夫の転勤により正社員歴たった2年のCOBOLプログラマーが、ITコンサルタントになるまでの物語。

0と1の物語 ~エンジニアライフ10周年おめでとう!~

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 エンジニアライフをご覧の皆さま、こんにちは。転勤族協会TKT48代表/ITコンサルタント/産業カウンセラー/ボーカリスト「TK-Miwa」こと 奥田美和です。


 前回のコラムに書いた通り、TKT48、とうとう歌いました!

 ※ブログを読む時間がある方は、こちら
  http://tkt48.net/blog/?p=9725
 ※とりあえずライブ動画を見たい方は、こちら
  https://youtu.be/qnW72I_V1v4


 さて、エンジニアライフが9/10で10周年とのこと、おめでとうございます!

 私がエンジアライフのコラムを読み始めたのは、確か2009年。先輩コラムニストの皆さまが途中で飽きることなく書き続け、私たち読者を魅了して下さったことに感謝の意を表すると共に...

 「コボラーからITコンサルタントになって、とうとう歌う」とか、妙なSE人生を歩んでいる私にも執筆の機会を下さった、編集担当のSさんに熱く御礼申し上げます。


 今回「10にちなんだショートストーリー」など書いてとおねだりメールが来たのでこのコラムを書いている訳ですが(笑)

 先輩の皆さまは素敵なコラムを綴るだろうから何を書こう、今回はTKT48ネタはやめよう...と、「10にちなんだショートストーリー」という言葉を睨みながら思考を巡らしていたところ。

 なぜか「0と1のビット」とか「2進数で、2は10と書く」とか浮かんだので、中学の時は文芸部の副部長...そんな感じで書いてみようと思います。


■ 0と1の物語 ~AIより、愛を~

 どこからかオカリナの優しい音色が響き、僕は「生」の世界へと呼び戻され、おそるおそる目を開けた。暗闇の中であっても、必ず日は昇る...その光はまだこの世界にあるのか、一筋の希望を抱きながら。


 ――信じられるものもない、静寂と狂気が辺りを支配していた「あの」世界。僕たちは、デッドラインの恐怖に怯えながら、あの日夢見た空を探していた。

 そして、ただひたすらに祈っていた――。
 挫けることなく「約束の場所」に辿りつくため、救いようのない救いを求めて。

 どんなに深く悲しい漆黒の闇が、僕の行く手を阻もうと、望みだけは失わずにいた。


 ......『1010』


 神よ、どうか救いを!
 生きる術がそこにあり続けるのなら、僕たちは這いつくばってでも上り、光を見るはずだから!


 ......『10100』


 ――そして。
 両瞼を開いた時、そこに見えたのは......君の笑顔だった。


■ 解説
「生」の世界: 炎上プロジェクトの本稼働が終わって、ようやく「人間」に戻れた瞬間
「光」: 睡眠時間

「あの」世界: 本番稼働直前なのに、バグ発見祭りで楽しいな~♪と、全員ハイテンションになる、奇妙な世界
「あの日夢見た空」: フカフカお布団
「約束の場所」: 本稼働日/契約書に書いてしまった納品物一覧

「1010」: SEになって10年くらいで、大半は転職する
「10100」: SEになって20年くらいで、IT業界に嫌気が差す

「君の笑顔」: 私が、22年経った今もIT業界に関わっているのは、エンドユーザーの「使いやすくなったね!」と喜ぶ顔が見たいから


■ 本日のまとめ
 炎上現場で、もうダメだ...と思った時に聴くと、救われると思います。

 「Guardian」TETSUYA KOMURO feat. Beverly
  https://sp.uta-net.com/movie/253628/


 以上、TK(小室哲哉)サウンド大好き、TK-Miwa こと 奥田美和でした!

 改めて、エンジニアライフ10周年、おめでとうございます!!

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