第1回　就職、夢に見たSE！

職場

» 2009/08/24

　初めまして！ 夏風漣と申します。

　若手エンジニアとして、職場での話など、日常的なことをコラムに書こうと思います。

　「そんなの当たり前だよ！！」とか「なに言ってんだお前は！！」なんてことがあったら皆様、ぜひご指摘や質問などよろしくお願いします。

　本編の前に１つ。

　わたし、請負なんで他の仕事をやらないと思ってたんですが、手伝ってくれといわれて始めた仕事がもう2週間終わりません。

　トラブル対応です。残酷です、寝る時間が少なくなりますね、とにかく眠いです。

　自分が知りもしない物件のトラブル対応を仕様から調べ、手伝う。自分の仕事も並行なわけですから、無理難題なわけです。残業しすぎ！！ と会社には怒られ。客先は「常駐はあまり残らないでください」なんて早く帰らせようとするし。仕事頼んでるほうが帰れってどういうことなんですかね！

　ん、そもそも仕事頼まれてるのって……まぁその辺はお手伝い的に仕事頼まれてるので
偽装請負にはならないのかな（？）。断ることができれば苦労はしないんですがね。

　そろそろ、愚痴は終了で本編へ行きましょう。

　さて、今月で22歳となりました。就職してからすでに1年とちょっと経ったところです。誕生日は、もちろん帰りの電車の中で迎えました。そんなことはわかっていましたけど、少し悲しいかなと。ま、そんなことはどうでもいいんですけどね！

『就職、夢に見たSE！』

　というタイトルになっていますが夢に見ていたとはどの程度か気になると思いますので。気にならなかったら申し訳ないです。

　わたしが中学生の時、パソコンの時間というのがありました当時、地元の学校の中でも率先してパソコンの授業をしている中学校でした。

　ある日、友人が

「たくさんウイルス持ってきたから実験してやる」

と言い出しました。

　先生の眼を盗み、彼はウイルスをパソコン内に投入してしまったのです。そのとたんアンチウイルスソフトの検出により、先生はびっくりしてどうしたらいいのかわからなくなっていました。その後、何台もPCが不調になったこともあり、業者を呼ぶことになりました。

　しばらくすると、専用の営業車に乗ったスーツの2人が降りてきました。そのときからすでにかっこいいなとか思いながら眺めていました。その2人がコンピュータ室に入ってパソコンを修理している姿を見ながら、

「コンピュータの仕事はかっこいい、やりがいがありそうだ！」

と、当時のわたしは考えていました。

　その後、無理を言ってコンピュータ室に入れてもらい、その人達と話をすることができました。

　話の中でいろいろな種類のIT業種を教えてもらって、さらにあこがれるようになってしまったのです。

　この時、この2人との出会いによって、自分はSEという仕事を選ぶきっかけとなりました。

　SEを目指すために、もう何も見えない状態で、一直線に専門学校まで駆け上がりました。

　今思ってみれば、他の道を選ぶ方法もいっぱいあったんじゃないかと後悔しています。

　そして、専門学校で就職活動が始まったわたしは、開発がつくところならいいや、などと変なことを考えており、その通り社名に開発がつく中小企業に就職しました。

　そして現在にいたります。

　皆さんきっかけは色々あると思いますが。今のわたしは間違った道を進んでしまったのでしょうか。

　次回からは、実際の仕事の内容から考察や考えなどを書いていきたいと思います。