責任と会社とわたし
みなさま、おはようございます。
社会人1年目と言い張れる期間が、もうほとんど残されていないなぁと思うと、不安だったりします(プロフィール欄どうしよう)。
そういえば新人の特権(?)の「新人なんで……」とか言ってみたかったんですけど、一度も使わなかったのが心残りではあります。今使うと白い目で見られると思います。
現在、割と忙しいプロジェクトに携わっています。
【先週のこと~(納品先にて)】
とある機能を自動化するために、稼働中のサーバの調査を行っておりました。
〆切りが金曜日であったため、いろいろと焦っていたのかもしれません。ちょっとした不注意で操作ミスをしてしまいました……。
【あっ……】
と思った瞬間、別のアプリと連携していると思われるバッチファイルを起動されました。
開かれた黒いDOS窓……。
流れるように動き出すプログラム……。
とりあえずダッシュで逃げるわたし……。<ダメだろ
すぐに戻り、ログらしきものを確認。
抽出件数が0件0件とずらずら並んでいたので、
「……もしかしたら、大丈夫かもしれない……」とも思いました。
ですが、自分で判断するのはダメだろ……とも思い、すぐに上司に相談をしました。
上司は「大丈夫じゃない?」とも言ってはいましたし、「(納品先に)報告した方が良いんじゃない?」とも言っていて、はっきりした回答が得られなかったんですが、自分の判断で納品先に操作ミスの報告をしました。
【判断は……】
納品先にはどういう風に操作を行ったか、ログはこうなっているとかなどを順々に説明をしました。
ですが、説明するときについつい「大丈夫だと思うんですが……」と言って自己弁護をしてしまったんですね。
すると納品先の担当の方が
「問題ないかどうかはウチが判断することですので……」と。
……そりゃそうだ、と。
当たり前のことなのに、そんなことも忘れていた自分。
ついつい自己弁護に回ってしまった自分。かっこ悪いなぁと。
【その後】
損害賠償の話も出ていて、正直肝を冷やしてしまったのですが、幸いにも納品先の業務に支障はないようで、お咎めはなし。
わたしの始末書だけですみました。結局、〆切りに間に合わなかったんですけどね。
今回の件で、改めて「仕事をしている」という事を実感させられました。それまで何も思っていなかったわけではないですが。
- 調査していただいた納品先の方の時間
- 今回は業務に支障がありませんでしたが、あった場合の損害
(他にもたくさんあるかもしれませんが……)
すべてが責任という形で降りかかってくるものなのだと。しかも会社全体に。
世の中の社会人がこのような責任と闘っていると思うと、わたしはまだまだ自覚が足りないと感じます。
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コメント
第3バイオリン
satonakaさん
大変なご経験でしたね。
でも、一度こういう経験をしておけば、同じ失敗はしないはずです。
>すべてが責任という形で降りかかってくるものなのだと。しかも会社全体に。
>世の中の社会人がこのような責任と闘っていると思うと、わたしはまだまだ自覚が足りないと感じます。
社会人1年目(明日から2年目ですね)で、そこまで気がつくことができただけでも偉いですよ。
これまでは頭だけで理解していたことを、今回の失敗を通して体で実感することができたのではないかと思います。
そういう意味では、失敗することが一番の学びになります。
もちろん、失敗してそれでおしまいではなく、失敗を振り返って、
同じことを二度としないために何ができるかを考えることが肝心です。
そのための手段として、自分自身の経験からいっても(苦笑)、
失敗談をコラムにするというのはかなり効果的です。
失敗を記録すると同時に振り返ることができるし、
コメントを下さる方のご意見から、自分ひとりで考えていただけでは
気づかなかったことに気づくこともできるからです。
社会人5年目(明日から6年目)の私ですら、とんでもない失敗をするものです。
それでも、周りのフォローもあって何とか乗り越えています。
satonakaさんにも、フォローしてくださる方がいるはずです。
失敗を乗り越えることこそが、その人たちへの一番の恩返しです。
satonaka
こんばんは、第3バイオリンさん
>同じことを二度としないために何ができるかを考えることが肝心です。
心身ともに染み入る言葉だと思います。
今まで生きてきて何度もこのような言葉を言われてきました。
それだけ大切なことなんでしょうね。頑張ります。
今後は失敗したとしても、
そのあとのフォローが出来るように日々精進していきたいと思います。
コメントありがとうございました!