初めまして！ 高橋和平です
初めまして！
高橋和平と申します。現在、ITコーチングのコーチをしています。ITコーチングというのは、ITエンジニア向けのコーチングのことを指します。
わたしは、ITエンジニアの経験は長く30年ほど経験しました。つい最近まで、ITエンジニアでした。現在は、ITコーディネータという資格を取り、ITコンサルタント的な仕事も兼業しています。
2005年7月に独立開業しましたが、長いITエンジニアとしての経験の中では、とても楽しかったこと、とてもやりがいのあった仕事を成し遂げたことなど、素晴らしい時期もありました。
反面、とても合わない上司について苦労したこと、出世競争のため足を引っ張る同僚がいたこと、頑張って仕事の成果をあげたのになかなか評価してもらえないなど、苦しい時期もありました。
ITエンジニアではない一般のサラリーマンも同じような苦労があると思いますがITエンジニアならではの苦労も少なからずあったと思います。
「どうしてこんな苦労をしなくてはならないのだろう？ 早く抜け出したい！」ともがいていた時期もありました。
今から思うと原因はわたし側にあったことも多いと思いますが、もっともっとITエンジニアのビジネスの世界に人間尊重のコーチング的なマインド、スキルが浸透していたら、そのような苦労は無かったか、少なかったと思うのです。
わたし自身の長いITエンジニアの経験のなかで、もし、コーチング的なマインド、スキルがその時期にあったとしたら、どうわたし自身が対処していたか、もしくは周りの状況が変わっていたか、考えてみるのも面白いと思います。
そして、その中から、ITコーチングのあるべき方向性も見えてくると思います。
一方、わたし自身の経験からだけではなく、一般のITエンジニアの特性からも、ITコーチングを考えていかないといけないと思うのです。
一般にITエンジニアは仕事がきつい、コミュニケーションが苦手、うつ病などのメンタルヘルスの問題をかかえやすいと言われています。その他の問題も様々、あると思いますが、そのような問題についてITコーチングはどのように機能するのか考えていきたいと思います。
次回からは、以上のような自分のITエンジニアとしての経験と、一般のITエンジニアの特性の両面から、ITコーチングはどうあるべきか、どう機能するのかなどを具体的な事例も取り入れながら、語っていきたいと思います。
そして、このコラムを読んだ人がご自分の立場、状況に生かせるような具体的なITコーチングのスキルもその中で紹介したいと思います。
それでは、次回をお楽しみに！