1985年生まれ。保守系の現場で、プログラムを修正したりテストをしたりしているITエンジニアです。資格取得に励みます。

経営情報システム3級を受けてみた

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 2月21日「ビジネス・キャリア検定試験 経営情報システム3級」を受けてきました。

 今回は経営情報システムのご紹介と、その資格対策を振り返ってみたいと思います。

 ビジネス・キャリア検定試験とは、厚生労働省系の特別民間法人、中央職業能力開発協会が実施している資格試験です。

 人事、総務、営業、マーケティングなど各職務の分野に分かれていて、その中のシステム部門に該当するのが「経営情報システム」になります。

 詳しくは公式ページを参照ください。

■イレギュラー受験

 私自身は2回目の受験。

 2010年10月に受験し、合格点にわずか届きませんでした。

 昨秋のIPA情報処理技術者試験「応用情報技術者試験」の受験に際し、内容が最も近い試験だったので、その補完と練習のためのプレ試験感覚で、前回は受けたわけです。

 もともとがっつし合格するつもりでやっていなかったので、不合格も軽い気持ちで受け止めていたところ……。

 事務局の諸事情により、今回の2月の受験が無償で受験できることになりまして。

 タダより高いものはないとも言いますが、せっかくの機会ですので受けることにしました。

 そういう訳で今回は、「もともと予定がなかった試験を受けることになった時のイレギュラー受験対策」ということで、資格ブログの風上にもおけない振り返りをしてみたいと思います。

■資格対策振り返り(2011年2月)

※参考までに前回は、「期間:約1カ月・勉強時間:約10時間、使用教材:同上」です。

■併願と相乗効果

 今回、この試験に対する直接的な対策はほとんどしませんでした。

 10月受験時のものを含め、以前解いた過去問で間違えた個所の見直し、その分野のテキストを軽くなめた感じです。

 手を抜いた言い訳は2つありまして、

 「以前の過去問は合格ライン、2010年10月の問題のみ届かなかった」

 「他試験と重複内容も多く、この試験の対策をしなくても受かりそう」

という手応えを感じていたからです。

 特に他試験との重複については、2010年12月に受験したMCAと4月受験予定の応用情報技術者の出題範囲で、かなりの範囲を抑えられると思います。

 MCAと経営情報システムの絡みはそこまで多くはないのですが、

  • 応用情報技術者試験の対策をしている⇒マイクロソフトの技術や製品知識を+アルファでMCAの合格ライン
  • 応用情報技術者試験の対策をしている⇒業務知識や情報利用者サイドの知識を+アルファで経営情報システムの合格ライン

という感じではないかな、と個人的に思ってます。

 同じ分野や同じ用語を、別の使い方や観点から学習できるため、「より記憶に定着」し、両者の試験対策の相乗効果が図れるのではないかと思います。

 受験をしないとしても、「あの知識がここで使われてるのか」と見えてくるところもあるので、さらっと別試験の対策に受験してみるのもいいと思います。

■所感

 今回は受験動機も不純であったため、何とも言えないのですが、やはり対策はちゃんとすべきでした。

 「受けることに意義がある」とも最初は思ってたのですが、「対策時間の確保」「受験の必要性」も考慮し、計画性を持たせねばいけないな、とあらためて感じました。

 インターネットでポチっと申し込みができる今日このごろ、もう少しちゃんと考えていきたいところです。

 また「経営情報システム」への適性や内容は、応用情報技術者でカバーできる気もするので、合否問わず、これで最後にしようと思います。

■次回は簿記3級

 2月27日は、簿記検定3級を初受験です。

 経営情報システム対策に時間が割けなかった理由の1つに、簿記が予想以上に手ごわかった、という点も挙げられます。

 どんぶり勘定とプライスレスな想いを胸に秘めつつ、資格の王道簿記と仲良くなりたいところです……。

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