyパターンを使うのを嫌がるのかよくわかりません。
Strategyパターンは簡単な仕組みで、それを適用することによりStrategyを使うContextの実装がシンプルになるのに。

elseorand

独り言ですみません。
「(10) 誰がためにマネジメントはある」の「~だけでいい」では成功しないという伏線の張り方がわかってきた気がします。

蓋しプロジェクトはかけ算で、一カ所の弱点(i.e 0)が全体をだめにしてしまう。だからこそリスク軽減という弱点潰しを重要視しているわけで。

やはりムツミさんが倒れたことへの対処が甘いことが、渕上マネージャーの致命的な点として声があがるわけですね。ただでさえリスクのホライゾンを何とか凌がせていたキーマンですから、惜しみない協力をすべきであったはずなのに。

いぬ

渕上氏のマネジメント方は間違ってはいないが適切ではない、といったところではないでしょうか。
つつましく営業している田舎の温泉宿にIDタグ管理システムを導入したら大混乱というか……。

elseorand

>>error401さん
「Strategyパターンは簡単な仕組み」私自身もその通りだと思いますが、
このStrategyパターンの件は、ホライゾン向けの詳細設計です。

恐ろしいことにこれが「簡単ではない」という人々が多々居ます。
そういう人にこういった詳細設計を渡すと、作業が進まず固まります。
あの段階ではホライゾンの技術力はわからない状態でしたが、
私自身初取引のやたら安い会社を使わざるを得ないときに、
およそ「普通」の要求は怖くて出来ません。

インターフェースさえしっかりしていれば、
Strategyパターンへの変更は比較的簡単ですし。

saboten

>機能開発を前倒しにする事で開発側のコストが膨らんだとしても、
それによってユーザー側の運用コストが下がるのであれば、
マネージャーとして妥当な判断だと考えます。

コスト面だけみればそうですけどね。
メインの機能が怪しい中、欲を出してさらにリスクを増やすのは妥当な判断でしょうか?
運よくサードアイを紹介してもらったからいいものの、
紹介されたのがホライゾン2だったら笑えますね。

>リソース調達の点でもマネージャーとして文句無い働きと思います。
どうしたって社内リソースは割かれるので、
ホライゾンオンリーのときより生産性は落ちるでしょうね。

さそうたける

>>elseorandさん
>前倒しによってコア部分を初取引のやたら安い開発会社に回した点を問題視しています。

すみませんが、コア部分をホライゾンに外注するのが決まったのは、
シフト管理機能の前倒しとは全く関係ないです。
「冷たい方程式(5) コストダウンの技術」
にある通り、主人公達の残業時間削減が理由であり、
初期の設計段階で決まっています。
確かに初取引の開発会社に回すことはリスキーかもしれませんが、
この段階では未だホライゾンの問題点は顕在化されておらず、
ホライゾンに依頼しない理由は見当たりません。
それに、追加発注分も含めてホライゾン側に再見積もりを認めているので、
ホライゾン側に追加リソースを調達する機会もありました。
マネージャーとして無理・無茶をしているとは思えず、むしろ妥当だと思います。

あと「コア部分を外注するのは命令違反」とおっしゃっていますが、
渕上さんも言っている通り
「経営戦略本部からの命令は要件定義~設計~実装~保守まで丸投げする事を禁止しているだけ。実装だけ外注するのであれば命令の範囲内」
です。
もし実装の外注まで命令違反とするのであれば、
丸投げの範囲を曖昧にした経営戦略本部のミスです。

こういう指示やルールの裏をかいてくる渕上さんに対しては
「この人やるなあ」
と思いますし、逆に指示を真に受けて裏をかこうとしない主人公達に対しては
「この人達ぬるいなあ」
と思います。

error401

> elseorand
> インターフェースさえしっかりしていれば、
> Strategyパターンへの変更は比較的簡単ですし。

変更が簡単なんだったら、なんで最初からそう実装しないの、というのが正直な感想。

社畜SE

>逆に指示を真に受けて裏をかこうとしない主人公達に対しては
>「この人達ぬるいなあ」
>と思います。

社内SEなんて、そんなもんでしょう。
日比野さんは、世の中の大部分の社内SEに比べて、よくやっている方だと思うけどね。
プログラミングのスキルを錆びつかせないように努力しているみたいだし。

さそうたける

>コスト面だけみればそうですけどね。
>メインの機能が怪しい中、欲を出してさらにリスクを増やすのは妥当な判断でしょうか?

リスクヘッジの手段が無いのであれば無謀な判断でしょうけど、
予算や実績のある外注先を確保できる見通しが立っているのであれば、
妥当な判断かと。
あいにく、この辺りの渕上さんの考えが描かれてないので、
実際どう判断したのかはわかりませんが、
結果的にはリスクを取ってリターンを得る事に成功している様なので、
文句の言い様が無いです。

saboten

>さそうたけるさん
>結果的にはリスクを取ってリターンを得る事に成功している様なので、
文句の言い様が無いです。
確かに結果だけみればリスクは考えなくていいですねwww
もし、ふっちーがリスクをとってリターンに失敗してたら、
文句が出るかどうかは、リスクヘッジしだいということになるんですかね?
だとしたら、さそうたけるさんの評価している部分は目に見えないリスクヘッジ
になるんじゃないですか?

ここからは推測ですが、
ホライゾンのマネジメントを見る限り、
もし追加機能にも遅延が生じたら、
できない方が悪いのデスマごり押しだと思いますねwww

さそうたける

>sabotenさん


リスクを増やすのが妥当か否か?については、
リスクヘッジの手段を考えているかいないかがポイントと言ったつもりなんですけど。
結果オーライだからリスク見なくていい???
そんなアホな。

>製品品質が悪化したという記述がどっかにあったけ?

ここ数回、
常駐要員が使い物にならないレベルのコードを書いていることが、
散々描写されています。

そしてその常駐要員になってしまい、これから大変なことになりそうな描写は、
以前にされています。
その時の責任は100%渕上さんです。

現実ならそれが無関係という可能性もあるかもしれませんが、
小説でこれが無関係ということはあり得ませんね。
小説書くってことを舐めてます?

また。
現実でも、高い確率で、
マネージャーの夢の世界の話ではないでしょうか?

saboten

>リスクヘッジの手段を考えているかいないかがポイントと言ったつもりなんですけど。
リスクヘッジができると思うから、
妥当な判断だといったのではないですか?
でなければ、ふっちーの考えは妥当ではないということでしょう?

「予算や実績のある外注先を確保できたのは」結果であって、
リスクヘッジではないです。

さそうたける

>sabotenさん


リスクを増やすのが妥当か否か?については、
リスクヘッジの手段を考えているかいないかがポイントと言ったつもりなんですけど。
結果オーライだからリスク見なくていい???
そんなアホな。

別の通りすがり

なあ、誰かここのコメント欄をメチャクチャにしようとしてないか?

とおりすがり

>このときは知るよしもなかったが、
>あたしがムツミさんの笑顔を見たのは、この日が最後だった。
なんか不吉。

>世界の車窓から
まるで、
「次回、『ムツミさんの社葬』にご期待下さい。」
という伏線に見えて仕方ない。

そうでなくても「固形物が食べられない」って時点で、普通は体調ガタガタ。ウィダーinゼリーってカロリー少ないので、ハードワークを支えるには何本も飲み続けなければならないけど、固形物も口にできない人だと、1~2本飲んだだけでダウンしちゃわない?それじゃ全然カロリーが足りないよ。

金星人

やる気って自分で出すもので、PMの方とかに出させてもらうものじゃないと思いますよ。(ただしプロフェッショナルに限る)
そもそもホライゾンみたいなのが(現実に存在するとしたらですが)存在しちゃダメでしょ。発見しだい、ただちにエアロックから宇宙空間へ投棄しなくちゃ、宇宙船「日本の IT 業界号」が墜落しちゃいますよ。
それから主人公達みたいなのが(現実に存在するとしたらですが)存在しちゃダメでしょ。発見しだい、ただちにエアロックから宇宙空間へ投棄しなくちゃ、宇宙船「日本の IT 業界号」が墜落しちゃいますよ。
作り話だと思っていたのですが、コメントを見ていて、もしかしてこの作り話に近い現実も存在するのかって気がしてきて、背筋が寒くなっています。
ついでですが、技能と技術はちゃんと区別した方が良いと思いますよ。自分を技術者だと勘違いしている技能者の方って、けっこう多いですよね。
(ちょっと大げさに言えば、人類として)未解決の問題を(自然科学等を応用して)解決するのが技術で、誰かが開発した技術を上手に使うのは、技能です。
日本語ワープロのない時代に、日本語ワープロを開発するのは技術ですが、出来上がった日本語ワープロを、テキパキと操作して、きれいな体裁の文書を作るのは技能ですね。(DBMS 等々が扱えるのは技能ですね。技術ではありませんよ)
ほとんどの方は、分類としては、エンジニアじゃなくてテクニシャンでしょ?

ふっちーLove

>その時の責任は100%渕上さんです。

わーぉ!本気か?
ユーザー企業のマネージャーやるのも辛いわ。

ところでイチローが3番で結果だせないのも貴方の考え方ではふっちーのせいだよね。

Fu

うーん、ホライゾンが対価をいただける仕事をしていると思っている人はいないですよね??
現実にはこんな会社でも過大な対価をぶんどっていって、あとに残された者がとほうにくれるのですが...

もう一つの結末としては...
渕上マネージャのやっていることはかなり前から撤退戦で、殿にサードアイを確保できたのが今
あとはホライゾンの作業を完全に把握しておいたので、裏でサードアイに情報提供し、ホライゾンが致命的な失敗等を待って賠償をちらつかせて引き上げさせる。
そして、ホライゾンの成果物のうち使えるところを引き継いでサードアイに移管あたりかと。
あの裏紙がその伏線と、これまた邪推していますw
現実ではありえない(そんなサードアイは実在しない)ですが...
現実では、ホライゾンの牛歩をなんとか進めて、期日を半年以上超過してつかえんシステム(遅い、インターフェイスがグダグダ等)の完成。

saboten

>やる気って自分で出すもので、PMの方とかに出させてもらうものじゃないと思いますよ。(ただしプロフェッショナルに限る)
確かに。
部下のやる気をそぐのもプロのすることじゃないですね。

>ところでイチローが3番で結果だせないのも貴方の考え方ではふっちーのせいだよね。
イチローが一本足打法使わないように指示されて、故障するまで練習させられたならふっちーのせいだなー。
マネージャーはもちろん辛い仕事というか、
責任のある高等な仕事だよ。その分対価も貰っている。

>わーぉ!本気か?
>ユーザー企業のマネージャーやるのも辛いわ。

まあ厳密に言うといいすぎですかねえ。

原因は100%渕上さんですね。
そしてそれを止める可能性があったのも渕上さんのみです。
責任の押し付け合いになった時に負けるのは渕上さんじゃないかもしれません。

くらいですかね。
世の中、
解決する手段は与えないが責任は追及する、
という、不毛な現象は現実に存在しているものですからね。

>うーん、ホライゾンが対価をいただける仕事をしていると思っている人はいないですよね??

対価をいただける仕事を、させてもらってない、
とは思ってますけどね。
させないようにしているのは渕上さん。

まあ、こういう会社が多いと日本のプログラム業界はどうなってしまうのか、とか、
こんな会社には私は入りたくない、とか、
そういう話はありますが。
それはまた別の話だと思います。

>原因は100%渕上さんですね。
>そしてそれを止める可能性があったのも渕上さんのみです。
>責任の押し付け合いになった時に負けるのは渕上さんじゃないかもしれません。

自分で書いた文章ですが。

こう考えると、
普段から責任の押し付け合いの結果にしか興味がないような仕事をしている人は、
渕上さんのことが立派に見える、ということが、
論理的にきれいに説明がつきますねえ。

なるほどそういうことでしたか。

ま、責任の押し付け合いに勝利さえすれば、
社内の偉い人とか顧客に自分は悪くないといえますしね。
まあそれもある意味賢い生き方。

別の通りすがり

コミュニケーション不能者がまた一人。
コメント欄で壊れてく人多くないですか?
ネガティブな事を書き続けると、言霊によって暗黒面に引きずり込まれちゃうんでしょうか。
俺も注意しなきゃw

としろう

>とういうか、4人も常駐して誰も自社マネージメントしない状況なんて、全くさっぱり全然理解できません。派遣じゃないんですよ?

何を言ってるのかな?
派遣じゃないはずなのに、偽装請負の実質派遣にしたのはムツミさんではない。
ムツミさんからしたら、双方の会社。

明示されていないが、自社マネージャ兼交渉役として任命されているのですかね?
なし崩し的にその役になったが、権限も与えられず命令も無いように見えます。

それにしても、ムツミさんにそこまで噛み付く理由が判らない。
渕上式マネージ肯定でムツミさんマネージ要求&否定か?
追い込んだ渕上氏とホライゾン上司に、無能で非協力的な新米ども
これでムツミさんが悪いとは悪い冗談だな。
これで仕事が上手く回るなら誰も苦労しない。

別の通りすがり

> としろうさん
わかりづらかったですか。
派遣じゃないんだから、普通は自社チームのマネジメントは自分達でやるものでしょというのが一点。
そして今回の話ではホライゾンチームの誰かがマネジメントしているという描写が無かったので、もしやってたら状況が違ってたかもよというのが何話か前に俺がコメントしたこと。

あとね、ムツミさんに噛みついてるつもり全然無いよ。好きか嫌いかで言えば嫌いだけど。

まあ俺自身は、無能チームで仕事したことないんで、たとえ自社チームのマネジメントをやったとしても、それが有効なのかどうかはわからないというのが正直なとこなんですが。

あと書きたくないんだけど一応かいとくけど、渕上は全然評価してないよ。で、ここで渕上がいかに駄目か的な話はしたくない。

今度は土星人

もしも、誰かにそがれるような「やる気」しか出せない人が実在するとしたらですが、それは地球人として問題です。ただちにエアロックから宇宙空間に飛び出して、爆発してください。
上司、同僚、部下、その他がいかなる状態であっても、やる気は自分で出し、維持するのがプロフェッショナルですね。他人のせいでやる気が出せないなんてことはあり得ません。(ただしプロフェッショナルに限る)
もしも、イチロー選手が故障するまで練習するように指示されたとしても、おそらくイチロー選手はプロフェッショナルなので、従わないでしょう。自分の人生を自分でマネージメントしない(できない?)のは、地球人として問題です。ただちにエアロックから宇宙空間に飛び出して、爆発してください。
アマチュアのデフォルトは「全て他人のせい」ですね。どうして「全て自分の責任」だと気がつかないのか、不思議過ぎて、理解ができません。
関係者以外立ち入り禁止の表示があるにも関わらず、宇宙船に乗り込んだ挙げ句に、宇宙空間へ投棄されるのは、誰のせいでもなくて自分のせいですね。
その事に気がつかない限り、一生アマチュアで、さらにはテクニシャンを脱出して、エンジニアになることもあり得ないですね。
自分は IT 業界号に乗り込む資格があるのかどうかを良く考えてから、宇宙船に乗り込んで下さい。乗りたいではなくて、適性と才能があって、やって行ける人だけが乗り込むべきですね。(ただし全ての職業に限る)

名無し

またよくわからないたとえをする人がいるよw
ほんとに爆発すると思ってんの?恥ずかしい人だなw

k

> コメント欄で壊れてく人多くないですか?
主人公は東海林が好きになれないようですが、その辺もリアリティがありますよね。
主人公vs.東海林がそのままここに展開されてる感じ。

見てるだけでも随分面白い。<コメント欄

また土星人

大変に失礼いたしました。あの「冷たい方程式」を下敷きにしてみましたが、あの「冷たい方程式」を知らない方もいらっしゃるということに、考えが及びませんでした。とても有名な小説だと思っておりますが、読んだ事がない方も、当然、いらしゃいますよね。さようなら。

プロフェッショナルという言葉が夢とともに語られすぎてはいないでしょうかね。

まわりの状況に全く関わりなく常に同じモチベーションが出せる人のみがプロフェッショナルだというならば、
プロフェッショナルというのは、人類全体に何人いるのか。
そういう人だけを雇って仕事をしていくというビジネスモデルを考えるのは勝手ですが、
まず現実的ではないでしょう。

普段から、自分のパフォーマンスを測定し、それを上げようと心がけていれば、
自分のパフォーマンスが、いわゆるやる気によって大きく変化することは自覚できるはずです。
自覚するから、それをコントロールしようと常に心がけている。
常に心がけていれば、常にそれがMaxで変化しない、ということが不可能なことは理解できるのだと思います。
また、常に心がけているから、それを邪魔する人は仕事の障害だと認識するのでしょう。

プロフェッショナルとは、仕事の障害を的確に把握し、排除しようとする人のことも指すのではないでしょうか?

また、人間の性質上、
マネージャーという職の人は、多くの人のやる気に大きな影響を与えることになりやすいです。

だから、マネージャー職の仕事の定石として、
職場のやる気維持に大きなコストをかけるということが、
有名になっているのでしょう。
本当にどこの本にでも書いてあるというくらい有名です。

方法論にはいろいろありますから、
一般的に有効だとわかっている手段を取らないことが、
一概に悪いことだとは言えません。
ただ、その結果の責任は自分でとるべきでしょう。

>コミュニケーション不能者がまた一人。
>コメント欄で壊れてく人多くないですか?
>ネガティブな事を書き続けると、言霊によって暗黒面に引きずり込まれちゃうんでしょうか。

私?
コミュニケーション不能なのは、たぶんもともとだから、
小説は関係ないです。
壊れたとまで言われるのは心外ですが。

rakujyou

前、このコメント欄でこの業界はコミュ障が多いって書いたら
そんなことないって一蹴されたんだけど、
多いと思うんだけどな、自分も含めて。

ふっちーLove

イチローのくだりは忘れてください。
「イチローとふっちーに関係あるわけねーだろ!」ときたら
「じゃあ、なんでホライゾンのコードのへぼさ加減とふっちーに関係があるのさ?」って返そうとしただけですので。

上のほうで、ホライゾン切って別のところ探すことはできないのかって書き込みがありましたが、実に難しい。いったん契約したからには契約を切るというのは非常事態。非常事態であるということを客観的に説明できる事象がないと不可能です。そして客観的な事象というのはスケジュールが納期を何ヶ月も超過しているとか、納品物が動かないプログラムであるとか、それぐらいの決定的な事実でないと不可能。物語の状況で契約を切ろうとしたら逆にホライゾンから違約金を求められる可能性がある。それでは経営者は認めない。

ホライゾンとの契約がある以上、ホライゾンを使わないという選択肢もない。契約は双務的なもので、ホライゾンに成果物を収める義務を課すと同時に、ふっちーにホライゾンが成果物を作成できるように仕事出す義務を課す。

モチベーション?
これこそふっちーにはどうすることも出来ない部分。
お菓子を差し入れたり、空気清浄機を自腹切って置くぐらいなら、どのマネージャーだってやるさ。でも、それでやる気をだした人って見たことない。
じゃあ、どうするかって言えば、この物語で言えば主人公がやることをじっと見守って、トラブルが起きたら火消しに回ることしかないでしょうね。
ようは、いままで自分勝手にやってきたお局さまが、あれこれ口だされてご機嫌斜め、今まで下請けしかやってこなかった業者が元請けの仕事も求められてパンク寸前ということですから。

しかし、会社員としての素養すら不十分のお局さまとドキュメントの作成すら3日もかけないとできない業者で作った、そこそこ動くシステムをもって利用者部門向けの報告会に望むなんて、まともなマネージャーに出来る話ではない。
お局さまのご機嫌を損ねても、業者が非力でも「プロ」の仕事を求めるしかない。モチベーションなんて本人ですらままならない部分をケアする余裕がどこにある。プログラマーのモチベーションが最優先事項とプログラマが考えるのは勝手でですが、それをユーザ企業側に押し付けないでほしい。
よく引き合いに出される本。あれユーザー企業側からみたらIT業界内で有名なエッセイ集程度のものです。あんなもんを持ち出してユーザー企業側の人間を教育しようとは思わないでください。

ふっちーはユーザー企業のマネージャーなんですから、PMの仕事はホライゾン八木社長にやらせて、背後で見ていればいい。そうすりゃプログラマの皆さんにとって好ましい状態になるでしょうし、出来上がった際に「あれば渕上マネージャーのマネージメントのせい」といわれるリスクも回避できる。それがビジネスのやり方ってもんです。

プロジェクトに必要なら、あえて泥かぶってPMの役割を果たそうとする。あれだけ手を動かして汗をかける。評論家の対極にいる。
私は、リアルでふっちー以上のマネージャーを見たことがありません。
ふっちーを非難するプログラマがこれから尊敬できるマネージャーにである可能性ってあるんでしょうかね。

k

> またよくわからないたとえをする人がいるよw
> ほんとに爆発すると思ってんの?恥ずかしい人だなw
何から何まですっごいsabotenさんっぽいんですけどご本人?
それともsabotenさんっぽい人は世の中に複数存在する、っていう残念なお知らせ?

> プロフェッショナルとは、仕事の障害を的確に把握し、排除しようとする人のことも指すのではないでしょうか?
この物語中で上記を実践してる人は誰でしょうね。

> よく引き合いに出される本。
・その本はどういった層に支持されているのか
・非常に広く読まれている本なのにもかかわらず、現実がなかなかそうなってくれないのは何故なのか

あたりがポイントですよねー。

>この物語中で上記を実践してる人は誰でしょうね。

東海林さん。

ほかに一人、自分では実践しているつもりの人はいますが。

実践しているつもりですらない人とどっちがましかというと。
…どっちなんでしょうね。

>・その本はどういった層に支持されているのか
>・非常に広く読まれている本なのにもかかわらず、現実がなかなかそうなってくれないのは何故なのか

ん?まわりのモチベーションが下がるようなことはなるべくしないってことですよ?
うちの職場だと少なく見積もっても、半分以上の人は実践していますが。
実践しようとしている人、なら9割以上かもしれません。

そういえば、会社の偉い人推薦の本を置く本棚に、
「ピープルウェア」が並んでましたし。
そんなに特別に働きやすい会社でもないと思うんですが。

なんか勘違いされていませんかね?

んー。コメントしようかどうしようか迷いましたが。

>ふっちーLoveさん
>お菓子を差し入れたり、空気清浄機を自腹切って置くぐらいなら、どのマネージャーだってやるさ。でも、それでやる気をだした人って見たことない。

本当に何をやったらいいか見当もついていないのですか。
そういう人もいるのですねえ。
よい勉強になりました。

「ピープルウェア」などプログラマーに人気のある本には、
大変いろいろトラウマがあるらしいので、
もう勧めませんが。

マネージャー向けの本にも書いてあると思うので、
読んだほうがよいと思いますよ。

プログラマーにあまり好かれていない本ということになると、
ちょっと紹介できるものがないのですが。

例えば最近こんなWeb記事を見かけました。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20120530/399467/?ST=upper
こういうことを書いた本も、でてますよね?

k

> 東海林さん。
> ほかに一人、自分では実践しているつもりの人はいますが。
自分が言ったことを忘れるの早すぎでしょう…。
もう一回貼っておきますね。

>> プロフェッショナルとは、仕事の障害を的確に把握し、排除しようとする人のことも指すのではないでしょうか?
「排除しようとする」
書き間違いなら訂正でもなんでもご自由に。

> そういえば、会社の偉い人推薦の本を置く本棚に、
> 「ピープルウェア」が並んでましたし。
> そんなに特別に働きやすい会社でもないと思うんですが。
>
> なんか勘違いされていませんかね?
このくだりについてはさっぱり意味がわかりません。

ふっちーLove

>本当に何をやったらいいか見当もついていないのですか。

いや、分かっているつもり。
あなたの言うことを聴いて、あなたの言うとおりにすれば、あなたのモチベーションがあがるってことでしょ。

この物語の主人公も確かこんな感じで言っていた。
「なんで、あたしたちに相談しないで決めるかなぁ」

別の通りすがり

> ふっちーLoveさん
この場所に俺が来てから、初めて心の底から共感できるコメントに出会えたよ。
ただ渕上の評価は多分俺とはちょっと違うけど。
幸運なことに俺はリアル世界で、すばらしいPM、PLに何人も出会ったよ。いると思うよ。あなたが求めるすばらしいマネージャがどこかに。

Fu

この話、外伝として渕上マネージャから見た話を読んでみたいと思います。
是非!
主人公たち社員は、何を問題視されているかも自覚せずにだらだらと流され、外注はまともな契約もリソースも提供する気がなく、無理難題を言うとその場では受けるが実際には表面的に受けて見せるだけで全速力でバックしはじめ、現場の外注はそれを隠蔽しながらやっているふりをして見せる。
そして、別途契約したサードアイは目的通りの成果を出してくる。
さて、次に渕上マネージャは何を考え、どう行動するのか。
渕上マネージャのその時々での思い、目的、手段をマネージャ側から見るといろいろを見えてくる気がします。

>いや、分かっているつもり。
>あなたの言うことを聴いて、あなたの言うとおりにすれば、あなたのモチベーションがあがるってことでしょ。

えーと。
念のために聞いておきますが。
まさか冗談ですよね?

陰謀論には陥りたくないものなのですが。

しかし。うーむ。
どちらかというと少数意見に属する意見が、
3分の間に三つ投稿されるというのは、
いくらなんでも。
…疑っていいですよね?

別の通りすがり

まあ、世の中には私のために誰かが何かしてくれるべき的な人間や、指示待ち人間どもが多いから、そっちの方が多数意見ってことになるんだろうけど、そんなんでいいんすかね。
とかダークなこと言っちゃったw

>kさん

>「排除しようとする」
> 書き間違いなら訂正でもなんでもご自由に。

なるほど。
反論のための反論をしたくて矛盾したことを言ってしまっていましたね。
これは訂正せざるを得ない。
大変申し訳ありません。

渕上さんがプロフェッショナルであることは否定できないことですね。
これまで大変な実績をあげてきた人のようですし。
プロフェッショナルとしての心構えを身に着けていることは、絶対間違いないでしょう。

プロフェッショナルでも苦手分野では成果を出せないこともある。
というべきでした。

そうするとプロフェッショナルであるかどうかの評価軸でいえば、
主人公たちが惨敗であることも否定できないことになりますね。

>このくだりについてはさっぱり意味がわかりません。

ぼかした書き方を、私が完璧に読み間違えてましたかね。
だとすると、そのコメントの元の文については、
私には意味が分からなかったということで。

Fu

ちょっ!
偶然にしては出来過ぎなタイミングですねぇ。
ですが、私はここではFu以外の名前で書きこんだことはないです。
残りの二人とは主張も違うし... 信じてもらえますか??

>プロフェッショナルでも苦手分野では成果を出せないこともある。
これはうなずけないわけではないです。

ただ、この面子でじゃぁだれが成果をだせるか?と言われれば...
マネージャがいなければそこそこのものができるという意見には全く合意できないです。 まちがいなくごみの山ができるだけです。

私が渕上マネージャならチェンジで!(現実ではまず無理ですが)か、せめて何をしたのか記録に残せと要求します。そして、リスケするか、まともな人を出せとホライゾンに要求するかな...(これも現実では難しいんですが(涙))
で、サードアイゲットしたらもう、スケジュール遅れ等を理由にして、ホライゾンの作業分、費用を削ってサードアイに回します。

まぁ難しいからこそ、こんな外注使ったら最後、デスマ確定なわけで。

この面子相手だと、終わった後、いつ何をしたか、どんな仕様なのかすら後でわからず、運用フェイズに入ってから泥沼に入ることは確定です。
えぇえぇ 記録のない作業は趣味です。

rakujyou

私はユーザ企業側の視点として
ふっちーLove氏の意見は大変参考になってます。
banana時代からのファンです。

ピープルウェアは良書で自分のデスクの棚にも置いてますが、
Love氏のような年輩のマネージャに読んで実践して欲しいとは思いません。

ここまで読む人によって印象が違うってのは面白いですねぇ。

渕上マネージャの後だし条件に対して八木社長がNoと言えれば、こうならなかった・・・
結果としては、そうなんでしょうねぇ。
でも、八木社長の立場でNoと言うのは難しいでしょう。
既に投資した後でしたからね、小さい会社で、仕事を探している状況ならなおさら。
多少の無理は承知の上ってとこですかね。

八木社長として想定外だったのは、その後の要求ってとこですかね。
あぁ、マネージ側の人達からみたら、イロイロな要求は無茶なものでもないんでしょうね・・・
下請け側からみたら、無茶に感じたりするんですが・・・

最初から常駐させることになったのも痛いですね(^^;
こー自社で作るのと常駐先で作るのって結構違うイメージがあるんですけど、IT系ってどうなんかな?
わからないとこ調べたり、相談したり、手伝ってもらったり・・・
仕事の進み方は自社のほうが早い気がするんですけど、IT系だとわりと常駐って話がでてきますよね。
今回のようなパターンで常駐するメリットってどれぐらいあるのかなと(^^;

わからないのは、コミットってのもですが(^^;
いや、自分がコミットするような開発に関わっていないので、本気でわからないんですけど・・・
定時にコミットするのって、それだけで負担になりそうな気が(^^;
マネージ側の人達も特に否定しているわけでもなさそうですし・・・おかしいとは思わないってこと?

ホライゾンの過去の実績が明確ではないので、独自フレームワークのレベルは不明ですね。
ただ、最初の会話が嘘じゃないなら、社員の一部のレベルはそこそこって設定に見えますね。
20人の内何人が担当する予定だったのかわかりませんが(^^;
常駐一人を窓口にして、残りを社内でなんとかがんばる予定だったんでしょうねぇ。

渕上マネージャのやり方を評価される人も結構いるみたいですが、結果として遅れているんですよね。
原因はホライゾンが悪いってことになってるみたいですが(^^;
断るのが難しい状態で、無理した結果に見えるんですよねぇ、ホライゾン。
むろん、ホライゾン側の都合であって、マネージ側には関係ない話ですから、表面的な状態からみればホライゾンが悪いで終わりなんでしょうね。
このへん、発注側の強さですねぇ。
状況がまったく違うはずなのに、サードアイが問題なく進捗しているのをみて、ホライゾン悪いはさらに肯定されていくと(^^;

ホライゾン切って、サードアイに切り替えって判断もありでしょうし、正しいんでしょうね。
むしろ、ホライゾンにはペナルティを加えるのも正しいんでしょう。
そして、プロジェクトが無事に達成できれば、渕上マネージャのやり方は正しかったということですね。

マネージ側、発注側の視点であれば、それで正しいわけです。
でも、下請け側の視点でみると、ものすごく理不尽な話に見えるんですねぇ。
渕上マネージャが駄目って意見をもつ人の中でも、同じような感情を抱いている人いるんじゃないかなぁ。
読み直しても、ホライゾン側でこの状況を回避できるタイミングが見えないんだよなぁ(^^;

このマネージ、進捗をはっきりさせるための、コストがかかり過ぎてるように見えるんですよねぇ。
だけど、そのコストを被るのはマネージャじゃないわけで・・・
マネージ側の人には管理面でよい点のほうが多くみえるのかな?

コメント欄とかみると、マネージ側の人達は管理することが仕事なんですね。
下請けも管理したいし、下請けを管理できているように見える、渕上マネージャは凄いって感じ・・・かな?
下請け側の感覚もイロイロあるけど、発注元と協力したいってのも多いと思うんですよねぇ。

発注元は「仕事を与えている」って意識があるだろうし、どうしても下請けは「下」なんですよねぇ。
下請けが「作ってあげてる」って意識を強くもつのもアレですがw
本来は対等な立場ではないかと思ったりもしますが、IT系に関しては下請けが多くて、そうもいかないってのが現実ですかね。

さそうたける

あれ?
なんで自分の同じコメントが連投されているんだろう。。。

>リスクヘッジができると思うから、
>妥当な判断だといったのではないですか?
>でなければ、ふっちーの考えは妥当ではないということでしょう?

リスクヘッジの手立てを考えているのなら妥当な判断、
リスクヘッジの手立てを考えてないなら無謀な判断、
と言ったんですけど。。。

>「予算や実績のある外注先を確保できたのは」結果であって、
>リスクヘッジではないです。

予算や実績のある外注先を確保すること自体はリスクヘッジでしょ。

別の通りすがり

> Sodaさん
俺は他の人と多分違って、渕上の要求なんて全然たいしたことないと思ってます。余裕で攻略可能な雑魚ボスですね。

定時コミットを問題にしてる人が多いですが、もし俺がこれを要求されたら、ローカルリポジトリを立てて定時に自動コミットしてくれるスクリプトを書きますね。簡単に攻略可能です。まあそういうことがサクッとできない人に取っては負担が大きいんでしょうが。

それから、進捗に関する作業で負荷をかけすぎてると言うひとがいるけど、この程度なら毎日15分かそこらで終わる程度のものですよ。かかって30分かな。その程度の時間は隙間時間でできるでしょと思いますね。

別の通りすがり

書き忘れた。

常駐に関しては、メガプロジェクトでない場合は特殊な場合を除いて普通はやりません。特殊な場合というのは、例えばそこに行かないと使えないデバイスがあって、開発期間中にそれが使えて、なおかつそれを使った方が開発の効率がいい場合とか、NDA契約でも足りず、一切のコードを社外持ち出し禁止にしたい場合とかですかね。

k

> この話、外伝として渕上マネージャから見た話を読んでみたいと思います。
そしたら私はこのマネージャーが希代のクズである可能性について淡々と語ることにしましょうかね。w


> 定時コミットを問題にしてる人が多いですが、もし俺がこれを要求されたら、ローカルリポジトリを立てて定時に自動コミットしてくれるスクリプトを書きますね。
話題の定時コミット、私自身経験がなかったので、機会があったこともありこないだ独りで勝手にやってみたんですが、特に困るようなこともありませんでした。
困るのは多分「何をどう書いたものかよくわからない」場合ぐらいで、つまりぺーぺーの人は常にそんな感じでしょうから、とても困ることになるんじゃないかと。
私自身もぺーぺーの頃を思い出すと多分相当しんどかったんじゃないかと思います。
それを目的として用いるのが良いのかどうかはわかりませんが、少なくとも「スキルの有無」のあぶり出しには使えないこともなさそうです。

まとめて書けば連続書き込みをせずに済むのですよね。

>Fuさん
了解しました。
疑ってすみません。
偶然というのはあるものですねえ。

>マネージャがいなければそこそこのものができるという意見には全く合意できないです。 まちがいなくごみの山ができるだけです。

それについては同意なのですけれどね。
そこそこのもの、と呼べないこともないゴミの山ができると思ってます。
ゴミの山と呼べなくもない、そこそこのものができるという言い方もできますけど。

それでも、ほとんど素人が作らざるを得なくなっている、現在の状況で、
それよりましなものができるとは思えないのですよねえ。

レビューをしっかりやっているとはいえ、
付け焼刃のレビューで、作業要員の質の低下以上の効果を上げているとは思いません。
よい管理が成果を上げるためには、管理以外の部分がある程度適切に動いていて、初めて意味があるはずなのですけれど。

そして適切に動ける状態にする責任は管理者にあります。
適切に動いているかどうか情報収集する責任も、管理者にあります。

>別の通りすがりさん

>定時コミットを問題にしてる人が多いですが、もし俺がこれを要求されたら、ローカルリポジトリを立てて定時に自動コミットしてくれるスクリプトを書きますね。簡単に攻略可能です。まあそういうことがサクッとできない人に取っては負担が大きいんでしょうが。

そうかそんな手が。
全然思いつきませんでした。
管理用に用意された環境は、管理用に使えて当然のつもりで、それができないなんてひどいとしか思ってませんでした。
自分で作ればいいのですね。
開発環境は苦手感があってちょっと避けてきましたが、勉強不足に陥ってしまってますね。反省せねば。
よし明日にでも自宅環境にTracを入れて使ってみましょう。
Gitはいれてありますが、履歴をしっかり見てみましょう。

saboten

>何から何まですっごいsabotenさんっぽいんですけどご本人?
それともsabotenさんっぽい人は世の中に複数存在する、っていう残念なお知らせ?
名無しさんは私じゃないよワロリーヌwww
例え話は別に嫌いじゃないし。

それよりふっちーLove氏の自演がやばいwwww

>予算や実績のある外注先を確保すること自体はリスクヘッジでしょ。
新しく人員を導入して機能追加する今回の事例で、
リソースを確保することはマストの話ですよね?
で、今回は結果的にふっちーの想定に見合うリソースが確保できたと。

問題は想定に見合うリソースが確保できなかった場合の回避策なわけで、
残念ながらその部分は触れられていない。
ふっちーがどのようにリスクに対処するのか分かりますか?

別の通りすがり

> まりもさん
前回のコメントはちょっと言い過ぎた。ごめん。
でも時々何を言ってるのかさっぱりわかんないときがあるんだよ。だからといって、文章直せとかそういうことじゃないから。

Tracもいいけど最近の流れは間違いなくRedmineに来てるから、Redmineも調べてみたほうがいいよ。

>別の通りすがりさん&kさん

なるほど、定時コミットは苦にならないんですか。
よくわからないのですが、別の通りすがりさんのやり方でコンパイルが通る状態は確保できるんでしょうか?
いや、コンパイルが通る状態にしなくてはいけないみたいだったので、面倒かなと思ったんですが・・・

逆に考えれば、コンパイルが通る状態なら、なんでもいいのかな?
こーそれなりの状態じゃないとコミットすることで迷惑をかけそうな気がしたんですが、
コミット自体どんなものなのか、よくわかってないのでw

自分に置き換えて考えてみたら、一定時間で、きりがよい状態にしないと、いけないってのが足かせになるというかー
すげーストレスになりそうw
このへん、一人で作ってるのか複数で作ってるのかの差なんですねぇ。
IT系だと区切りを付けやすいのかな?

>それから、進捗に関する作業で負荷をかけすぎてると言うひとがいるけど

えーでも、一日おきに30分会議があるわけですよねぇ。
最初は1時間以上かかってたみたいですけど(^^;
確認だけでこの時間取られるのって結構な時間だと思うんですけど・・・
その確認作業によって、巻き戻らない時間を確保できているかどうかですかね。

常駐に関して説明は、よくわかります。
ただ、今回のケースで必要があったかどうかはよくわかりませんが(^^;

感情的というか、自分の感覚としてーそれなりに仕事をこなしている人が倒れても、他人事として割り切ってるのは、
ビジネスとしては正しい対応だと理解できるけど、人として共感できない感じかなぁ。

P.S
別の人がまったく同じ文章を引用無しに書き込んでいたら、どういうこと?って思いますわな。
コメント欄壊れているの?って思うんだけど、壊れてたら、書いた本人がアレ?って書き込むだろうしー
ネット障害でも同じですねぇ。
コメント欄を上から見直してみて、アレ?って思わないほうが不思議なんだけど・・・
自分のコメント見直す人は少ないってことか(^^;

別の通りすがり

> Sodaさん
コミットはビルド可能なことはもちろんのこと、テストが通る状態で行う必要があります。
午前中3時間、午後2時間と3時間のブロックに分けたとき、それぞれで1回のコミットも出来ないような実装方法だとしたら、それは作業単位が大きすぎるんじゃないかと思います。まあ人それぞれなんで、どういう風にしたら良いかとかは説明しませんが。

進捗会議はプロパー組は週1回、ムツミさんも週1回、残りのホライゾン組で週2回です。それにムツミさんが出る場合、ムツミさんは週3回ですね。確かに無視できない時間だけど、それほど大きな時間というわけでもないと思うよ。

後ねえ、コミットのこと知りたいなら自分で調べなよ。

rurie

自演が嫌ならFACEBOOKでも行って互いに実名で感想戦でもやれば良いんじゃない?

自演が出来る環境で、他人に「お前は自演をしてるに違いない!」
って言う人は、問題解決能力に疑問符がつくよw

>別の通りすがりさん
>コミットはビルド可能なことはもちろんのこと、テストが通る状態で行う必要があります。

なるほど、渕上マネージャの指示したコミットを実行できない人はIT系では技術力に難ありってな感じですか。
先にもいったように、コミットという行為にまるで縁がないので、自分の感覚では、無茶な感じだったんですよ。
仕事の進め方の違いってことが一番大きいのかもしれませんが(^^;

>後ねえ、コミットのこと知りたいなら自分で調べなよ。

コミットについて知りたいってのはまた違うんですよ、結果的に似たような感じになってますが(^^;
正直ざっと見てみたけど、理解できる範疇に無いので(^^;;;
単純に妥当な支持なのか、無茶なのかってのを他の人、特にIT系で働いている方の判断を聞いてみたかったと。

>rurieさん
>自演が出来る環境で、他人に「お前は自演をしてるに違いない!」

それは無意味ではありますが、コメント欄を混乱させないで欲しいとは思いますね。
わりと真面目にコメントしている人が多いと思いますから・・・
まぁ、逆に自演してまで主張したいものはなにかってのは興味でますけどねw

自演に対するペナルティも規制もない、バレないと思って自演する・・・
ネットマナーとしては最低ランクというか、恥ずかしい行為だと思いますが、そこまでしたい何かがあるのかなと。

k

> このへん、一人で作ってるのか複数で作ってるのかの差なんですねぇ。
自分が「作ろうとしているもの」が見えているかいないかの差です。

> 常駐に関して説明は、よくわかります。
> ただ、今回のケースで必要があったかどうかはよくわかりませんが(^^;
第三者的に見るとどうでもよさそうですが、渕上的には必要だったんでしょうね。
「あの」日比野が選択した業者で、しかも理由が「格安」ですから。
「こいつらウチに一体何を納めるつもりだ…?」
という疑念が先行するのは無理もなく、疑念を持った以上、何か対策をせざるを得ない。
自社と完全に切り離された場所で開発させて、1・2週に一回の進捗報告、なんてオーソドックスな形を取るわけにはいかなかったのでしょう。

渕上みたいになんか嫌な感じの「(管理)手法」を採る人に、成功体験なんてさせちゃいけないんですよ。
同じ事繰り返しますから。
今回、渕上は自分の採った「手法」によって、サードアイの投入を決定することができたわけで、恐らくこれは彼の中で「成功体験」として処理されることになる。
「細かくチェックをしていた為に、適切なタイミングでサードアイに切り替えることができた」
そういう意味でもホライゾンは罪深い。

> ビジネスとしては正しい対応だと理解できるけど、人として共感できない感じかなぁ。
そうですね。
で、「人として共感できるか否か」と「ビジネスとして正しいか否か」の混同っぷりが激しいと、話がおかしく/面白くなるわけです。

>別の通りすがりさん

>でも時々何を言ってるのかさっぱりわかんないときがあるんだよ。

時々ですか。
いつも、じゃないだけよかったと思っておきましょう。
話しているとたまに、ひょっとしていつもなんじゃないかと怖くなるのですよね。

>Tracもいいけど最近の流れは間違いなくRedmineに来てるから、Redmineも調べてみたほうがいいよ。

ありがとうございます。
今挑戦しています。

>rurieさん

>自演が出来る環境で、他人に「お前は自演をしてるに違いない!」
>って言う人は、問題解決能力に疑問符がつくよw

なるほど。あなたが自演しているのはよくわかりました。
まあそうじゃないかという気はしていましたが。

別に自演して悪いとは言ってませんよ。
単にその人の発言の信ぴょう性が落ちるというだけです。

自演していることがわかったのに、
同じだけ発言を信頼するのは、
明らかに問題解決能力がないですよね?

>kさん

>渕上みたいになんか嫌な感じの「(管理)手法」を採る人に、成功体験なんてさせちゃいけないんですよ。
>同じ事繰り返しますから。

これはこれで、渕上さんと同じ問題をはらんでいるような気がしますね。

マイクロマネジメントの本質的な問題がどこかというと、
他人が完全に私の思い通りに動いてくれたら全部うまくいくのに、
という発想が間違っていることでしょう。

他人の成功体験をコントロールできるという発想は、
ある意味それと同じなのではないでしょうか。


さて。
いよいよ次回は明日発表ですね。
笑顔はどこへ行っちゃうのか大変心配です。

k

> 他人の成功体験をコントロールできるという発想は、
> ある意味それと同じなのではないでしょうか。
できますよ。割と簡単。
というかほとんどの人は普段から普通にやってる。
成功するか否かは「率」の問題になりますが。
上司が部下に等、つまり目上から目下に、社会通念上「命令」となり得る関係となるとその瞬間から難しくなりますが。

人間(少なくとも日本人)ってのは同じ「要求」でも「命令」より「お願い」のほうが聞き入れてくれやすいんじゃないですかねー。
「要求」を突きつけられる側が「自分には選択権がある」と思い込めるかどうかの問題。

rurie

>まりもさん

貴方が自演してないと言う証拠はどこにあるんですか?w
FACEBOOKとか,或いはオフ会でも良いですよ。
互いに実名と、所属会社名を証明して
心ゆくまで感想戦をしようじゃないですかwww

k

> マイクロマネジメントの本質的な問題がどこかというと、
> 他人が完全に私の思い通りに動いてくれたら全部うまくいくのに、
> という発想が間違っていることでしょう。
いやこの「発想」自体は別に間違ってないでしょう。w
マネージャーとして持つべき当然の「発想」ですよ。

思い通りに動かすための「手法」をどうすべきか、という話なのでは?

>kさん

>いやこの「発想」自体は別に間違ってないでしょう。w
>マネージャーとして持つべき当然の「発想」ですよ。

そんなはずはないと思いますが。
うまく伝わっていないのですかね。
「完全に」思い通りに動いてくれたら、という話ですよ?

世の中の事象には、原理的に、もしくはコスト的に、
自分には制御できないブラックボックスがたくさんある、
ということを理解していないと。

ブラックボックスをすべてつぶそうということを目指して、
マイクロマネジメントに走ったり。

上司が、自分の思い通りに失敗して、自分の思い通りに反省してくれて、
自分が恨まれることにはならないであろう、
ということを目指して行動したり。

となるんじゃないですかね。

>というかほとんどの人は普段から普通にやってる。
>成功するか否かは「率」の問題になりますが。

まあそうなのかもしれませんが。
相当な率で成功しないと、まわりが敵だらけになりません?

自分の仕掛けで相手が大失敗して、反省するなんてことを目指していたら。

>rurieさん

>貴方が自演してないと言う証拠はどこにあるんですか?w

もちろんないですよ。
あなたが自演していると信じる人も、自演していないと信じている人もいるし。
私が自演していると信じる人も、自演していないと信じている人もいるし。

それがどのくらいの割合かも、一人一人が信じるしかない。
そういうものです。

あなたはあなたの予測に従って、
あなたが自演していると信じる人の割合と、
私が自演していると信じる人の割合を、
自分で勝手に信じるのですよ。

私もそうしますし、
ほかの人もそうします。
それそれに、自分の目で見た事実をもとに。
そういうものです。

k

> そんなはずはないと思いますが。
いいえ。
マネージャーたる者、「『完全に』思い通りに動いてくれたら」うまく行く、という発想ができなければその時点で資格なしです。
そうでない、ということはつまり成功点/成功に至る道筋が見えていないということです。
成功点も見えていないマネージャーなんぞ何の役にも立ちませんよ。
なので、あとは「思い通り」にする為にどうすれば良いか、という「手段」の話になるわけです。

貴方を含む多くの人は、マネージャーに「思い通りに動かされている」、と感じるのが多分嫌いでしょうから、例えば貴方に接してきた中でも優秀なマネージャー達は、恐らく貴方に「そう思われない」よう腐心しつつ、「思い通り」に動かそうとしてきたんじゃないかと思いますよ。

> まあそうなのかもしれませんが。
> 相当な率で成功しないと、まわりが敵だらけになりません?
>
> 自分の仕掛けで相手が大失敗して、反省するなんてことを目指していたら。
もう一息ですね。
誰かが、何かの問題に対処しようとして、ある手段を採った時、最終的にその手段を捨て去る判断に至るのは何も「大失敗」した時に限りません。
例えば、貴方だったらどうですか。

ある時、自身の体力の無さを痛感し(問題)、体力をつけようと(対処)、筋トレをしてみることにしました(手段)。
で、その筋トレを止めよう、という決断をするのは何も怪我(大失敗)をした時だけではないでしょう。

第一、今回のマネージャーである渕上にとっての「大失敗」は即ちプロジェクトの崩壊なのですから、そんなところを目指すのはまさしくユーザ不在であると言えます。
技術者が目指して良いものではないでしょう。

>kさん

やっぱり何か伝わっていないように思えますねえ。

>マネージャーたる者、「『完全に』思い通りに動いてくれたら」うまく行く、という発想ができなければその時点で資格なしです。

こういえばいいですかね。

うまくいかないのは、「完全に思い通りに動いて」くれないせいだ。
だから思い通りに動かすようにすればすべてがうまくいくんだ、
というマネージャーはいいマネージャーだと思いますか?

>そうでない、ということはつまり成功点/成功に至る道筋が見えていないということです。

たとえば、細かい実装技術まで完全に勉強しているマネージャーは見たことがないですし、
また勉強すべきだとも思いません。

>誰かが、何かの問題に対処しようとして、ある手段を採った時、最終的にその手段を捨て去る判断に至るのは何も「大失敗」した時に限りません。

これは私のほうで理解できていませんね。

なるほど、プロジェクトを成功させて、
かつマネージャーがこんなことではいけないと思うような状況ですか。
ちょっと想像がついていませんね。

そういう手段があるなら、問題ないと思います。
失礼しました。

別の通りすがり

Edossonの罪はでかいな。みんな疑心暗鬼になってる。
次回以降、何事も無かったようにまた書き込みを始めたら笑うわw

k

> うまくいかないのは、「完全に思い通りに動いて」くれないせいだ。
> だから思い通りに動かすようにすればすべてがうまくいくんだ、
> というマネージャーはいいマネージャーだと思いますか?
「思い通りに動かすようにすればすべてがうまくいくんだ」
マネージャーの存在意義はそこにあるので、そう考えられないマネージャーには存在価値がありません。
また、そう考えているマネージャーでも、採るべき手段を間違えてそのようにできないマネージャーはダメなマネージャーです。

「うまくいかないのは、「完全に思い通りに動いて」くれないせいだ」
実際そうでしょう。
マネージャーが配下を思い通りに動かせなかったら大抵の場合失敗しますよ。
「完全に思い通りに動いて」くれないのは誰が悪いのか、となるとまた別の話。
ちなみにマネージャーが「うまくいかないのはおまえらのせいだ」としたとしても、それも手段のうちです。
そうすることによって思い通りに動かせるようになるなら特に問題ありません(現実はそうならないことの方が多いと思いますが)。

>> そうでない、ということはつまり成功点/成功に至る道筋が見えていないということです。
> たとえば、細かい実装技術まで完全に勉強しているマネージャーは見たことがないですし、
> また勉強すべきだとも思いません。
マネージャーとして見えていなければならない成功点とは「誰が」「いつまでに」「何をすれば」うまく行くのか、ということであって、マネージャー本人の実装技術の有無は関係ありません。

「目的」と「手段」を混同しすぎでは。

>「目的」と「手段」を混同しすぎでは。

いや、私が「完全に」思い通りに動いてくれたら、といったのは、
手段も含めて完全に、という意味なのですが。

実際、渕上さんはかなり細かいタスクやコードレビューなど、
手段の部分に至るまでマネジメントしようとして失敗しているように見えますし、
実際、技術は最近勉強してないのにコードの書き方に文句をつけてくるマネージャーはたくさん実在していますし、
そんなに的外れなことを言っているとは思えませんが。

k

> いや、私が「完全に」思い通りに動いてくれたら、といったのは、
> 手段も含めて完全に、という意味なのですが。
「手段も含めて完全に思い通りに動いてくれたら」…?
残念ながら何を言っているのかさっぱりわかりません。
「手段も含めて完全に」とは、そもそもどういう状態を指しますか。
ただ単に、採った手段が「当たった(思い通りに動いてくれた)か」「外れた(思い通りに動いてくれなかった)か」だけの話なのでは?

> 実際、技術は最近勉強してないのにコードの書き方に文句をつけてくるマネージャーはたくさん実在していますし、
貴方にとって「マネージャーとしての成功点が見えているか否か」の評価の分かれ目というのは「技術の有無」なのですか?

>「手段も含めて完全に」とは、そもそもどういう状態を指しますか。

成果物の一行一行に至るまで、
自分内部の基準でOKになっている。

極端に言えばそういうことですね。

有能な人間が、部下を使わないで自分でやったら、
達成できている状態です。

>貴方にとって「マネージャーとしての成功点が見えているか否か」の評価の分かれ目というのは「技術の有無」なのですか?

なぜそうなるのかよくわかりませんが。
そもそも私は、「マネージャーとしての成功点が見えているか否か」の話はあまりしていませんが。

その話でいうならば、
技術的判断をしなくてはいけない時に、
技術的判断をするのに誰が最適か判断できる、
ということが必要とされるのではないでしょうか。

その判断の結果が常に、自分が一番正しい、であるなら、
お話にならないでしょう。
渕上さんはそれに近いと思います。

k

> 成果物の一行一行に至るまで、
> 自分内部の基準でOKになっている。
ああ、なるほど。漸く理解できました。
極端に言えば呼吸の回数まで管理する、的な、そういうことを指していたのですね。
でもまあそれも「手段がおかしい」という話です。
「思い通りに動かすために」「成果物の一行一行に至るまで、自分内部の基準でOK」となるよう管理するようなマネージャーは「手段」を間違えている、ということです。

> そもそも私は、「マネージャーとしての成功点が見えているか否か」の話はあまりしていませんが。
ああそうだったんですか。
じゃあ余計な引用しないでくださいよ…。

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