転職を決めた理由
■初めての就職
大学を卒業後、特定派遣の会社でエンジニアになりました。
その企業がちょうど新卒一期生を募集していたので、期間限定などの言葉に弱いわたしは、入社を決めました。まぁ、他に内定がなかったのも大きかったのですが……。
入社して3カ月ほどは新人研修でした。入社時に、ネットワークとシステム開発のどちらのコースを希望するかを選ばなければなりませんでした。
大学時代、プログラミングは授業であったものの、周囲の友達より出来が悪かったわたしは、なんとなく、ネットワークを選びました。
今思えば、この時の選択で今に続く、インフラ系エンジニアの道を歩む事になったのでした。
システム開発の研修はプログラミングとオラクル資格取得、ネットワークコースの研修はUNIXコマンド基礎、CCNA取得、CheckPoint FW1の研修でした。
やっぱり、ネットワークコースをとって良かったなぁと思える、内容の濃い研修でした。
研修を終えると新卒一期生の同期達とはお別れ、お声がかかった企業様へ散り散りになって行きました……。
■初めての就業先
わたしは、データセンターへ勤務することになりました。内容は、お客様から預かっているサーバやスイッチのランプを確認したり、テープ装置のテープを入れ替えたりでした。
研修でやった内容と程遠く、ひたすら同じ毎日でした。あらら……。
わたしと同時期に就業されたTさん(他社の方でした)がいて、2人でランプを確認する日々を送っていました。お昼休みも2人いっしょなので話をするのですが、その日々のお話が、わたしに転職を考えさせる小さなきっかけになりました。
■会社では同期で、学校では先輩
偶然にもTさんは、わたしの大学の先輩でした。といっても、十数年の年齢差がありましたが。
Tさんは大学卒業後、商社のSEとして活躍し、Oracle社やHP社でもお仕事をされたと言っていました。商社のSEとしてなのか、転職して所属がそれらの会社だったのかは、覚えていないのですが、当時のわたしとしては、あぁすごい人なんだな! と感じました。
そんなTさんがなぜ、ランプ確認の日々を送っているのかと言うと、本当は設計の仕事で呼ばれたのですが、来てみると、まだ準備ができていないから、とりあえず保守の部署に仮置きされたとのことでした。結局、設計の仕事はなくなって、1カ月で撤収されました。
そのTさんのお言葉、「ここは、初めてなら1年くらいはいいかも知れないけど、長くいないほうが良いよ!」とアドバイスをくれました。
新卒ですし、すぐに辞めることは考えていなかったのですが、1つの悩み、目の疾患「赤緑色盲」でサーバやスイッチのランプを見間違えることがあり、気持ちが揺れていたわたしは、Tさんの言葉が決めてとなり、就業先を撤退する意思を固めました。
結局、数カ月勤務したのち、自社の担当営業に就業先からの撤収をお願しました。理由は目の疾患の為と就業先には説明されていました。
■とりあえず、おしまい。
疲れちゃったので、今回はここまでにします。転職までたどり着かずに、すみませんでした。また、続きを書きたいと思います。