なくすことも楽しみのうち？
「スマホを2回もなくすなんてドジだなあ！」
と、先日キャリア・コンサルタント高橋さんのコラムを読んで思った。けど、私も家の中でスマホがなくなってしまうことはしょっちゅうだ。
■探しものはなんですか
どこに置いたっけ？ と電話をかけて着信音で探す。スマホの自宅からの着信履歴の7割は捜索のための電話だ。なにしろ私の家は東京ドーム野球盤の何十倍もの広さだから捜索は大変だ。「部屋が散らかっているだけでしょ！」
なくなるのはスマホだけではない。テレビのリモコンもよくなくなる。定位置が決めてあるのに、家族の誰かが使うとそのままだ。使ったらちゃんと戻しておけよっ！ なくならないようにテレビの前にガムテープで貼り付けておこうか。「それじゃ、リモコンの意味がないだろっ！」
■忘れものはなんですか
私が外出時に持ち出す電子機器はスマホと予備バッテリーとポメラくらい。それでもたまに持ち忘れることがある。IT好きの人の中には、スマホとガラケーとタブレット端末とiPodと、というようにたくさんの電子機器を持ち歩いている人がいる。ガジェット活用による英語学習法の中津山恒さんなんてたくさん持ち歩いていそうだ。でもそういう人たちって持ち忘れることは多くないのだろうか？
■１つにまとめると便利
私は以前は小銭入れや定期券入れを持ち忘れることがあった。そこで財布を買い換えて札も小銭も定期券も入れて1つにしたら持ち忘れることはなくなった。やはり持ち物が1つにまとまっていれば忘れにくい。
IT業界の展示会に行くと、よく統合ツール的なものが展示されている。要件定義から仕様書作成、プログラミングとデバッグ、テスト、プロジェクト管理まで1つのツールでできますとかいうやつだ。これ1つあればなんでもできる。個別に買うよりずっと安い。1つにまとめると便利でお得だ。
■なんでも１つにまとめればいいのか？
でも全部のツールが1社のものに固定されていると使いにくいものもある。慣れてたマクロが使えない。客先からもらった資料を取り込めない。こんなエディターは気に食わない。など不満もいろいろ。
そもそもいろんな人がいれば好まれるツールも違う。職場でこれを使えと強制されたときは仕方がない。しかし自宅で自分で買うパソコンやソフトだったら、好きなものを自由に組み合わせたい。私は財布や定期入れはなんでもいいけど、好きなものについてはこだわって選びたいものだ。そのために、数が多くなって持ち忘れたりなくしたりすることがあっても、それはそれでいいじゃないか。たくさん持っていることを楽しんでいるのだから。
あれっ？ 次女がいないぞ。子どもが多いと置き忘れてしまうことも(^_^;)
abekkanでした。