無料セミナー、活用していますか?
はじめまして、こんにちは、naginoです。
この度、幸いにもこの場にてコラムを書く機会をいただきまして、今回が初コラムとなります。このような機会を下さった編集部の方々に御礼申し上げます。
■自己紹介
最初ですので、簡単に自己紹介をさせて下さい。
主に開発系エンジニアとして、Microsoft社のプロダクトによるWebアプリケーションを中心に経験を積んでいます。最近は技術系フォーラムでの回答や、ブログを中心に活動しています。
私自身の経験などについては追々記載することもあるでしょうから、今回はこのあたりで割愛します。
■コラムについて
ここで、簡単にこのコラムの予定を記載しておこうと思います。
とはいいましても、明確な連載テーマがあるわけではありません。技術的な話題は前述のブログなどで取り上げていますので、こちらでは私の資格取得やコミュニティへの参加、後輩の教育を通して気が付いた、技術以外の話題を思いつくまま取り上げていきたいと思います。
私自身、エンジニア暦がまだまだ短いですので、新人の方々や2年目の若いエンジニアの方々にお読みいただければと考えています。更新ペースとしては月1回を目安と考えていますので、気軽に気長にお付き合い下さい。
■会社の枠を超えて
皆さんは会社や業務以外で技術に触れていますか?
会社や業務の枠の中に留まっていると、触れる技術が限られ、視野も広くなりにくく、人脈もなかなか広がりにくいのではないでしょうか。
もちろん技術系のブログをやっていたり、コミュニティ活動をしている方もいらっしゃるでしょう。そういう方は、ぜひその活動を続けてください。
でも、やっていたけど続かなかった、あるいはまだやったことがない、という方も多いのではないでしょうか。ブログやコミュニティ活動という発信する側の活動は、継続するのがとても大変です。最近はコミュニティへの参加を勧める記事などをよく見かけますが、心理的にもハードルが高いでしょう。
そんな方々に初めの一歩としてお勧めしたいのが「無料セミナー」です。
■無料セミナーのススメ
この不況下でもさまざまな無料セミナーが開催されています。無料セミナーの最大の利点は、その名のとおり無料で参加できることです。扱っているテーマも、さまざまな内容のセミナーがあります。
しかし、無料で学ぶというなら、インターネット上の各種技術情報やWebcastなどがあるということはすぐお気付きかと思います。無料セミナーとこれらとの最大の違いは、無料セミナーがオフラインだということです。つまり、実際に会場に人が集まるため、業務上の接点がない技術者の方々と触れる機会があります。普段出会うことがない技術者の方々と同じ場に居合わせることで、モチベーションへの刺激となります。
また、多くのセミナーではスピーカーへの質問ができます。他の方々の質問を聞くことで自分とは異なる視点に気付くことができます。そして、慣れてきたらぜひ、質問してみてください。きっとセミナーのテーマについて理解が深まると思います。
それに、無料ですから会社の許可も下りやすいのではないでしょうか。残念ながら会社の許可が下りず、業務時間中の参加が難しい場合は、土日や夜間開催のセミナーがありますので、そちらを検討してみてください。
ちなみに、セミナーに参加するとノベルティを貰えることもあります。ネックストラップやボールペンといった実用品から、ストレスボールや孫の手といった変わり種までさまざまなノベルティをいただいたことがあります。わたしのようなノベルティ好きにとっては、これも実は大きなポイントですね。ただ、最近は不況の影響でしょうか、残念ながら随分と減ってしまった気がします。
■若干のご注意
いいこと尽くめのように書きましたが、いくつか注意すべきこともあります。
まず、無料ということは主催者やスポンサーが会場費などを提供しているため、製品などの宣伝の時間が含まれることがあります。本題のテーマに関する話だけを聞きたいと思うかもしれませんが、製品知識を得られると前向きに捉えれば、決して損ではありません。興味や接点がない製品であっても、概要程度は知っておくことで視野が広まるのではないでしょうか。
また、名刺やアンケートを求められることがあります。これは主催者側にとっては営業やマーケティングのための貴重な情報ですので、ぜひ協力してあげてください。後日製品の営業電話がかかってくることもありますが、製品の導入の予定がないなら「ない」、関与していないなら「関与していない」と素直に断ってしまって大丈夫です。最近は電話連絡の可否を確認することがほとんどですので、あらかじめお断りしていれば、電話がかかってくることはありません。
■最後に
私も実際に、毎月様々なセミナーに参加しています。今回は無料セミナーとひとくくりで紹介しましたが、それぞれ主催者やテーマ、形態によってさまざまな特徴があります。次回はわたしの参加経験を元に、特徴別にもう少し詳しく紹介していきたいと思います。