Windows Developer Days 2012 レポ―踊るクラウディア、躍るMetroUIー

・1日目レポ:Windows Developer Days 2012 レポ―Metro UIのテクノロジがすごすぎる

 こんにちは。私はリーディング・エッジ社に勤務している山本昭弘です。今日はWindows Developer Days 2012の2日目のレポを開始します。

■オープニングもいい!

 オープニングは「昨日と同じかな?」と思って見ていたのですが、これも予想を大きく裏切ってくれました。マイクロソフトのイメージキャラであるクラウディアのボーカロイドが始まる! クラウディアが踊る! 歌う! 「ナニコレ! すごい! 」としか表現ができない! 「でもまぁ、ニコ動でよく見るけどね」と心を落ち着かせて見ていました。この後のプレゼンの内容で、このクラウディアがまた出てくるとは、この時は予想していませんでした。

■VOCALOID

 もうほとんどの人が知っていますが、ヤマハが開発した音声合成技術です。初音ミクで採用されたことから大ブレイクしています。これと、Metro等を利用してのライブ開発(?)が始まりました。男性の声が女性アイドルの声に変換されたり、Kinectを使い、カメラ前で踊ると、画面のクラウディアも踊る。そしてそれを融合し、ニコ動へアップするまでやってくれました。1週間ほどで作成したそうです。私はVOCALOIDの作品はニコ動でいくつも見ているのですが、これは驚きの連続でした。「テクノロジってすごい! 」と思わずにはいられませんでした。

 (その後にニコニコ動画を検索したのですが、それらしい動画は見つからず、終了後に消したのか、「実はアップしてなかったのかな? 」と、まるで狐につままれたようでした)

■Metroによるアプリ開発

 新しいアプリを、今までの開発スキルを生かして作ることができ、かつ、UIを統一化できるため、他のアプリでもユーザーはスムーズに使えると言うのはAndroidでもiPhoneでも同じですね。他のアプリ間であっても、データをやり取りできます。でも、Androidのアプリ開発をしていると、ここでどうしてもセキュリティが気になりますよね。気がついたら踏台にされてたりとかはどうなのでしょうか? そこは、マイクロソフトが提供するWindowsStoreが管理してくれるそうです。開発が長くても1カ月ぐらいでできることを強調してましたが、それは発注する側はいいかもしれませんが、開発する側にとっては「ちょっと勘弁してよ〜!」と涙目になったのは私だけはないと思います。

■ワイド画面の活用

 1日目でもやっていたのですが、スナップと言う技術が素晴らしいです。AndroidやiPhone/iPadアプリは全画面アプリです。Metroは75%と25%の2画面を同時に見ることができます。「これは良く考えた! 」そして、「欲しかった! 」と思いました。iPadやAndroidタブレットが出たとき、これができなかったのかなぁ? と思わずにはいられませんでした。アイデア的にはマイクロソフトだけが思いつくものとは思えません。ハードウエアスペックはほとんど同じなので、できないのは処理効率の問題なのでしょうか? でも、2画面表示できるAndroidは1画面ずつ別のアプリが起動できますし……と次のiOSやAndroidOSでは採用されないかなぁと考えが膨らみ、楽しくもなります。

■VisualStadioによるデバッグ

 これを見た瞬間「欲しい! 」と驚いたエンジニアは多かったんじゃないでしょうか。アプリを起動中、スクリーンショットを撮ると、画像ファイルではなく、画像レイア、テクスチャまでの情報が取れます。これには度肝を抜かれました。WindowsPhone開発のエンジニアに聞いたところ、現在のVisualStadioでもその機能はあるとのことでした。私はEclipseとADTでの開発が主でしたので、かなり驚きました。

 後に検索したところ、詳細のURLはこちらです。

■まとめ

 Developer daysはマイクロソフトだけではなく、さまざまな企業が行っています。このようなイベントが存在するのは、いくらいいものを作ったところで使ってもらえる人がいなければソフトウェア、ハードウェアが何も生まれてこないからです。いくらマイクロソフト、Google、Appleのみが頑張ってもイノベーションは起こりません。Webサイトやマスメディアを集めて「こんなの作ったんだよ」と発表しても、いつも技術者は日々の業務に追われているので、興味があってもそこで終わりです。「行ってみようかな? 」と思わせる魅力のあるセッションが必要になります。そして、行ってみて「これは楽しい! 」と感じる時が、イノベーションがはじまる時、世界が変わるはじめの一歩なのではないかと思います。

 Windows Developer Days に参加して良かったです。

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コラムニスト プロフィール

哀T戦士
インフラ系・開発系と担当している仕事はそれぞれだけど、Linuxをこよなく愛するリーディング・エッジ社のエンジニアたち。

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