【Round 4】 プロ格闘ゲーマーの起業は夢物語？

ワークスタイル

» 2015/11/18

　どうも皆さん、おはこんばんにちわ。
いろいろ忙しくて先週は書けませんでした。なんか『エジプトの彫刻の絵で書かれてそうな名前の人』に

『更新が止まった！ヒャッハー！また新人コラムニストが1人消えたぞーッ！』

って世紀末的な歓喜の雄叫びとともに、上げ足を取られそうでビクビクしてましたが、気にもしてないようなので安心しました。
　4回目です。最近ようやく3rdのランクマッチ(個人戦歴として勝ち負け数が反映される試合)で300敗を突破しました。 勝ちは100勝くらいしか行ってなかったです。非常にキビシーッ！

　今月の4日に、プロゲーマー『ももち』選手が起業したという記事を目にして、愕然としました。 といってもピンっとくる方も少ないでしょうから少し説明を入れて、本題に入っていきましょう。

◆プロ格ゲーマー『ももち』選手とは。

　『ももち』選手とは、世界最大級の北米プロゲーム団体 Evil Geniuses(Team EG)所属のプロ格ゲーマーです。 2014年より本格的なプロ活動のため、名古屋から東京に活動拠点を移し、同年にはウルトラストリートファイターIV(以下、"ウルⅣ"という)の 公式世界王者になり、 今年2015年のEVO2015(格ゲーの世界大会)ウルⅣ部門において数々の猛者をなぎ倒し、みごと優勝したという戦歴の持ち主で、 『今現在一番強い男』と言っても過言ではない格ゲーマーなのです。
　そんな彼、実は代々伝わる忍者の末裔であり、伊賀忍術の創始者とされる"戦国忍者・百地丹波(ももちたんば、通称・三太夫/さんだゆう)"を先祖に持つという なかなかにクールなエピソードを持っている方なのです。
　簡単な説明はこれくらいにして、彼の起業から見えるものを探っていきましょう。

◆格ゲーマーが起業

　さきほどリンクで上げた記事を読めば起業の経緯や方針などがわかるのでそれはここでは割愛します。 ではここで語るのは『もっとこういう思考の人、増えろ！！』と言いたいということです。
　この"プロ格ゲーマーが格ゲーマーのために起業した"ことについての記事を読んだ頭の固ぁーいITエンジニアが言う次のセリフは

　『こんなのバカがすることだ』と言うッ！！

　くだらねぇって思ってしまえばそれまでです。ここまで読んでくださってる方は上記のセリフを思っていないことを切に願います。
確かに、『格ゲーシーンを盛り上げる、または格ゲーマーのレベル向上を目指す』という理念を持った会社なんて、 真面目にやってる会社さんからしてみれば、それは夢物語として見られるのかもしれません。ですが、それはあくまでも『固定概念』だと私は思っています。

　起業というのは『人生の大きな分岐点』ですが、ももち選手は『自らが好きなことのために一肌脱いだ』ということは、彼にとっての『プロ精神』なのではないのでしょうか。

　私も格ゲーマーの端くれですが、今やっている以上に今後、盛り上がっていくのであれば、それは努力もしたいですし、もっと視野を広げていきたいと思っています。 現に格ゲーを始めて色々な思考や経験を持つことができました。それは自分のチャレンジの結果がどんどん出てきているのではと捉えています。

　安定を目指している者には何も先はありません。ただの足踏みでその場をとどまっているだけです。 それが悪いことではありませんが、繁栄や成長の望みは薄いと私は思います。 このコラムでも何度か触れてますが、結局は『失敗から学ぶ』ことが一番大きな成長なのです。

◆？？？「俺は、落ち葉の行方すら知らない…」 　

　ももち選手の起業に戻りますが、彼の起業は今後格ゲーシーンにおいて大きな一歩になるでしょう。

　IT業でも、最近は何十年も技術提供の派遣業だけやって、特に自社開発も行っていない・・・なんて企業もありますが、それでいいのかな？ とは思います。
　特にこれ以上言うつもりはありませんが、私が思うに正直つまんないです。格ゲー的に言うと行動が・・・おっと、誰か来たようだ。このくらいにしましょうか。

　なんか脱線に脱線を繰り返している気がする…気にしない、気にしない。