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TOEIC SWテストへの道(1):「英語力UPの方法を聞いてきた」

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 以前の連載でも書いた、「TOEIC Speaking & Writing Tests」(以下、TOEIC SWテスト)、皆様ご存知でしょうか。

 先日、SWテストについての公式説明会に行ってきました。

■客席は満杯

 会場は300~400人ほどのキャパシティだったと思いますが、満員になりました。僕が会場に着いた開始20分前には既に前半分の席が埋まっていました。客層のほとんどは、通常のTOEICが600点以上の方ばかり。やはり、「TOEICで高得点を取れているけど、英語が話せない」と悩み、このテストで活路を見出そうという方が多いようでした。

■説明会と講演会

 説明会として行われた内容は、SWテストの内容、ならびに受験状況、企業や学校での採用状況のデータを説明してもらえたのが第一部。続いて第二部は講演会として、千田潤一先生という、テレビにも出演されている方によるスピーキング力とライティング力アップのための勉強法をテーマに講演が行われました。ジョークも交えつつの講演で、大変楽しく、かつ、ためになる講演でした。今回は、その一部をご紹介したいと思います。

■スピーキング力アップの方法

 英語に限った話ではないのかもしれませんが、人は聞き取れた言葉は話すことができます。言い方を変えれば、何を言ったのかが聞き取れていない言葉は話すことができません。そのため、スピーキング力アップのためには、まず「聞く」こと。そして「真似る」ことだそうです。教科書のCDでもニュースでも洋楽でもいいので、とにかく聞いて、自分の口でそれを真似る発音の練習をすると良いそうです。何度も何度も。

 講演会では、とある洋楽から5語分だけを抜き出したものを流し、「何と歌っているか」を当てるゲームをしました。最初はさっぱりわからなかったのに、答えを教えてもらい、その言葉を何度も自分の口で発音してからもう一度聞いたら、はっきりとその5つの単語が聞こえました。確かに、口に出して言える単語でないと聞き取れないものだと実感しました。

■ライティング力アップの方法

 これもスピーキングと同じです。何て書いてあるのかが読めない言葉は書くことができません。そのため、ライティング力アップのためには、まず「読む」こと。そして「真似る(模写する)」ことだそうです。読む教材は、最初の段階では「中高の教科書のガイド本」が凄く良い教材で、他には対訳本など基本的には何でもいいようですが、今の自分のリーディングレベルより一段階下の教材が適しています。というのも、読むときは「速読」の練習をしてほしいためで。通常のTOEICのためにも、1分間に150語以上で読めることが目標です。速く読めるようになれれば、それだけ速い喋りスピードの英語を聞き取れますし、聞き取れるということは話せるようになる、ということです(逆にリスニング教材は、今の自分のリスニングスキルより一段階上のものを聞く方が良いそうです)。

 そして「模写」。急に言われた日本語を自分で英訳するのが難しいのは当然。だからこそ、教科書等の英文をノートに何度も書き写して、刷り込みのように英文を覚えてしまいましょう、というものです。書き写しの際は、音読しながら書き写すと、それがスピーキング力の向上にも繋がって一層効果的だとのこと。

■英語はコミュニケーションが大事だから……

 スピーキングやライティングの学習で特に大事なのが、「話せる(書ける)ようになった内容を誰に伝えたいか」、そういう人がひとりでもいるか、ということです。残念ながら僕はいませんでしたが、学んだことを「あの人に実践してみたい!」と思える人がいれば、英語学習のモチベーションアップにも繋がります。

 また、SWテスト自体、本当か嘘かわかりませんが、発音や文法・語法に若干のミスがあっても最高ランクの評価は貰えるらしいです。発音・文法等も採点の項目にありますが、伝えたい内容が相手にちゃんと伝わるかというのがSWテストの一番大きな採点基準であるようです。言っている(書いている)ことの論理的な構成が一貫している、とか。程度の問題はありますが、スピーキングとライティングでは、そこまで厳密に発音や文法・語法といったものを気にする必要はないようです。間違いをしたことで学ぶこともありますし、言いたい事が相手に伝わることが大事なので。コミュニケーションですから。

☆★☆

 さて、説明会・講演会を受講して、決めました。ちょうど通常のTOEICを受験してから半年後の2010年8月1日にTOEIC SWテストを受験することにしました。今後も連載として、SWテストの情報をお届けしていきたいと思っています。具体的には、今回書けなかった内容(テストの主な内容)や、僕個人で行ってみた対策についてご紹介していきたいと考えております。

 ところで、通常のTOEICの点数から予想されるSWテストの点数表がありまして、それを見ると、TOEIC570点だった僕は「スピーキング:120点、ライティング:110点」が予想スコアであるようです(SWテストはそれぞれ、200点満点)。今の自分のスキルから考えたら結構高いです……。でも、RLSWの4つのレーダーが綺麗な四角形になることが理想だと思うので、この点数を目標に受験まで頑張っていきたいと思います。

Comment(3)

コメント

まだ若い人

おはようございます。

TOEIC受けた時にTOEIC SWテストのパンフレットを
配られました。
自分の意図を相手に伝えるのがやりたいことなのだから、
テストの方向性は自分に合っていると思います。

ところで、同じ話を体験したような気がするので、
千田潤一先生について調べてみました。
…今やっている教材の会社の取締役でした(笑)。

その方の話は私も聞いて、おおー!すごい!と思いました。
今も日々こつこつとやっています。
英語はトレーニング!を肝に銘じてやっています。

あずK

まだ若い人さん>
コメントありがとうございます。

いくらTOEICで高得点を取れて自信がついたとしても、
喋れないものは喋れないんですよね。
その「英語で喋ること」をテストしてくれるので、凄く良いテストだと思います。

> …今やっている教材の会社の取締役でした(笑)。

不勉強なもので千田先生のことは、今回の講演会で知りました。
ユーモアある講演の中でも、かなり有益な情報を頂けて、
本当に凄い方なんだなと感じました。
なんだか、千田先生の教材が気になってきました(笑)。

8月頭のテストまで、自分のペースで英語のトレーニングをしていきたいです。

英文科の学生


僕も、この間、SWの試験を受けてきました。なかなかいい感じにボロボロにされました笑。スピーキングはテンパることテンパること、そしてライティングも、「時間が無い!」と焦ること焦ること…苦笑 目標は、Sが140、Wが150なんてなことを抜かしていましたが、実際はどうなんだか…って感じです。

以上、通りすがりの学生の感想(?)でした笑!!

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