そもそも、ピュアな心キープしてますか? ロックンロールにITを見た
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素晴らしい本と出会いました。
というか、今さらなんですけどね。
当時から存在は知ってましたけど、すいません、今頃読んでます。
そしてわたしは感激してます。
シーナ&ロケッツ 鮎川誠氏著「DOS/Vブルース」幻冬舎、1997年。
素晴らしい本です。
ITエンジニアは性として、古い自分を脱ぎ捨てようとします。
できなかった頃の自分は忘れたいんですね。
でも考えてみてください。
できなかった頃の自分を忘れたら、そもそも、誰ができない人のことを考えられるのでしょう?
脱皮するように成長してしまったITエンジニアが、人に優しいモノを作れるのでしょうか?
そこでこの本をお勧めしたいのです。
鮎川氏のロックンロールで限りなくピュアな言葉が、ページページに満ち溢れています。
その言葉、思いの数々をダイレクトに受け止められますか?
バカにせず、
苦笑せず、
上から目線にならず、
受け止められますか?
脱皮型エンジニアになってしまっていないか、この本で自分発見できるとわたしは思っています。
鮎川氏の言葉の数々こそ、エンジニアではない「一般の人」の声なんです。
世の中、大部分の人がITに関しては一般の人なんです。
今、聞かなければならない声は、家電芸人ではなくて鮎川氏の声だと思います。
SMAP中居君の家電不信の声も最高ですね!
そんなピュアな声こそ「改善ポイントの答え」だと思います。
そこを改善するだけでもヒット商品になる気がするのです。
「DOS/Vブルース」、技術書の横に並べて置きたい本です。
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