今、話題の人工知能(AI)などで人気のPython。初心者に優しいとか言われていますが、全然優しくない! という事を、つらつら、愚痴っていきます

321.育休の取得率目標設定

»

初回:2023/7/19

 ネタ的には『私のバイアスについて』か、『出世するために必要なこと』か、どちらにしようかと迷っていましたが、急遽話題を変えます。

P子「また、自分の力ではどうすることもできないネタ?」※1

 自分の力ではどうすることもできないからこそ、ネタにしてるんです。

P子「屁理屈だけは達者ね」

1.その前に...

 本題に入る前に、以前に取り上げたネタから話を始めます。

 ≪参考1≫
  https://el.jibun.atmarkit.co.jp/pythonlove/2023/02/299.html
  299.多様性を決める論理的判断基準
  2023/02/15

   4.職場において
    ≪参考4≫
     https://encount.press/archives/416381/
     「若い女性は正社員として雇用してません」 女性社長が炎上覚悟の投稿 中小企業の切実事情
     2023.02.09

 ≪参考2≫
  https://times.abema.tv/articles/-/10067282
  "若い女性雇用しない"経営者のツイートにひろゆき氏「公言すると社会が委縮する」
  ABEMA Prime
  2023/02/12 10:30

 さて、≪参考1≫が以前のコラム、≪参考2≫がちょっと反論してみたい記事ということです。

P子「また、反論するの?」

 ひろゆき氏いわく、『応募欄のところに『若い女性は採用しません』と書けばいいだけ』とおっしゃっていますが、それって法律違反にならないのでしょうか?詳しくは知らないので、何とも言えませんけど‥‥

 ≪参考3≫
  https://saiyo-kakaricho.com/wp/attention-expression-of-job-offer/#i-2
  【求人票】年齢・性別は制限できない?求人で特定の層を集めたいときの注意点と書き方
  2022年02月24日

 さて、実際に困っている事実を隠して社会の安定を図るという考えもあるかもしれませんが、私は一時的に社会が混乱してでも,問題点を議論して、少しでも良い方向に改善される方が良いと思っています。

P子「改善されなければ、ただ単に混乱させただけになるけどね」

 そうならないように、思考停止の批判だけにならないように議論していく必要があると思います。

2.男性の育休の取得率目標設定

 ≪参考4≫
  https://news.yahoo.co.jp/articles/bedb7ce514323c822eeb1db682ceafb62934e400
  男性の「取らされ育休」警戒 政府の取得率目標設定で【けいざい百景】
  7/16(日) 9:00配信

 この記事では、「取るだけ育休」や「取らされ育休」について危惧しているという事ですが、私は違う視点で危惧しています。

P子「他にも問題があるの?」

 まず、男性が育休を取る場合、査定や出世に影響しない仕組みを構築できているかが問題です。例えば、独身で連続して働いている男性と、自分都合で育休を取る男性がいて、同じ能力(単位時間当たり)の場合、育休の分だけ、仕事量に差が出るので、今のままなら査定に影響が出るでしょう。

P子「それって、有給を消化してる社員としていない社員で査定を変えるってこと?」

 昔はありましたが、今では有給取得推進で、査定の差は出ないでしょう。ではそれよりも長期になる育休も、同様に査定に影響が出ないという環境が必要です。

 もし、査定に影響が出る場合、休みにくいでしょうし、期間もタイミングも会社に配慮することになり、「取らされ育休」に近い形になってしまうかもしれません。

 さらに、有給は全従業員に平等に与えられた権利ですが、育休は既婚者でかつ子供ができた人だけになり、その休みの間に業務の引継ぎなり負担を強いられた人が休んでいる人と同じ査定って、不満が出るかもしれません。

 会社によっては忖度とか社風で育休は政府方針上取らされるが、その分査定も落とされるとなれば、結婚して子供を持つより独身なり既婚でも子供を持たないとかいう考えになるかもしれません。

P子「ますます、少子化が進んでしまうわね」

 さらに言うと、育休取得の条件が、事実婚とか同性婚で養子とかの場合も取れるのか、娘が片親で経済的に厳しいので孫の育休とか、いとこの子供とか、幼馴染の子供とか...色々なパターンに対してどこに線を引くのかとか、色々と課題があります。

3.もっと平等な解決策はないのか?

 さて、そうなると、男性の育休とかちまちましたことを言うのではなく、まず全社員、特に男性社員は、毎年1か月間の休暇を義務づけるのです。独身も既婚者も新入社員も誰もかれもです。

P子「社長も?」

 社長もです。

 そうすれば、その休みを好きなように使えばよいのです。

P子「でも、それって初年度から有給を20日にすればよいってこと?」

 どちらかというと、有給を40日にして、20日は必ず取得しないとペナルティーにするくらいのイメージです。

 さらに、女性には、200日程度の有給を、生涯で3回までもらえる制度を作ります。これは独身とか既婚とか関係なくもらえるようにします。

P子「有給で1年間休むの?」

 有給というより、政府認定の休みという感じでしょうか?今の育児休業給付金の代わりに、給付します。

P子「でも、自分の会社でその権利を使われるのは経営者として厳しくない?」

 厳しいでしょう。お金の問題というより働き手の問題ですから。

 そのあたりは、派遣とかフリーランスの活用を推進できれば良いような気がしますが、私にも良い方法は思いつきません。

P子「でも、女性だけにって、それこそ男女差別になったり、心が女性とかの千匹が難しいわよ」

 なら、いっそ男女関係なく、所得可能にするという事でどうでしょう。

P子「もちろん、正社員も派遣社員もバイトも取れるのよね」

 まあ、生涯に3回だけとか、縛りもあるわけで、雇用者(経営者)への負担ではなく、やはり政府負担という事になるでしょう。

P子「支給金額以上に増税されそうね」

4.まとめ

 政府が目標設定を出して、『あとは各企業で対応してね』って丸投げで無責任だと思います。最後までフォローしてもらいたいと思います。

 そういうことを言うと、必ず財源がとか言いだしますし、これを幸いとして増税を言い出す政治家もいますが、そこを何とかするのが政治家の力でしょう。

P子「財源問題は丸投げね」

 まあ、色々と意見は持っていますが、それも自分の力ではどうすることもできないネタなので、いずれ取り上げたいと思っています。

P子「自分の力ではどうすることもできないからこそ、ネタにするのね」

 ほな、さいなら

======= <<注釈>>=======

※1 P子「また、自分の力ではどうすることもできないネタ?」
 P子とは、私があこがれているツンデレPythonの仮想女性の心の声です。

Comment(0)

コメント

コメントを投稿する