成人式でドキッとしたことがありますか

2011/01/18 16:30:00

 お久しぶりです。朝之丞です。

 少しだけPRをサラリと書きますが、私事ながら「ブロガーズ・ネットワーク 翼」の管理人に就任したこともあって、コラム投稿が滞っておりました。

 ずっと待っていただいたエンジニアライフ編集部には感謝を申し上げますとともに、今後も頑張ってコラムをエントリしますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 ご無沙汰のご挨拶はこのくらいにさせていただいて、いきなりいつもの調子でMay Day! を始めましょう!

 新年会の話題にしようか迷ったのですが、最近の成人式とは一味も二味も違った当時の成人式を書いてみます。

 いや、「誰しも通る成人式」などとおっさんくさい話ではないですよ。あくまでMay Day! 風成人式です。

  • カオス度:4
  • クライム度:3

 (筆者の独断と偏見によるものです)

 ※これ以降の文章には、非常に生々しい描写が含まれております。ご自身の適切な判断が必要です。

■陰気な成人式

 新年早々、陰気な話からスタートで恐縮です。その職場はわりと年齢層が高く、いわゆる「掃きだめに鶴」状態であるWさんが成人式を迎えた。

課長「えっと、そうか今日は成人式か……ここ5年近くそういった社員が配属されてなかったので、忘れとったわ、ゴフゴフ」

M局「あー、私がそれくらいの時はもんぺ姿だったかしら、いいわね若い人は.……(遠い目)」

 Wさんの振り袖が、とてつもなく場違い。M局の「戦争中の話」が延々と続き、まるで少しでも贅沢な洋装をしている人間がいたら取り締まるぞ、そんな目でねめつけられたという。

 まぁ、戦争中の話は否定はしないですし、私もありがたく拝聴する方なのだが、成人式の日にそれはないだろうという感じ。

■ヤンキーがバレた

 今度は、一転して陽気な話、いきましょう。

 在学中に一緒にバイトしたある先輩(女性)が、卒業と同時にバイトを辞めた。彼女(Sさん)がOLになった後にバイト先に遊びに来てくれた時、その先輩を見たバイト仲間が「朝之丞、女性って化けるよな」と。そういった話です。

 Sさんは新人の時から控えめだったが仕事はできた。当時の課長いわく「高卒でもあなどれん」と最大限の評価をしていた。美人ということもプラス評価かな。

 Sさんが同僚と連れ立って、成人式の会場から会社に戻る途中の話だ。

 土地柄もあるのだが、当時の風俗だろうか、長ーいリーゼント、シャコタン(エンジンの空ぶかしがすごい+ゴッドファーザーホーン)がずらりと並んでいる。

 Sさんが同僚に「いやね~ああいう人達」。

 その前を振り袖姿のSさんが通過する時に、長ーいリーゼントのお兄さんが、

 「おい、Sよ、バックレか?」

 Sさん、振り返りながら「おいAよ、いつまで族やってるんじゃい、いいかげん卒業式だろ」とドスの利いた声で言い放った。

 以降、自主規制により割愛。

■マーフィーの法則炸裂、中山さんの成人式

 「熱く静かな女の戦い」で活躍してくれた中山さんの成人式も強烈で、個性にあふれていた。

 まずお断りしておくが、中山さんの振り袖はレンタルではなく、親御さんがあつらえてくれたものだ。

 同僚の香月さんと一緒に出勤してくると、中山さんの振り袖の柄に、驚きの感想が集中した。

朝之丞「チーママとかそういう話じゃないですね。すごい柄ですね」

課長「振り袖で、その柄はありえんな」

中山さん「えー、すごく気に入ってるんですけど」

香月さん「成人式の会場で、悪い虫がつかないようにとの親心?」

 現在だったらセクハラ発言っぽいが、当時は牧歌的だったのでご容赦を。

 そこまではイイ。「職場の花だね~」で済むのだが、

 ブチッ、ビリ、ドーン

と嫌な音が3連発。

 かわいそうなことに、ブチッ(鼻緒が切れた音)、ビリ(振り袖がどこかに引っかかった音)、ドーン(そのままぶっ倒れた音)、そのままぶっ倒れたので顔面というより鼻を打ってしまった。

 5分前まで「職場の花だね~」だったのが、お岩さんも真っ青な状況になってしまった。これは女性の方なら分かろうというものだが、強烈に悲惨な状況だ。

 周りの男性陣はオロオロするばかりなのだが、

香月さん「慣れない裾さばきが悪いんじゃない? そんな格好だと仕事できないから、私が着てきたシャツとジーパン貸してあげる」

中山さん(大泣き中)「うんうん」

 高価な振り袖がビリっときて頭が真っ白な様子で、その場で着替え始めてしまった……。

課長「ここでそれはまずいんじゃないか?」

 以降、自主規制により割愛。

■傾向と対策

 昨今、高卒者を採用する企業が減っているせいもあって、今回のような牧歌的な話題は聞き及べなくなっていると思うので、コラムとして書きました。

 ここのところ毎年、成人式の日の様子をテレビで見ていると「ヤンキーがバレた」の長ーいリーゼントのお兄さんのような新成人ばかり取り上げているようですが、よーく考えてみるとずいぶんステレオタイプばかり取り上げるよな、と。

 Sさん、振り返りながら「おいAよ、いつまで族やってるんじゃい、いいかげん卒業式だろ」とドスの利いた声で言い放った。

 この言葉を贈ります。

 次回予告 サムサニモマケズ

戦場のSEたち~トップだけでない、かなり前からの地殻変動

2010/04/07 17:45:00

 前々回コラムから前回コラムまでかなり時間が経ってしまいましたが、前回コラムではその分力強く書かせていただきました。今回はさらに力強く! 新年度早々ヘビーな話題で恐縮です。

 いつも、コラムを書くときにはわたしの体験や当時のメモ書きをベースにしております。しかし、今回の話題については記憶の曖昧模糊を避けるために、当時の関係者に改めてヒアリングしてまとめております。

  • カオス度:5
  • クライム度:4

(筆者の独断と偏見によるものです)

※これ以降の文章には、非常に生々しい描写が含まれております。ご自身の適切な判断が必要です。

■プロパーSEが協力会社役付を日常的に呼び捨てにする

 ある大規模プロジェクトの日常風景。

A社プロパーSE氏「おい、Y。今度の線引き決まったから。この部分はYがやってくれ」

B協力会社Y氏「分かりました」

 Y氏はオトナの対応でその場を凌いだが、後で休憩時間に、

朝之丞「Yさん、呼び捨てにされてよく我慢できますね」

Y氏「いやー、プッツンきそうですよ」

 ちなみに、A社プロパーSE氏は27才無役で、かつそのプロジェクトのリーダークラス、サブリーダークラスでもない。B協力会社は割と大きいSIで、当時Y氏は課長だった。

 気になって、A社のプロパーを観察すると、一般職から部長に到るまで、協力会社の技術者を呼び捨てしていることに気が付いた。

 現在、B協力会社で部長となったY氏に、改めて当時を振り返ってもらったが、

Y氏「社員教育がなっていないせいだと思うけど」

と述懐してくれた。

朝之丞「知り合いにA社の社員教育をしていた人がいたけれど……」

Y氏「どういった社員教育なの?」

 表現自主規制のため、割愛。

Y氏「その社員教育の前に、社会人としてのモラルを教育して欲しいな」

■逃げ回るプロパー中堅SE、協力会社がエンドユーザーに叱責される日々

 A社プロパー中堅SEについて、C協力会社のT氏に当時を振り返ってもらった。C協力会社、割と大きいSIで、当時T氏は課長だった。

朝之丞「進ちょく会議でリスケなどが決まって、エンドユーザーに説明しに行く時、なぜか僕を含めて協力会社の人間だけになってしまう現象がありました。いまだに謎なのですが、何か事情を知っていましたか?」

T氏「いや、イイ突っ込みですね朝之丞さん 相変わらずだ(笑)。あれはね、進ちょく会議の後、A社プロパー中堅SEというか課長クラスが、やれ出張だとか掛け持ちの別のエンドユーザーへ行くとか、あれこれ理由を付けて、エンドユーザーのN社に報告しないわけですよ」

T氏「だから朝之丞さんとかわたしがN社へ報告へ行って、ボロカス言われる。その繰り返しだったじゃないですか」

朝之丞「そうそう、そうでした(笑)」

T氏「中にはエンドユーザーとの打ち合わせ直前になって、『頭が痛い』とか『腹が痛い』といっては逃げるA社プロパー課長もいましたよ」

朝之丞「E社主任のように、勝手に早退とか?」

T氏「いや、E社主任なんて、まだ可愛いもんです」

朝之丞「でも不思議だったのは、N社にはわたしがA社プロパーでないことが知られていたし、元○社ってことまで伝わってた」

T氏「権限の委譲と言えば聞こえがいいんだけれど、ようはA社が責任を取りたくないので、誰が責任者か分からないような構図(体制)になっていたんです」

 A社プロパーは、上にいくほどやり方が破廉恥になっているとのもっぱらの評判だったが、

T氏「ある部長がエンドユーザーのクレーム処理に追われて、オーバーフローした時に」

朝之丞「そうそう、時期外れにA社プロパー主任を課長に格上げ(抜擢)して」

T氏「全部、その新任の課長にN社のクレーム処理をやらせた」

朝之丞「あげくに、しばらくしたら関西に行ったと聞きましたが」

T氏「あれはね、無理やり格上げされて仕事を押し付けられた課長が鬱っぽくなってしまったので、リハビリで関西に飛ばされたらしい。部長から『しばらく関西で休んどけ』って」

 どうもA社の関西方面はリハビリセンター化していたらしいのだが……

T氏「これいっちゃうとA社の名前がばれそうなんだけれど、○○とか○○は、さらに迫害されていると○○の人から聞いたことがある」

■職場近辺のマンションに「愛の住み家」がある部長

 これは当時A社プロパー部長から直接聞いた内容です。

 「職場付近マンションに愛の住み家がある」

 わたしにしてはめずらしい文学的表現ですが、ようは愛人を囲っていたのです。

D協力会社K氏「当時、アブラギッシュなA社プロパー部長に、ずいぶん自慢話を聞かされましたよ」

朝之丞「ぼくもE社部長が女子大生囲っているとか、いやというほど自慢話聞かされた」

K氏「1回、そのマンションで成○アキラもどきのイベントに誘われたことがあってビビりました」

朝之丞「成○アキラって(笑)。でもA社プロパー部長ほどにもなると、フリーハンドで使えるお金って結構あるのかな? これ別の機会にコラムUpしようと思ってたんだけれど、あの伝説の結婚式って、確かA社プロパー部長も出席してたよね」

K氏「新郎の友人にAV女優が来ていた、あれですね」

朝之丞「みんな鼻の下伸ばしていたわけではなく、引いてたよね」

K氏「えっ、確か朝之丞さん『ナイスですね~』(村○とおる監督風)とか言ってませんでしたっけ?」

前述T氏「それは俺だよ、俺(笑)」

■傾向と対策

 ここまで書き進めてきましたが、話をちょっと戻します。こうった方々との会議は「まさに戦場」です。

A社プロパーSE氏「おい、Y。おまえんとこのHって、使いもんならないじゃないか(上から目線)」

A社プロパー新任の課長「そうそう、喫煙室に入り浸ってるじゃないか(居丈高)」

 わたしも若かったので、

朝之丞「R課長さん、今月5日間しか来てないじゃないですか? B協力会社のことだけ責められるんですか?(ヌンチャクを持った男風)」

アブラギッシュなA社プロパー部長「朝之丞、おまえはオブザーバーだから発言する権利ないの! 大体○○社上がりというのが気に入らん(怒号)!!」

 こういった、殺伐としたやり取りに終始していたプロジェクトだった。

K氏「最近の職場でも身なりがおかしい人の名札を見るとA社なんだな、これが」

T氏「うちも、ロン毛で茶髪の若い人、A社なんですよ」

朝之丞「それってA社プロパーの人ですか?」

Y氏「ロン毛で茶髪いいじゃん。うちなんか金髪だよ男性が」

 表現自主規制のため、割愛。

 非常にハードボイルドなエピソードが続いたので珍エピソードを。休憩室での会話。

A社プロパーSE氏「うちって六大学*0番以内が入社するんですよ!」

N社プロパーSE氏「えっ、うちは10番以内だけど」

A社プロパーSE氏「……」

 最後に、当時のA社を映画に例えてもらった。

Y氏「仁義なき戦い 広島死闘篇」

T氏「難波金融伝ミナミの帝王『トイチの萬田銀次郎』」

朝之丞「ちょっと待った。そっち系の例えしかないの?」

T氏「じゃあ、戦場のメリークリスマス」

朝之丞「ヘビーなのはあまり変わらない……」

K氏「バトル・ロワイアル」

朝之丞「うっは、厳しいです。僕はジョーズかな」

 話は前後しますが、今回の会合は「当時苦労を共にした同期会」のような感じでした。

次回予告「一癖も二癖もあるSE」

May Day! 風ヤバイ上司、部下

2010/03/30 17:00:00

 前回の予告では「ギリギリチョコ」と題して、義理チョコの買出しについて書こうと思ってました。例の「熱く静かな女の戦い」で書いた香月さんと一緒に「部長がご所望の義理チョコ ⇒ おっぱいチョコ」を何軒も探して歩くというネタでした(これ今だったら完全にセクハラですが)。

 が、

 『「告訴すんぞぉ!」 迷言だらけなぶっ飛び上司の伝説』

http://jibun.atmarkit.co.jp/lcom01/rensai/topics/10/01.html

上記の記事で、わたしのコラムを取り上げていただきましたが、改めてジックリと森姫さん、 demitatsuさん、とみーさん、第3バイオリンさんのコラムを拝読させていただき、「皆さんご苦労なされているんだ」と言うことをヒシヒシと感じました。

 「@IT自分戦略研究所 エンジニアライフ」のコラムで「May Day!」の内容だけ異質なんだろうなと思っておりましたが、それはわたしの浅学ゆえの独り合点だったようです。と言ったところで時期はずれですが、May Day!らしくヤヴァい上司や部下のことを書いてみます。

 まず、いつものようにエピソードをつらつら書いていく前に「現在わたしもヤヴァい上司に少々辟易しているところです」と言うことをお伝えします。まぁ、いくつになっても上には上がいるようです。

 で、これはかなり前の話しですが、知り合ったブロガーの方に、

N氏「朝之丞さん、IT業界の人って血が通っていないような人(ムチャぶりするとか情がないとかの意味だと思う)、多いですよね」

 と言われました。「お前みたいのがIT業界のネガな部分をピックアップするから、IT業界に就職する人に人気がなくなるだろ」とのお叱りを覚悟で書きますが、わたしの立場で言うと

>IT業界の人って血が通っていないような人、多いですよね

 ハイ、そうです(アッさりと)。

 これは至極単純な流れで説明できますが(特にひな壇に載っているビジネス書を購入して読まずとも)、IT業界で数年経験なされた人は、

>IT業界の人って血が通っていないような人、多いですよね

 何となくガテンが行くと思います。いや、わたしもクリエイティブ系SEさんなどには「国策会社で土方仕事(システム開発の意味)ばっかりじゃないですか、朝之丞さん」などと揶揄されてます。そう、実はガテン系なのです(わたしが言うよりもデスマーチを体験すればお分かりになると思いますが)。

  • カオス度:5
  • クライム度:5

(筆者の独断と偏見によるものです)

※これ以降の文章には、非常に生々しい描写が含まれております。ご自身の適切な判断が必要です。

■根性、努力、石の上にも3年、SEは「忍耐だ 1・2・3・ダァーッ(アントニオ猪木風)」な、部長

 朝から晩まで、血管が切れそうなくらい叫んでいた部長がいた。

 何か質問しに行くと、根性、努力、石の上にも3年、SEは「忍耐だ 1・2・3・ダァーッ(アントニオ猪木風)」を連発する。

 これから IT業界に就職しようかなと考えている人、SEでより上を目指そうとしている人には大変申し訳ないが、こういった人には「理屈は通用しないと思った方が良い」です。

 なぜ、こんな風になっちゃうかと言うと「数字のマジック」です。朝から晩まで「工数、工数、工数」。赤字を出さないように部下には残業をさせないように発破を掛け、上司には少しでもイイ数字を見せるべく、協力会社をバッサリ……。

 短期的には良いんですけどね。こういう人は「人を育てる」とか思考の埒外なので。

 この部長さんのお亡くなりになったあらましをここで書くと、会社がバレてしまう恐れがありますので書きませんが、表向きには殉職扱いです。

■いずれ上長になる可能性があるプロパーの新人さん

 協力会社の人にとってやりにくいのが「いずれ上長になる可能性があるプロパーの新人さん」だ。昔の軍隊じゃないんですけどね。「現場を体験させる」程度で配属が決まったプロパー新人さん。当時は3カ月程度の研修 + 現場体験で、おしりを叩かれるようにして役が付いた人がいて「いわゆる、幹部候補生」という位置付けだった。

 現場体験の後、そのまま主任に任じられたので、ステレオタイプな話で「3カ月程度の研修 + 現場体験中は猫を被っていて、役が付いた途端に豹変」という話。

 まぁ、荒れてましたから、わたしもその彼と初対面の時には、

Mさん「今度、配属になりましたMです。よろしくお願いします」

朝之丞「地獄へようこそ」

 なんて余計な挨拶をしてしまったがゆえに、「現場を体験させる」 ⇒ そのまま主任に任じられた ⇒ 豹変

 北斗の拳、次回予告風「朝之丞の運命やいかに アチャー」

 ~表現自主規制~

■ ヘッドハンティングで豹変

 前のエピソードとは逆に「協力会社の方で、その職場にどうしても必要だということでヘッドハンティングされて」上下関係逆転 ⇒ ピノキオの鼻が伸びた話。

 やはりヘッドハンティングされるというのはスキルを見込まれてのことだと思うけれど、今まで一緒にやってきた仲間(協力会社が主力)に号令を掛けるために多少の突っ張りだったら良かったのですが……。

 直接的にはそのヘッドハンティングされて豹変した彼の責任ではないけれど、彼の叱責も原因の1つと思われる自殺者が出た。否、その彼を知るあるSEが「昔はあんなんじゃなかったんだが……」と遠い目をしてつぶやいたこと、忘れずに記憶に残っております。

■傾向と対策

 今回も重い話で恐縮でしたが、ご存じのように「怒っている本人はアツくなっているので気がつかないが、そうとう無茶振りしている」ということ、怒るにしても深呼吸して一呼吸置いてからにしたいものです。

 次回予告「トップだけではないかなり前からの地殻変動」と題して渾身のレポートをお送りしたい。

朝之丞も驚くびっくり体験

2010/02/18 17:58:00

 このコラムでは「80’sからのIT業界のカオスな、クライムな話」と題して、かなりきわどい話を書き綴ってきましたが、それらを超える「朝之丞も驚くびっくり体験」と題して、今回は書きます。

  • カオス度:5
  • クライム度:5

 (筆者の独断と偏見によるものです)

 ※これ以降の文章には、非常に生々しい描写が含まれております。ご自身の適切な判断が必要です。

■お世話になっている会社に当局が……

 これは相当昔の話ですが、お世話になっているとある会社へ行った時のことです。

 朝之丞「お世話になっている朝之丞です!」

 元気よくその会社のドアを開けると、

 「なんじゃい、われは」

 野太い声を掛けられた。「顔に傷」がある典型的な ○○○さん風の男が居る。

 朝之丞「今日はS社長に話があって来ました」

 男「ほーう、なら、われも同業者やな」

 朝之丞「???」

 別の男「Sなら、おらへん」

 ○○○さん風の男が数えてみると5名ほどその場に居るのだが、いまいち状況が飲み込めないでいると、その会社の専務さんが、

 専務「朝之丞さん、生憎だけどご覧のとおりの状況で立て込んでいて、出直してくれないかい」

 と声を掛けてくれた。んー、この状況は何やら「ナニワ金融道」に近いものがある……。

 とその時、ドアの外が急に騒がしくなり、「○○のものだ」とかよく聞き取れず、事務員さんがドアを開けると、ガタイのイイ男が紙のようなものを見せながら入ってきた。

 最初の男が、わたしの時と同じように「なんじゃい、われは」と言うと、

 ガタイのイイ男「○○のものだ、これから○○○○する」

 別の男「えっ、○さの話、聞いてませんがな」

 とか言いながら、速攻で退散していった。

~以下自主規制~

 刑事ドラマではないですが、貴重な体験をしました。

■某板で炎上

 これもお世話になっている某社のA事業部長の話だが、仕事のやり方に不満を持つ部下が某板に書き込んだところ、一気に話題沸騰で「炎上」してしまった。

 お世話になっているA事業部長さんなので、人を介してアドバイスを差し上げたのだが、どう間違って伝わったのか? 本人が燃料投下してしまう惨事に……マジレスしてしまったために、「事業部長乙」とかの書き込みがさらにヒートアップ!

~以下自主規制~

 問題は「就業時間中に会社のパソコンから書き込みがなされていた」点であり、当然会社のパソコンから書き込みできないような処置を執ったわけです。

■片付けられない症候群か?

 あるSEが「引っ越しをするので年休を取ります」と言ったきり職場に出てこなくなってしまった。

 課長「朝之丞くん、悪いけれども見にいってきてくれないか?(家庭訪問)」

 夜、そのSEのアパートに行くと、彼ともう1人の人物が片付けものをしている。

 朝之丞「引っ越しって、進んでるんですか?」

 もう1人の人物「ご覧の通りですよ、この○○がこんなに汚していて、片付けるだけで3日も掛かってますよ」

 アパートの部屋を覗かせてもらうと、もうゴミの山、山、山だ。腐ったコンビニ弁当がうずたかく積み上げられていて異臭を放っているのはまだよい方で、1メートルに縛ったエロ本の束が15コもあったりして……。

~以下自主規制~

 それを見て一時話題になった「片付けられない症候群」なのかなと思ったわけです。引っ越しには都合一週間掛かったらしいが、無事に終わったらしい。

■嫁が頼んだものが職場に届いた!

 Made in China と書かれた大きな箱が職場に届きました。差出人の名前が「○ ○○」と明らかに中国の方のお名前なのですが……受取人は「会社名御中」。

 課長「Iくんの親戚の名前が確か、○ ○○じゃなかったか?」

 と言っているうちに、

 Kくん「中身を確認した方が良いんじゃないですか? 受取人が会社名御中なんですから」

 課長「それもそうだな」

 箱を開けると、空気で膨らます等身大の人形が2体も!

 その場に居あわせた全員がジーパン刑事(松田優作)の名台詞「なんじゃ、こりゃー」

 見てはいけないような物を見てしまった気がしているところへ、夜勤のために出勤してきたIくんが、

 Iくん「見ちゃったんですね、いや恥ずかしい話ですが、嫁が注文した物で」

 を聞いてさらに「なんじゃ、こりゃー」

■傾向と対策

 もう時効話なので4つのエピソードを書きましたが、傾向と対策と言われても……。

 まず、最初のエピソードはわたしにも注意しなければならない点がある。先日もしくは当日、行く会社にアポの再確認のTELをするという習慣(癖)をつけましょう。

 2つ目のエピソードは「人を介してアドバイスを差し上げたのだが」が不味い。これからは直接お話を差し上げるべきだと痛感しました。

 4つ目は「個人的に購入したもの」を会社宛にはしないこと。

 いずれにしても、普段体験しないような貴重な体験をしました。(小声)できればあまり体験したくはないですが。

次回予告:「ギリギリチョコ」

アカギなSE

2010/01/28 18:45:00

 IT業界のSEで「アカギなSE(かなりヤヴァい人)」って、どんな人物を想像しますか。

 前回は「肉食系男子自動車選手権」ということで、1980年代のバブリーマン(バブルなサラリーマン)が給料やボーナスをほとんどつぎ込んで車の改造に血道をあげた話を書きましたが、ある面、今回のギャンブラー達よりは健全だと思う。

 まぁ、不健全なものほどのめりこんでしまいがちなのは「人間の性」か?

  • カオス度:4
  • クライム度:2

(筆者の独断と偏見によるものです)

※これ以降の文章には、非常に生々しい描写が含まれております。ご自身の適切な判断が必要です。

■宝くじにのめり込む

 まずはギャンブルともいえなくはないが、軽いエピソードから。

 わたし自身は「高額な宝くじに当たったことはない」ので分からないが、本に書いてあること(「最初は小額な宝くじが当たり、長年買い続けていると高額な宝くじに当たるようだ」)を信じて、宝くじを買い続けていたSEがいた。

渡辺くん(仮名)「年末ジャンボ宝くじ30万円分買いましたよ!」

朝之丞「渡辺くんってボーナスいくら出たの?」

渡辺くん「30万円です。全額、年末ジャンボ宝くじに突っ込みました!」

 おおっ、豪気ですね。もちろん渡辺くんは独身なのでできること。そして年明けの職場で、

渡辺くん「年末ジャンボ、当たりましたよ!」

朝之丞「いくら当たった。まさか2億円?」

渡辺くん「8万円当たりました!」

同僚T「渡辺、お前マイナスじゃん」

渡辺くん「でも当たりは当たりですよ。こうやって徐々にデカイ金額が当たるようになるんです」

 かなりの入れ込みようだ。この時に誰かが止めればよかったのだが……。サマージャンボでも、

渡辺くん「今月の給料全部サマージャンボに突っ込みました!」

 この時は10万円当たったのだが、みんなに「ご祝儀、ご祝儀」と言われて大盤振る舞いした結果、すってんてんになってしまった。

 だんだんと書くのがはばかられる事態になってきたのだが……。次の年の新年、

課長「おおい、渡辺が3日も出社してないぞ。どういうことだ」

同僚T「まさか、年末ジャンボ当たって、会社に来なくなったなんてことないよな」

 とその時だ、渡辺くんが出社して来た……のはいいのだが、蒲田行進曲(映画版)の銀ちゃん状態。

 ~以降表現自主規制~

■定時退社日は「○魔人」で残業!

 その職場は「水曜日が定時退社日」なのだが、退社時間が近くなると決まって数名のSEの目つきが異様に鋭くなる。

 なぜか? ちょうどパチンコ○魔人のサービスデーだからだ。あのくらい「鋭い目」で仕事中も頑張れればイイ感じなのだが。

A氏「今日は○魔人で、残業だ!」

 終業ベルと共に“脱兎の如く”退社といった風景を暫く見ていたのだが、ある時からA氏の○魔人通いに変化が訪れた。気になって訊ねてみると、

朝之丞「Aさん、水曜日に○魔人、行くの止めたんですか?」

A氏「以前、女房から水曜日夜に職場に電話が来たの知ってる?」

朝之丞「いえ、知りませんでした」

 話を要約すると、とある水曜日の定時後にA氏の奥様から電話が入ったらしい。

A氏の奥様「Aの妻ですが、Aは居りますか? 子どもが熱を出してしまい残業は辞めて早く帰ってきて欲しいのですが?」

Kくん「あー、Aさんは毎週水曜日はパチンコ◯魔人で残業らしいっす」

 Kくんが、ご丁寧にも残業ではなくパチンコを打っていることを素直に話してしまった……。

 ガチャ。A氏の奥様からの電話は切られてしまった。

A氏「といったことでさ、もう水曜日の残業はしないことにしたんだ」

■馬に注ぎ込み、◯◯馬状態になってしまったYくん

 女性の読者の方も多いと思うので、お断りしておきますが、わたしは小学生の時から男女同権主義者です。男尊女卑ではございません。が、世の男性にとっては正に憧れ、女性にとっては……まぁ、昔の話ですから。

 Yくんは「仕事はソツなくこなす、付き合いが良い、かなりイケメン(ソース顔)」で、イケメンSEといっても良いくらいイケていた。ただ悪いことに競馬が好きで好きで、いつもピーピー(お金がない)だった。

 Yくんは未婚だったが、当時から同棲しているらしいとの噂が絶えなかった。

 その職場を離れて数年後、あるWINSの前を通り掛かった時に、両手に花状態のYくんとバッタリ出会った。

Yくん「朝之丞さん、シケた面してますね。どうですこれから酒でも」

朝之丞「おおっ、両手に花とは凄いね」

Yくん「Mと、Kは帰って良いぞ」

Yくん「朝之丞さん 今日はおごりますからゴチになって下さい」

 当然、Yくんはわたしより若いのだが、羽振りは良さそうだ。近くの飲み屋に入ると、

Yくん「いや、お恥ずかしいところをお見せしました」

Yくん「競馬で無一文になったんですが、◯レクラで女を引っ掛けて特技を活かして今じゃヒモっていうか、◯◯馬状態ですよ」

朝之丞「イケメン(ソース顔)の特技を活かしているというわけだ」

Yくん「いや、ヒモも楽じゃないんですよ。夜のお勤めが」

■傾向と対策

 ちょっと本題から外れますが、昨年2009/12/25からMac_1topiでカテゴリ「Mac」のつぶやきを始めています。その際に「昔の職場を思い出しながらコラム見てます」というありがたい言葉を頂戴しました。

 何がいいたいかというと、昨年の当コラムは「エロとか」は書かなかった。

 しかし、昨年、May Day! について(2009/10)で、今後のコラム内容にも書きましたが、

  • 車の話題
    当時は「草食系男子」ではなく「肉食系」だったので、車の話題にはこと欠かなかった。どうも女性にモテたいからではなく、速い自動車 ⇒ 少年の夢らしい(某自動車メーカーに常駐していた頃のエピソード)
  • ギャンブル
    「人間の性」として避けては通れない話題。ただし、IT技術者流の攻略方法、宝くじの悲喜こもごもなどもある。
  • 異性について
    文章にするのは未知の領域。そこは朝之丞的に冷静に分析します。
  • 家庭(家族)について
    IT技術者特有の家庭の悩みなど。ただし「中学生でお勤めに行ってしまった子」を持つぶっ飛びIT技術者の秘話あり。
  • 刑が確定していないので書けないIT技術者の犯罪
    日頃お世話になっている会社の事務所に行ったら「怖いおにいさん」がいた。

 ありがたい言葉を頂戴したこともあり、かつ、上記のような内容においては「エロとかグロ」は避けて通れないと考えております。読者の皆さんも大人なので、もちろん表現には注意をして書いていきます。

 もう新年の挨拶、遠に遅いのだけれど、新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。実はこのコラム内容は松の内に書いていたのですが、内容が内容だけに投稿を躊躇してました。

 おっと、傾向と対策でした。

 今回のエピソード中の3名は、一言でいってしまえば「自業自得」なわけですが、肉食系男子な感じ(昔風にいえば 男臭さがプンプンしている)。ただ、誤解しないでいただきたいのは、このコラムを読んでくれたニートな方に一言、渡辺くん、A氏、Yくんともに「種金」くらいは頑張って稼いでいた、ということは分かっていただきたいです。

次回予告:「朝之丞も驚くびっくり体験」

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