英語の勉強のススメ

2012/11/09 19:11:05

 リーディング・エッジの吉永彰成です。これまでプログラミング言語やプログラミングコンテストについての記事を執筆してきましたが、今回は趣向を変えて、英語の勉強について書いてみようと思います。私は空き時間に趣味で数学と英語を勉強しており、特に最近は専ら英語ばかり勉強しています。また、日常的に英語の勉強に関する情報をブログや市販の書籍から集めています。今回はオンライン上で無料で利用できる英語の学習リソースを3つ紹介します。

■[英語発音入門]

 私は音声CD付きの教材で勉強するときは、原則的に英文を音読しています。音読はプロのナレーターが読み上げる音声を聴きながら、その音声から少し遅れて本文を見ながら行っています。プロのナレーターの発音をできるだけ自分で再現できるようになるまで音読を繰り返します。このときカタカナ英語で発音すると英語の発音のために必要な口や舌の筋肉が鍛えられず音読の効果が期待できないため、必ず音読の前に英語の個々の音素の発音を確認するようにしています。私は市販の書籍で発音を確認しているのですが、Webにも発音の教材がいくつかあります。[英語発音入門]はその中の一つであり、大学の先生が作成された教材です。日本人が苦手な音素の発音が分かりやすく解説されています。

■ニュースで英会話

 「ニュースで英会話」は、NHK国際放送局で放送された英語ニュースを題材として、さまざまな方法で英語のトレーニングができるサイトです。まず、英語のトランスクリプト(音声を文字に書き下ろしたもの)があるため、音読の教材として利用できます。また、プロのアナウンサーが読み上げたゆっくりめのスピードの音声とナチュラルスピードの音声が聴けます。これは音読のお手本としてだけでなく、シャドーイング(音声に少し遅れて発音すること)の教材としても利用できます。さらに、センテンス(文)毎の音声の再生もできるため、ディクテーション(聞き取った音声を書き取る事)の練習もできます。

■BBC Learning English

 アメリカのCNNやイギリスのBBCのニュースを聴いて、リスニングの練習をしている方も多いと思います。その中でも特におすすめなのがBBC Learning Englishです。このサイトには英語の学習者向けのニュース教材が数多くあるのですが、個々のニュース教材の音声(MP3ファイル)とテキスト(PDFファイル)がダウンロードできるため、「ニュースで英会話」と同様にさまざまなトレーニングが可能です。

 私のお気に入りは「6 Minute English」です。教材1回分が約6分で構成されており、BBCで放送された世界中のニュースを題材として、少しゆっくりめのスピードでニュースの解説が聞けます。日本のニュースが話題になることもあります。また、テキストには重要語彙(ごい)の意味が英英辞書のように英語で書いてあり、教材の最後にはアナウンサーが重要語彙を1つずつ発音してくれます。さらに、毎回ニュースの内容に関するクイズが一つあるので、聴いた英語の理解度を試せます。

 以上で教材の紹介を終わります。今回は3つのサイトを紹介しましたが、英語に関心のあるエンジニアの皆さんに少しでも役に立てれば幸いです。日常の英語の勉強の結果を定量的に計る方法として、TOEICテストを受験することが考えられます。私の友人のエンジニアの一人は、英語の勉強を継続的に行った結果、400点から900点にスコアを上げました。私は今年の10月からTOEICの公開試験を連続で受験し始めました。今年11月と12月の試験は申し込み済みです。

 オンラインの英文添削サービスを利用して英作文の勉強もしているので、TOEIC Speaking & Writingテストも近い将来にチャレンジしたいと思います(ちなみに、Speakingテストには音読の問題があります)。英語の勉強の成果を客観的に確認したいため、今のところ特にTOEICに特化したテクニックの勉強は行っていません。普段は、市販のCD・DVD付き発音教本やTOEIC新公式問題集Vol.1~Vol.5で音読・シャドーイング・ディクテーションの方法で勉強しているのですが、発音の参考にしたり、違う教材で気分転換をしたりするために上記のサイトも利用しています。

パパエンジニアの子育て奮闘記 子供の看護休暇

2012/10/23 17:16:07

 こんにちは。株式会社リーディング・エッジ社の山本昭弘です。前回も書きましたが、私の妻は下半身麻痺となり現在入院中です。私には4歳の娘と1歳の息子がいます。まだまだ手のかかる年齢です。私は2人の子供たちを独りで育てています。毎日片道2時間かけて通勤し、フルタイムで働きながら男手1つで家事育児をすることは想像以上にハードなことです。

■いくらあっても足りない有給休暇

 妻が元気だったときは子供の具合が悪いときは妻に子供を病院に連れて行ってもらっていました。ですが、今は私しか子供を病院に連れて行けません。保育園や幼稚園は、よほど小さい所ではない限り、一年中誰かしら鼻垂れている子供がいます。特に保育園は働いている家庭が多いためか、ちょっとぐらいなら保育園に連れていきます。そのためか、うちの子供も保育園に通うようになってからよく風邪をひくようになりました。

 普段の子供達はものすごく元気です。ですが、風邪をひいて熱があると「このまま死んじゃうんじゃないか?」と思うぐらいグッタリとします。ちょくちょく病院に連れて行き、看病をしていました。場合によっては夜間病院に何度も行きました。妻の病院の説明を聞きに行くのは平日の昼間、市役所に行ってさまざまな介護や身体障害者申請をするのも平日の昼間、そして子供を病院に連れて行って看病をするので、有給休暇をかなり使う状況になりました。

 こうなってしまうと、何日有給休暇があっても足りません。このような状況になり、わらをもつかむ思いから使える制度がないかと調べました。子供の看護休暇というのが存在することが分かりました。年間で子供1人につき5日間、最大10日間子供の病気の看護で使えます。

育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律の16条2.3項

第 16 条の 2 小学校就学の始期に達するまでの子を養育する労働者は、その事業主に申し出ることにより、一の年度において5労働日(その養育する小学校就学の始期に達するまでの子が 2 人以上の場合にあっては、10 労働日)を限度として、負傷し、若しくは疾病にかかったその子の世話又は疾病の予防を図るために必要なものとして厚生労働省令で定める当該子の世話を行うための休暇(以下この章において「子の看護休暇」という)を取得できる。

2 前項の規定による申出は、厚生労働省令で定めるところにより、子の看護休暇を取得する日を明らかにして、しなければならない。

(有給無給は会社との取り決めに準じます)

■子供の看護休暇の思い

 事業者用のガイドラインは以下のようになっています。

○ 子の看護休暇は、法律上、日単位で付与することが必要とされていますが、さらに、時間単位や半日単位での休暇取得のニーズがあることを踏まえ、これが指針上明示されます。

○ 事業主は、労働者の子の症状、労働者の勤務の状況などがさまざまであることに対応し、時間単位又は半日単位での休暇の取得を認めることなど制度の弾力的な利用について配慮してください。

 

 子供の看護制度は、病気の子供を看病するために親が仕事を休まなくてはならず、それを行っていると有給休暇が何日あっても足りなく、欠勤してしまう労働者を救うための制度です。子供の看護休暇だけではなく、短期介護休業も同様でした。

■子育てしやすい環境へ

 結構、国の少子化対策はよくやっていると私は思います。子供ができて、このような状況になるまではマスメディアの影響が多くて気が付かなかったのですが、子供の医療費無料、公園の充実、週末保育、病気の子供でもあずかってくれる病院などの政策には本当に助かっています。コンピュータソフトウェア業界はそもそも既婚率が低く、さらに、子供を育てている人はさらに少ないためか、職場の理解がなかなか得られないところも多いのではないでしょうか。私自身もこのような状況になるまでは、想像ができませんでした

■働きやすい職場へ

 今は不景気でなかなか給料が上がらない企業が多いです。労働組合がある会社は賃上げをするのも難しいのであれば、この制度が最低ラインの場合、もっとより良い制度に交渉してみてはどうでしょう? 小さい会社では1人の役員の発言力が大きいです。発言力がある役員さんは子育てを奮闘している社員のために行動しましょう。また、子供がいない人は、親孝行をするためにも短期介護休業も同様に有効な制度にしましょう。

 ぜひとも皆さんがお勤めの会社が、この制度をどのように運用しているか把握することをお勧めします。また、これを読んでくれている方々の会社の子供の看護休暇の運用が良くなるといいです。

日本企業に元気がないぞ! あなたはこの先どうする? パート3 ~いいエンジニアって?~

2012/09/10 12:43:02

 リーディング・エッジ社 教育サービスマネージャの満岡です。

 日本のエンジニアの今後について、経験と考えを交えて連載を書いています。今回は第3回目です。企業・社会が求めるという視点ではなく、エンジニアという職業において理想像を触れたいと思います。

そもそも、なぜ働くの?

 私は、それぞれが自分なりのこの質問の答えを持つべきだと考えています。「遊ぶため」「お金のため」「生活するため」「人生を豊かにするため」など答えはいろいろだと思います。

 1960年代の米国の心理学者で「マズロー」という人が、『欲求5段階説』を唱えています。人間の欲望を階層別に表したもので、「生理的欲求」から「自己実現欲求」の5段階で定義化しています。人間は、満たされるとさらに上の階層の欲求を満たしたくなるのです。

 ちなみに、働くことが経済的安定である場合、2段階目の「安全欲求」に当たります。個人的には、各欲求の大小は、グラスの大きさのように人それぞれな気がしています。例えば、年収300万円でも満たされている方は、次の「社会的欲求」(集団に属したい、仲間がほしいなど)に来ているはずです。

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(引用:Wikipedia

エンジニアってどんな人?

 自らのエンジニア経験から、私は以下の2つに常に関心・欲求がある方がエンジニアの定義だと感じています。

  • 最新の技術
  • 速いマシン(コンパイルが速いPC など)

 逆に、それ以外は「エンジニア」ではないとも考えています。

 恐らく誰もが書籍やPCに自らのお金を投じ、手に入れていると思います。これは、個々の行なっている業務内容にかかわらず「興味」が原動力になっていると思っています。

会社に所属・就職する意味

 上場家電メーカーが次々とリストラを行い、M&A化が加速するなどエンジニアにとっての就労環境は厳しさを増しています。一方で、SNS系サービスプロバイダは、事業拡大と人材不足で目覚しいスピードで進化を遂げています。

 エンジニアが企業に所属し給料を得るのはなぜでしょうか? 私はその理由の1つに「仕事を取れない(興味がない)」ことがあると思っています。企業では、一般的に営業部署が仕事を取ってきて、エンジニアが開発を行います。仮に、自分自身の仕事が取れれば、所属企業に自分の時間を提供する必要がなくなるため、より自由に行動できます。

「ツナガル」先にあるもの

 SNSがネットインフラとなってから、個人が発信源となり、さまざまな人とつながれるようになりました。と同時に、グループ・サークルが存在し、個が容易に集団を形成するようになり、盛んに活動できるようになりました。

 ところが、最近の周りに「SNS面倒くさい、疲れた」的な方が多く出てきています。1つの国家よりも多いユーザーを抱えるといわれるFacebookでさえ、マネタイズが難しくカジノを始めたように(※)SNSの実アクティブ数とユーザー数との乖離(かいり)が始まってきているように感じます。

 5大欲求の「社会的欲求」での「所属」は、会社だけを意味しているわけではありません。今や、コミュニティやSNSのグループでも「所属」は可能です。SNS内での距離感の取り方や単にツールとして使いこなして、情報を発信しつながることを「楽しい」「面白い」と思えている人は、今後のエンジニアにとっても必要なスキルだと思います。

※参考:FBがカジノを開始

http://www.onlinecasinofan.com/Facebook_olinegambleapp-10Aug12.php

最後に

 私が考える「働く理由」は、「楽しみたい」からです。よくある「遊ぶために、働く」的な考えは、「楽しい遊びのためにつらいけど働く」ような印象を受けます。私は、むしろ「楽しく働く」ことを意識しています。(※楽(らく)な労働という意味ではありません。)『速いPCを使って、最新技術の書籍・勉強会でみんなとツナガリ、楽しんで働けるエンジニア』が、「いいエンジニア」だと考えています。

 また、5大欲求の第5階層「自己実現欲求」をコミュニティでの「貢献」という形で自分の満足(リターン)につなげられたら、次世代エンジニア像として新しいツナガリを生み、「楽しんで」社会を変えられる「いいエンジニア」になると思っています。

私にとっての「勉強会」

2012/09/03 12:43:43

 リーディング・エッジ社の山田です。

 今回、私は「私にとっての勉強会」をテーマにお話をさせていただきます。

 私は昨年の春ごろから、このIT業界で働いています。社会経験が浅かった私にとって、勉強会は多くのことを学び、また多くの方々との交流を通してさまざまな経験ができる貴重な場となりました。仕事を始めてから1年半は、私自身の成長に必要不可欠だったと思っています。そのため、今回は「勉強会」をコラムのテーマにしました。この業界では当たり前のことも含まれてしまうかもしれませんが、お付き合いください。

■勉強会とは?

 「今さら?」と思う方もいるかもしれませんが、まず「勉強会」にはどういった種類があるのか軽く説明しておきます。

  • セミナータイプ
  •  「発表者がプレゼンテーションを行い、それを参加者が聞く」というタイプです。

     昨今では、開催側があらかじめ講演を依頼していた講演者の方による講演と、希望者によるライトニングトーク(LT)の2つでセッションが構成されていることが多いです。中には希望者のライトニングトークのみを数時間行うものもあったりします。

     基本的に講演を聴きながらの座りっぱなしなので、眠くなってしまうこともたまにあります。そういうときはペンを持ってメモを取りながら(Evernote等でも当然OK)聞くのがいいかもしれません。

  • ワークショップ
  •  別名ハンズオンとも呼ばれます。

     「講師の方に教わりながら、参加者同士で協力してモノを作る」というのが基本的なコンセプトです。前述のセミナーと異なるところは「自分で手を動かしてモノを作る」という点です。

     分からないことがあっても講師の方に聞けるので、勉強会への参加に抵抗があるという方にもオススメです。ここで同じ技術に興味を持った仲間に出会えれば、以後のモチベーションUPにも繋がります。

  • ハッカソン
  •  ローマ字で書くと「Hackathon」。これは「Hack(ハック)」と「Marathon(マラソン)」を組み合わた造語で、2000年ころからアメリカで使われ始めたといわれています。

     やることは基本的にワークショップと同じ「モノ作り」です。参加者1人1人、または数人のチームに分かれて、1日という時間制限の中で作業を行い、最後に発表をするという流れです。

     ワークショップと違うところは

    1. 講師がいないことがほとんど。
    2. 競争の要素が含まれている。

    の2点が大きいかと思います。

     講師の方に教わりながら作業するという形式ではないので、参加の敷居が若干高いイメージを持っている方も多いかもしれません(実際、私自身がそうでした)。 ですが、ここで勇気を出して挑戦するのも一興ではないかと個人的には思います。

     競争の要素があるのは確かですが、「周りと競争する」ということは決して悪いことではありません。すべての人がそうではないかもしれませんが、私は競争があった方が適度な緊張感や刺激が得られて良いと思います。

     別に上位に入れなかったからといって、罰ゲームのようなペナルティがあるわけでもないですから、めいっぱい楽しんだ方が得です。 分からないことは周りの方に聞けば教えてもらえるかもしれませんし、同じチームに高い技術力を持った人がいればその人からいろいろ習える機会もあるかもしれません。

     頑張って頭を使い、手を動かせば、それだけの知識と経験が身につくので、二の足を踏んでいる方はぜひ参加をオススメいたします。

     余談ですが、ハッカソンには「賞金」や「景品」が設定されている場合もあります。

     私は賞金が出るハッカソンに参加したことはないですが、先日の『Google I/O 2012』の直後に米国でそういったハッカソンが開催されたという話は耳にしたことがあります。

    勉強会の種類を片っ端から説明していくと、かなりの長さになってしまうので今回の説明はこのあたりでやめておきます。ここからが今回のコラムの本題です。

    ■勉強会に参加する意味とは?

     前述で勉強会について軽く説明させていただきましたが、そもそも勉強会に参加することの意味とは何でしょうか。

     仕事で必要なことを勉強しなければいけないからでしょうか? 個人的にその分野に興味を持っていて勉強したいからでしょうか? それとも、なんとなくでしょうか? まあ、人それぞれ理由はあると思います。

     私も、もちろん勉強のために参加しています。ですが、それと同じくらい大事だなと思っているのが、他の参加者の方と話をして交流を持つことだと思っています。

     「勉強する」と一言でいっても、ペンを持ち、本を持って机に向かうだけが「勉強」ではない、と私は考えます。Webの学習ページや本を読むだけではなかなか得難い知識や経験があるのも事実です。そうなると、やはり自分の身の周り以外の人々と交流を持ち、環境に触れることも大事になってくるのではないでしょうか。

     ちなみに私が初めて勉強会というものに参加したのが去年の4月頃でした。それ以降の1年間、積極的に勉強会に参加し、参加者の方々と交流を持つことで多くの知識を吸収し、さまざまな経験をさせてもらいました。今の会社に入ろうと考えたのも、勉強会でこの会社の存在を知ったことがきっかけだったりします。

    ■私が勉強会に参加する際に心がけていること

     ここまで長々と勉強会について語ってきました。最後に、私自身が勉強会に参加するにあたって心がけていることをお話させていただきます。

     主に私が心がけていることは2つ。それは「復習」と「勘違い」です。それぞれについて、以下に説明します。


  • 復習

  •  今さらいうことでもない気がしますが、勉強する上で「復習」は基本中の基本です。私は「予習」よりも「復習」にウエイトを置いています。

     ここで皆さん、自分が学生であったころのことを少し思い返してみてください。

     学校の授業で先生の説明をちゃんと聞いて、自分の中では分かっているつもりでいた。しかし、いざ試験に望んでみると大した点数が取れない。「わかったつもりになっていて、実は分かっていなかった」というやつです。

     いかがでしょうか?見に覚えのある方が意外と多いのではないかと思います。

     要するに何が言いたいのかというと「人の話をただ聞いただけでは、聞いた内容はなかなか頭に定着しない」ということです。 自分で手を動かして、聞いた内容を反芻することで自分の記憶に定着していき、自分のモノにしていけるのだと私は考えています。

     人間である以上、ものごとを徐々に忘れていくのは仕方のないことです。ですが、わざわざ勉強会に参加して学んで来た内容を1週間後にはほとんど忘れてしまった、というのではあまりにもったいないです。

     せっかくの自分の時間を割いて勉強会に参加するのです。どうせなら、学んだ内容をできる限り自分のモノにすることを心がけた方がお得だと私は考えます。


  • 勘違い

  •  いきなり「勘違い」と言われても意味が分からないと思うので説明します。

     知っている方もいらっしゃるかとは思いますが、勉強会の後には懇親会が設けられていることが多いです。そこは参加者の交流の場です。セミナー形式の勉強会でしたら、登壇された講演者の方々と交流できる貴重な機会となることもあるでしょう。

     登壇者の方々ならもちろんのこと、参加者の中にも1分野に長けた方々が多くいらっしゃいます。少し嫌な話をしますが、そういった方々と交流を持っている、もしくは知り合いであるというだけで「自分は能力のある人間なんだ」と勘違いしてしまう人が少なくないということです。

     先程、私が言った「勘違い」とはそういう意味です。

     その「勘違い」はハリボテの自信となり、やがて驕りに繋がります。「驕りを持つ」ということは「謙虚さをなくす」ということであり、物事を学んでいく上でこれ以上ないマイナス要素となりえます。

     自らのつまらないプライドに邪魔され、「自分が分からないことを他人に聞く」という単純なことさえできなくなってしまうかもしれません。 本人が気付かない内に、その人の進歩はそこで止まってしまう。考えただけでも笑えない話です。

     私がここで言いたいことは「謙虚さを忘れてはいけない」ということです。簡単なことのようでいて、実はなかなか難しいことだと私自身も分かってはいるのですが、これはすべての基本だと私は考えています。


    ■まとめ

     ここまで私自身の勉強会について思うことをつらつらとお話してきましたが、結局私が言いたいことは「もっと勉強しよう」ということです。

     別に強制するつもりは毛頭ありません。「勉強は気が進まない」という気持ちも大変よく分かります。このコラムを書いている私自身、正直言って勉強はあまり好きではないです。ですが、勉強をサボって後で苦労するのも自分だということも分かっています。

     どうせ勉強しなきゃいけないなら、勉強会に顔を出して、同じ分野を学ぶ仲間やライバルを作った方が勉強にもハリが生まれていいのではないかと私は思います。

     このコラムが「自分も勉強会に参加してみようかな?」と思っている方の参考になれば幸いです。

    ホスピタリティは地球を救う!!

    2012/08/23 12:26:06

     リーディング・エッジ社の嶺です。受託チームに所属しながら、常駐でJava開発に携わっています。

     IT業界に携わって10年ぐらいになりますが、いまだに、常駐など関係なく、会社の対人関係で悩まされることが多いです。

     例えば、同じプロジェクトの方とささいな会話をしている中で、そっけない反応をされることが多々ありました。

     特に作業が忙しいとか、会話ができない状況ではないのに。

     このような関係をどのように改善していけばいいのか、いろいろ模索していました。そんな折、ふとしたきっかけでタイトルとなっている言葉を耳にしたのです。

    ■ホスピタリティとは?

     題名にもある「ホスピタリティ」の意味は「究極のおもてなし」です。「ホスピタリティ」は特にサービス業でよく使われています。

     行動などでの表現「マナー」に「相手を思いやる気持ち」を付加したものが「ホスピタリティ」となります。相手側が心地良く感じることで、信頼や信用、安心感が生まれます。

    ■サービスとホスピタリティの違い

     サービスの語源は、ラテン語のServus(奴隷)です。一方で、ホスピタリティの語源は、ラテン語のHospics(宿泊所)です。

     それが英語のHospital(病院)Hotel(宿泊施設)Host(男性の接待役)Hostess(女性の接待役)といろいろな言葉に発展しました。簡単に言えば、サービスはタテの関係、ホスピタリティはヨコの関係になります。

    ■どうして地球を救うのか?

     ここからは私の個人的な考えになりますが、ホスピタリティとは、利他主義的な観点なのだと思います。利他主義であるがゆえに、他人に危害を及ばせようとせず、ともに幸せになろうと考えて、行動するからです。

     これが利己主義的な観点だと、「自分だけなら、やっても大丈夫」などと思いながら行動するため、環境汚染や自然破壊の一要因になるのではないでしょうか。

     要するに「塵も積もれば山となる」状態です。些細なことの積み重ねで大規模なことに発展するという事です。

     規模が大きくになればなるほど、良い方向に進めば地球を救えるのだと思います。

    ■結論

     「地球を救う」と規模が大きくなってしまいましたが、私の上司が昔「IT業界はサービス業に近いものがある」と言っていたことを思い出しました。

     プログラムを提供するのは「サービス」の観点ですが、それだけではなく、対人関係においては「ホスピタリティ」が望ましい、ということを上司は伝えたかったのかもしれません。

     前述したような、そっけない反応をなぜされたのかを考えた時に、まず、相手に対して、自分がどのように接しているかを見直してみました。そして、自分から相手に対して思いやりを持ち接することで、その関係を改善させることができたのです。

     ぜひ、皆さんも人と接する際には「ホスピタリティ」を気にかけてみてください。

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    哀T戦士
    インフラ系・開発系と担当している仕事はそれぞれだけど、Linuxをこよなく愛するリーディング・エッジ社のエンジニアたち。

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