ある日の些細な出来事

ライフハック

» 2010/03/08

　こんにちは、ドンクーと申します。今回で2回目です、よろしくお願いします。

　ある日の些細な出来事を考えてみました。

　わたしはあるIT系の資格を取るためにスクールに通っています。IT系の資格なので特別にスクールに通わなくても良かったかもしれませんが、仕事の忙しさを理由に結局取らないで済ましてしまうかもしれないと考え、思い切って通い始めました。通い始めて早2カ月ちょっと。

　つい最近、驚いたことがありました。

　そこのスクールはけっこう親切で、受付を済ませると、席まで案内してくれます（他のITスクールもそうかもしれませんが）。そして、席のパソコンの画面に受けているコースの内容を表示するまでをしてくれます（少しサービスし過ぎかもしれませんが）。

　ある日、そこのスタッフの方の言動に驚いてしまいました。

　そのスタッフの方の場合も、いつもと同様に席まで案内をしてくれました。しかしそこで終わりでした。「あれ、いつもはパソコンの画面の表示までしてくれるのに、なぜ今日は？」と思いました。

　まあ、画面に表示するだけだから別に大変で難しいことではないと思って勉強の準備をしましたが、案の定（！？）いつもの画面が見つけられませんでした（クリックする場所が隠されていたため）。そこで、さっきのスタッフの方に尋ねたら、普通に対応してくれることになりましたが、その際にあっと驚く一言がありました。

　「何のコースやってるの！？」。その時にわたしは一瞬止まりました（本当にびっくり）。

　けっこう顔なじみのスタッフの方ならば、フランクに問いかけていると言うことで別に気にもしなかったと思いますが、この方とは初対面（わたし的には）だったのに「タメ口」は驚きでした。

　わたしは、このスタッフの方に「タメ口」を聞かれたことに驚いているのではありません。ITスクールもサービス業だとしたら、お客様に対する話し方や対応の仕方があまりにも雑で、「お客さんをお客さんとして見ていない」のでないかとさえ思えたからです。

　わたしは人材サービスの会社に所属しているため、同様にサービス業の1社だと思っています。当然、取引先は大事なお客さまです、取引先の方に「タメ口」を使うことはあり得ません（どんなに方でも）。当然、社内では話し方や客先対応に関しては厳しく指導徹底されていますので、このようなことはありえませんが、また社員同士でも注意や指摘をしあったりしていますので自分たちでも気を付けるようにしています。

　しかし、今回のITスクールの方の場合は、たまたまその人がミスをしてしまったのかもしれません、また誰かと勘違いをしたのかもしれません。しかし、その人が今回のようなミスをすれば他の方も同じようなミスをしているのではないか、全体的にお客さま対応に関して注意や対応が甘い会社ではないかとさせ思えてしまいます。少し大袈裟かもしれませんが。

　サービス業は、そんな小さなミスから大きな代償を払うはめに陥ることがあります。「すべてはお客さまのために」という思いをしっかりと理解し、どんな時もミスを犯さないように日々の努力が必要になってくると思います。それができる人がサービス業の中でのある種のプロであり、そんなプロの集まりだからこそサービス業と成り立つのだと思います。

　ある人にとっては些細なことなのかもしれませんが、その些細なことができなくては、お客さまの満足は得られないのではないかと思った1件でした。 以上。