本家「@IT」にはない内容をエンジニアライフで技術紹介するコラム。広く議論する場になることを目指します。

第048回_extSubset

»
今回はextSubsetlについて議論しますが、特に実装はありません。

extSubset/external subsetのW3Cの勧告内容

----W3C勧告----
external Subset

[30] extSubset ::= TextDecl? extSubsetDecl
[31] extSubsetDecl ::= ( markupdecl | conditionalSect | DeclSep)*

The external subset and external parameter entities also differ from the internal subset in that in them, parameter-entity references are permitted within markup declarations, not only between markup declarations.
----W3C勧告----
----日本語訳----
外部サブセット

[30] extSubset ::= TextDecl? extSubsetDecl
[31] extSubsetDecl ::= ( markupdecl | conditionalSect | DeclSep)*

外部サブセットと外部パラメータ実体は、パラメータ実体の参照がマークアップ宣言の間だけでなく、マークアップ宣言の中にも許されるという部分においても内部サブセットと異なる。
----日本語訳----

extSubset/external subsetの仕様整理

呼び方
extSubsetは、external subset を指します。日本語では外部サブセットと呼びます。

生成規則
生成規則は、
extSubset ::= TextDecl? extSubsetDecl
extSubsetDecl ::= ( markupdecl | conditionalSect | DeclSep)*
です。

外部サブセットの立ち位置
外部サブセットはDOCTYPE宣言の中で指定するURIにあるDTDです。生成規則から判るとおり、任意の数の
 マークアップ宣言(markupdecl)

 (マークアップ)宣言間のパラメータ実体(DeclSep)
を定義することができ、さらに、
 条件付セクション(condtionalSect)
を記述することができます。

外部サブセット内のパラメータ実体の参照の記載できる位置
外部サブセット内でパラメータ実体の参照を記載できる位置は、
 (マークアップ)宣言間のパラメータ実体(DeclSep)

 マークアップ宣言の中の特定の条件を満たす位置

 実体値リテラルの中
です。
マークアップ宣言の中で記載できる条件についてはマークアップ宣言で解説します。
Comment(0)

コメント

コメントを投稿する